温室を自作するのに便利な100均アイテム
100均のアイテムで温室が作れるのですが、工具なども全て100均でそろえることができます。
ここでは、おすすめの工具やアイテムなどを4つ、以下の通りにまとめました。
- のこぎり
- 定規
- ドライバー
- ニス
では、ひとつひとつ詳しくみていきましょう。
温室を自作するのに便利な100均アイテム①:のこぎり
100均のアイテムで温室を作るときに、材料として木材でできたフレームを使うことがほとんどです。
そのため、温室を自作する際にはのこぎりが絶対に必要になりますので、ぜひ覚えておいてください。
温室自作をする際に100均で木材でできたフレームを購入するかと思いますが、そのときに、ついでに100均でのこぎりも購入してしまいましょう。
さすがにのこぎりを自作できる方はいらっしゃらないでしょうから、温室の材料を買うついでに絶対にのこぎりも100均で入手してみてください。
温室を自作するのに便利な100均アイテム②:定規
自作温室になくてはならないものの1つに定規があります。
自作で温室を作るのならば、裁断等も自分でやらなければならないのですが、ホットケーキやクッキーのように目分量でやってしまうと大変なことになります。
目分量で裁断すると、組み立てるときに失敗してすき間が空いてしまうこともありますし、仕上がりがもろくなってしまうこともあるのです。
そのため、自作で作る際には必ず印を付ける必要があり、自作温室に定規はマストアイテムです。
定規は100均で安価な値段で売られていますので、自作温室を作りたいと思ったら、すぐに購入しましょう。
温室を自作するのに便利な100均アイテム③:ドライバー
自作で温室を作る場合、木材をするためにはのこぎりが必要で、さらに印を付けるためには定規が必要になります。
そして、それらの材料をしっかりととめるためには、ドライバーも必要になりますので、忘れずに100均で購入してください。
ねじを止めるためにはドライバーがとても必要になります。
もし、ドライバーだとやりづらいなと思うようでしたら、100均で電動ねじ回しを購入するのも手です。
ねじを止めるために、ドライバーかねじ回しを100均で探して購入してください。
温室を自作するのに便利な100均アイテム④:ニス
100均で自作温室を作る際、仕上がりをよくしたいのであればニスが必要です。
自作で温室を作ったときに、最後の決め手となるのがニスで、ニスがないと表面にツヤがなく、チープな印象になってしまいます。
100均で作る自作温室だからといって、妥協をしたくないと思う方は絶対にニスを購入してください。
ニスを塗ることで表面がきれいになり、自作した温室の強度も少し高めることができます。
そのため、最後のひと手間を惜しまず、ぜひ、使用することを念頭に置いて材料を集めるときに、100均で購入してください。
ポリカ温室の自作DIY
ポリカ温室を自作したいと思う場合は、こちらの動画がおすすめです。
こちらの動画は、ポリカを普通のホームセンターなどでそろえていますが、ホームセンターではなく、100均でもポリカ売っていますので、ぜひ、探してみてください。
造り方は木材を購入し、まずは土台とします。
その後、土台をしっかり作るためにコンクリートなど入れていて、かなり凝った温室に仕上げています。
ポリカがあれば、このような凝った温室を作ることも可能なのですが、ここまで派手にしたくないな、と考える人もいるかもしれません。
ポリカと木材はそろっても、そこまで秘密基地のようなものはいらないな、と思う方もいるかもしれませんが、その場合、小さい温室を作ることも、もちろん可能です。
100均には、大きめな絵画などを納める額が売っていることがあり、それを使うととても手軽にポリカ温室を作ることができます。
その額を骨組みとして正方形や長方形などお好みの形を作り、そしてそのまま骨組みとすれば良いのです。
そして、四方八方をしっかりとねじで止めて、骨組みをかなり盤石なものにしてください。
そうすることにより、自作温室であっても崩れづらく、もろい温室になるということがありませんので、そのようにしてください。
そして、ネジで止めるときに木材に木工用ボンドを付けることによって、さらに補強されて壊れづらい自作温室に仕上げることができます。
そして、骨組みが完成したらポリカを外側に貼っていく段階に入ってください。
骨組みが完成したら、ポリカを貼って温室の完成です。
ポリカ温室を作ってみたいと思ったら、このように大規模なものを作らなくても、100均にはすのこなどがたくさんあります。
そのため、それらを利用して棚を作り、その棚が収まる程度の小さなものでも良いでしょう。
ポリカ温室は、自分の好きなようにカスタマイズできるので、100均で道具や材料をそろえて、ぜひ、自分だけの自作温室を作ってみてください。
