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2020/10/07

ドアをDIY!初心者でも簡単にできる作り方7ステップとおしゃれなアレンジ3選

ドアは家具と同じようにインテリアの一部で色合いやアレンジによって部屋の印象が大きく変わります。DIYで作るドアは自分好みにでき愛着もわきますし、自分の部屋の雰囲気にも合わせられます。材料費も安価なのでぜひ作ってみてくださいね。

Large landon martin vmo pxy639c unsplash

DIYでドアは作れる?

ドアを作る

ドアは家具と同じようにインテリアの一部で色合いやアレンジによって部屋の印象が大きく変わります。
ドアは購入すると費用も高くつきますが、DIYでもアレンジの使用によっては自分好みの物が出来上がることもあります。

本格的なドアはDIYでは難しいですが、この記事では室内ドアの簡単に作れる方法をご紹介します。

意外と簡単なドアDIY

ドアの素材はアルミ・ステンレス・銅板など様々あります。
今回お教えするのは木製のドアで、素材自体も軽く、単価も安く、加工もしやすいです。

木製の場合だとそのまま一枚のドアとして使用することができ簡単にDIYすることができます。
アレンジの仕方や材料により変わってきますが材料すべてを合わせても材料費は5000円~1万5000円ほどです。

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DIYできるドアの種類3つ

DIY

ドアは大きく分けて「開き戸」「引き戸」「折れ戸」の3種類があり、それぞれ設置する場所やDIYの工程が多かったりと長所と短所があります。
例えば、一般的な「開き戸」は作り方は簡単で、開くスペースは他よりも多くなります。

ですが、「折れ戸」「引き戸」は作り方が難しいく、開くスペースは少ないです。
ここでは、3種類のドアの特徴を詳しくお伝えしていきますので、設置する場所や使い勝手を考慮して選びましょう。

ドアの種類1:開き戸

開き戸はよく利用されているドアで、蝶番という金具をつけることにより、壁に固定され開閉することができます。
開き戸のデメリットは開閉スペースを多く確保する必要があることですが、一方で蝶番をつけるだけの簡単さがあります。

開き戸は防音性が高くしっかりと部屋を仕切りたい寝室や作業部屋などにおすすめです。

ドアの種類2:引き戸

引き戸は横にスライドさせることで開閉することができるドアです。
開き戸のように広いスペースは必要がありませんが、ドアをスライドして収納しておくスペースが必要です。

収納しておくスペースにはコンセントや棚などは設置しないよう注意しましょう。

引き戸は開き戸よりも防音性はなく、ゆるやかに仕切りたい時におすすめです。
お子さんやペットを飼っているご家庭には向き不向きがあります。

ドアの種類3:折れ戸

折れ戸は開閉の際に板が折れ曲がるドアです。
開き戸の3分の1の開閉スペースで取り付けることができ、クローゼットやユニットバスなどの狭いスペースに多く使われています。

折れ戸は狭い空間でもつけやすいのがメリットですが、開き戸や引き戸に比べ折れ曲がるという作りがとても難しく複雑です。
DIYでの作成はとても難しいため、DIYに慣れてきてから作るのががおすすめです。

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DIYの室内ドア作り方7ステップ

室内ドア

ここでは、DIYのドアの作り方を7ステップにて紹介します。
ステップによっては取り付けが難しい作業もありますが、初心者でもDIYでできるように1から順番に解説していきます。

まずはドアのDIYには欠かせないあまり費用をかけずに作りたい自作のドアづくりに適している「フラッシュ構造」についてご紹介します。

フラッシュ構造とは

フラッシュ構造とは家具・ドアなどに幅広く使用されており、角材や厚い板で枠組みを作って、その裏と表にベニヤ板などの合板を貼った板のことです。
重量を軽くすることができることや材料費を安くできることが大きなメリットです。

しかしデメリットもあり、側面の板に同じ性質の木材を使用しないと反ってしまうこと、雨や直射日光に弱いので屋外での使用が出来ないという点など数多くあります。

室内ドアの作り方1:ドアの設置場所や寸法を確認

作りたいドアがあっても寸法が合わないのでは困るので、まずは設置場所の寸法を調べましょう。
自作したドアが閉まらなかったり、隙間が開いてしまう原因になるため、正確に寸法を測って設計図を作成しましょう。

