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2019/03/10

消しゴムはんこの作り方を徹底解説!100均でできる方法も紹介

身近な素材でハンドメイドに取り組むことができるとして、消しゴムはんこがとっても人気です。
細かい作業で難しそうなイメージがありますが、ちょっとコツをつかめば誰でも素敵なはんこを作ることができますよ。

消しゴムはんこの作り方と、きれいな彫り方を詳しく紹介します!
100均材料でも作れるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

Large aleksey boev 675376 unsplash

大人気の消しゴムはんこ作り

消しゴム
少ない材料で作ることができ作り方も簡単な消しゴムはんこは、ハンドメイドが趣味の人なら興味を持ったことがあるという人も多いジャンルのひとつ。
『minne』などハンドメイド販売サイトなどでは、消しゴムはんこの人気作家さんも多いんです。

消しゴムを彫るだけで好きな柄のはんこを作ることができるのが魅力ですよね。

  • イラストのはんこ
  • お名前はんこ
  • 宛名はんこ
  • 「みました」はんこ

上記のようなオリジナルはんこを作るのが人気となっています。
初めて消しゴムはんこを作るときは、絵柄をどうすればいいのか迷ってしまいますよね。

そんな時は図案が掲載されている本を参考にするのがおすすめです。
本には図案だけでなく作り方も紹介されているので参考になります。

<下に続く>

消しゴムはんこ作りに必要なもの

消しゴムはんこの詳しい作り方を紹介する前に、必要な材料から紹介していきますね。
この材料さえそろえれば、今すぐ消しゴムはんこを作ることができますよ。

  1. 消しゴム
  2. デザインカッター
  3. トレーシングペーパー
  4. 鉛筆
  5. 練り消し
  6. 木片
  7. インク

消しゴムはんこ作り用意するもの①:消しゴム

消しゴムは、消しゴムはんこ用のものを使うのがおすすめです。
普通の消しゴムでも作れないことはないのですが、消しゴムはんこ用の消しゴムは、

  • 彫りやすい
  • 大きいサイズも作れる
  • 転写しやすい

といった特徴があります。
特に彫りやすさは普通の消しゴムと比べるとかなりスムーズです。

消しゴムはんこ用の消しゴムは、ハガキサイズのものが多いので、大きなサイズのはんこを作ることも可能。
もちろんカットして小さなはんこを作ってもOKですよ。

消しゴムはんこ用の消しゴムは100均でも購入することができます。

消しゴムはんこ作り用意するもの②:デザインカッター

細かい作業をするのに欠かせないデザインカッター。
消しゴムはんこもかなり細かい作業になるため、彫るためにはデザインカッターが使いやすく便利です。

普通のカッターだと、イラストの輪郭や直線といった大胆な線はカットしやすいのですが、文字やアーチなどはカットしにくいんです。
デザインカッターなら刃先が細いので、細かい円や細い文字もスムーズにカットすることができますよ。

デザインカッターも100均に売っていますが、手にフィットして使いやすいと感じるものを使うのがおすすめ。

消しゴムはんこ作り用意するもの③:トレーシングペーパー

図案を消しゴムに転写するときに、トレーシングペーパーを使います。
星やハートなど単純な絵柄を転写するときにはトレーシングペーパーがなくてもいいのですが、文字や細かい絵柄のときはトレーシングペーパーが便利。

半透明で図案を書き写しやすく、書き写した図案を消しゴムに転写しやすいというのもトレーシングペーパーの特徴です。
トレーシングペーパーももちろん100均で購入可能。

文具売り場にもありますし、子供が遊ぶ『写し絵』を使ってもいいですよ。

消しゴムはんこ作り用意するもの④:鉛筆

図案をトレーシングペーパーに写すときには、鉛筆を使うのがマスト。
できれば2Bや4Bといった、濃くて柔らかい鉛筆を使ったほうが作業をしやすいのでおすすめです。

HBやHの鉛筆は薄くて固いので、うまく図案を写し取れないこともあります。
お子さんがいる場合は、お子さんが使っている『書きかた鉛筆』などを利用するといいですよ。

シャープペンは作業に向かないので鉛筆を使うようにしましょう。

消しゴムはんこ作り用意するもの⑤:練り消し

はんこを彫り進めていくと、細かい溝に彫った消しゴムのカスが入り込んで取れなくなってしまうことがあります。
これを無理にカッターの先で取ろうとすると、落としたくない部分を落としてしまう可能性があります。