アクリル温室の自作DIY
こちらは、アクリル板を使ったアクリル温室を自作した方の投稿です。
インコ用のアクリル温室なので、アクリル板が観音開きになるようになっていて、インコが閉じ込められてもあまりストレスにならないようになっています。
骨組みとなる木材は100均で購入できますので、ぜひ、100均でたくさん購入して、素晴らしいアクリル温室を作ってみてください。
大きなアクリル板はネットで購入したり、ホームセンターで購入したりする必要がありますが、ちょうつがいの部分の部品は100均で購入可能です。
さらに、ちょうつがいの金具以外にも、ねじが必要ですがこちらも100均で購入可能です。
つまり、アクリル板以外の材料は100均でそろえることができるので、かなり100均DIYとしてはおすすめのひと品となっています。
作り方としては、まず、木材で骨組みを作ります。
木材で骨組みを作ったら、100均で購入できるねじを探してそのネジで木材を止めてください。
こうすることで、骨組みをしっかりと作ることができます。
骨組みをしっかり作ることができたら、次はアクリル板をはめ込むのですが、このとき、ちょうつがいの金具を利用します。
このことによって、観音開きになる自作温室を作ることができるのです。
この自作温室は鳥の飼育のために作られたものですが、観音開きになりますので、いろいろなものを取り出したりすることもできます。
最近は、多肉なども流行っていますので多肉をたくさんしまって、そして、飾ってみる、ディスプレイとしての自作温室にすることができます。
そのため、何かを取り出しやすいディスプレイしやすい自作温室を作りたいと思う人は、この温室がオススメです。
植物などをたくさん置くのにも、とてもおすすめなので100均で購入できる湿度計などを置いて、さらに機能的にすることができます。
100均を隅々まで使うことができれば、かなりすばらしい自作温室を作って楽しむことができますので、おすすめです。
アルミ温室の自作DIY
こちらは、アクリル温室のDIYです。
アクリルのパイプをたくさん購入し、組み立ていますので、枠に関してはホームセンターや楽天などで購入することをおすすめします。
アクリルパイプ以外にネジが必要になってきますが、それは100均で購入可能ですので、100均をフル活用しましょう。
100均を活用できる部分は活用し、そしてそれ以外のアイテムは通販等で購入することがおすすめできる組み立て方法です。
まずはアクリルのパイプで骨組みを作りますが、この温室は自作するには少し大きいので大人2人くらいの人が必要なのです。
そのため、組み立てるときには事前に打ち合わせ等をしておくことをおすすめします。
アクリルの骨組みをきれいに組み立てたら、最終的にビニール天板を付けます。
アクリルの骨組みがとても大変な最初の難関部分ですが、そこを乗り越えると、とてもいろいろなことができますので、根気強く組み立てていってください。
ビニール天板もまた、100均では購入できませんが、普通のホームセンター等では売っていますので、ぜひ、購入してみてください。
このタイプの温室は、人が入るときに簡単にできるので、出入りが激しい温室にもとてもおすすめです。
たくさんの苗などを入れ換えるときなどにも、このような温室だったら出入りが楽なのでいちいちビニールをくぐったりしたりせずに、楽に出入りできます。
2人がかりで組み立てるのはとても大変なものですが、そのような不便さを乗り越えると、とても素晴らしい利便性を得ることができます。
ポリカにしたい場合は、アルミ製の骨組みの中でも、わりと骨組みが直線的になっているというものを探し、ポリカがはまりやすいような造りにするのもおすすめです。
そのような作り方にすれば、ポリカやガラスでも代用ができますのでより強度が素晴らしい自作温室を作ることができます。
木製温室の自作DIY
この木製温室は、板をたくさん使い木工ボンドで固定しながらネジでしっかりと固定しながらネジで固定するというものです。
*この木製温室で利用できる100均のアイテムは電動ねじ回しやネジ、木工用ボンド、そして一部の小さめな木材ならば、利用できます。
作り方は、まず、電動のこぎりで木材をしっかりと切ってパーツを作っていきます。
そして、木材がきれいにきれたらその後は、しっかりとそのパーツを組み立てていきますが、この自作木製温室はとても小さいので1人でも組み立てることができるでしょう。
1人で組み立ててから、設置までがかなり楽で小さいのでかなりいろいろなアレンジも1人で施すこともできます。
引き出し風にしてありますので、ポリカやガラス窓などといった正面から見るものよりもいろいろなパターンで見ることができる自作温室になっています。
