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2019/04/01

壁のカビ取り方法と対策を大公開!重曹が効果的という話は本当か?

壁にカビが生えてしまって困っているという人はいませんか。
カビができる原因を知れば、効果的なカビ対策ができるようになります。

この記事では、壁のカビ取り方法と対策について説明します。
この記事を読めば、効果的なカビ取り方法と対策がわかるようになります。

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壁にカビが出来る原因って何なの?

壁のカビ

壁にカビが出来る原因が何だか知らない人は多いはずです。
原因を知らなければ効果的な対策はできませんよね?

結論から言えば、壁にカビが発生する原因としては次の4つがあります。

  1. 湿気
  2. 結露
  3. 断熱不足
  4. 雨漏り

以下では、カビができるそれぞれの原因について詳しく説明していきます。

壁にカビが出来る原因①:湿気

壁にカビが出来てしまう最も多い原因は「湿気」です
空気中に常にカビは存在していて、人間と一緒に生息していると言っても過言ではありません。

通常、カビは空気中に漂っているだけで目には見えません。
しかし、空気中にカビが漂っているうちに物質に付着し、適当な水分や温度が揃うと菌糸を伸ばして生育し始ます。

生育して大きくなるとカビは目に見えるようになります。
つまり、湿気が多くなることでカビが生育しやすい環境が整うと壁にカビが出来るようになります。

空気中のカビが多くなってしまうと、人体にも悪い影響を与えるようになるので注意しなければなりません。
特に、子どものいる家庭では注意が必要です。

カビが生育しやすい湿度とは70~99%の状態となります。
湿度が高くなればなるほど、カビが生育する環境が整うことになります。

梅雨の時期に壁にカビが発生しやすのはこのような理由からです。

壁にカビが出来る原因②: 結露

壁にカビが出来る場所の中で最も多いのは窓の付近の壁です。
窓の付近にカビができやすい理由は、窓についた結露が壁に吸収されて、カビが生育しやすい環境となるからです。

結露ができて壁が湿るとその部分の湿度は高くなります。
そうするとその部分にカビが発生するのです。

壁にカビが出来る原因③: 断熱不足

壁にカビが出来るその他の原因としては、断熱の不足が挙げられます。
壁の中には快適に生活するために断熱材が入っています。

壁に断熱材が入っている理由は、室内を過ごしやすい温度に保ち家の外側と家の内側の温度差によって発生する結露を防ぐためです。
断熱材が不足していると、外と室内の温度差が大きくなって結露が発生してしまいます

水の中でカビは生きることはできませんが、湿気のあるジメジメとした環境がカビは大好きなので、そのような環境をつくらないことが重要です。

壁にカビが出来る原因④: 雨漏り

壁にカビが出来る原因には雨漏りもあります
雨漏りがあると、壁の内側の湿気が多くなります。

そうすると、壁の内部でカビが成長しやすい環境が整ってしまうのです。
その結果として、カビが成長します。

雨の水分を壁の断熱材などが吸い込むで湿度が上がります。
そうすると、断熱材の部分がカビだらけとなって断熱効果も失われ、カビがさらに生えるという悪循環に陥ります。

放っておいても断熱材からカビを取り除くことはできません。
その結果として、カビが成長してしまいます。

カビは成長してから取り除くことは難しいので、カビが広がる前に早めに取り除かなければなりません。

<下に続く>

壁のカビの簡単な取り方とは?

ブラシ

壁にカビが出来てしまったら、そのカビを取り除かなければなりません。
取り除かないとどんどんカビの範囲が広がってカビだらけとなってしまいます。

壁のカビの簡単な取り方は次の4つです。

  1. 塩素系カビ取り剤
  2. お酢
  3. 消毒用エタノール
  4. 重曹

壁のカビ取り方法①:塩素系カビ取り剤

塩素系カビ取り剤は壁のカビを取り方としては最もオーソドックスなものです。
塩素がカビに対して強力に作用して、カビそのものを殺す効果があります

漂白作用もあるので、カビでついた壁の黒い色も取り除くことが可能です。
ただし、塩素系カビ取り剤は非常に強力にカビに対して作用する一方で、壁紙自体にもダメージを与えてしまう場合があるので注意しなければなりません。

壁のカビ取り方法②:お酢

塩素系カビ取り剤と並んで、カビ取りに使えるのがお酢です。
お酢を使うと、壁の部分に付着したカビが緩んで取り除きやすいです

お酢を使う場合には原液を使うのではなく2倍〜3倍にまで水で薄めて使用するのがおすすめです。
原液で使うと、お酢の色が壁に移ってしまう場合があるので注意する必要があります。

壁のカビ取り方法③:消毒用エタノール

消毒用エタノールはカビを殺菌する効果があります
カビ菌が壁の中で生きたままで取り除いたとしても、またカビが発生してしまう場合があります。

消毒エタノールでカビを取り除く場合には、きちんと取り除いた部分を乾かすようにします。
消毒エタノールにはカビを予防する効果もあるので積極的に活用すると効率的にカビを減らすことができます。

壁のカビ取り方法④:重曹

壁のカビ取り方法で意外と使えるのが重曹です。
重曹は壁のカビが繁殖する原因となる汚れを分解する効果があります

重曹そのものにカビを取り除く効果は薄いですが、重曹を使うとカビの繁殖を防ぐことが可能です。

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重曹で壁のカビを取る方法をご紹介

重曹

重曹は弱アルカリ性でタンパク質を緩める効果があります
また、研磨作用もあるので、壁のカビをこすって取り除くことも可能です。

重曹は100円均一などでも販売されており、地球にも優しいクリーンな掃除道具なので、常備しておくと家中の掃除に利用できます。
重曹を使って壁のカビを取り除く場合には、重曹を水に溶かしてスプレーで使うのが最も効果的です。

