100均のペンキはDIY好きにピッタリ!
ホームセンターでペンキを買うと、200mlで800~1500円さらに量が多いと3000円前後です。
ペンキは1缶買って余ることがよくあり、長く保存しても結局使わず無駄になります。
100均のペンキは80mlでコンパクトのため使い切ることができ、手頃な価格が人気です。
ホームセンターの商品と比べて100均のペンキは使用感に違いはなく満足いくものが購入できます。
100均のペンキの水性は水で薄めることができ、匂いが少ないのが特徴です。
100均のペンキで油性のものはスプレー缶タイプを選ぶと手が汚れず、刷毛跡がつきません。
魅力の100均のペンキではありますが、ホームセンターのメーカー品に比べると乾燥時間は若干長くかかります。
それさえ踏まえておけば納得して使えます。
100均のペンキはカラーが豊富
100均のペンキはカラーバリエーションが豊富で定番カラー、パステルカラー、蛍光色、メタリックカラーなどが揃っています。
仕上がりはマットタイプ、艶ありタイプと好みに応じて質感が選べますよ。
また、仕上げの雰囲気を変えられるペンキがあり、アンティーク加工、漆喰、珪藻土にすることが可能です。
木目を生かして薄っすらと表面に艶を与えるニスタイプもあります。
他にも流行りの黒板加工ができる塗料があり、黒板の色のバリエーションもあります。
100均のペンキはお手軽で便利ですが、色見本が用意されていないことが残念です。
パッケージに付いている印刷の色と中身が微妙に違うのでその点は注意が必要です。
100均ペンキが使える素材とは
100均ペンキの水性タイプは木工、段ボール、コルクボード、ガラス、プラスチックに塗装が出来ます。
100均ペンキの油性タイプは木工、プラスチック、鉄に塗装が可能です。
油性タイプは金属に直接塗ってもくっつきが良いですが、表面がサビついて剥がれるような場合は金属ブラシで軽く落としてから塗るといいでしょう。
100均の黒板ペイントは塗装可能な素材が幅広く、室内壁、石膏ボード、モルタル、コンクリート、ビニールクロス、アクリル、ガラス、金属、布、木工に使えます。
100均ダイソーのおすすめペンキ
ダイソーのおすすめペンキ①:ナチュラルミルクペイントシリーズ
ナチュラルミルクペイントはマットな仕上がりの水性で乾きが早いのが特徴です。
ペンキ特有のキツイにおいが少なく、水で簡単に溶かせて扱いやすいです。
カラーはブラック、アースホワイト、ナチュラルベージュ、スモーキーピンク、スモーキーブルー、スモーキーグリーン、スモーキーレッド、モカチャ、ダークグリーンの全9色があります。
他に、ナチュラルミルクペイントシリーズにはペンキでありながら、仕上げのように使えるアンティークメディウム、クラッキングメディウム、漆喰、珪藻土の4種類があります。
ダイソーのおすすめペンキ②:アクリルスプレー
水性ばかりの100均ペンキの中でアクリルスプレーは貴重な油性ペンキです。
ダイソーのアクリルスプレーはカラーバリエーションが実に豊富に揃っています。
普通のカラー以外に、蛍光カラーからメタリックカラーまであり質感はマットタイプや艶タイプが選べてどんなシチュエーションにも対応できますよ。
100円で買えるものは次の通りです。
【蛍光カラー】ピンク、オレンジ、レッド、イエロー、グリーン
【マットカラー】ブラック、アイボリー、ライトブラウン、ブラウン、チョコレート、イエロー、グリーン、グレー、スカイブルー
【メタリックカラー】シルバー、ゴールド
中でも100円で買えるシルバーはクオリティーが高くオシャレな感じに仕上げられます。
他に200円しますが艶のある輝きスプレーという商品はゴールドとシルバーがあります。
倍の値段だけあってかなりギラギラの仕上がりになります。
油性なので木工、プラスチック、鉄に塗装が可能で、金属に直に塗ってもくっつきが良いです
スプレーは刷毛がいらないのでムラ無くきれいに仕上がり、プラモデルや細かいパーツを塗るのに手が汚れずラクに濡れます。
アクリルスプレーはシンナー臭いので換気良い環境で塗装するようにしてください。
出来るだけ屋外で作業することをおススメします。
ダイソーのおすすめペンキ③:黒板ペイント