引き出し風のアレンジもとても素晴らしく、引き出しの取っ手だけならば100均で購入することもありますし、アレンジも利きます。
そして、木材に色を付けたいと思う場合は100均で絵の具を購入し、塗ることもできるので、かなりかわいい自作温室にすることが可能です。
この手のコンパクトな温室は、とてもいろいろなアレンジが利きますし、100均の場合は絵の具やビジュなどが売っていますので、デコってもかわいいです。
デコったり、自分の好みの色に塗ったりととてもいろいろなアレンジが利き、かなりおしゃれにする方法がありますので、デコレーションに凝る人でもこの方法なら簡単にアレンジが利きます。
デコったりアレンジがとても上手にできる素晴らしい自作温室を作りたいと思ったら、この木製の自作温室を選ぶことが、とてもおすすめです。
サボテン温室の自作DIY
こちらは、サボテンなどの室内植物を育てるための自作温室で、ポリカをたくさん使う大規模なものですが、100均で売られているアイテムでも作業が可能です。
サボテンなどの室内植物を育てるための温室なので、自作することにより自分専用の温室ができますし、ディスプレイにこだわりたい方などにとてもおすすめです。
材料もわりとシンプルなので、まずは100均で骨組みとなる木材を購入するところから始めましょう。
骨組みの木材以外にも、ネジや電動ねじ回し、木工用ボンドなどならば購入可能なので、できる限り100均を利用したDIYが可能です。
ほかの材料は、セメントやポリカがありますが、これらは100均での購入が難しいので、ホームセンターやAmazonなどを上手に利用しましょう。
サボテンなどを育てるためのものなので、ポリカをしっかりと貼ることで、とても保温性の高いタイプのものになっています。
そのため、南国の植物を育てたいと思う方や、冬を越すためにあたたかい場所が欲しいと思う人にはこの自作温室が大変おすすめです。
コンクリートなどを用意するのが難しい場合は、室内における小さな自作温室にするのも良いでしょう。
室内の観葉植物をかこうくらいの小さな自作温室を作るという路線に変更するというのも、気軽にとてもおすすめな選択肢です。
小さな自作温室を作る場合には、自作棚を作るときに必要な100均で買えるすのこを使って、区切りなどを付けると良いかもしれません。
仕切りにすのこを使うことによって、100均DIYらしさが出せますし、観葉植物が好きな人の場合は、このようにしっかりとカテゴリー分けをすることできれいに見せることもできるでしょう。
温室は、大きさによって温まり方も違うので、なるべく100均の材料で作りたいなと思う場合は、小さめなすのこなどを使って、自作するのもおすすめです。
パイプ温室の自作DIY
こちらの自作温室は、温室用のビニール袋を使った自作温室です。
自作温室なのですが、100均のアイテムで利用できるのはだいたいネジやネジを締めるのに使うの必要な電動ねじ回しなどなら、そろえることができます。
100均でそろえられるこれらの材料のほかに、パイプと温室用ビニールがいりますので、そちらはホームセンターやAmazonなどでそろえてください。
自宅におけるとても小さなタイプのパイプ自作温室なので、女性1人でも簡単に組み立てられるところがとても魅力的です。
小さめなので、玄関に置いても邪魔にならずとても実用的で、これからの季節、母の日などがありますので、お花をたくさんもらったら自作温室に飾るのも良いでしょう。
作り方ですが、まずは、パイプが垂直になるようにしっかりとネジで留めて、フレームを作ります。
そして、そのあと、小さめのパイプでフレームの中に区切りを入れていき、その区切られた部分に、最終的にネットを被せて、3段温室にします。
そして、最後に上からビニールネットを被せれば、ミニ温室の完成です。
小さい温室なので、インテリアが崩れたりもしませんし、ミニ多肉などをたくさん入れても良い温室になります。
100均で購入し、利用できるアイテムがとても少ないのが少し難点ですが、植木鉢などは100均で購入できますので、多肉等を入れる植木などは100均で購入すると良いでしょう。
植木鉢以外にも、すのこを利用すると室内での湿気やカビを防いでくれますので、100均ですのこを購入して、中に付け足すと良いでしょう。
100均で使えるアイテムは、あまりありませんが、だからこそ、工夫のしがいがある自作温室になっています。
爬虫類に適した温室の自作DIY
こちらの自作温室は、ウッドシェルフを使ったものになっています。
そのため、ウッドシェルフはホームセンターなどで買うことが必要になりますが、使うネジや木材などは100均で購入可能なので、ぜひ利用してみてください。
まずは木材で、骨組みを作りますが、このときに、自宅用だということを意識して、わりとコンパクトにまとまるよう、骨組みを作っておきましょう。
