ままごとキッチンを手作りする人が急増!
ままごとキッチンとして売っているものは、とてもかわいいですが、結構なお値段です。
できることなら、身近な材料でおままごとキッチンを手作りしようと研究している人が急増中!
Youtubeや個人のブログなどを見ると、手作りのままごとキッチンが多数紹介されています。
カラーボックスを使ったものや、段ボール・牛乳パックなど無料で入手できるものをかわいくアレンジした手作り作品もあります。
なかには、段ボールで折りたたみ式にこだわった個性的なおままごとキッチンまであります。
どういったおままごとキッチンにするか考えて、DIYにチャレンジしましょう。
手作りでもシンクやコンロ、調理器具にこだわって作ると子どもが大喜びする仕上がりにできます。
ままごとキッチンを手作りするのにおすすめの材料
ままごとキッチンを手作りするのにおすすめの材料を紹介します。
まず、土台に便利なのはカラーボックスです。
カラーボックスは、すでにしっかりした木材で組みあがっていて、仕切りもあります。
キッチンのシンク下をイメージするとわかりやすいでしょう。
また、カラーボックスを横にすると、つかまり立ちを始めた子どものお腹くらいの高さになります。
ママの料理を真似っこするのには、ちょうどいい高さです。
段ボールや牛乳パックも入れ物に使えます。
いずれの素材も広告が目立つことがあるので、布や壁紙シールを貼ってカバーしましょう。
入れ物の中には、おままごとで使う食材や、食器などをいれておけます。
100均の収納ケースを使っても代用できますが、プラスチックの素材がキッチンの風合いにそぐわない場合もあります。
100均には、おままごとの調理器具や食材も売っているのでチェックしてみましょう。
たとえばセリアには、赤い差し色が特徴的な調理器具が売っています。
段ボールを使ったままごとキッチンの作り方
カラーボックスと比べると強度不足が否めない段ボールも、工夫すれば立派なままごとキッチンにできます。
段ボールで作る良さは、持ち運びが楽ということと、子どもが大きくなったときに捨てるのが簡単ということでしょう。
また、ハサミやカッターで加工できるということも段ボールを使うメリットです。
シンクを表現するために、土台をくりぬいてボウルを設置するということも、段ボールなら簡単です。
段ボールで強度を出すには、段ボールを重ねることがポイントです。
段ボール1枚だけでは子どもがよりかかるとつぶれてしまいます。
補強方法として、段ボールを二枚重ねにしたり、小さな段ボール箱を組み合わせて作る方法があります。
段ボールの中に丈夫なボックスを入れ支え代わりにするという方法もおすすめです。
段ボールとボックスの間に隙間があっては意味がないので、隙間を埋めるように段ボールを詰め込んでおきましょう。
コンロやガスのスイッチも段ボールで作ります。
段ボールで作ったままごとキッチンは、ナチュラルな茶色も魅力的ではないでしょうか。
広告が印刷されていない面を使えば、シンプルなままごとキッチンが作れます。
自分で作り方を考えたり材料をそろえるのが面倒な人は、市販の組み立てキットも検討してみては?
図面をもとにプラモデル感覚で作るのも楽しいでしょう。
子どもの相手をしていて、ゆっくり工作にかける時間がないという人にも、市販の組み立てキットはおすすめです。
カラーボックスを使ったままごとキッチンの作り方
カラーボックスをままごとキッチンの土台にして、ままごとキッチンを作りましょう。
まず、シンクを作るためにカラーボックスに穴をあけます。
市販の小さめのボールをカラーボックスに当て、切り抜く部分に印をつけます。
ボールのふちに合わせて印をつけると、穴からボールが抜け落ちてしまいます。
ボールのふちは平たくなっている部分が5mm程度あるかと思うので、そこが穴にひっかかるような大きさにしましょう。
次にカラーボックスを横にして、上の部分にベニヤ板か、何枚か重ねた段ボールを垂直に貼り付けます。
貼り付けた板には、調理器具を吊り下げディスプレイする予定なので、ある程度強度があった方がいいです。
厚紙でも、強度がある大きなパズルケースの蓋などでも代用できますよ。
素材が違う場合には、ちぐはぐさを抑えられるようにペイントしたり壁紙シールを貼るなど工夫が必要です。
100均などで、板張りなどのナチュラルな壁紙シールは手に入ります。
せっかくシンクを作ったので、蛇口もつけましょう。
100均のシャンプーボトルのプッシュ部分を使えば、ひねるタイプの蛇口になります。
コンロ部分は、キルト生地を丸く切ってはりつけたりするとかわいいですよ。
ほかにも、ままごとキッチンを楽しく作るポイントは、のちほど詳しく説明します。
100均商品を使った手作りままごとキッチンのアイデア10選!
