プラスチックを使った仮面の作り方5選
強度が合って加工しやすいプラスチックは仮面のベースにするのにピッタリです。
クリアファイルなど手に入りやすいものを加工して工作しましょう。
- 骸骨マスク
- かわいい動物のお面
- メガネタイプ
- 怖いお面
- ペストマスク
プラスチックを使った仮面の作り方①:骸骨マスク
骸骨マスクは、白と黒で作ればよいので比較的簡単なものです。
白色のプラスチック板を買ってきて作りましょう。
100均の白色PP板はハサミでカットできるので工作向きです。
目の部分は大きく黒く塗りつぶし、口元に縦線を入れます。
アンパンマンに登場するホラーマンが、平面ながら骸骨の特徴を抑えているので参考にしましょう。
プラスチックの仮面は立体的には作りにくいため、イラストを描くようにキャラクターの特徴をデフォルメしていくことが重要です。
目の部分は小さな穴を開けておきます。
黒い部分に穴をあけるので、目立ちにくいですよ。
プラスチックを使った仮面の作り方②:かわいい動物のお面
動物のお面は、子供向きの題材で人気があります。
動物の特徴をオーバーに表現して作りましょう。
仮面は、はっきりした色味のほうが見栄えが良いです。
繊細な毛並みや、色合いを表現するのはプラスチックをベースにした場合は難しいです。
色紙やカラーセロハンを貼り付けるくらい、くっきりした色味で作りましょう。
プラスチックを使った仮面の作り方③:メガネタイプ
メガネも100均のPP板を使ってできます。
メガネのレンズの部分に透明なクリアファイルや、カラーセロハンを切って貼り付けましょう。
メガネのフレームをシンプルにしてしまうと、仮面として面白味がなくなります。
チョウチョの輪郭のように派手なものを作ってみてください。
フレームの飾りつけには、100均に売っている立体的な宝石シールなどが使えます。
メガネタイプのマスクの代表のベネチアンマスクについては、詳しい作り方をのちほど説明します。
プラスチックを使った仮面の作り方④:怖いお面
なまはげや鬼などの怖いマスクを作るには、パーツを際立たせて怒った表情にすると効果的です。
目や鼻、口を大きくして派手な色合いにしましょう。
マジックで色を塗ると、塗りムラなどからチープ感じになってしまいます。
髪の毛を毛糸で表現するなど異素材を組み合わせると良いでしょう。
目や口は折り紙や色画用紙で、濃くはっきりした色で表現します。
輪郭のみ黒マジックで縁取りするなど、工夫しましょう。
プラスチックを使った仮面の作り方⑤:ペストマスク
なまはげのような勢いのある怖さではなく、不気味な感じを目指しましょう。
ペストマスクの難しさは、大きな鳥の頭のような立体的な形です。
ペストマスクの型紙と作り方を紹介しているサイトを参考にすると作りやすいでしょう。
型紙を組み合わせるときは、裏側など見えない部分にガムテープではりつけると簡単です。
組み立ててから、薄い布や紙などを貼り付けて色や見え方を調整します。
うさぎ仮面の作り方
動物の仮面の中で人気があるのがうさぎです。
特徴をおさえてかわいく作りましょう。
- ベースは丸く
- 大きな耳
- 鼻の下のふくらみ
- 赤い目
うさぎ仮面の作り方①:ベースは丸く
うさぎ仮面におすすめなのが、丸い紙皿です。
プラスチックや画用紙を切り抜かなくても、最初から顔のサイズの丸ができています。
耳につけるゴムを隠すには、ふわふわの毛糸や綿を仮面につけましょう。
うさぎ仮面の作り方②:大きな耳
うさぎといったら大きな耳です。
ふわふわにしたいところですが、画用紙など形がキープできる素材がおすすめです。
垂れた耳ではうさぎとは気が付かれないことも。
思い切って少なくとも顔の部分くらいの長さは作りましょう。
うさぎ仮面の作り方③:鼻の下のふくらみ
鼻の下のふくらみもポイントです。
100均のフェルトボールをくっつけると簡単にうさぎらしくできます。
うさぎ仮面の作り方④:赤い目
赤い目もうさぎらしさを際立たせてくれます。
おでこを広くしてしまうと、少々間の抜けた印象になってしまいます。
ビジュアル重視で鼻の付近に赤い目を描くとかわいく仕上がります。
自分の目と仮面の目の位置がずれてしまうという場合は、あとから直径1cm程度の穴を開けて、のぞき穴にしておきましょう。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方8選
仮面をかぶったヒーローと言えば、仮面ライダーは外せません。
いまでも1年ごとに新シーズンに切り替わる仮面ライダーは、仮装パーティーでも大人気です。
- コスプレする仮面ライダーのシリーズを決める
- 仮面ライダーの特徴を把握する
- マスク
- 上半身
- 下半身
- スカーフ
- ブーツとグローブ
- 変身ベルト
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方①:コスプレする仮面ライダーのシリーズを決める
仮面ライダーの歴史は長いため、どのシリーズを選ぶのかがコスプレにおいては重要です。
最新のライダーのコスプレをしたくても、作っているうちに新シリーズが始まると悲しいでしょう。
無難でおすすめなのでは、初代仮面ライダーのコスプレを選ぶことです。
誰でも一度は見たことがある仮面ライダーなので、多くの人にわかってもらいやすいシリーズです。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方②:仮面ライダーの特徴を把握する
仮面ライダーのシリーズによっては、ほかの戦隊シリーズとの区別がつきにくいこともあるでしょう。
なかには悪役のような奇抜なデザインの、仮面ライダーもいます。
初代仮面ライダーの特徴について説明します。
昆虫のようなマスク、ぴたっとしたボディライン、筋肉のデザイン、赤いスカーフと変身ベルト、ブーツやグローブなどが特徴です。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方③:マスク
