コットンボールとはどんなもの?
コットンボールとは、コットンでできた糸等を球状に丸めて固めたものです。
中身は空洞になっていて、コットンでできた糸の他に、麻やミシン糸、刺繍糸、毛糸等、手芸コーナーで手に入る糸で作る事もできます。
最近では、結婚式の場でも多く使われています。
ホームセンター、ニトリ、無印良品、雑貨屋さん、ネットではミンネ、メルカリ、楽天といった様々な場所で取り扱われています。
見た目はかわいいけれど作るのは難しそうですよね。
実は100均にあるアイテムで簡単にハンドメイドができます。
それでは、コットンボールを作るのに必要なものや作り方を書いていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
コットンボールを作るときに準備するもの
コットンボールを作るのに必要な材料は、
- 好きな種類・太さの糸
- 水風船
- 空気ポンプ
- ボンド
- 針またはつまようじ
- 深さのある紙皿
以上の6つです。
コットンボールの使い道2つ
コットンボールは、糸を中に通してお部屋の装飾や、ウェルカムスペースを彩るアイテムとしても活躍しています。
使う糸の素材や色合いによっても違った雰囲気になり、気軽に楽しめます。
コットンボールの使い道1:ウェルカムスペースの飾り付け
コットンボールは玄関の飾りつけに使えます。
球状なのでいくつか置いておくだけでも、優しい雰囲気がプラスされます。
麻紐で作ると、ドライフラワーやリースなどナチュラルな素材の物との相性も抜群なので、合わせて置いておくとおしゃれな空間を楽しむことができます。
和婚の高砂やゲストテーブルに和紙や折り紙で作った鶴等と一緒に並べて和風に飾てもお洒落ですね。
コットンボールの使い道2:部屋の飾り付け
コットンボールは寝室や自室の飾り付けにも使え、棚や机の上に置くとお部屋の雰囲気が温かくなります。
保育の場面で活用すると子供にも喜ばれます。
また、コットンボールの中にひもを通す事で装飾の幅も広がります。
大きめの枝に巻きつけて、実がなっているかのようにも見せることができます。
押しピン等を使ってコットンボールの個数を調節して壁に吊るしていく事で、シンプルにしたり、賑やかにしたりして飾り付けに活用してみましょう。
水風船を使ったコットンボールの作り方手順5つ
コットンボールの作り方はとても簡単なので、手先に自信のない人でもあっという間に作れます。
アレンジで猫や犬等の動物、まっくろくろすけやミッキーといったキャラクターや、雪だるまといった作品が作れるので、子供の工作の貯金箱の飾りつけや自由研究などのにももってこいです。
キーホルダーや耳かきのストラップ、イヤリングやピアス等の小物、ネックレス、ヘアゴムといったアクセサリーも作成できるので、プレゼントするときっと喜ばれるでしょう。
材料はダイソー、セリア、キャンドゥ等の100均と家にあるものでそろうので、思い立った時に作れてしまいます。
コットンボールの作り方手順1:風船を膨らませよう
風船も小さい物から大きい物まであり、形もハートや星と種類も豊富です。
まずは、選んだ風船を空気ポンプで膨らませます。
風船の形によってコットンボールの形も決まってくるので、風船を膨らませる作業は重要なポイントです。
水風船だと膨らんだ時に大きすぎないので、おすすめです。
どのくらい膨らませるかは、作りたい大きさや形の好みで調整してみてください。
コットンボールの作り方手順2:接着剤を使って糸を巻き付けよう
次に、接着剤を使って風船に糸を巻き付けます。
接着剤は、ボンド水を使います。
ボンドと水の割合3:1くらいで混ぜ合わせて、ボンド水を作りましょう。
この時しゃばしゃばになりすぎると、乾かした時に固まらず糸がふにゃふにゃになり、風船がしぼむ原因になってしまいます。
ボンド水が作れたら、ボンド水の中に糸を浸します。
糸を浸し終えたら、風船に糸をランダムに巻いていきます。
コットンボールは糸の巻き方が重要です。
巻き方のコツは、大体巻き終えると糸を強く引っ張りながら、風船を回して巻き付けていくと頑丈な仕上がりになります。
力が強すぎると形が崩れて失敗するので、力加減に注意しながら巻いていきましょう。
巻き付け終わったら、風船の結び目を洗濯ばさみではさみ、一晩乾かしておきます。
乾かす時間も重要です。
十分に乾いていないと変形の原因になるので、しっかりと乾かしておきたいところです。
コットンボールの作り方手順3:中の風船を割って取り出そう
完全にボンドが乾いたら、中の風船を針やつまようじでつついて割ります。
風船を取り出すとき、風船の結び目の部分をつまんで取り出すと取りやすいです。
風船と糸の部分がくっついてしまった場合は、ピンセットで糸をつまんで剥がしたり、針の先を湿らせて剥がしていくといいです。
完成したものに、100均で手に入る小さな鈴をくっつけたり中に入れる事で風鈴ができます。
窓際に吊しておくだけで涼しげですね。
コットンボールの作り方手順4:電球・ライトを入れよう
コットンボールの隙間に電球やライトを入れると、コットンボールライト(コットンボールランプ)を楽しむことができます。
コンセント不要の電飾を選ぶことにより、キャンプ等の屋外の場面でもおしゃれに活躍してくれます。
電飾も100均や雑貨屋さんにいろいろな種類が売っているので、好みのデザインや機能のものを探してみてください。
電飾は必ず入れなければいけないものではありません。
