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2019/04/02

プラバンの着色方法はたくさんある!着色法と仕上がりの特徴を紹介

子供の頃、プラスチックに絵を描いて、オーブントースターに入れると縮まっていく様子を見て感動したことはありませんか?プラバンでキーホルダーを作ったりした経験がある人も多いですよね。

そんな懐かしさを感じるプラバンですが、今、そのプラバンで可愛いキーホルダーやアクセサリーまで作れちゃうんです。今回はアクセサリーにもなるプラバンのいろんな着色法をご紹介します。

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プラバンとは?

プラバン着色プラバンとは

プラバンはプラスチックの板のこと。プラバンと呼いう呼び方はこのプラスチックの板の略称だったんですね。

このプラバン、ご存じの人も多いですよね。プラスチックの薄い板に色絵や着色をしてオーブントースターで熱して縮ませ、キーホルダーやアクセサリーのパーツになったりします。

もともとプラバンは元来の大きさを薄く伸ばしてシート状にしているもので、熱を加えることによって元の形に戻ります。縮まった姿が元の姿なんですね。

伸ばしてシート状の時に、形も加工します。温めると元の形に縮むので、そのことを考慮して、形を形成する必要があります。

プラバンは透明タイプ、やすりがけタイプ、色付きタイプ、蓄光タイプ、印刷用タイプの5種類あります。

用途に応じてそれぞれあったプラバンを選びましょう。一番スタンダードの透明タイプは100均でも売っているので、プラバン初心者の人は手を出しやすいですよ。

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プラバンの着色法は油性ペンだけじゃない!

油性ペンだけじゃないプラバン着色

プラバンの着色といえば、真っ先に浮かぶのが油性ペン。油性ペンで絵を描いて…というイメージを持っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、プラバンの直色方法は油性ペンだけではないんです!色鉛筆やクレヨン、絵具やポスカなど、着色方法は様々。

着色方法で、出来上がりの特徴も雰囲気もずいぶん変わってきます。ぜひ油性ペン以外の着色方法も試してみてはいかがでしょうか。

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プラバンの着色方法と仕上がりの特徴

プラバン着色いろいろ

プラバンは着色方法によって仕上がりの雰囲気も変わってきます。着色方法と仕上がりの特徴をご紹介してきますよ!

  1. 色鉛筆
  2. パステル
  3. アクリル絵具
  4. ポスカ
  5. マニキュア

着色方法と仕上がりの特徴①:色鉛筆

色鉛筆で着色する時は、プラバンの色を付ける面を紙やすりで薄く削って傷をつけます。

傷の溝に色鉛筆の色が入って色付けされるので、この削る工程は欠かしてはいけません。着色方法はとにかく丁寧に重ね塗りをすること。

色鉛筆は色づきがかなり薄いので、塗り残しがないように端っこまで塗っていきましょう。違う色を重ねて塗ることで立体感を出したり、細かい表現も可能。

仕上がりは、ふんわりと優しく柔らかい印象。動物の毛の流れなども繊細に表現できるのも色鉛筆の特徴です。

着色方法と仕上がりの特徴②:パステル

パステルの着色方法は、パステルを削って、その削った粉で着色していく方法が人気です。色鉛筆と同じ方法で色付けしてく方法もあります。

パステルらしいふんわりとした仕上がりには、パステルを粉状にして着色していく方法がおすすめ。着色面をやすりで削り、粉状のパステルを綿棒や細かく切ったスポンジで擦り込ますように着色します。

