ゆうメールとは?
まずは、ゆうメールという言葉を聞くことがあるかと思いますが、どのようなサービスなのかというのを知らない人も多いと思います。
そこで、ゆうメールについて、送れるものや内容について紹介していきたいと思います。
日本郵便のHPでゆうメールについての説明を紹介すると
- 重さ1kgまでの冊子になっている印刷物・DVD・CDなどが送れるものである
- ポストから投函できる
- 本やカタログなどの送付に有効
という説明がありました。
簡単に言うと、ゆうメールや本や冊子、DVDなどを送る際にはおすすめの郵便方法ということになります。
でもどのように送付したらいいのか、メリットやデメリットなども気になりますよね。
そこで、ゆうメールのメリット、デメリットを紹介します。
ゆうメールのメリットとデメリット
ゆうメールは便利に感じるメリットと、それとともにデメリットと感じる点もあります。
そこをしっかりと紹介します。
ゆうメールのメリット
ゆうメールのメリットは、定形・定形外郵便より料金が安く送れるという点です。
また、ポスト投函も可能で送るのもポスト、受取もポストでできるというのが手軽でいいという点も挙げられます。
また、DMなど大量の郵便物を送る方には特におすすめで1万通未満であれば定型・定形外郵便で送るよりもかなりお得になります。
ゆうメールのデメリット
まず、デメリットとしてあげられるのが書籍、雑誌、CDやDVDなど送れるものが限られているという点です。
印刷物でなければダメで、手書きのものも送ることができません。また、冊子状になっていない印刷物も送ることができません。
また、信書も送ることができません。内容物に関する挨拶状や添え状などは送れるものに含まれます。
ただ信書のみを送ることはできません。
そして、デメリットというかは微妙ですが中身の送れるものが限られているため切り込みを入れたり、透明な封筒に入れたりして中が見えるようにする必要があります。
また、ゆうメールと大きく書いておかないとゆうメールとして扱ってもらえません。
と、料金が安い代わりにいろいろと条件があるのがゆうメールです。
ゆうメールで送れるもの
ゆうメールで送れるものについてもっと詳しく紹介していきます。
ゆうメールで送れるものは大きくわけて以下の4つものになります。
- 本、雑誌、商品カタログ、会報などの冊子
- CDやDVDなどの電子記録媒体
- コイルなどの金具で留めているカレンダーなど
- 大きめの冊子を筒状にして梱包したもの
という4種類です。それぞれについて紹介していきます。
ゆうメールで送れるもの①:本、雑誌、商品カタログ、会報などの冊子
ゆうメールで送れるもので、1番多いと言われているのが書籍や雑誌、商品カタログなどの冊子類です。
ゆうメールでは、冊子になった印刷物しか送れないので企業のDMやフリマサイトで販売した雑誌や書籍などを送るのにとても役に立ちます。
送る量が多くなればなるほど、料金的にもお得になるので自身が送るのはもちろん送られる側でもよく受け取ることが多いのがゆうメールです。
商品カタログや会報なども、ゆうメールで送られてくることが多いです。
ゆうメールで送れるもの②:CDやDVDなどの電子記録媒体
ゆうメールでは、CDやDVDなども送れるものの一つです。
サイズの決まりがあるので、縦34cm×横25cm×高さ3cmまでで、1kg以内のものであればCDやDVDも送ることができます。
何枚ぐらい送れるかというのが気になる点ですが、CD1枚の厚みにもよるのですが厚さ1cmほどのよくあるCDであれば6枚程度送ることが可能です。
ゆうメールで送れるもの③:コイルなどの金具で留めているカレンダーなど
金具のついているカレンダーなどもゆうメールで送れるものになります。
大きさや重さの基準だけ守っていれば、カレンダーも送れるものに入ります。
冊子とは違いますが、カレンダーも送ることができます。
ゆうメールで送れるもの④:大きめの冊子を筒状にして梱包したもの
大きめの冊子を筒状にして梱包したものもゆうメールで送れるものに入っています。
ただ、ゆうメールは大きいものを送れることがメリットでもあったのですが、ゆうメールの規格外は2018年の9月1日より送れなくなりました。
なので、サイズを守った上で筒状にしたものなどは送ることができます。
ポスターなどでも大きさが大きいものは、筒状にしてもゆうメールでは送れないことがあるので注意が必要です。
ゆうメールで送れないもの
ゆうメールで送れないものも紹介します。
- 信書(簡単な挨拶状や案内状は送付可能)
- 印刷を利用していないもの(手書きの手紙など)
- 現金など金券
になります。
どのようなものか、詳しく紹介していきます。
