初級者向け!12枚の折り紙を使ったくす玉の折り方
まずは初心者におすすめの12枚の折り紙を使ったくす玉作ってみましょう。
30枚のくす玉よりも簡単に組み合わせることができますよ。
最初にユニットの作り方から紹介します。
- 折り紙を縦横半分に折って折り目を付けて戻す
- 横方向の折り目に合わせて上下を半分に折り戻す
- 左上と右下の角を「2」の折り目に合わせて三角に折る
- 「2」で付けた折り目に合わせて上から中心に合わせて折る
- 右上の角を右下の三角に折った線に合わせて折る
- 左下の角も同様に折り、中に入れ込む
これでユニットが完成です。
この折り方は30枚のくす玉の折り方でも使いますので、参考にしてくださいね。
組み立て方は、3つのユニットを組み合わせて半分三角に組み立てたものを、すべて組み合わせるだけでOK!
中級者向け!30枚の折り紙を使ったくす玉の折り方
24面体を作ることができたら、30枚の折り紙を使ったくす玉に挑戦してみましょう。
前の項目で紹介したユニットを、30枚の折り紙を使ってすべて同じ折り方で折ります。
30枚のユニットを3つずつ組み合わせて、半分だけ三角に組み立てておきます。
24面体よりも組み立てるのが大変ですが、頑張って組み立てましょう。
30枚のユニットを組み合わせるときに、どこに差し込めばいいのか迷ってしまいます。
ポイントとしては、3色の折り紙を使ってユニットを作ること。
色の配置をすべて同じにしておくことで、「この色はこの色の隙間に差し込む」とパターン化することができます。
こうすることで差し込む場所に迷わずにユニットを組むことができますよ。
上級者向け!90枚の折り紙を使ったくす玉の折り方
30枚の折り紙でくす玉が作れたら、30枚のくす玉よりももっともっと難易度の高い90枚の折り紙でくす玉を作ってみましょう。
30枚のくす玉に比べるとふた回りくらい大きいくす玉になり、存在感もたっぷり。
折り紙の枚数は30枚の3倍なので、ユニットを折るのも組み立てるのも時間がかかります。
しかし基本は12枚・30枚の折り方や組み立て方と同じです。
12枚と30枚のときは三角に組み合わせましたが、90枚のくす玉はそれをさらに5つずつ組み合わせていきます。
組み合わせた部分が星の形になるようなイメージで組み合わせていきましょう。
30枚のくす玉よりもぐっと難易度が上がりますので、ゆっくりと時間をかけて組み合わせていってくださいね。
多面体を折り紙で折る簡単な折り方
30枚の折り紙を使ったくす玉を作るのはちょっと難しすぎる、という人におすすめなのが、こちらの3つの多面体。
少ない枚数の折り紙を組み合わせて作るので、短時間でとっても簡単に作れますよ。
- 立方体
- 双三角錐
- 花のくす玉
多面体の折り方①:立方体
6枚の折り紙を使えば、さいころのような形の立方体を作ることができます。
30枚のくす玉と同じユニットを6枚使い、組み合わせていきましょう。
まずは1つのユニットの隙間に別のユニットを2つ差し込みます。
差し込んだユニットにさらに別のユニットをそれぞれ2つ差し込み、最初のユニットを新しく差し込んだユニットに差し込みます。
最後に残りの1つのユニットを差し込み、さいころの形に整えましょう。
同じ色の折り紙で作ってもいいですし、色を変えて作ってもきれいですよ。
30枚のくす玉の練習として作ってみるのがおすすめです。
多面体の折り方②:双三角錐
双三角錐のユニット折り紙は、30枚のくす玉の基本にもなる折り方なので、これをマスターしてから30枚のくす玉に挑戦するのもおすすめです。
使う折り紙はたった3枚!
1つのユニットにほかの2つのユニットを差し込みます。
隣り合ったユニット同士を組み合わせていき、三角錐の形に整えたら完成です。
この組み立て方がすべてのくす玉の基本ともいえるので、しっかりマスターしておきたいところ。
コロンとした形がかわいらしく、小さな折り紙を使ってアクセサリーに加工する人も多いですよ。
たくさん作って瓶に入れておいてもかわいいですね。
多面体の折り方③:花のくす玉
花のくす玉は伝承の折り方のひとつです。
折り紙を36枚使い、花の形に折ったものを丸くなるように糸で組み合わせてくす玉の形に整えていきます。
花のパーツの折り方はコツをつかむまではちょっと難しいと感じるかもしれませんが、慣れれば意外と簡単。
鶴やユリが折れるという人は直ぐに折ることができるはずですよ。
組み合わせるときは、上から4個・8個・10個・8個・4個となるようにそれぞれ組み合わせたものをさらに組み合わせていくと、きれいな球体になります。
いろいろな色で作るよりも、同系色でまとめたりプリント折り紙を使ったりするとおしゃれになりますよ。
おすすめの折り紙の折り方書籍
ユニット折り紙を作るのが初めて、という人は作り方が乗っている本を参考にしてじっくり作るのがおすすめ。
丁寧に作り方が解説されていて、初心者でもわかりやすいと評判の本です。
基本のユニット折り紙からちょっと変わった珍しいユニット折り紙まで、たっぷりと掲載されています。
お子さんと一緒にちょっと難しいユニット折り紙に挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
一番手こずる組み立て方も詳しく紹介されているので参考になります。
基本に慣れたら30枚の折り紙くす玉に挑戦しよう
折り紙の枚数が増えれば増えるほど、組み立てるのが難しくなっていくユニット折り紙。
時間がかかるからこそ、完成した時の達成感や満足感が大きいんですよね。
くす玉の形は、今回紹介したものだけではありません。
30枚以上の折り紙を使ったくす玉の形もたくさんあるので、好みの形のくす玉を探して作ってみてください。