そうめんが余ってしまう理由
そうめんは美味しくて手軽に食べることができますが、さすがに毎日食べると飽きてしまいます。
お中元などで次々とそうめんが送られてきて、食べきれなくなってしまうこともあります。
そうめんが余って、使い道に困ってしまうということがあります。
そのような場合は、調理方法を工夫してみましょう。
余ったそうめんを使った6つの調理方法
夏が終盤になってくると、余ったそうめんの使い道で困ってしまう人は多いです。
そうめんは、夏が過ぎていると何となく食べる気が起こらないという人もいます。
そのような場合は、余ったそうめんを使っていろいろな調理をしてみましょう。
いろいろな調理方法で食べることで、夏が過ぎたそうめんを飽きることなく食べることができるようになります。
余ったそうめんを使った調理方法1:そうめんを揚げる場合
そうめんは揚げるとパリパリになって良いおやつやおつまみになります。
茹でる前であればそのまま油で揚げてフライドパスタのようにしましょう。
すでに茹でたそうめんであれば、しっかりと水気を切って、140度くらいの温度が低めの油にそうめんを広げて揚げましょう。
そうめんを広げて揚げることで、おせんべいのようになります。味付けも塩胡椒を付けるだけで十分に美味しく食べることができます。
余ったそうめんを使った調理方法2:そうめんを炒める場合
そうめんを多めに茹でてしまって、残してしまうということもありがちです。
すでに茹でてしまったそうめんは、炒めて使うことが手軽でしょう。
いろいろな野菜を入れてそうめんチャンプルーにすれば余ったそうめんをおかずの材料として使うことができます。
味付けや具材が変えやすいので、味に飽きにくく、余ったそうめんの使い道として便利な調理法です。
余ったそうめんを使った調理方法3:そうめんを焼く場合
そうめんは炒めるだけでなく、焼くことでも美味しく食べることができます。
フライパンにごま油を少し多めにひいて、そうめんをお好み焼きのように広げて両面パリッと焼くと香ばしいお焼きそうめんになります。
お焼きとチャンプルーをうまくローテーションさせると、飽きずに食べられるかもしれません。
他にもそうめんの焼く料理はいくつかあります。
オムレツ
余ったそうめんをパリッと両面焼くと、お焼きそうめんになります。
もう少しボリュームが欲しい場合には、茹でたそうめんと卵を混ぜ合わせて、お好みでピーマンや人参などの野菜、ベーコンやハムなどをも入れて、オムレツとして焼いても良いでしょう。
卵と具材でボリュームを増すことができ、そうめんの食感もモチモチとするので美味しく食べることができます。
また、具材に余った野菜などの食材を使い切ることもできます。
ガレット
余ったそうめんに卵ではなく、片栗粉と塩胡椒を混ぜて、オリーブオイルで焼くことでガレットにすることもできます。
そうめんガレットは片面にチーズや千切りにしたジャガイモなどを乗せればいろいろなガレットを作ることができます。
そうめんに少し味が欲しい場合は、塩胡椒と一緒にコンソメを入れても良いでしょう。
カリカリに仕上げるコツは焦がさないように弱めの中火でじっくりと焼くことです。
チヂミ
余ったそうめんに卵と片栗粉を混ぜて、ごま油で焼けば香ばしくてそうめんでモチモチ食感のチヂミを作ることができます。
海鮮やチーズなどの具材を入れていろいろな種類のチヂミを作ってみましょう。
ポン酢や酢醤油などで食べても美味しいですが、チヂミなのでいろいろなタレを作って、いろいろな味を楽しんでみても良いでしょう。
ピザ
茹でたそうめんと粉チーズと混ぜることでピザの生地として使うこともできます。
そうめんで作ったピザは生地がサクサクでおやつにもなります。
作り方は、フライパンでオリーブオイルを熱して、アスパラやベーコンなどの具材を炒めます。
具材が炒まったら、粉チーズを混ぜたそうめんを広げて具材の上に被せます。
あとは両面をこんがりと焼き上げて完成です。