骨組みを作り終えたら、次は断熱材を骨組みに上手にはめ込みます。
この動画だと、発泡スチロール型の断熱材を使っていますので、カッターなどを使い上手に木材にはまるよう、カットしていくことが必要です。
そして、自作温室における爬虫類が暮らしやすいように温かな空間を作る働きをする断熱材で囲う工程の終了です。
そのあとは、透明な板を使って爬虫類が中で暮らしている様子がよく見える温室本体を作ります。
爬虫類の温室にはペットヒーターが必要なのでこの工程で床下にペットヒーターを入れることになります。
ペットヒーターを入れた透明な温室を、最初に作った断熱材を入れた温室にはめ込むことで、完成です。
ペットヒーターでしっかりと温まりますが、断熱材が暖かさを温室内に閉じ込めますのでカメレオン等の爬虫類にはとても素晴らしい居心地になります。
ペットショップで購入する温室を使うのも、もちろん間違いではありませんが自作の場合、大きさを調整できますし、ペットヒーターも自分の好みで選べます。
さらには、費用を浮かせたいと思った場合、100均の材料で代用することにより、とてもたくさんの費用を浮かすこともできるというメリットもあるのです。
自作温室にすると、自分の好きなようにカスタマイズできますし、ほかにもいろいろな部分で細部までこだわることができます。
最近、100均DIYが流行っていますがやはりそのようなメリットがあるからとても流行っているのでしょう。
自分で作った自作温室で爬虫類を飼えば、爬虫類にもより愛着が湧くことでしょう。
蘭などの植物に適した温室の自作DIY
こちらは、アクリルでもポリカでもありませんが、よくある温室の一例です。
こちらは全ての材料を100均でそろえることはできませんが、ねじや木材などならば100均で購入が可能です。
材料はパイプにビニール素材、そしてネジや木工ボンドなどで、木材も使用されています。
こちらの動画のクリエイターの話によると、全ての材料費がなんと3万円で済んだといいいます。
ガラスやポリカを使ったほうが、見栄え的にも良いですし保温性も高くなりますが、お値段が張るというデメリットがあります。
しかし、ビニール素材にすると保温性が劣る一方で、とても安くできますので、耐久性重視や見栄え重視でない限り、コスパが一番良いのがビニールであるといえるでしょう。
コスパ重視だけれど、形はとてもきれいでたくさんの植物を入れることができるので、ディスプレイにはとても向いています。
最近は小さなお家が増えているので、家の裏庭で畑などをする人も多いので、このビニール素材のハウスを少し小さめにしたものを作ってプチトマトなどを栽培するのも良い判断かもしれません。
ビニールハウスは、扱いも楽でポリカやガラスなどと違って、処分するのにも困らないので、コスパや利便性重視の方にも大変おすすめです。
たくさんの作物を育てるのであれば、大きめのものを利用するのもよし、簡単な家庭菜園であれば、小さなビニールハウスにすることもできます。
これは、いろいろな形に変えやすいビニール素材ハウスならではの利点であるといえるでしょう。
ビニール素材でも、しっかり作れば虫などが付きづらくなりますし、ほかにもいろいろな寒害や病気から植物を守ってくれるます。
アクリル板などは見栄えが良く、強度も強いのが特徴ですがそれが嫌だなと思う人は、このビニール素材の自作温室を検討してみるのも、良いはずです。
アクリル板やポリカよりも安価にできて、そしてアレンジが利くのがこのビニール素材の自作温室のすごさです。
おすすめの温室本
こちらは、自作温室を作るのに参考になるおすすめ本で、Amazonや全国の書店で購入することができます。
こちらには棚のDIYなども載っていますので、これらを応用することでより、自作温室を作る際、豊かな発想がおもいうかぶアイデアが満載です。
千円未満で購入できるとてもおすすめな本なので、ぜひ手元に置いて自分だけの自作温室にするための参考にしてみてください。
自作温室だけ作って少し中身が物足りないなと思う人には、100均アレンジのヒントが詰まっていますので、購入して手元に置くのも良いでしょう。
自作の温室を作ろう
100均の材料だけでできる温室もありますが、自作の場合は100均のものを少しプラスするだけで、とても豊かな雰囲気の温室に仕上がったりコスパを良くすることができます。
100均で購入できる工具やネジなどを上手に利用すればあなただけのオリジナル自作温室を作れます。
100均の自作温室の良いところは、自分が自由に材料をそろえ自分に合った温室を作れるところです。
大好きなペットの爬虫にカスタマイズした自作温室や、大切に育てたお花用の温室などを、100均の材料を有効活用し、ぜひ、自分好みの自作温室を作ってみてください。