ゆうメールで送れないもの①:信書(簡単な挨拶状や案内状は送付可能)
ゆうメールは、印刷をした冊子状のものしか郵送できないので、信書の類は送れるものに含まれていません。
例えばカタログや商品案内などの冊子を入れた場合に、それに付随する簡単に作られた挨拶状などは一緒に送ることはできます。
しかし、信書だけというのは郵送できません。
信書を送ることが多い方は注意が必要です。
ゆうメールで送れないもの②:印刷を利用していないもの(手書きの手紙など)
ゆうメールは、印刷を利用しているものというのが条件に入っているので料金が安いとはいえ、ただの手書きの手紙は送れるものに入っていません。
定型外郵便などよりも安く送れるので、利用したいと思う方も多いでしょうが手書きのもの、冊子でないものなどは送ることができないので普通の手紙としての扱いとはちょっと違います。
また、冊子になっていても手書きのものは郵送することができません。
ゆうメールで送れないもの③:現金など金券
ゆうメールでは、現金などの金券を送ることはできません。
これは定型郵便でもそうなのですが、金券はきちんと書留などで送ることになっています。
ゆうメールは、安く送れる代わりに追跡等がついていないので万が一紛失などの可能性も否定できません。
現金や金券は、ゆうメールで送ってはいけないことになっています。
ゆうメールで服は送れる?
今はフリマサイトなどを利用している人も多いので、洋服などをゆうメールで送れたらうれしい!という人も少なくないのではないでしょうか。
結論から言うと、洋服はゆうメールで送れるものには入っていません。
先ほどから説明している通り、ゆうメールでは書籍類、CD類など紙のものしか送れないので洋服を送ることはできないのです。
料金は安いですが、ルールは守って利用しましょう。
ゆうメールの注意点
ゆうメールの注意点について、まとめて紹介します。
- 書籍やCDなど送れるものが決まっている
- 信書や金券などは送れない
- 切り込みを入れるか透明の袋で送れるものの中が見えるようにしなくてはならない
- ゆうメールとわかるように記載しておかなくてはいけない
という注意点があります。
送るときには注意してくださいね。
ゆうメールの料金
気になるゆうメールで送れるものの料金について紹介していきます。
サイズは、縦34cm×横25cm×高さ3cm以内と決まっており、最大1kgまで送ることができます。
料金は送れるものの重さによって違っており、以下のようになります。
- 150gまで→180円
- 250gまで→215円
- 500gまで→300円
- 1kgまで→350円
となります。
定型外郵便と比べてもかなり安く、ゆうメール1kgで350円のところが定形外だと570円かかります。
雑誌やCDなどを送るのであれば、定型・定形外郵便よりもお得なのでゆうメールをぜひ利用してみてください。
ゆうメールが届くまでの日数の目安
あと、気になる点で言えばゆうメールはどのくらいの日数で届くの?という点ですよね。
ゆうメールの配達日数は、定型・定形外郵便とほぼ同じ日数で届けられます。
なので、近いところなら翌日につく可能性もあるし遠くても3~4日程度で届くことがほとんどです。
また、出す時間によっても配達日数が違います。
昼12時までに回収されたものは午前差出、昼12時以降から夕方5時ぐらいまでに回収されたものは午後差出となります。
午前差出のものは当日配送に回されるので、早く着くことが多くなります。
また、ポストの場合は、回収してから郵便局に持っていく時間があるので誤差が出る場合もあります。
ただ、ゆうメールには追跡の機能はついていないので今どの辺にあるのかなどを日本郵便のサイトで見ることはできません。
おすすめの封筒
一つ目におすすめの封筒は、クッション付きのA4サイズの封筒です。
ゆうメールでは、CDやDVDなどを送ることが多いためクッションがついていた方が破損を防げます。
自分で緩衝材を巻いてもいいですが、封筒についている方が便利だと言えます。
ゆうメールは、送るものの中身が見えないといけないので、カタログや見えてもいいものであれば、このような透明の封筒に入れて送るのもおすすめです。
よく会社のDMなどはこのような透明な封筒できますよね。
しかも、ゆうメールの印刷もしてあるので、わざわざ書く手間も省けます。
ゆうメールで送れるものを確認して有効に利用しよう!
ゆうメールで送れるものや料金、日数について紹介しました。
ゆうメールや安く送れるかわりに、送れるものが限定されているのが特徴です。
ただ、送りたいものが送れるものに入っている場合、とてもお得に送ることができます。
上手にゆうメールを利用してみてくださいね。