具材で余っている食材を使い切ることもできるので便利です。
余ったそうめんを使った調理方法4:そうめんを蒸す場合
茹でたそうめんを、あとで食べようと思っても麺が伸びたり、くっついたりなどしてしまって食べられない状態になってしまうことがあります。
そのような状態になってしまったそうめんは蒸すことで、美味しく食べられるようになります。
蒸したそうめんはモチモチとした食感になり、茹でただけのそうめんとは違った美味しさを楽しむことができます。
また、他にもそうめんを蒸して食べる方法があります。
シュウマイ
茹でたそうめんを蒸すと、茹でただけの場合のそうめんとはまた違った美味しさを楽しむことができます。
しかし、茹でる前のそうめんを蒸すと硬さが残るのでそのままでは美味しく食べることはできません。
ですが、茹でる前のそうめんを5mm~1cmくらいの長さに折って、しゅうまいのタネにまぶすことで、そうめんが程よい硬さになり、しゅうまいの皮の代わりにすることができます。
余ったそうめんを使った調理方法5:トッピングとしてそうめんを使う場合
そうめんはひんやりとして、さっぱりもしているのでサラダの材料としても使うことができます。
そうめんは半分くらいの長さに切り、きゅうりやハム、ツナなどの具材と合わせて、塩コショウとマヨネーズで味付けをすれば簡単にそうめんのサラダになります。
簡単に作れて、いろいろな付け合せにも使えるので便利です。
余ったそうめんを使った調理方法6:そうめんを使ってお菓子を作る場合
余ったそうめんの意外な使い道として、団子などのお菓子にリメイクしてしまうという方法があります。
余ったそうめんをいろいろな調理方法で工夫したが、そろそろレパートリーがなくなってきたという場合には挑戦してみても良いでしょう。
みたらし団子
そうめんでみたらし団子を作る場合は、ビニール袋にそうめんと片栗粉を入れてこねます。
この際に、かぼちゃペーストやほうれん草のペーストなどを入れると、いろいろな味と色を楽しむことができます。
しっかりとこねたら丸く形を整えて茹でればそうめん団子が完成します。
麺つゆ、水、砂糖、で片栗粉でみたらしあんを作って、みたらし団子にしましょう。
余ったそうめんの保存方法とは?
余ったそうめんは食べ方にも悩みますが、保存方法にも悩んでしまうこともあります。
正しく保存ができていないと、そうめんが傷んでしまう可能性もあります。
そのため、余りやすいそうめんは正しい保存方法を把握しておく必要があります。
茹でたそうめんの場合
そうめんは賞味期限が長いイメージですが、茹でてしまうと正しく保存しても2日〜3日を目安に食べきる必要があります。
茹でたそうめんを保存する場合は、水気をよく切ってラップに包んでからタッパーやフリーザーバックなどの密閉できる容器に入れて、冷蔵庫で保存します。
ただし、そうめんの状態や、保存環境などによっては早くに傷むこともあるので、食べる前には必ず状態を確認して、なるべく早く食べきるようにしましょう。
茹でていないそうめんの場合
そうめんは乾麺タイプであれば2年〜3年ほど保存することができます。
ただし、半生や生タイプでは保存できる期間は数ヶ月ほどです。
また、商品によっても保存期間には差があるので、必ず賞味期限は確認するようにしましょう。
また、賞味期限は未開封で正しく保存されていた場合を想定して日付が設定されています。
そのため、そうめんの正しい保存方法は直射日光が当たらず、通気性が良く、湿気の少ない場所で保存することです。
余ったそうめんを使っておいしい料理を作ろう
夏が終盤になってくると、食べきれなかったそうめんが余ってくるという家庭はよくあります。
また、夏が終わってしまうと、何となくそうめんを食べる気がなくなってしまうという人もいます。
そのような状態を避けて、そうめんを無駄にしないためにも、いろいろな調理法で工夫をして、余ったそうめんで美味しい料理を作りましょう。