水1リットルに対して重曹60g〰70gを入れます
かき混ぜてしっかりと水に溶かすすことが重要です。

カビが生えてしまった壁の部分にスプレーを噴射して5分程度置いた後、その部分を清潔なふきんで拭き取るようにします。
壁のカビを拭き取る場合にはできるだけ優しく撫でるようにします。

壁のカビを拭き取る際に、強くこすりすぎると壁を傷めてしまうので注意が必要です
撫でるように拭き取っても壁のカビが取り除けない場合には、壁紙の中にカビが深く入り込んでしまっている可能性があります。

深く壁の中にまで入り込んでしまったカビを重曹で取り除くのは困難です。
そんなときは、無理に重曹で擦ってカビを落とそうとするのではなく塩素系カビ取り剤などを使ってきれいにします。

重曹そのものにはカビを取り除く高い効果はありません。
重曹には研磨作用があるので、その研磨作用でカビを擦り取っているだけです。

研磨しすぎれば当然壁の部分を削ることになり、その箇所が傷んでしまいます。
繰り返し掃除をすれば当然破れやすくなるので注意が必要です。

重曹はカビの栄養分となる汚れなどを落とすために効果的なものなので、この点をきちんと理解して活用することが大切となります。
重曹を使った後は、きちんとその箇所を乾燥させます。

乾燥させずにそのまま放置してしまうと、その水分が原因でさらに壁にカビが生えてきてしまします。
カビの大敵は乾燥であることをきちんと理解して重曹を活用しましょう。

<下に続く>

壁に使えるカビ予防対策をご紹介!

カビ掃除をする人

壁にカビは出来てしまうとなかなか取り除くことが難しくなるので予防することが重要となります。
以下では、壁に使えるカビ予防対策を紹介していきます。

  1. 乾燥させる
  2. 低温にする
  3. 栄養を断つ
  4. 換気する

壁に使えるカビ予防対策①:乾燥させる

壁のカビ予防対策として最も有効なのは乾燥させることです。
部屋をきちんと乾燥させれば壁のカビも生きていけなくなります。

カビの予防で最も重要なことは乾燥させることであると言っても過言ではありません。
結露などで壁が水分をひどく吸っている場合には、ドライヤーなどを使って壁を乾かすようにすると効果的です。

壁に使えるカビ予防対策②:低温にする

壁のカビが生育するためには、適当な温度が必要です。
高温になるとカビが繁殖しやすくなってしまいます。

そこで、部屋を低温にしておけばカビが繁殖を防ぐことができます。
およそ22℃以下にしておけばカビが繁殖することはありません。

梅雨の季節の気温がカビにとって最も過ごしやすい気温です。
冬にカビが成長するのを見たことはありませんよね?

温度を管理することも、カビの予防には効果的なので、部屋の湿度を高めすぎないようにすることが大切です。

壁に使えるカビ予防対策③:栄養を断つ

カビは汚れを栄養源にして繁殖します。
そのため、カビの栄養源となる汚れを除去することでカビの繁殖を防ぐことが可能です。

カビの栄養源には汚れだけではなく埃なども含まれます。
きちんと掃除をするだけでも壁のカビを予防することは十分に可能です。

部屋を清潔に保つために、定期的にきちんと掃除をします。
空気清浄機を活用して空気をきれいにしておくことも、同じ理由からカビの予防につながります。

壁に使えるカビ予防対策④:換気する

壁に壁がはえる基本的な原因は湿気です。
湿気をなくせばカビは生えてきません

まずはこのメカニズムをきちんと理解します。
きちんと換気をすることが壁のカビ予防につながるのです。

こまめに換気をするようにするだけで、部屋の空気を入れ替えることができるので、1日に1回は必ず換気することが重要となります。
なかなか窓が開けられず、ジメジメした季節には、サーキュレーターや扇風機などを使って部屋の空気を循環させるようにするだけでも効果があります。

<下に続く>

おすすめのカビ対策本

カビの対策・予防のためにおすすめなのが次の本です。

菌・カビを知る・防ぐ 60の知恵: プロ直伝!防菌・防カビの新常識
1404円

この本では、なぜカビが発生するのかまで、そのメカニズムがきちんと説明されています
壁のカビ問題だけではなく、お風呂やキッチンなどに生えてくるカビ問題に対して有効な対策・予防方法まで説明されているので、家中のカビ問題の対策に役立つ本です。

カビは空気中に存在しているので、生活の中でカビとうまく付き合っていかなければなりません。
この本が一冊あれば、上手にカビと付き合っていくことができるようになり、家の中のカビ対策・カビ予防は完璧です。

<下に続く>

カビが生える原因を理解してきちんとした対策・予防を!

カビの生えた壁

カビそのものは空気中に常に漂っているものです。
カビそのものを空気中から完全に無くすことはできません。

そのため、壁のカビ対策としてはいかに壁にカビを成長させないかが重要です。
つまり、カビ対策として最も重要なのは予防です。

壁にカビが生えたことに気づいたら、塩素系カビ取り剤・消毒用エタノール・お酢・重曹を使って壁のカビを取り除きます。
カビを放っておいてもなくなることはないのできちんと取り除くことが大切です。

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