自撮り棒とは
自撮り棒はスマートフォンやコンパクトデジタルカメラで撮影するための1m前後に伸縮する棒状の道具です。
セルフタイマーやBluetooth(ブルートゥース)などでシャッターを遠隔操作で撮影する道具で、セルカ棒とも呼ばれています。
スマートフォンでの使用が主で、100均自撮り棒の線をイヤホンジャックに差し込み本体グリップに付いているシャッターボタンを押して撮影するタイプもあります。
購入の際には、Android(アンドロイド)・iPhone(アイフォン)で使用できるか、機種のサイズが合うか、自分のスマートフォンに使用できるか確認する必要があります。
100均自撮り棒の種類と使い方
100均の自撮り棒は値段が100円〜300円前後位で売られています。
量販店で売られている自撮り棒と比べても機能的に見劣りせず、コストパフォーマンスに優れています。
- 手元シャッターのないタイプの100均自撮り棒
- リモートシャッター付きの100均自撮り棒
- コンパクトタイプの100均自撮り棒
特徴①:手元シャッターのないタイプの100均自撮り棒
手元にシャッターのないシンプルなデザインの100均自撮り棒です。
スマホのセルフタイマー機能やBluetoothスマートフォン用カメラリモコンを使ってシャッターを切り撮影することができます。
スマートフォンを挟む部分が取り外し可能なタイプもあり、取り外すと三脚穴に差し込めるネジになっていますのでコンパクトデジタルカメラやアクションカメラなど小さなカメラを取り付けることができます。
特徴②:リモートシャッター付きの100均自撮り棒
リモートシャッター付きの100均自撮り棒とは、スマートフォンのイヤホンジャックにケーブルを差し込むことで手元グリップにあるボタンでシャッターを押すことができる100均自撮り棒です。
注意点は、自分のスマートフォンのOSが対応しているかを確認しないと購入後に手元でシャッターが押せないということになってしまいます。
設定がうまくいかない場合はアプリをインストールすることで対応されています。
手元にシャッターが付いていることで手軽に撮影できるので人気のタイプになっています。
特徴③:コンパクトタイプの100均自撮り棒
100均の自撮り棒は伸縮しますので基本的にはどのタイプもコンパクトに持ち運びすることができます。
商品によって伸縮する長さが違いますので、最長1mほど伸びるタイプは縮めて畳んだ時に約21cm位になり、最長50cmほど伸びるタイプは縮めて畳んだ時には約14cm位になります。
最長が短い商品の方が収納時にコンパクトになり持ち運びなど収納場所に困りません。
大きくて重いスマートフォンを取り付けた場合、長く伸ばした時にバランスが悪く手ぶれの原因になる可能性がありますので、状況に応じた選択を考える必要があります。
100均の自撮り棒を使う時のコツと注意点
100均自撮り棒の種類と使い方で説明した通り100均の自撮り棒にはいくつかの種類があります。
自分の使い方にあったものを選ぶことが大切ですが、初めて購入する場合一般的に使いやすいのはイヤホンジャックで繋いで手元でシャッターを押すタイプがおすすめです。
撮影する時のコツとしてはなるべく100均自撮り棒を持っている手が写らないようにすることが自然な感じに見えて良い写真に撮れます。
何度か100均自撮り棒を使って撮影して棒が写らないように意識する事でコツが掴めるようになります。
ダイソーのシャッター付き自撮り棒
特徴
ダイソーのシャッター付き自撮り棒は、値段が300円で100均の商品としては少し高めの値段設定です。
