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2019/04/11

庭に砂場をDIYしよう!砂場にかぶせるふたの作り方やDIYの実例も紹介

庭のちょっとしたスペースに、お子様用の砂場を手作りされているご家庭が増えているのをご存知ですか?
SNSでも素敵な事例をたくさん見つけることができます。

ですが、「興味はあるけど大掛かりなDIYはちょっと…」とゆうかたも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、sumica編集部おすすめの「カンタン砂場DIYの手順やポイント」を作例と共にご紹介していきます!

Large boy bucket child 6459

庭に砂場をDIYするメリットは?

砂場のメリット

自宅に砂場を作るメリットとはなんでしょうか?
大きく分けて以下の2つがあげられます。

  • 大人も助かる!
  • 衛生的に安心!

本来子ども優先であるべきですが、どうしても都合が悪いタイミングはありますよね。
「公園に遊び行きたい!」とダダをこねられ困った…なんて経験は「パパママあるある」でしょう。

そんなときも、自宅に砂場があれば目の届く範囲で外遊びさせることができます。
移動時間もいらないので、その分スケジュールに余裕を持つこともできます。

また、公園の砂場は野良猫にとって格好のおトイレ。
衛生面から見ても、DIY砂場なら安心して遊ばせることができますね。

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庭に砂場をDIYするために必要な広さと場所は?

砂場の広さ

まずは設置する砂場の大きさと場所を決めましょう。
移設ができないので、特に場所はしっかり考慮する必要があります。

DIYする砂場の大きさは、それぞれのご家庭の条件や予算によって大きさは様々。
一人であればおよそ80cm×80cmもあれば十分に楽しんで遊べるようです。

お子さんの人数や庭の大きさに応じて大きくするのもいいですが、もちろん費用も高くなりますし、設置の作業量も増えます。
バランスを考え、負担になりすぎない大きさしましょう。

次は設置場所について説明していきます。
重要なのが、日当たりと水はけです。

日当たりの悪い場所に砂場DIYしてしまうと、いつまでも砂場が濡れたままになっていしまします。
ただ真夏の昼間など日差しが強いときは、パラソル等で日陰を作る対策も必要になるので、遊ぶ時間帯は日陰になるような場所があればベストです。

水はけも同様で、雨の後いつまでも水たまりになるような場所は避けましょう。
庭の中で高低差がある土地の場合、高い場所にあるほど水はたまりにくいですし、粘土質な土は避け、適度に砂利が混ざるような場所が適しています。

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砂場をDIYするために必要な道具は?

砂場の道具

砂場DIYに必要な道具と材料を見ていきましょう。

  1. 防腐処理済みの木材
  2. コースコレッド(ビス)
  3. 砂利(水はけ用)
  4. 防草シート
  5. 電動ドライバー
  6. 水平器

防腐処理済みの木材

耐水性が必要になる屋外使用になるので、少々値段は高くなりますが、「防腐処理済みの木材」や「枕木」が砂場DIYに適しています。
手に入れやすい2×4材でも、別途防腐塗料を塗れば使用することもできますので、ご都合や予算に応じて選んでいきましょう。

コースコレッド(ねじ)

枠になる木材の組み立てに使います。
屋外使用になりますので、錆びないステンレス製が好ましいでしょう。

砂利(水はけ用)

砂の下に敷いて、水の逃げ道として用意します。

防草シート

100円ショップの園芸コーナーで取り扱っているもので十分です。
砂場より少し大きめで使用しますので、サイズを確認してご用意ください。

遊ぶために処理された「除菌砂」や、少し粒は大きめですが価格が安い「川砂」など、ホームセンターで様々な種類の砂を手に入れることができます。
こちらも予算に応じて選んでいきましょう。

この他に、以下の道具もあると便利です。

電動ドライバー

水平器

効率良く作業できるので、ぜびご用意ください!

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庭に砂場をDIYするための手順を詳しく解説

DIYの手順

「砂場DIYなんて時間かかっちゃいそうだな…」と不安に思いがちですが、手順さえしっかり頭に入れておけば3・4時間ほどで作ることができます。
お子さんが幼稚園に行ってる間にサプライズプレゼントで…なんて作ってるこっちも楽しくなりますね!

  1. 木枠の組み立て
  2. 木枠を入れ込む溝を掘る
  3. 木枠の設置
  4. 木枠の内側を掘る
  5. 砂利を敷き詰める
  6. 防草シートを敷く
  7. 砂を入れる
  8. 蓋を作る

以上、8つの手順を解説していきます。

手順①:木枠の組み立て

お子さんが腰かけたり、土に埋め込む部分になりますので、10cm~20cmほどの幅がある角材が適しているでしょう。
設置する場所の大きさに合わせて、ホームセンターであらかじめカットしてもらうのが楽です。

組み立てはコースコレッドで固定していきますが、お子さんの安全面を考えコースコレッドの頭が出ないようにねじ込んでいきます。
木材に少しめり込むようにするか、多少手間ですが裏側からビス止めできれば見栄えもきれいです。