ここでは「既存ドアを交換する場合」と「新しくドアを作る場合」の2種類の採寸方法を詳しく教えていきます。

既存ドアを交換する場合

既存ドアを交換する場合には取り外すドアの縦・横・厚さの寸法を測ります。
また、同じドアを作りたい場合にはドアノブ(ドア錠)や蝶番の取りつけ位置を採寸し、同じ寸法で新しいドアを作ります。

ドアノブの位置などは自分好みに位置を変えることもできるので、ある程度の位置だけでも図っておくとよいでしょう。

新しくドアを作る場合

新しくドアを作る場合にはどの種類のドアを作るかによって異なります。
開き戸・折れ戸の場合には取りつける枠の内寸を測り、それを元にドアの縦・横を割り出していきます。

横はドア枠の約5〜7mm、縦はドア枠の約7〜10mm程度が目安です。
引き戸の場合は、幅は間口の寸法に合わせ戸が重なる部分が30〜50mm必要になることを計算して決めましょう。

室内ドアをDIYで作ろう!|ロイヤルホームセンター

室内ドアの作り方2:材料を用意

DIYの材料を購入する場所はホームセンターが品ぞろえが多く必要なものが手に入ります。
ネット通販も便利ではありますが、初めのころは店員さんに聞きながらの方がイメージも湧きやすいと思いますのでぜひ店頭で購入されるのをおすすめします。

また、初めのころは失敗することも考え多めに購入するとよいでしょう。
ここでは、1つ1つ細かく必要な材料をご紹介していきます。

ドアノブ・取っ手

ドアを開け閉めするのにはドアノブ・取っ手が必要になります。
「開き戸」の場合はドアノブ・取っ手の両方が使えますが、「引き戸」「折れ戸」の場合にはくぼんでいる取っ手や手が入るよう穴をあけるのもよいでしょう。

デザインはシンプルなものからアンティーク・シックなものまであり、価格やデザインで選びましょう。

蝶番

「開き戸」のDIYの際はドアを壁に取り付けて開け閉めするための金具である「蝶番」が必要です。
建設業界では「丁番(ちょうばん)」と呼びますのでホームセンターで店員さんへ聞く場合は注意しましょう。

ドアを壁に取り付けて開閉するための金具「蝶番」はドアの厚みに合わせて購入しましょう。
一般的なのが「平蝶番」というもので安定した設計で取り付けもしやすいです。

ベニヤ板・合板

今回DIYするドアは加工しやすい木材を使います。
ドア板となるものは薄くて軽いベニヤ板や合板がおすすめです。

ベニヤ板はドアに張り付けるため開閉する際に重くならないよう軽量のものを選びましょう。
ホームセンターに売っているものの厚さが2.3mm~30mmのものが主流となっており、価格は1000円~です。ドア板に使用する厚さは2.5mm~4mmがおすすめです。

2×4材(ツーバイフォー材)

ベニヤ板・合板同じ木材ですが、2×4材は厚さ2cm×幅4cm後方に使用される木材の事です。

フラッシュ構造の枠を作るために必要なものですので多めに購入しておくことをおすすめします。
長めのものと真ん中に入れるように長いものの半分くらいの長さのものを一緒に購入しておきましょう。

ホームセンターで購入するのがおすすめ

DIYをするときはホームセンターで購入すると木材を無料・有料でカットしてもらえるサービスがありますので慣れていない方におすすめです。
しかし事前にしっかり採寸しておかないとサイズが小さい・大きいなどの手間がかかってしまうので下準備はしっかりしておきましょう。

購入の際には店員さんに「どのようなものを作りたい」と相談するとよいでしょう。

室内ドアの作り方3:道具を用意

DIYに必要なものは「のこぎり」「クランプ」「ものさし・メジャー」「ドライバー」「金槌・タッカー」などです。
のこぎりはホームセンターでカットしてもらう場合は必要ないと思われるかもしれませんが微調整やサイズが異なった場合などに必要になります。