色を混ぜてグラデーションを作ることも可能。パステルを指やティッシュでぼかすと、パステルの仕上がりの特徴であるふんわり感が一層増しますよ。

着色方法と仕上がりの特徴③:アクリル絵具

アクリル絵具で着色する場合は、焼いたあとの着色になります。焼く前に着色してしまうと着色面がガサガサになってしまい、色が剥がれやすくなってしまうので注意ですよ。

アクリル絵具の特徴は、とにかく色が鮮やかということ。プラバンがポップな印象になります。

着色する際、細い筆を使えば細かい着色もできるので、繊細なデザインも可能。仕上げにニスやレジンでコーティングすることをおすすめします。

着色方法と仕上がりの特徴④:ポスカ

ポスカは焼く前に着色します。着色面に軽くやすりを掛けておくと、インクが弾かず、色が定着しやすいですよ。

ポスカでの着色の特徴は鮮やかで立体感のある仕上がりになること。もともとくっきりはっきりした印象のポスカですが、焼くと色の鮮やかさが増します。

色むらが多少あっても、焼いてしまえば対して気にならなくなるので、プラバン初心者の人には嬉しい着色方法ですね。

着色方法と仕上がりの特徴⑤:マニキュア

プラバンをマニキュアで着色する際は、必ず焼いた後に着色すること。マニキュアを塗って加熱すると、ひび割れ、発火の恐れも。

危険を伴う可能性があるので、必ずマニキュアの着色は焼いた後にしましょう。また、油性マジックはマニキュアの成分で消えてしまいます。

油性マジックとマニキュアを併用して着色する場合は、油性マジックで描かれてない裏面にマニキュアで着色しましょう。

マニキュアはキラキラのラメやホログラムが入っているものがあり、それらを使って着色すれば簡単にキラキラのプラバンが出来上がります。

これは、マニキュア着色ならではの特徴ですね。仕上げにレジンコーティングをすれば、ぷっくりツヤツヤにのワンランクアップの出来栄えになりますよ。

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色鉛筆・パステルでプラバン着色の手順

プラバン着色色鉛筆パステル

完成時にはふんわり優しい仕上がりになる、色鉛筆とパステルで着色したプラバン。着色手順を解説していきましょう。

  1. プラバンの裏面を紙やすりやする
  2. 色鉛筆・パステルで色付け
  3. ハサミでカット
  4. 焼く
  5. コーティングをする

手順①:プラバンの裏面を紙やすりでやする

まず、色鉛筆やパステルで着色をする場合、紙やすりでプラバンをやすることから始めます。紙やすりでできた傷の溝に色鉛筆やパステルの色が入って着色されるので、この工程は必須です。

紙やすりでプラバンの裏面を円を描くように丁寧かつ均一にやすりがけをしていきます。あらかじめ、やすりがけされているタイプのプロパンもあります。

それを使えば、この工程を省くことができますよ。

手順②:色鉛筆・パステルで色付け

次は着色していきましょう。まずは、色鉛筆の着色方法から。

色鉛筆は普通に塗っていけばOKです。着色が終わったら、余分な粉を払っておきましょう。

さらにティシュや指で塗った面を擦ってぼかすと、より柔らかな雰囲気を出すことができます。異なる色を重ねて境目をぼかせば、きれいなグラデーションを作ることも可能です。

次にパステルの着色方法です。色鉛筆と同じく、そのまま塗っていく方法もありますが、より人気の着色の方法は、パステルを削り、削った粉で着色していく方法です。

スポンジや綿棒で着色してきましょう。この着色方法だと、よりふんわり感がでて優しい印象仕上がりになりますよ。

また、グラデーションがより美しく作れるのがこのパステルです。塗った後は、色鉛筆同様、余分な粉を払いましょう。

手順③:カットする

着色が終わったら、ハサミでカットしています。出来上がりに形が左右されるのかこのカットという工程。

まずは大まかにざっくりハサミでカット。最初から形に添ってカットしてしまうより失敗が少ないですよ。

大まかにカットできたら、次は丁寧に形に添ってカットしていきましょう。細かいところはハサミではなくカッターを使うと綺麗にカットできます。

手順④:焼く

切り抜いたプラバンを表面を上にして、くしゃくしゃにしてシワを付けたアルミホイルに置き、オーブンで焼きます。

焼き始め、ぐにゃぐにゃしながら縮んでいきますが、大丈夫。徐々に平らになります。

プラバンの歪みがなくなり動かなくなったら焼き終了です。です。オーブンから取り出して、分厚い本でプレスしましょう。

手順⑤:コーティングをする

仕上げコーティングは好みです。コーティングした方が色剥げも防げ、見た目もワンランクアップした仕上がりになります。

コーティングの仕方はそれぞれです。レジンでコーティングすればぷっくりツヤツヤに。

ラメ入りマニキュアを使えば自然な感じにラメがコーティングされて輝きがプラスされます。水性のニスでもコーティング可能です。

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ポスカ・アクリル絵の具でプラバン着色の手順

プラバン着色ポスカアクリル絵具

次はポスカとアクリル絵の具を使った着色方法についてです。アクリル絵の具は他の着色方法と順番が異なるので注意ですよ!