ダイソーの黒板ペイントは刷毛で簡単に塗れて乾燥すると黒板のようにチョークで書き込みができる人気の商品です。
ダイソーの黒板ペイントは室内壁、石膏ボード、モルタル、コンクリート、木工、ビニールクロス、アクリル、ガラス、金属、ダンボール、布などのあらゆる場所に塗装ができます。
水性のペンキで、容量は60ml、カラーはポップなブルーと明るいグリーン、ブラックの全3色です。
インテリアの雰囲気に合わせてお好きな色を選べ、部屋のポイントに使えますよ。
壁以外にもガラスの小物に塗ると入っている物をチョークで書き込みができ、便利な小物収納になります。
また、古くなったコルクボードのDIYにも役立ちますよ。
100均セリアのおすすめペンキ
セリアのおすすめペンキ①:水性ペンキ・ウォーターペイント
セリアの水性ペンキ・ウォーターペイントはパステル調の色合いが可愛いと評判です。
可愛いといってもスモーキーな色味で落ち着いた雰囲気になります。
マットな仕上がりでムラになりやすいため、丁寧に2度塗りするといいでしょう。
カラーバリエーションはブラック、ダークグリーン、スモーキーグリーン、スモーキーブルー、
スモーキーピンク、スモーキーレッド、スモーキーオレンジ、ナチュラルベージュ、アースホワイト、クリームの全10色あります。
アースホワイトは若干黄色味があるホワイトで、クリームは少し赤みが入っていて、2つには若干の違いがあります。
セリアのおすすめペンキ②:アクリルカラー
セリアのアクリルカラーは絵具のようにチューブに入って売られています。
カラーはブラック、ホワイト、シルバー、ブルー、レッド、イエロー、イエローオーカー、ローアンバー、アクアグリーン、コーラルレッド、クリームイエロー、フレンチグレーの全12色です。
チューブからパレットに出して筆で塗る使い方で細かい色付けするのに適しています。
発色が良く艶があるので、アクセントカラーとして既にペンキで塗った上に柄を描く使い方が出来ます。
また、イエローオーカーとローアンバーの2色を使って、スポンジでカスレ塗りを施すと、アンティーク調にすることができます。
セリアのアクリル絵具は水で簡単に溶くことができ扱いやすいです。
水性で早く乾くので重ね塗りがしやすく、乾くと耐水性になるのが特徴です。
セリアのおすすめペンキ③:ぬるだけで黒板になるペイント
セリアのぬるだけで黒板になるペイントは15mlの容器に入って販売されています。
ダイソーと同じようにありとあらゆる場所に塗装が出来ます。
セリアの容器は先が尖っていて少しの量が出しやすくなっています。
木材・段ボール・植木鉢・ガラス・金属などに筆や刷毛で塗るといいでしょう。
カラーはブラック、グリーンの2色です。
グリーンはダイソーに比べてダークで落ち着いた色味です。
100均キャンドゥのおすすめペンキ
キャンドゥのおすすめペンキ①:ツヤありラッカースプレー
キャンドゥのツヤありラッカースプレーは基本カラーの黒、赤、緑、青など以外にシルバーやゴールドのメタリックカラーがあります。
ダイソーのアクリルスプレーと同じで油性ペンキです。
キャンドゥのスプレータイプはすべて発色の良い艶ありです。
換気の良いところで作業するようお願いします。
キャンドゥのおすすめペンキ②:つやありカラーペイント
キャンドゥのつやありカラーペイントは油性の塗料です。
油性で艶有りなので発色がよく屋内外 木部・鉄部などに使えます。
70mlの缶入りでフチ付きなので刷毛を缶にそのまま入れて使うことができます。
カラーはホワイト、ブラック、ブラウン、レッド、イエロー、ブルー、グリーンの7色です。
キャンドゥのおすすめペンキ③:黒板ペイント
ダイソーやセリアのようにキャンドゥにも黒板ペイントがあります。
100均のキャンドゥの黒板ペイントは、セリアと同じように先が細くなっている容器に入っています。
カラーは黒、15mlで木材、金属、ガラスに塗装ができます。
ナイロン、ゴム、布には塗装できず、ダイソーやセリアと違って、プラスチックの塗装はできません。
15ml1本で塗れる範囲はA4用紙3枚程度です。
100均のペンキを使ったDIY実例
