ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方5選
絞り袋がないけど、お菓子は作りたい。
買いに行くのは面倒だし、どうしよう・・・
そんな時何のお助けアイテムが、あなたのすぐそばにあるんです。
今回は絞り袋の代わりに身近なものを使う5つの方法をご紹介します。
- まずはよく使うアレで
- 絶対家にあるものを使う方法
- 空き容器は捨てずに再利用
- ペーパーにはこんな使い方もある
- やっぱり万能だったのはこれ
ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方①:ジップロックで作る
絞り袋の代用として使えるものの代表が、ジップロック。
袋の端を切り、中に口金を入れて絞るのは絞り袋と同じ。
違うのは、ジップがついているので残った生地やクリームを保存しやすいところです。
袋の角を大きく切りすぎなければ、口金が外れることなく絞り出せます。
ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方②:厚手のビニール袋で作る
絞り袋はしっかりした厚手のビニール袋でも代用できます。
薄いものは2~3枚重ねて使いましょう。
ビニールが薄いと伸びるので、絞ったとき口金が外れやすくなります。
2~3枚重ねて使うと伸びにくくなるのでおすすめです。
絞り袋と同じように袋の角を切り、口金をセットして使います。
ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方③:マヨネーズの空き容器を使う
マヨネーズの空き容器は、絞り袋の代用にぴったり。
容器に直接ホイップや生クリームを入れてふたをして15分か20分程度振ると、容器の中で泡立てることもできます。
あらかじめ星の絞り口金が付いているので、生クリームやクッキーなどをきれいに絞り出せるんです。
洗って何度も使えますし、中身が残っても保存できるので便利です。
ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方④:クッキングペーパーで作る
クッキングシート、オーブンペーパーやパラフィン紙なども絞り袋を作る材料になります。
油のしみない加工がされているので、紙といえども問題なし。
本来の絞り袋に近い形の袋を作れるので、ビニール袋で代用するよりも使いやすいかもしれません。
作り方はこちらの動画でどうぞ。
準備するのはクッキングシートとはさみです。
正方形のクッキングシートを対角線で切って丸め、二等辺三角形にします。
底辺の中央を絞り口にするので、そこを中心にくるくる巻きます。
巻く時に、すべての頂点が合わさるように巻くだけ。
あとは頂点部分を2回折りこみ、円錐形のような状態にすれば完成です。
動画を一度見ればかんたんにできますね。
ジップロックやビニールなどで代用!絞り袋の作り方⑤:ラップで作る
まず、ラップを横長に大きめに出して切ります。
ラップの中心に絞りたいものを出し、ラップを下から上に半分に折りたたみます。
ラップの中心くらいに指を置き、そこを支点にしてくるくると巻くと絞り袋のような三角の形になります!
ラップの上をむすび、絞り袋のとがった部分をお好きなサイズで切り落とせば完成です。
100均で買えるシリコン製絞り袋の入れ方解説
100円ショップで販売されている訳ではないのですが、ほぼ同じ価格で手に入るシリコン製絞り袋があるのをご存知ですか?
柔らかくて扱いやすいのが特徴です。
力を入れても破ける心配がないので、例えばポテトサラダを絞り出したりするのもお手のもの。
他にもクッキー、ビスケット、ケーキ、チョコレート、アイシングなどの用途に使えます。
ビニールなどの使い捨て素材とは違い、洗って繰り返し使えるのも嬉しいところ。
もちろん無味無臭で、使用後はきれいに洗えば匂いなどがつくこともありません。
ループつきで洗ったあと干しやすく便利です。
中身の入れ方ですが、まずは絞り袋に絞り口をセットします。
次に絞り口のすぐ上をねじって折り、口の広い大きめのコップや空きビンに絞り袋を入れます。
袋の口を外側に折り曲げてコップを覆うイメージです。
中身のクリームなどをゴムべらですくい、絞り袋にまっすぐ落とすように入れます。
このとき量が多いと絞り出しにくくなりますから、袋の1/3か半分ぐらいにしましょう。
袋の口をしっかり持って反対の手を口金に添え、口金ぎりぎりまで中身を寄せてから絞り出していきます。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方8選
絞り袋に口金をつけていざ絞り始めたら、あれ?中身は漏れるし口金は外れるし手も鉄板もべとべとに~!という経験はありませんか?