伸縮サイズは約23cm〜101cmで、重さは100gです。
対応しているスマートフォンは、iOS5.01以上のiPhoneとAndroid4.2.2以上のスマートフォンになります。
口コミ
ダイソーのシャッター付き自撮り棒は値段が300円という事で100均の製品としては高いのですが、評判は良く結果としてコストパフォーマンスが高い商品となっています。
持ち手の部分が長いので掴みやすくシャッターも押しやすいとレビューしている方がいらっしゃいます。
伸縮範囲も長く対応機種もiPhoneとAndroid両方使えるので安心して購入できる所も人気になっている秘密です。
ダイソーのコンパクト自撮り棒
特徴
ダイソーのコンパクト自撮り棒は、値段が200円で100均の商品としては若干高めの値段設定です。
伸縮サイズは約65cmまで伸び、重さは130gです。
対応しているスマートフォンは、セルフタイマーでの撮影タイプなので取り付けサイズが合えばiPhoneもAndroidも使う事ができます。
口コミ
シャッター付き自撮り棒より100円安い200円の商品です。
セルフタイマーで撮影するタイプですのでイヤホンジャックの線が邪魔にならずシンプルでコンパクトな商品です。
自撮りとしてだけではなく、天井近くなど手の届かない場所の確認などに使うと便利だと言う口コミがあります。
アイデアで様々な使い方ができて、壊れてもさほど気にならない所も100均の自撮り棒の良さです。
ダイソーの自撮り棒・スマホモノポッド
特徴
ダイソーのスマホモノポッドは、値段が300円で100均の商品としては少し高めの値段設定です。
伸縮サイズは約22cm〜78cmです。
対応しているスマートフォンは、セルフタイマーでの撮影タイプなので取り付けサイズが合えばiPhoneもAndroidも使う事ができます。
口コミ
ダイソーのスマホモノポッドは、スマートフォンを取り付けるホルダーが外せます。
はずした部分には三脚などと同じボルトが付いていますのでコンパクトデジカメやフラッシュなどを取り付ける事ができます。
色々と使い方の幅が広がり値段も安いので、この商品を何本かまとめて買う人もいます。
装着感もしっかりとしているので安心と言う口コミもあります。
セリアの自撮り棒の特徴
特徴
セリアの(iPhone用シャッター付き)自撮り棒は、値段が100円で100均の商品として合格点です。
伸縮サイズは約11cm〜46cmで、取り付け幅は約5.5cm〜8cmの対応です。
重さの記載がありません。
対応しているスマートフォンは、iPhone用になります。
口コミ
この商品の口コミで多いのはコンパクトでカバンに入れていても邪魔にならないところです。
軽くて伸ばした時の46cmと言うのも丁度良いようです。
何より100円で買えるコストパフォーマンスの良さが一番の満足できる部分でしょう。
キャンドゥの自撮り棒の特徴
特徴
キャンドゥのセルフィーステックは、値段が100円で100均の商品として合格点です。
伸縮サイズは約13.8cm〜49cmで、取り付け幅は約6cm〜8cmの対応です。
重さの記載がありません。
対応しているスマートフォンは、iPhone4以上とAndroid4.2.2以上のスマートフォンになります。
口コミ
伸縮部分がステンレスで作りもしっかりしていて100均ですが値段が100円は凄いと言う口コミがあります。
サイズもコンパクトで持ち運びにも便利です。
高いものでは1000円以上する商品もある中で、100均の商品には驚かされます。
100均の自撮り棒はiPhoneやAndroidに対応している?
