ポケットティッシュケースは少ない布で作れる
ポケットティッシュケースは少ない布で作れるアイテムです。
もちろん、ポケットティッシュケース自体のデザインや作り方によっても異なりますが、作るために必要な布の量は、それほど多くありません。
布を使って布小物をハンドメイドすると、どうしても端切れの布がでますよね。
そんなハンドメイドした際に出た端切れでも作ることができるのが、ポケットティッシュケース。
ハンドメイドをすればするほど出てくる端切れ。
お気に入りの端切れがたくさん集まったら、小さな端切れの布でもそれらを繋ぐパッチワークをすることで、ポケットティッシュケースを作ることもできますよ。
つまり、ポケットティッシュケースを作ることは、ポケットティッシュの見た目をかわいらしくするだけでなく、端切れでも作れることから、お気に入りの布を無駄にすることなく全て活用するということにもつながります。
このように、ポケットティッシュケースを作ることは良いこと尽くしなのです。
これはもうポケットティッシュケースを作らない手はないですね。
ポケットティッシュケース作りに必要な材料
ポケットティッシュケースを作るのに最低限必要な材料は、布、ハサミ、ミシンです。
アイロン、目打ちなどを使用して作ると、ポケットティッシュケースの仕上がりがさらに綺麗になります。
ポケットティッシュケースは、ミシンで作ると短時間で作ることができますが、もちろん針と糸さえあれば、手縫いで作ることもできます。
もし、針と糸を使うことが苦手ならば、手芸用のボンドを使用して作ることも可能です。
布の代わりに他の素材を使って作ることもできるポケットティッシュケース。
布以外の素材を使って作ることもできるので、ポケットティッシュケースのバリエーションも豊富になります。
布の代わりに革を使用する場合は、ミシンを使用するとステッチが効いた素敵な仕上がりになりますが、ハトメを使用すればポケットティッシュケースのアクセントにもなって素敵です。
つまり、ポケットティッシュケースを作る素材によって必要な材料も変わってくるということです。
超簡単なポケットティッシュケースの作り方4選
- ボンドで作るポケットティッシュケース
- フェルトで作るポケットティッシュケース
- マチ付きポケットティッシュケース
- 革のポケットティッシュケース
ボンドで作るポケットティッシュケース
まるで折り紙を折るような感覚で作ることができる「ボンドで作るポケットティッシュケース」。
まずは、お好きな布地をポケットティッシュのサイズに合わせて裁断します。
次に、布の端がほつれないように縫い代部分を折り込み、手芸用のボンドで接着します。
最後に、ポケットティッシュの形に合わせて折りたたみ、ティッシュの取り出し口部分の形を整えてから、両端を手芸用のボンドで接着して完成です。
フェルトで作るポケットティッシュケース
フェルトを使うと端がほつれないように処理をする必要がないため、簡単にポケットティッシュケースを作ることができます。
まずは、お好きな色のフェルトをポケットティッシュのサイズに合わせて裁断します。
次に、取り出し口が真ん中になるように形を整えてから、手芸用のボンドで接着するか、針と糸、またはミシンで縫えば完成です。
マチ付きポケットティッシュケース
冬のシーズンや花粉のシーズンなど、たっぷりとポケットティッシュを持ち歩きたい場合は、マチ付きのポケットティッシュケースがあるととても便利です。
まず、マチの部分のサイズも考えて型紙を準備してから布を裁断し布の端がほつれないように処理をします。
次に、マチ部分が作れるように山折りや谷折りにしながらポケットティッシュケースの形を作ります。
最後に、両端を縫い合わせて表に返せば完成です。
表に返す前に、四隅の角を切り落としておくと、仕上がりが綺麗になります。
革のポケットティッシュケース
上品で大人っぽい雰囲気のポケットティッシュケースには革を使うことがおすすめ。
革を使えばフェルト同様に、端がほつれないように処理をする必要がないので簡単にポケットティッシュケースを作ることができます。
まず、革を二つ折りにした状態でポケットティッシュを間に挟んでサイズを確認して革を裁断します。