「クランプ」は板同士をつなげる際にずれないよう固定するためのものです。
大きめのものを購入しておくと今後のDIYでも役に立ちます。

室内ドアの作り方4:骨組みを作る

まずは2×4材で骨組みを作っていきましょう。
フレームを作り、その次に内側の補強をしていきますが、真ん中に木材を入れるとより強度になります。

「開き戸」の際は真ん中に2本程度、「折れ戸」「引き戸」の際には均等に3・4程度取り付けましょう。
次につけるドア板のためにフレームに接着剤をつけておきましょう。

骨組みを作る際には、歪んでしまうことがないよう平らな台の上で作業をすることをおすすめします。

室内ドアの作り方5:ベニヤ板を貼る

一般的に呼ばれているベニヤ板とは薄い板を何枚か張り合わせた合板です。
次はドア板となるベニヤ板を骨組みにはっていきましょう。

貼っていく際には骨組みの位置がわかるように事前にベニヤ板に線を引いておくと釘を打つときにわかりやすくなります。

接着剤の場合は硬化するまで2~3時間はかかります。
時間に余裕がある際は12時間で完全に硬化しますのでゆっくり待ちましょう。

室内ドアの作り方6:ドアノブを付ける

ドアを開閉するためのドアノブは扉の両方から開けられるように1つのドアに2つ用意しましょう。
一般的なドアノブは両側が一体型になっていることが多く、ドアに小さな穴をあけて取り付けます。

商品には取り付け方の説明書など付属しているものも多くあり、簡単に取り付けることができます。
ドアノブにも幅広くデザインがありアンティーク調、一般的なドアなどご自身のイメージするドアのデザインに合わせて購入するとおしゃれに仕上がります。

難しい場合は取っ手を付けるのもおすすめ

ドアノブの取り付けが難しい場合には取っ手を取り付けるのもおすすめです。
取っ手はドアノブのように一体型になっておらず、片方ずつにネジで取り付けるだけのものが多く簡単です。

また、ドアノブよりもおしゃれで安価なものが多く部屋のアレンジにも気軽に使用できます。
取っ手の場合は握るU字型部分が大きくなっているものを選ぶと小さな力で開けることができ便利です。

室内ドアの作り方7:蝶番を付ける

角蝶番・抜き差し蝶番をはじめ沢山の種類がありそれぞれ取り付け方が違うため、取り付け方の説明書などがあればしっかり確認したうえで付けましょう。
一般的な平蝶番の取り付け方法は取り付ける壁に蝶番の片方を、もう片方をドアに取り付けます。

見えない位置に取り付けたい場合は裏側や内側から取り付けましょう。

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DIYドアのアレンジ3選

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ドアのアレンジ方法はたくさんありますが、今回は「色をつける」「ポリカーボネートで窓をつける」「格子状にする」の簡単な3種類のアレンジ方法をご紹介します。

また、慣れてきたらいろいろなアレンジに挑戦して自分好みにするのもいいでしょう。
アレンジの仕方は人それぞれで自分好みのアレンジ方法を探してみてください。

DIYドアのアレンジ1:色をつける

色をつけるのは簡単なアレンジで印象も簡単に変えることができます。
塗料には水性のものと油性のものがあり、初心者の方にはニオイも気にならない水性のものがおすすめです。

他にも塗料だけでなくシールで簡単に貼ってはがせるものがあるので利用してみるのもよいでしょう。
ウッド調やアンティーク調、タイルなど様々な種類のものが販売されています。

DIYドアのアレンジ2:ポリカーボネートで窓をつける

ポリカーボネートとは高い透明性・自己消火性とプラスチック中最高の耐衝撃性をもつエンジニアリングプラスチックです。
ガラスと同じように透明でカメラレンズ等にもよく使用されます。メリットはハンマーでたたいても壊れないほど衝撃に強いことです。

DIY初心者でも挑戦しやすい素材で、取り付けもボンドでつけられるほど容易ですので、窓をつけたい際にはおすすめです。
抜け感もでておしゃれに仕上がります。

DIYドアのアレンジ3:格子状にする

ポリカーボネートで窓を作ったあとには、窓を格子状にアレンジしてみましょう。
簡単でおしゃれなのはもちろんのこと、壊れにくくなるメリットがあります。

格子状が取っ手になりドアノブや取っ手を取り付けなくとも扉が開けやすくなります。
また、格子状にすることで完全に光を遮ることもなく壁をあまり作りたくない方にもおすすめです。

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ドアをDIYしてみよう

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ドアの構造を理解し、採寸・完成イメージなど下準備をしっかりした上で作っていきましょう。
事前に採寸することでドアとしての役割がしっかりできます。

DIYで作るドアは自分好みにでき愛着もわきますし、自分の部屋の雰囲気にも合わせられます。
材料費も安価なのでぜひ作ってみてくださいね。

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