いずれも、下穴をあけてからビス止めしないと割れの原因になります。
割れの部分から腐食が進行していきますので、面倒がらずしっかり下穴をあけましょう。

手順②:木枠を入れ込む溝を掘る

設置場所に作った木枠をあてがい印をつけて行きましょう。
それを目安にして、木枠の3分の2が土に埋まる深さで、溝を掘っていきます。

手順③:木枠の設置

溝が掘れたら木枠を設置していきます。
前後左右の傾きが水平になるように、水平器を使って調整していきましょう。

土を掻き出したり土を足して調整しますが、最終的には押し固めた状態で水平が取れていることが理想です。
完璧な水平を目指すとものすごく時間がかかってしますので、ある程度で妥協して次の工程へ進みましょう。

手順④:木枠の内側を掘る

いよいよ砂を入れる穴を掘っていきます。
深さの目安としては、15cm~20cm程度の深さがあれば遊ぶには十分でしょう。

目標の深さまで掘り進めたら、内側の壁と底の土をしっかり固めて行きます。
この穴掘りの工程はけっこう力仕事なので、男の人の力が借りられると助かります!

手順⑤:砂利を敷き詰める

次は、水はけ用の砂利を敷き詰めていきます。
設置場所自体の水はけにもよりますが、高さは5cm程度あれば大丈夫でしょう。

敷き詰めた後、こちらも良く足で踏み固めます。

手順⑥:防草シートを敷く

防草シートは、砂が砂利に流れ込んでいくのを防いだり、スギナなど地下茎の植物が生えてくるのを防ぎます。
穴底の内寸より少し大きめにカットし、壁に沿って押し込んでいきましょう。

一つ注意点として、必ず水を通す素材の防草シートを使用してください。
100円ショップの防草シートはまず大丈夫ですが、土木作業で使われる高価な防草シートの中には、水をあえて通さないものもありますので要注意です。

手順⑦:砂を入れる

砂場DIYも大詰め、砂入れの作業です。
みなさんここで悩まれるのが、「どれくらいの量の砂を用意すればいいのか?」とゆうこと。

砂の比重などチンプンカンプンな計算が必要だったのですが、なんとこちらのサイトで砂場DIYに必要な砂の量が計算できます!

砂・ジャリの計算機 ジャリナビ君

参考として、幅80cm×奥行80cm×深さ15cmのスペースには、144kgの砂が必要になるようです。
なんとなくで買って余らせたり、買い足しが必要だったりするのはもったいないので、事前にしっかり確認した上で購入するようにしましょう。

手順⑧:蓋を作る

最後に、蓋も用意しましょう。
もちろん「砂場専用の蓋」とゆう商品はありませんので、例えば

  • お風呂用の蓋
  • 塩ビ波板
  • すのこ
  • ラティス

など、みなさん色んなものを流用し加工して使用しています。

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DIYした砂場にふたは必要?

砂場に蓋?

砂場DIYの手順をご紹介しましたが、「砂場に蓋?必要なの?」と思われたかたもいるではないでしょうか。
結論を言いますと、DIYした砂場に蓋は必須です。

「庭に砂場をDIYするメリット」の項目でも先述しましたが、猫にとって砂場は格好のおトイレ。
野良猫が多い地域では、一晩あけて朝確認したら猫の糞だらけ…なんてこともザラにあります。

どんなに追い払おうとも、猫は決めた場所でトイレをする習性があるので、一度目をつけられたらやっかいです。
お子さんが使う砂場だからこそ、必ず蓋を付けるようにしましょう。

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おしゃれにDIYした砂場の実例を紹介

おしゃれなDIY

DIYは、好みどおりに作れることも魅力の一つ。
おしゃれに砂場DIYを楽しんでいる実例を、インスタグラムから2件紹介いたします。

こちらのご家庭は、木枠の代わりにレンガで枠を制作しています。
庭の雰囲気や、ガーデンオーナメントの趣味と合わせて素材を変えてみるのも楽しいですね!

こちらの実例では、丸太を埋め込んで枠にしている上級DIYです。
質感にもこだわったであろう、とってもオシャレな仕上がりですね!

目隠し用のルーバーを再利用し、おかたずけスペースにするなど、見た目も使い勝手もバッチリ。
ぜひ真似したいアイデアが満載の1例です。

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おすすめのDIYに関する本

砂場DIYにおすすめ

砂場はもちろん、庭全体もステキにしたいですよね!
そんなときは夢が広がるこの一冊がおすすめです。

DIYを生かした 小さな庭づくり
1050円

小さい庭でも「手軽にセンス良くすることができるんだ」と、発見がたくさん。
使用している資材や小物チョイスもセンス抜群なので、見ているだけでもワクワクしてきます!

丁寧でわかりやすい解説で、ガーデニング・DIY初心者にも好評です。
この本を手に、我が家だけの癒し空間を作ってみませんか?

<下に続く>

砂場DIYで時間を有効活用しましょう

砂場で有効活用

今回は砂場DIYについてご紹介いたしました。
お家の庭に遊び場を作ることで、お子さんが喜ぶのはもちろん、目の届く範囲で遊ばせることができるメリットは大きいですよね。

時間に余裕ができることで、家事やお子さんに関わる時間も増やすことができます。
この記事を参考に、ぜひ「我が家専用砂場作り」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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