そんな時は練り消しを使いましょう。
練り消しをよく練って柔らかくし、はんこ面に押し当てると余分なカスを簡単に取り除くことができます。

はんこが完成した時に仕上げに使うことで、鉛筆で書いた下書きも消すことができますよ。

消しゴムはんこ作り用意するもの⑥:木片

厚みのある消しゴムを使ってはんこを作った場合は、そのままでも十分押しやすいのですが、薄い消しゴムの場合は持ち手がないと押しづらいですよね。

木片を使えば簡単に持ち手を付けることができ、しかもはんこのクオリティもアップするのでおすすめです。
木片以外にもコルクを使うととってもおしゃれに仕上がりますよ。

小さなはんこには細長い木片を、大きなはんこには薄くて広い木片やコルク板を使うと押しやすくおしゃれなはんこが完成します。

消しゴムはんこ作り用意するもの⑦:インク

はんこが完成したら、試し押しをしてみましょう。
そのためにはインクも必要になりますよね。

インクは100均で購入することができますし、文具店や手芸店にもたくさんのインクが販売されています。
またインクは用途に合わせて選ぶのもポイント。

インクには染料と顔料の2種類があって、紙などに押す場合は顔料インクがおすすめ。
布には染料インクを使い乾いてからアイロンをかけると定着するんです。

スタンプ台は自作することも可能。
スポンジに絵の具をしみ込ませるだけで、簡易的なスタンプ台が作れますよ。

インクのカラバリはかなり豊富なので、お好みの色をチョイスしてくださいね。

<下に続く>

消しゴムはんこの作り方

必要な材料がすべてそろったら、いよいよ消しゴムハンコを作ってみましょう。
作り方自体はとても簡単で工程もシンプルです。

作り方に慣れるまでは失敗することもあるかと思いますが、初めは簡単な図案から挑戦してみましょう。
詳しい作り方を紹介していきますね。

  1. 絵柄を決める
  2. トレーシングペーパーに写す
  3. 消しゴムに写す
  4. 消しゴムをカットする
  5. 彫る部分を決める
  6. 消しゴムを彫る
  7. 試し押しをする
  8. 木片に消しゴムを付ける

消しゴムはんこの作り方の手順①:絵柄を決める

まずは図案を決めましょう。
おしゃれなはんこを作ろうと思うと細かい絵柄に目が行きがちですが、作り方に慣れるまではシンプルで彫る部分が少ないものを選ぶのがポイント。

作り方に慣れてきたら徐々に細かい絵柄のものに挑戦していくことで、ずっと楽しく作業をすることができますよ。
初めはハートや星、作り方に慣れてきたら単純な動物というようにステップアップしていきましょう。

消しゴムはんこの作り方の手順②:トレーシングペーパーに写す

図案が決まったら、トレーシングペーパーに図案を書き写します。
図案の上にトレーシングペーパーを置き、ずれないようにマスキングテープなどで固定すると書き写しやすいですよ。

残す部分を黒く塗りつぶし、彫る部分を白く残すというようにかき分けることで、その後の作り方がスムーズになるのでおすすめです。

消しゴムはんこの作り方の手順③:消しゴムに写す

トレーシングペーパーに写した図案を、今度は消しゴムに写していきます。
書いた面を消しゴム側に押し付け、裏から軽くこするだけで簡単に消しゴムに図案を写すことができますよ。

鉛筆の濃さや消しゴムの質によってはなかなか写らないこともあります。
もし写しても薄い場合は、カーボン紙を使ったり写した後に鉛筆でなぞりなおしたりして対応してくださいね。

消しゴムはんこの作り方の手順④:消しゴムをカットする

消しゴムに図案を写し終わったら、ここからがいよいよ作り方の本番です!
写した図案のサイズに合わせて、消しゴムを適当なサイズにカットしましょう。

図案よりも5mm程度大きくカットすると、彫りやすくなりますよ。
消しゴムの角を落としておくことで、はんこが仕上がった時に押しやすくなるので、この時に角も丸く落としておきましょう。

消しゴムはんこの作り方の手順⑤:彫る部分を決める

図案を写し消しゴムをはんこのサイズにカットし終わったら、まずははんこ面をよく見てみてください。
写した時に、残す部分が鉛筆で黒く塗りつぶしているのでわかりやすいですが、実際に彫る前にもよく見てどこを残してどこを彫るのかを確認しておくといいでしょう。

