折り紙で簡単にリボンが作れる
折り紙を使って動物や虫、乗り物など色々なモノを作ることができますが、思わずきゅんとしてしまうようなモノを作ってみたくありませんか？
例えば可愛いリボンはいかがでしょう。
折り紙で作るリボンには色々な種類があり、平面的なリボンから立体的なリボンまで折り紙だけで色々なリボンを作ることができます。
折り紙リボンの作り方を覚えておけば、ラッピングに使えたり、お家に飾ったり、箸置きにしたり色々な使い方ができるので、いざという時に役立ってくれますよ。
折り紙で簡単にリボンを折る方法
まずは折り紙を使って平面的なリボンを折っていきましょう。
キティちゃんのリボンによく似ていて、1番簡単な折り紙のリボンなので、折り紙が苦手な方でも挑戦しやすいです。
まず折り紙を半分に折って折り目をつけたら、左右の端を真ん中の線に合わせて折り、横半分に折りましょう。
この時ペラペラの方が左を向いているようにしてください。
右の端から1.5㎝～2㎝くらいのところでしっかり折り目をつけて開くと、線が5本入っているので、右から山折り→谷折り→山折り→谷折り→山折りと繰り返してしっかり折ります。
そして、上と下の部分を真ん中に向かって折り込むと、この部分がリボンの中心になっています。
これだけではリボンには見えないので、この中心部分を押さえながら、上下左右の角を少しずつ引っ張り出しましょう。
上下左右の角がキレイに折れたらひっくり返してみてください。
折り紙で作る平面リボンの完成です！
このリボンを折り紙で作るときは、真ん中の部分をしっかりと押さえながら引っ張るのが平面リボンを作るコツです。
真ん中をしっかりと押さえておかなければ、真ん中の結び目の部分が外れてしまうので注意してくださいね。
立体的なリボンの折り方
折り紙で平面的なリボンを作りましたが、次は立体的なリボンを折り紙で作っていきましょう。
平面的なリボンと比べると少し難しいですが、コツさえ掴めば簡単に作ることができますよ。
まず折り紙の半分のところに折り目をつけて、中心に向かって左右の端を合わせ、さらにもう一折りしてください。
この時点で縦長の折り紙になっていれば正解です。
縦長の折り紙になったら今度は上下の端を合わせ、ぺらぺらになっていない方の上だけを、さらに縦方向にもう一折りしてください。
一折りした真ん中を中心に、左右の角を合わせ折り目をつけて戻しましょう。
折り目をつけた部分を開いたら左右の角を内側に入れ込み、上を向いた矢印のような形を作ってください。
裏表とも下の端を上の方に折るのですが、全部持ちあげてしまうとせっかく中に折りこんだ部分がなくなってしまうので、折りこんだ部分ギリギリのところまで折りあげましょう。
折りあげたらひっくり返して、裏表ともぺらぺらしていない方の角を中心に向かって斜めに折り曲げます。
そして折り紙の両端を左右に引っ張っていくと、立体的なリボンの完成です！
折り紙でリボンを作るのは難しい。そう思っていた方も、この作り方なら簡単に折ることができますね。
角張ったリボンはあまり好みではないという方は、角を少しだけ内側に折って丸みが出るように整えてあげましょう。
リボンや指輪を簡単に折る方法
折り紙で作る平面的なリボンと立体的なリボンの作り方をマスターしたら、次はリボンや可愛い指輪を作っていきましょう。
- ふんわり可愛いリボン
- 前の部分がふっくらしたリボン
- 指輪
- ハートの指輪
ふんわり可愛いリボン
ではさっそく折り紙でふんわり可愛いリボンを作っていきましょう。
まず折り紙の色のついた方を表に向けて、三角形になるように２回山折り、四角形になるように縦方向に２回谷折りし折り目をつけ、ひし形になるように机に置きます。
折り紙をひし形になるように置いたら左右の角を中心に合わせ、折り目に合わせて内側に折りたたむと、裏側の白い部分が外側になり小さなひし形になります。
上の角を少しだけ下に折って折り目をつけたら一度全部開き、真ん中の部分を見てください。
白い方を表に向けた状態で真ん中を見ると折り目がたくさんついているので、折り目に合わせて真ん中を内側に折りこむと、ダイヤモンドのような形の折り紙になります。
斜めになっている左右のフチを、真ん中の折り目にぴったり合わさるように１㎝ほど内側に折りこみ、裏側も同じように内側に折りこみましょう。
ぺらぺらになっている部分の下の角を上に引っ張りあげて表側を向けるとリボンの結び目ができて、リボンに近づいてきました。