もう二度と悲しい失敗をしないために知っておくべきことがあるんです。
絞り袋の使い方のコツ8選をご紹介します。
- 少しずつ切る
- 袋がゴワゴワするときは
- 口金をつけたら
- 安心して作業するために
- どこを持つかがポイント
- 絞り出す直前のひと手間を
- よくばらずに
- ほどよく冷やして
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方①:絞り袋の先端をカットするコツ
新しい絞り袋を使うときには、大切なコツが一つあります。
それは、使いたい口金の大きさに合わせて先端をカットすること。
大きめに切ってしまうと口金が外れやすくなります。
まずは少し小さめに先端をカットし、口金をはめて様子を見ながら少しずつ先端をカットしていきましょう。
口金の先端のギザギザ部分が袋の外に出ていれば大丈夫です。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方②:お湯につける
新品の絞り袋を使う場合のコツです。
絞り袋はしっかりした材質で作られていることが多いです。
それだけに少々固く、手になじむまでは作業しづらいこともあります。
そういう場合には、お湯にしばらくつけてもみ洗いします。
やわらかく扱いやすくなったら水分をきちんとふき取って使用します。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方③:口金を入れた時すること
絞り袋にクリームや生地を入れる前にやっておくことがあります。
絞り袋の口金から数cm上の部分をひねり、口金の中にねじ込んでおくんです。
こうしておくことで、絞り袋の先端がねじれて軽く「栓」をした状態になります。
中身を入れても、下から漏れることがなく安心です。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方④:中身を入れる前にすること
中身を入れる前の準備にもコツがあります。
口金をつけ、先端をねじった状態の絞り袋をコップに入れましょう。
口が広くて大きめのコップがいいです。
計量カップや大きめの空きびんでもいいですね。
そして、袋にクリームや生地を入れる口の部分を、1/3から半分程度、コップのふちにかぶせるように折り返しておくんです。
こうすると折り返しやすいし、中身を入れる時も安定するので作業しやすいです。
絞り袋を手に取って作業に入るときも、手にクリームなどがつかないのでストレスなし。
汚れないし衛生的に作業ができるのがいいですよね。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方⑤:中身を入れたあと持つ場所
絞り袋にクリームや生地を入れたあと、袋を持つ位置にもポイントがあります。
折り返した部分を元に戻して、利き手の親指と人差し指で中身が入っているところのぎりぎり上の部分をはさんで持ちます。
上から中身が漏れないように挟んだ部分を軽くねじって、しっかり持ちましょう。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方⑥:中身を最初に絞り出す時のコツ
袋の上部から中身が漏れないようにしっかり持ったあと、最初に絞り出す時にもコツがあります。
口金部分を上に向けて、ねじってあった「栓」の部分を引っ張って出します。
次に絞り袋を持っている入れ口の方から口金の方向に袋を少しずつしごいて、中身を口金の先端まで押し出します。
ここまで準備してから絞り袋を下に向け、絞っていくと漏れることはないです。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方⑦:中身を入れ過ぎない
これはよくやってしまいがちなのですが、中身を入れ過ぎないようにするのは本当に大切です。
出来上がったクリームや生地をすべて絞り袋にいれてしまいたくなりますが、ちょっと待ってください。
1回に絞り袋に入れる量は、袋の半分程度までにしましょう。
中身が多すぎると持っている手に力を入れる必要があるので疲れるし、絞り出す動作に集中できません。
口金や袋の入れ口から中身が漏れる危険性も高まります。
片手で持ちやすく扱いやすい分量を入れ、中身を出し切ったらまた先をねじってコップに入れ、補充すれば大丈夫です。
外れる口金や漏れる心配をなくす!絞り袋の使い方⑧:中身の温度を適切に管理する
絞り袋を手で持って作業しているので、手の熱で中身が温まってしまうことがあります。
油脂分が多い中身の場合は特に用心が必要です。
中身が柔らかくなると成形もうまくいきませんし、口金部分から漏れやすくなります。
中身の温度は適切に管理し、温まりすぎたら時折冷蔵庫で休ませたりしましょう。
以上①から⑧までで解説した内容を動画でご覧いただけます。
絞り袋を使った英字クッキーの作り方解説
こちらの動画はアイスボックスクッキーと絞り出しクッキーの作り方&ラッピングを教えてくれる動画です。
色々な絞り出し方を動画で見られるので、とても分かりやすいです。
最初はアイスボックスクッキーの作り方動画ですが、2分50秒からは絞り出しクッキーの作り方になっています。
アルファベットのSのような絞り方や、Oのように丸く搾るなど、この動画の絞り方をマスターすれば他のアルファベットも描けそうです。
材料がシンプルで作り方も簡単なので、初めてクッキーを作る人でもトライしやすいですよ。
絞り出す形にバリエーションがあって、出来上がりがかわいいんです。
とても分かりやすい動画なので、ぜひご覧ください。
例えば手作りの手土産として、見た目のカワイイ絞り出しクッキーを持って行って褒められたり。
バレンタインに彼のイニシャルの形のクッキーを作ってみたり。
そういうことにも気軽にトライできますね。
★絞り出しクッキー★の材料や分量だけ、メモしておきますね。
材料:無塩バター 80g、粉砂糖40g、塩 ひとつまみ、卵白15g、薄力粉110g
準備するもの:ボウル、粉ふるい、ゴムベラ、絞り袋、口金、口が広く大きめのコップ
ぜひ作ってみてください!
おすすめのお菓子レシピ本
スイスのリッチモンド製菓学校、フランス・パリのエコール・ルノートルで本格的なお菓子作りを学んだ著者による本です。
クッキーの詰め合わせに必ず入っている絞り出しクッキー。
インスタ映えするお花のクッキーや、バレンタインやホワイトデーのプレゼント用、大人の塩味クッキーまで豊富なレシピがいっぱいです。
レトロなかわいらしさが引き立つアレンジが楽しめます。
基本の生地の作り方から口金の種類、絞り方のコツまで写真が豊富で丁寧に解説されている本です。
お菓子作りのハードルを下げるお手軽絞り袋がいいね!
お菓子を作ろう!と思い立って材料や道具を準備するとき、何か足りないものがあると一気に作る意欲がなくなってしまいませんか?
本来の絞り袋がなくても、ちょっとした工夫で手軽に代用できるものが身近にあるんです。
作りたいものを作りたいときに美味しく作って、お菓子作りのハードルを下げちゃいましょう。
気軽に作ったお菓子で、おやつタイムをゆっくり楽しみたいですね。