そして「どこから彫ろうかな」と作り方の流れをイメージしておくといいですよ。

消しゴムはんこの作り方の手順⑥:消しゴムを彫る

彫る部分をしっかりチェックしたら、いよいよ消しゴムにカッターを入れて彫り進めていきましょう。
鉛筆で黒く塗りつぶしたところは残し、白く残っている部分をカッターで落としていきます。

輪郭からカッターを入れて周りから落としていくとやりやすいですよ。
細かい部分はカッターの刃先だけを使い、削り取るようなイメージで落としていってくださいね。

消しゴムはんこの作り方の手順⑦:試し押しをする

全部彫り終えたら、練り消しで余分なカスを取り除きましょう。
彫り終えてはんこの表面がきれいになったら最初の試し押しです。

試し押しをする理由としては、

  • 彫り残しがないかチェックする
  • ガタガタしている部分がないかチェックする
  • イメージ通りに仕上がっているかチェックする

ということが挙げられます。
彫り残しがあった場合や線が不安定だった場合は、インクをふき取って修正しましょう。

納得のいくまで試し押しと彫り直しを繰り返し、イメージ通りに仕上がったと感じたら、これで彫る作業は完了です。

消しゴムはんこの作り方の手順⑧:木片に消しゴムを付ける

はんこ面が完成したら、最後に木片を取り付けましょう。
前の項目でも紹介しましたが、はんこに合わせたサイズの木片を使うのがおしゃれに仕上げるポイントです。

消しゴムと木片を取り付けるのは木工用ボンドでOK。
消しゴムと木片を取り付ける前に木片の表面にはんこを押しておくと、見た目もよくなりますし使い勝手もよくなるのでおすすめですよ。

<下に続く>

つまようじを使って掘る簡単なワザ

かわいいはんこ
カッターを使うのはちょっと難しそう、という人におすすめの、つまようじを使った作り方を紹介します。
つまようじを使った作り方ができるのは、『ラクほり』という消しゴムはんこ用の消しゴムが必須です。

作り方は図案を消しゴムに写すところまでは普通の作り方と同じです。
違うところはカッターの代わりにつまようじを使うというだけ!

ラクほりは消しゴム自体がぽろぽろとほぐれやすいという特徴があり、カッターを使った作り方だとうまくいかないという人におすすめ。
つまようじの先をやや平らにカットしてから使うと、より彫りやすくなりますよ。

細かい文字や細い線を彫るのにはあまり向いていませんが、イラストなどは普通の作り方よりも簡単に作ることができます。

<下に続く>

きれいな彫り方のコツ

たくさんのはんこ
作り方の通りに作っても、なかなかうまく仕上がらないということもありますよね。
きれいに仕上げるにはちょっとしたコツが必要なんです。

作り方のコツは全部で4つ。

  • カッターの刃は斜めに入れる
  • 図案の線が台形になるイメージで彫る
  • 消しゴムを回しながら彫る
  • 細かい部分はカッターを細かく動かす

カッターをまっすぐに入れてしまうと、残さなければいけない線が取れてしまうこともあるので注意が必要です。
残すべき線が台形に残るように、カッターを斜めに入れながら彫っていきましょう。

消しゴムを回しながら彫ることで、滑らかな線で彫ることができますよ。
目や鼻など丸みのある線は、カッターを細かく動かしながら少しずつ彫るとうまくいきます。

作り方のコツをしっかり押さえて挑戦してみてくださいね。

<下に続く>

消しゴムはんこの作り方の本

もっと詳しい作り方を知りたい、作り方がいまいちイメージしにくい、そんな人は、初めての人にもわかりやすい作り方が掲載されている本を紹介します。

津久井智子の消しゴムはんこ。教室
1512円

基本の作り方がわかりやすく掲載されていて、初心者でもすぐに始められると話題です。
図案も730点が掲載されていて、どれを作ろうか迷ってしまいそう。

作り方も詳しく図案もたっぷりという満足の1冊です。
簡単な図案ばかりではなくステップアップできるというのも魅力のひとつです。

<下に続く>

簡単な作り方が魅力の消しゴムはんこ

雑貨
作り方も簡単シンプルで、オリジナルのはんこが作れるのが魅力の消しゴムはんこ。
細かい作業が好きな人は、きっとはんこ作りにはまってしまうこと間違いなしですね。

お子さんがいる家庭では、はんこは遊び道具にもなりますしおたよりの確認用にも大活躍。
オリジナルのはんこを使って雑貨づくりを楽しむのもおすすめですよ。

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