コスパがいい100均商品を使った手作りままごとキッチンのアイデアを紹介します。
細部にこだわったままごとキッチンが、100均アイテムでできますよ。
- 100均の壁紙シールでデコレーション
- 有孔ボードと100均のS字フックの組み合わせ
- 100均の旅行用の小分けボトルで調味料入れを作る
- 100均の手ぬぐいで目隠し収納を作る
- 100均の透明ファイルまたはプラ板でオーブンの扉を作る
- 100均のブリキ板とマグネットボードを取り付ける
- 100均のタイルシールでデコレーション
- 100均のガーランドや雑貨でままごとカフェ風に
- 看板を100均の黒板になる塗料で作製してカフェ風に
- 100均の食品のスクイーズでカフェ風に
手作りままごとキッチンのアイデア①:100均の壁紙シールでデコレーション
100均の壁紙シールは柄が豊富です。
段ボールがカラーボックスが少々見えても違和感ない、ナチュラルな木材の柄がおすすめです。
手作りままごとキッチンのアイデア②:有孔ボードと100均のS字フックの組み合わせ
収納上手が良く使う有孔ボードと100均のフックの組み合わせはおままごとでも生かせます。
調理器具を吊り下げてディスプレイするのに役立ちますよ。
散らかると面倒なおままごとグッズを、見せる収納で片付けられます。
子ども自身で片付けやすい見せる収納は、遊びながら学べて一石二鳥です。
手作りままごとキッチンのアイデア③:100均の旅行用の小分けボトルで調味料入れを作る
旅行用に化粧品を入れておく小さな小瓶が、調味料入れに早変わり。
マスキングテープにラベリングして、小瓶に貼り付けましょう。
ガラスの小瓶も100均で売っていて高級感は出せますが、おままごと中に割れると危ないのでプラスチック製のものがおすすめです。
手作りままごとキッチンのアイデア④:100均の手ぬぐいで目隠し収納を作る
100均の手ぬぐいを吊るして、カラーボックスなど丸見えの部分に吊り下げましょう。
手ぬぐいの端に細いつっぱり棒を通して、カラーボックスに設置するなどの方法があります。
手作りままごとキッチンのアイデア⑤:100均の透明ファイルまたはプラ板でオーブンの扉を作る
オーブンや電子レンジの覗き口は、透明になっています。
A4が入るファイルを切ったものや、プラバンの板を内側から貼り付けましょう。
うっすら黒くしたい場合は、カラーセロハンを使うのもおすすめです。
セロハン単体だとペラペラしすぎなので、ファイルやプラ板に貼り付けて使うようにします。
手作りままごとキッチンのアイデア⑥:100均のブリキ板とマグネットボードを取り付ける
ブリキ板にマグネットを貼り付けて、レシピボードのようにすることができます。
ブリキ板は端の部分がむき出しで危ないので、段ボールで周りをくるむなど工夫して取り付けましょう。
手作りままごとキッチンのアイデア⑦:100均のタイルシールでデコレーション
お洒落なキッチンにはタイル貼りのものがありますね。
100均のタイルシールをシンク周りなどに貼り付けましょう。
手作りままごとキッチンのアイデア⑧:100均のガーランドや雑貨でままごとカフェ風に
おしゃれなままごとキッチンを突き詰めたいなら、いっそのことカフェ風にしてみては?
お店風にするため100均のガーランドや、かわいい雑貨を散りばめます。
フェイクグリーンをあしらうのもおすすめです。
実際のお店でマネできるところを探して、ディスプレイしてみましょう。
手作りままごとキッチンのアイデア⑨:看板を100均の黒板になる塗料で作製してカフェ風に
黒板にチョークを使って、イラストや文字を描いたお店があります。
100均で手に入る黒板になる塗料は、段ボールにも塗ることができます。
この塗料はプラスチックなどツルツルした素材だと塗りにくいので、ザラザラな素材に塗るのが向いています。
完成した黒板にチョークで描いた文字は、乾いたティッシュで拭くと消せます。
子ども部屋の壁に設置すると、お絵描きボードとしても使えますね。
手作りままごとキッチンのアイデア⑩:食品のスクイーズでカフェ風に
100均には本物そっくりの大きさで、袋に梱包されていたり、さわるとプニプニしておもしろい食品のスクイーズがたくさん。
匂いがついているスクイーズもあります。
本物サイズのリアルなおもちゃなので、100均の紙皿やフォークと合わせて使うと、ごっこ遊びが盛り上がります。
おすすめのままごとグッズの本
ままごとキッチンを作ったら、かわいい食材のおもちゃがほしくなります。
市販のものでもかわいいものがいっぱいありますが、羊毛フェルトを使って手作りしませんか?
この本では、色々なお店でのごっこ遊びを想定した作品が載っています。
お弁当から、お寿司、お菓子、アイスクリームやタイ焼きまで、色々な食べ物が作れます。
羊毛フェルトに必要な材料も教えてくれるので、これから羊毛フェルトをやってみたい人にもおすすめです。
ままごとキッチンを手作りしよう!
ままごとキッチンは手作りできます。
カラーボックスなど強度があって土台にしやすいものや、段ボールや牛乳パックなど加工しやすいものなどを組み合わせて作りましょう。
素材に統一感を出すには、100均などの壁紙シールを使うのが手軽です。
ままごとキッチン設計図などといった難しいことを考えなくても、100均の材料で十分しっかりしたキッチンができますよ。