コットンボールだけでも十分おしゃれなアイテムなので好みに応じて入れるといいでしょう。
コットンボールの作り方手順5:コットンボールの繋げ方
コットンボールの繋げ方はとても簡単です。
用意するのは、紐とあればセロハンテープです。
先ず紐の先にセロハンテープをつけておきます。
セロハンテープをつけておくことで紐の先が広がるのを防げます。
紐をコットンボールに通して括り付けていきます。
ぎゅうぎゅうで繋げていくのではなく、少しずつ間隔をあけて繋げていくのがポイントです。
コットンボールの飾り方4つ
北欧を思わせるような温かみのあるコットンボールは、ナチュラルインテリアの定番です。
ウェディングから家の装飾など幅広く使われています。
またコットンボールの持つ形の柔らかさは、オーガニックな素材との相性が抜群です。
キッチンや玄関等、置く場所や飾り付けるものや使い方によって雰囲気を簡単に変えられるので、何に使うのか人によって様々です。
使い道もたくさんあるので、是非いろいろなことに活用してみましょう。
これからそんなコットンボールの飾り方について書いていきます。
コットンボールの飾り方1:置いて飾る
置いて飾るだけで優しい雰囲気がプラスされます。
冬ならグレーやベージュ、春にピンクやホワイト、夏にはブルーや黄色、秋にはオレンジや茶色といった具合に季節によってコットンボールを交換する事で季節感を味わえます。
また、化粧台の周り、アロマキャンドル、植物の周りを囲むように置くだけでとてもおしゃれになります。
化粧水や香水などの周りに散りばめて光が当たるようにしても、反射してきれいに見えるのでおすすめです。
コットンボールの飾り方2:枠に合わせて飾る
コットンランプを枠に合わせて飾ると空間が強調され、どのような空間かをイメージしやすくなります。
しかし、強調されるといってもコットンボールなので、柔らかさを保っているというところがいいところです。
ベッドのフレームに飾ってあげると温かい雰囲気に包まれてリラックスした状態で眠れるでしょう。
コットンボールの飾り方3:フラワーベースに入れて飾る
フラワーベースに入れて飾るだけでおしゃれな雰囲気が味わえます。
またコットンボールライトにしておくと、光が一か所に集められてベッドルームの照明としても柔らかい雰囲気が出てきて落ち着きます。
コットンボールの飾り方4:吊るして飾る
コットンボールは吊るして使う事もできます。
例えばカーテンレールに吊るすと、窓際をほんのりと照らしてくれます。
また、ウェディングやハロウィン、お誕生日といったパーティー会場の天井に吊るしておくことで場を盛り上げてくれます。
個数を調整してお好みのインテリア空間を楽しんでください。
コットンボールの飾り方の事例5選
コットンボールは紐の巻き数や大きさを調節したり、置く場所や他のアイテムと組み合わせる事によって、飽きずに年中楽しめます。
また、手作りならではの良さもあって、飾りだすと癖になってきます。
では、コットンボールの飾り方について見ていきましょう。
コットンボールの飾り方の事例1:クリスマスイベントにも最適
クリスマスツリーの飾りにコットンボールはぴったりです。
また自分で作ったコットンボールを使う事によって、自分が思い描いている色合いを出せるのが魅力的です。
木で出来た飾りを合わせると、コットンボールの持つ優しい雰囲気に木のぬくもりが加わって落ち着いたクリスマスツリーが出来上がります。
コットンボールの飾り方の事例2:部屋の同系色と合わせる
コットンボールを部屋の同系色と合わせると、統一感が生まれます。
カーテンの色、壁紙、リビングチェスト等と同系色のコットンボールを使ってさり気なくお部屋を飾ってみるのも素敵ですね。
コットンボールはすぐに出来るので、気分によって色の組み合わせを変えて飾れるのも嬉しいところです。
コットンボールの飾り方の事例3:電球を大きなコットンボールで包む
大きめのコットンボールを作って、電球を包む事もできます。
お客さんが来た時に手作りした事を伝えると驚かれる事間違いなしです。
世界にたった一つしかない自分だけのオリジナルのコットンボールで洗面所やトイレ等をおしゃれに照らしてみてはいかがでしょうか。
コットンボールの飾り方の事例4:コットンボールの網目を大きくする
コットンボールの網目を大きくする事で、電飾を入れた時に漏れる光が多くなるので、明るく照らしてくれます。
温かみが感じられる光り方に癒されます。
七夕やクリスマス等のイベントの時に使うと、場が盛り上がります。
網目の大きさを変えられるという点も手作りのいいところですよね。
コットンボールの飾り方の事例5:他のアイテムと組み合わせる
他のアイテムと組み合わせてもコットンボールの良さを活かせます。
子供部屋や赤ちゃんのベッドの天蓋等につける事で穏やかな光がベッドを包み込んでくれます。
他にも壁に木のウォールステッカーを貼り、枝の部分にコットンボールを押しピンでとめて木の実に見立てるといった事も出来ます。
自分で作る事で思い通りに仕上げられます。
コットンボールを作って飾ろう!
今回は、主に簡単にできるコットンボールの作り方と飾り方を紹介してきました。
コットンボールだけで、様々なアイデアが浮かんできますね。
そのまま置くのもよし、紐を通して飾るのもよし、電飾をつけるのもよしのコットンボール。
お値段もそんなにかからないので、自分の用途に合ったアレンジでおしゃれな空間を演出してみてください。