フルフェイスのマスクを作りましょう。
おすすめは風船で型を取った張り子で作る方法です。
張り子は、薄い和紙をはりつけて作る伝統的な作り方です。
目の部分は大きく丸く切り抜き、金属製のアミと赤いセロハンを組み合わせると昆虫の目のような仕上がりにできます。
さらに、触覚を針金で取り付け、口元などを本物の画像をよく見て描きましょう。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方④:上半身
ぴったりした黒いボディスーツをベースに作ります。
6つにわれた緑の筋肉を段ボールや色画用紙で表現しましょう。
緑の筋肉は体にフィットさせず、多少ゴツゴツさせた方がリアルです。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方⑤:下半身
可能な限りスリムなデザインを選びましょう。
スキニータイプのものやタイツのようなものをおすすめします。
ブーツにはいらなければ、途中で切り取ってしまっても良いでしょう。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方⑥:スカーフ
赤いスカーフを巻きます。
仮面ライダーは緑・黒・赤の配色が特徴的なので、ピンクや紫ではなくきれいな赤色を選びましょう。
素材は薄手で柔軟な素材が向いています。
動くたびに揺れるくらいの繊細なものが良いでしょう。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方⑦:ブーツとグローブ
ブーツとグローブは銀色で長めのものを選びます。
銀色のものがみつからなければ、スプレーで塗装するという手もあります。
伸縮自在な素材ということでゴム素材を選ぶ人が多いでしょうが、ゴムに塗装できるスプレーは限られています。
用途を確認してスプレーを選んでください。
リアルな仮面ライダーコスプレの作り方⑧:変身ベルト
変身ベルトは赤と銀色の配色が特徴です。
普通のベルトよりもかなり太目に作りましょう。
ベルトの中心には放射状に模様が入った赤い丸を作りましょう。
折り紙や色画用紙、アルミホイルで飾るのがおすすめです。
紙で作る仮面!ベネチアンマスクの作り方
大人の仮装パーティーでもおしゃれなのが、ベネチアンマスク。
細かい模様はグルーガンを利用し、フレームは紙を利用した作り方を紹介します。
- 紙で作るフレーム
- グルーガンで作る模様
- 接着
ベネチアンマスクの作り方①:紙で作るフレーム
ベネチアンマスクの特徴の一つは、立体的な鼻の部分です。
鼻の部分に三角形に切り込みを入れて、仮面の裏で張り合わせると立体的にできます。
グルーガンで作った模様を貼り付けてから、余分な部分を切り取ります。
目の部分も後からカッターで切り込んだほうが違和感ないものができます。
ベネチアンマスクの作り方②:グルーガンで作る模様
グルーガンで作るベネチアンマスクの作り方は、こちらの動画を参考にしてください。
こちらの方法では、グルーガンのみでベネチアンマスクを作っています。
ベネチアンマスクのきらびやかな模様をグルーガンで直接表現できます。
図案をキッチンペーパーに描いて、グルーガンでなぞります。
グルーガンが冷えた後にキッチンペーパーから取り外して色を塗ります。
アクリル絵の具などプラスチックにぬれるもので塗りましょう。
動画では、キラキラしたラメ入りのマニキュアを使っています。
100均のシールでデコって完成です。
マスクが顔にフィットするのが、グルーガンで作ったベネチアンマスクの特徴です。
目の周りの空間が顔にあうように、図案を描くときは実際に顔にキッチンペーパーをあてたり、顔のサイズを測っておくなどして、あたりをつけておきましょう。
ベネチアンマスクの作り方③:接着
紙のフレームに、グルーガンで作った模様を重ね合わせて接着剤で貼り付けます。
グルーガンの模様が立体的できれいに見えます。
模様の色味が際立つような紙の色を選びましょう。
たとえば、黄色系の模様ならば青い画用紙、赤色系の模様ならば緑の画用紙がおすすめです。
続いて、目の部分をカッターで大きくくりぬき、顔の回りの紙を細かく切っていきましょう。
目を見せる部分をきれいに左右対称に作れるかで、仕上がりが左右されます。
下書きをして慎重にくりぬきましょう。
最後に紙に穴を開け、ゴムを通すなどして顔に装着します。
おすすめの手作り仮面用品
手作り仮面におすすめの素材を紹介します。
- カラー紙粘土
- カラーセロハン
手作り仮面用品①:カラー紙粘土
学校の美術の授業で、紙粘土を作って工作をした経験がある人もいるでしょう。
紙粘土は乾かすと軽く仕上がるので、顔に装着した時に負担が少ないことがメリットです。
この紙粘土は、かわいい色がついているため、使い方によっては色を塗る手間を省けます。
着色は水性ペンで可能とのことです。
手作り仮面用品②:カラーセロハン
カラーセロハンは透明なため、仮面の目の部分を作る用途に向いています。
繊細な素材ではありますが、クリアファイルなどかっちりした透明な素材と組み合わせると強度も問題ありません。
薄い素材であることには、曲面の部分にも貼り付けられるというメリットもあります。
フルフェイスタイプの仮面など、立体的な部分に貼るのに向いています。
また、この商品は、赤・黄・緑・青・透明が入っています。
原色の目立つ色味なので、仮面との相性抜群です。
オリジナルの仮面を作ってみよう
仮装パーティーに参加したり、子供との遊びで仮面を用意することがあれば、自分でオリジナルの仮面を作ってみましょう。
プラスチックなど加工しやすい素材や、グルーガンや紙粘土などで自由に立体的なデザインができる素材が便利です。
はっきりとした色使いや、キャラクターの特徴を強く表現することが仮面作りのポイントです。