  1. 油性マジックで枠を書く(ポスカ・アクリル絵の具共通)
  2. ポスカの場合:着色する
  3. ポスカの場合:焼く
  4. アクリル絵の具の場合:焼く
  5. アクリル絵の具の場合:着色する

手順①:油性マジックで枠を書く(ポスカ・アクリル絵の具共通)

まずは、ポスカ、アクリル絵の具共通の工程です。油性マジックを使って絵の枠を書いていきましょう。

ポスカの場合、下絵を写して直接ポスカで描いていく場合はこの工程は不要です。

手順②:ポスカの場合:着色する

まずはポスカで着色する場合。色鉛筆やパステル同様、加熱前に着色します。

ポスカは色むらが出ても焼いて縮めば気にならなくなるので大丈夫。多少の色むらは気にせず塗っていきましょう。また、ポスカはインクが出すぎることがあります。

インク出しすぎは綺麗に着色ができない原因にもなります。注意しましょう。

手順③:ポスカの場合:焼く

ポスカでの着色が終わったら形に添ってカットしていきましょう。まずは大まかにカットしてから細かいところを丁寧に。

ハサミでは難しい箇所はカッターと使うといいですよ。刃物なので、手元に注意しましょう。

カットしたら、くしゃくしゃにしたアルミホイルの上にのせてオーブンで焼きましょう。プラバンの歪みがなくなり動かなくなったら焼き終了です。

分厚い本などでプレスしましょう。レジンやマニキュア、ニスなどでコーティングすれば色落ちも防げて見た目も美しくなりますよ!

手順④:アクリル絵の具の場合:焼く

アクリル絵の具の場合は、加熱後に着色をしていきます。まず、油性マジックで描いた枠を丁寧にカットしましょう。

くしゃくしゃにシワを付けたアルミホイルの上に置いてオーブントースターで加熱します。プラバンの歪みがなくなり動かなくなったら焼き終了です。

分厚い本などでプレスしましょう。加熱前にアクリル絵の具で着色してしまうと、着色面がガサガサしてしまい、色が剥げやすくなります。

アクリル絵の具で着色する場合は、必ず加熱後に着色しましょう。

手順⑤:アクリル絵の具の場合:着色する

アクリル絵の具を塗っていきましょう。裏塗りが基本です。また、細い筆を使えば繊細なタッチで着色ができるので、細かい作業もしやすいです。

コーティングはアクリル絵の具が完全に乾いてからにしましょう。

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プラバンをきれいに仕上げるコツは?

プラバン着色コーティング

簡単にできそうなプラバンですが、せっかくアクセサリーやキーホルダーにするなら、キレイに仕上げたいですよね。ここではプラバンをキレイに仕上げるコツをご紹介します。

  1. 焼く前に予熱する
  2. やすりがけは丁寧に
  3. 着色は薄目にする
  4. コーティングをする

きれいに仕上げるコツ①:焼く前に予熱する

プラバンは加熱して縮まり、形が出来上がります。プラバンに均一に熱を加えることが重要に。

熱を加える際、ムラがあると完成形も歪んでしまいます。オーブンを予熱し、オーブン内の熱を均等にしておきましょう。

きれいに仕上げるコツ②:やすりがけは丁寧に

色鉛筆やパステルえ着色をする際は、プラバンの着色面にやすりがけをします。このやすりがけは、色鉛筆やパステルで着色する際の重要な工程です。

着色をする細部まで、丁寧かつ均等にやすりがけをしましょう。

きれいに仕上げるコツ③:着色は薄目にする

プラバンは加熱し縮まると着色した色が濃くなります。アクリル絵の具やマニキュアなど、加熱後着色する場合はいいのですが、加熱前に着色する場合は、出来上がりのイメージより薄く着色すると、加熱後、ちょうどよい色味で出来上がります。

きれいに仕上げるコツ④:コーティング

とにかくキレイに仕上げたいなら必ずコーティングをしましょう。するとしないだと大違いです。

コーティング方法は、レジン、クリアマニキュア、ラメマニキュア、ニスなど、様々な方法があります。どれもツヤツヤに仕上げてくれます。

<下に続く>

おすすめのプラバンアクセサリー本

いちばんくわしいナナアクヤのプラバン教室
1200円

プラバンアクセサリー作りのテクニックとコツがこの一冊に!着色や加熱などのコツが工程ごとに細かく解説してあります。

プラバン初心者もこの本があれば素敵なプラバンアクセサリーが作れちゃいます。

<下に続く>

好みの着色方法でプラバンアクセサリーを作ろう

プラバン着色まとめ

プラバンの着色方法は油性マジックだけじゃない。プラバンの着色方法によって雰囲気が変わってくるんですね。

色鉛筆やアクリル絵の具など、手に入りやすいもので着色できるのも嬉しい。プラバンで好みのアクセサリーを作ってみるのはいかがでしょうか。

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