次に、二つ折りにした革の片面には、ティッシュを取り出すときのための取り出し口部分ができるように切り込みを入れます。
最後に、革を二つ折りにした状態で両端を縫い合わせれば完成です。
裏地付きのポケットティッシュケースの作り方
- 表地と裏地をそれぞれ裁断する
- 片側の短辺を縫いステッチをかける
- 8の字に重ねて縫う
- 両側を縫う
表地と裏地をそれぞれ裁断する
表地と裏地をそれぞれ1枚ずつカットします。
表地は20×15センチ、裏地は5ミリ小さく19.5×15センチにしましょう。
片側の短辺を縫いステッチをかける
表地と裏地を中表に合わせて、短辺の端から1センチの部分を片側だけ縫います。
表に返して、少しだけ表地が余分に出るように縫い目の部分にアイロンをかけ、端から2ミリの場所にステッチをかけます。
もう一度中表にした状態で、反対側の短辺の端から1センチの部分を縫いますが、全部縫うのではなく返し口として中央部分を9センチ残しましょう。
8の字に重ねる
表地と裏地それぞれが、上側と下側になるように、8の字に重ねます。
両側を縫う
8の字に重ねた状態で、両側を縫い合わせます。
四隅の角を切り落として表に返し、角は目打ちを使ってしっかりと出して、アイロンで整えたら完成です。
フタ付きポケットティッシュケースの作り方
- 布を裁断して折り目を付ける
- 取り出し口部分の布の端を処理する
- 折り目通りに折りたたむ
- 両端を縫う
布を裁断して折り目を付ける
縫い代を1センチ含んだサイズの14×74センチで布をカットします。
カットした布は、端から9、4.5、4.5、9、4.5、4.5、18、18センチの部分に折り目を付けます。
折り目は端から、谷、谷、山、山、谷、山、山折りの順番です。
取り出し口部分の布の端を処理する
取り出し口となる短辺の14センチの部分の端を、1センチの縫い代を利用して、ほつれないように処理します。
折り目通りにおりたたむ
作り方1.で付けた折り目の通りに生地を折りたたみます。
縫いやすくするために、折りたたんだ生地は、アイロンでしっかりと押さえ形を付けて整えておくことがポイントです。
両端を縫う
両端を縫います。
縫い始めと縫い終わりは返し縫をして補強しましょう。
四隅の角を切り落として、表に返します。
表に返したら角は目打ちを使ってしっかりと出して、アイロンで整えたら完成です。
レースなどで好みのデザインにデコレーション
基本のポケットティッシュケースも、裏地付きのポケットティッシュケースも、フタ付きのポケットティッシュケースも、どのタイプのポケットティッシュケースでも、レースなどのアイテムを組み合わせてデコレーションすることで、より自分好みのデザインにすることができます。
どのようなアイテムをどこにデコレーションとして使うのかで、オリジナリティの溢れるポケットティッシュケースが完成しますよ。
布地の柄とレースなどのデコレーションを組み合わせることで、世界に1つだけの自分だけのオリジナルなポケットティッシュケースが完成します。
ポケットティッシュケースの作り方を紹介している本
こちらの本には、シンプルなデザインのポケットティッシュケースの作り方が紹介されています。
ハンドメイド初心者の方にも分かりやすいと評判。
見ているだけでも楽しい本です。
切り売りでない場合、記事は50センチで売られていることがほとんど。
そんな50センチの布を無駄なく使える方法が紹介されている本です。
同じ布を使いバックとポケットティッシュケースを作ることで、お揃いアイテムが完成します。
ポケットティッシュケースは、手軽に作れることもあり、フリーマーケットやバザーで人気のアイテム。
簡単で可愛い布小物の中に、ポケットティッシュケースが紹介されています。
お気に入りのポケットティッシュケースを作ってみよう!
ポケットやバッグの中に当たり前のように入っているポケットティッシュに、ハンドメイドしたお気に入りのポケットティッシュケースを付けることで、なんだか気分もウキウキしてきますよ。
また、これからハンドメイドを始めたいというハンドメイド初心者の方にも、最初のハンドメイド作品としてチャレンジするのに、ポケットティッシュケースはとてもおすすめです。
ぜひ、世界に1つだけのお気に入りのポケットティッシュケースを作ってみてはいかがでしょうか。