再び白い方を表に向け、バッテンになっている部分の４か所にハサミで切り込みを入れていきます。
折り線がたくさんついていて分かりにくいのですが、折られている線の通りにハサミを入れるのが正解。
ハサミを入れる理由はリボンと紐を分けるためなので、ハサミを入れるときは結び目のギリギリのところまで切っても大丈夫です。
４か所切り込みを入れたら、上の角を下の角に合わせて折りましょう。
今合わせた部分がリボンの紐になるので、中心線に合わせて再びハサミで切り込みを入れて左右に分けて、両端を少しだけ内側に折りこんで可愛く整えてくださいね。
残りはリボンの部分を整えていくだけなのですが、上下の角はどちらも内側に折りこみ角を丸くしましょう。
左右の角は両端にのりをつけて、真ん中でのり付けしてください。
真ん中でのり付けすることで、両端がふんわりとした立体的な可愛らしい折り紙りぼんを作ることができます。
前の部分がふっくらしたリボン
先ほどリボンは左右にボリュームが出るタイプでしたが、次は前の部分にボリュームが出るリボンの折り方を紹介しますね。
作り方は途中まで同じで、縦横ななめに２回ずつ折り目を付け、左右の角を内側に折りこんで四角形の形を作ったら、角を少し折り折り目をつけて開き、真ん中の折り目に合わせて折りこみます。
ダイヤモンドのような形ができたら、中心線に合わせて左右の斜めのフチを内側に折り、角を上に引っ張り上げて折り紙を開きます。
リボンと紐の部分を分けるのにハサミで切り込みを入れるのですが、先ほどと同様に折り目に添ってカットすればOK。
紐になる部分の角と角を合わせたら結び目の下くらいまで真ん中を
カットし、左右を分けて斜めに折って形を整えていらない裾部分をハサミでカットしてください。
ここまでの作り方は同じなのですが、リボンになる部分に違いがあります。
こちらの折り方は、リボンの部分が二等辺三角形になるように左右の角を内側に折りこみましょう。
二等辺三角形のような形になったら、両方のリボンの角を表側に向けてくるっと丸め、真ん中の結び目に両端を入れ込めば完成です！
リボンの部分を裏側に入れるか、表側に入れるかによって見え方が違ってくるので、ぜひ両パターンの折り紙を作ってみてくださいね。
指輪
続いてはシンプルな折り紙の指輪を作っていきましょう。
ダイヤモンドがついているような立体的な指輪なので、とても可愛い指輪に仕上がりますよ。
まず折り紙をハサミで縦半分に切り、半分だけを使っていきます。
半分の折り紙をさらに長細くなるように縦半分に折り目をつけて、真ん中の線に合わせてさらに半分に折りましょう。
縦長に折った折り紙を今度は横半分に折り、ぺらぺらでない方の左上の角を少しだけ斜めに折り目をつけて、この折り目に合わせて袋を開いてください。
裏側も同じように袋をつぶして折りこむと、矢印のような形に仕上がります。
裏表すべて真ん中の線に向かって両端を内側に折りこみ左右の端を両側に引っ張ると、ダイヤモンドのような形が出てきますので、両端を指のサイズに合わせてテープで留めれば完成！
折り紙なのに立体的で可愛い指輪を作ることができますよ。
ハートの指輪
折り紙で作るハートの指輪もとても可愛く仕上がりますよ。
まず折り紙を半分のサイズに折り目をつけたら、真ん中の線に合わせてさらにもう一折りして折り目をつけましょう。
この時点で上の部分だけ1本折り目がついていますが、上の折り目に合わせてさらにもう一折りし、巻き込むような形でもう一折りしてください。
2回内側に巻き込んだら裏を向けて、横半分に折って折り目をつけましょう。
両上サイドの角を中心に合わせて折ったら裏返して、上の角を半分くらいのところまで谷折りし、また表側を向けて角を広げるような形で折っていきます。
リボンのように開くので、白い部分を内側に折りこんでハートの形を整えましょう。
下のフチを内側に3巻きすると細いベルトになるので、このベルトを輪っかにしてテープで固定すれば完成です。
難しく感じますが実は手軽に作ることができるので、折り紙が苦手な方でも作ることができます。
おすすめの折り紙本
バラエティ豊富な折り紙の作り方が載っているので、楽しみながら折り紙を折ることができます。
可愛い折り紙リボンを作ろう！
折り紙で作るリボンや指輪はとても可愛くて、女の子の心をぎゅっと掴んで離しません。
難しく感じてしまうかもしれませんが、一つずつの工程をきちんと作っていけば必ず完成しますので、ぜひ作ってみてくださいね。