100均のペンキを調べていくとダイソーが1番種類も豊富でDIYに使えるものが充実していました。
次に100均ペンキを使ったDIYに実際どのようなものがあるのか見ていきましょう。
100均ペンキのDIY実例①:カラーボックス
100均のペンキのDIYでどこにでもあるカラーボックスを使ってオシャレな収納が作れます。
扉を作ると立派な家具になりますので、採寸をしっかりしてベニヤ板をホームセンターでカットしてもらいます。
そのまま1枚板の扉が味気ないと思うなら扉にフチ飾りを作るといいですよ。
蝶番と取っ手を用意し、カラーボックスを組み立てる前にスプレーペンキを2度塗りします。
しっかり乾かしてから全てを組み立てます。
DIYでも完成度の高いものが作れます。
100均ペンキのDIY実例②:窓枠
窓枠を100均ペンキでDIYしてみましょう。
爽やかなペールグリーンやオフホワイトにするとオシャレな窓になりませんか。
ガラスや壁に付かないようマスキングをしっかりすればキレイに塗れますよ。
液だれしないように薄くとって重ね塗りしましょう。
100均ペンキのDIY実例③:チェスト
インテリアに合わなくなったチェストやタンスは取っ手も新しいものを付けてDIYします。
チェストやタンスにサンドペーパーをかけてからお好みのダイソー ナチュラルミルクペイントの色を選んで塗装します。
そのあとにダイソーのアンティークメディウムでDIYすればサンドペーパーで荒らした部分に浸み込んでシャビ―シックなインテリアになりますよ。
DIY実例④:キッチン収納扉
生活感のあるキッチン収納扉を100均ペンキでDIYしましょう。
シンクの色に合わせて全体をメタリックシルバーにすると業務用キッチンのようになりますよ。
扉ははずしてから100均ペンキのスプレータイプをかけます。
水廻りなのでキャンドゥツのヤありラッカースプレーが良いですよ。
扉の側面はこすれやすいのでマスキングをして塗装しないようにします。
100均ペンキのDIY実例⑤:写真フレーム
写真フレームや絵の額縁をお好みの色の100均ペンキでDIYします。
額縁はバラバラな柄や色になっていることが多いので統一感のある色でまとめると部屋の雰囲気がガラッと変わりますよ。
ダイソーのマットなメタリックゴールドをデコラティブなフレームに塗装して壁にたくさんかけると、プチプラなのにラグジュアリーなインテリアになりますよ。
100均の仕上げ材にも注目!
仕上げ材というと水性ニスを思い浮かべるかもしれませんが、それだけではありません。
ペンキの上に塗ってテクスチュアを変える仕上げ材がオシャレで注目されています。
ダイソーのナチュラルミルクペイントシリーズに4種類おススメがあります。
- ペンキを塗った後の質感をザラザラにする珪藻土
- ペンキを塗った後の質感をサラサラにする漆喰
- ペンキを塗った後の見た目を古びて見せるアンティークメディウム
- ペンキを塗った後の見た目をひび割れて見せるクラッキングメディウム
珪藻土や漆喰は刷毛で塗ってもいいですが、大きい面積ならコテを使うとより雰囲気が出ます。
チュラルミルクペイントシリーズは仕上げ材もすべて水性なので扱いやすいです。
おすすめの100均DIY本
100均のペンキでDIYするときに塗装の基本を知っていると慣れないペンキ塗りも上手くできます。
ちょっとしたコツをつかんでスムーズに塗装ができるために役立つような塗装の基本がわかる本をご紹介します。
DIYは作業に必要な工具の知識が必要です。
まずは、小さくても存在感のある家具をDIYしてみましょう。
部屋のアクセントになるお洒落な家具を作る本をあわせてご紹介します。
100均のペンキでDIYがもっと楽しく
最初は大掛かりなDIYでなくてもカラボや小物のガラス瓶を100均のペンキで塗装するだけで、自分のインテリアがオシャレになります。
徐々にアンティーク加工や漆喰仕上げなどの使い方に慣れていけば、あこがれのフレンチカントリーや北欧シャビ―シック、クールなブルックリンのインテリアに近づけていくことができますよ。
家にあるインテリアに合わない家具も100均のペンキのDIYでオシャレに出来そうですね。
DIYを楽しみながらオリジナルの作品を増やしていきましょう!