100均の自撮り棒はスマートフォンを取り付けるだけのタイプならiPhone・Android両方取り付ける事ができます。
100均のシャッター付き自撮り棒はイヤホンジャックに差し込むタイプなのでスマートフォンのタイプによっては使えないものもあります。
購入の際には自分のスマートフォンに使用できるのか確認する事が必要です。
iPhoneに対応している100均自撮り棒
100均の自撮り棒は現在出回っている殆どのiPhoneに対応していますが、購入する際には自分のiPhoneに使えるか確認をしましょう。
100均の自撮り棒には商品により対応表の記載がまちまちで、iOS5.01以上とかiPhone4以上などと書いてあります。
セルフタイマーで撮るタイプの100均自撮り棒で気をつけなければならない事はiPhoneの本体幅です。
100均の自撮り棒が取り付けられるサイズに自分のiPhoneが当てはまるか確認しましょう。
シャッター付きの100均自撮り棒では使っているiPhoneのOSバージョンが対応している事が条件ですので、自分のiPhoneのOSバージョンを確認して購入してください。
気をつけなければならないのは、iPhone7以降ではイヤホンジャックが廃止されているのでそのままでは使う事ができません。
iPhoneのイヤホンに付属しているミニプラグを使えばイヤホンジャックに使用できます。
Androidに対応している100均自撮り棒
Androidのスマートフォンの場合も、セルフタイマーで撮るタイプの100均自撮り棒ではスマートフォンの本体幅が適合サイズか確認してから購入しましょう。
Androidのスマートフォンは各メーカーから出ていますのでサイズも様々です。
シャッター付きの100均自撮り棒もiPhoneと同じくOSのバージョンが対応しているのか確認してから購入する必要があります。
殆どの商品がAndroid4.2.2以上のOSバージョンで動作すると記載しています。
機種によってはシャッターが上手く動作しない場合があります。
その場合は「カメラ360」と言うアプリをインストールして使うと動作するようです。
100均自撮り棒と合わせて買いたい100均グッズ
①:ダイソー Bluetoothスマートフォン用カメラリモコンAB Shutter3
シャッターボタンのないタイプの100均自撮り棒を使う場合、スマホのセルフタイマー機能を使って撮影しなくてはなりません。
セルフタイマーだとシャッターのタイミングが合わなくてうまく撮影できないこともあります。
そのような場合Bluetooth(ブルートゥース)で接続できて手元でシャッターを押せるリモコンがあると便利です。
コンパクトなサイズなのでポケットに入れて持ち歩けるので邪魔にならず便利です。
値段は300円で、iPhoneとAndroidの両方に対応していてOSのバージョンが該当していれば使用することができますが、該当していない場合はアプリをインストールすることで使用が可能になります。
100均自撮り棒を使わないときでも、離れた場所にスマートフォンを置いてリモート操作出来るので集合写真などに使えて便利です。
②:セリア 自撮り用LEDライト
室内や暗い場所で自撮りする場合に用意しておくと便利で役立つグッズが自撮り用LEDライトです。
値段は100円ですが電池が別売りになりますので電池も購入すると200円になります。
イヤホンジャックに差し込むことができるので、イヤホンジャックに取り付けた場合はシャッターボタンのない自撮り棒で使えます。
シャッター付きの自撮り棒でイヤホンジャックが使われている場合でもライト本体がコンパクトなので、両面テープや紐などで自撮り棒本体に取り付けることが可能です。
暗い場所での撮影時にはLEDライトがあると顔に光が当たり瞳にアイキャッチが入るので綺麗な表情に取ることができます。
③:セリア 自分撮りレンズスーパーワイド
スマートフォンで自撮りをしている時にもう少し広く撮れたらと思う時があります。
何人かと一緒に撮る場面でも全員写すために自撮り棒を腕を伸ばして持つので、苦しい姿勢になってしまったり、端の人が切れて写ったりしてしまいます。
そんな時に役立つのがスマートフォンのレンズに簡単に取り付けて広角レンズにしてしまう自分撮りレンズスーパーワイドです。
クリップ式なのでスマートフォンの厚みが13mm以内でレンズの中心からスマートフォン本体の端までが21mm以内のスマートフォンのレンズに挟むだけで取り付け完了します。
効果は抜群で、使うと癖になり手放せなくなりますので用意しておくと便利です。
100円の商品と考えるとコストパフォーマンスにも大変優れた商品です。
④:セリア スマホ用除菌クリーナー
スマートフォンは手に持って操作するためどうしても指紋や油が付いてすぐに汚れてしまいます。
レンズ部分に指紋や油が付いて汚れている状態で撮影すると最悪ボケた写真になってしまう可能性があり折角の写真が台無しになってしまいます。
そんなことの無いようにスマートフォン用のクリーナーを用意しておけば最悪の事態も回避することができ、液晶画面も綺麗になり画面も見やすくなりますので用意しておきたい商品です。
100均以外のおすすめ自撮り棒
自撮りをする場合、画面を見ながらの撮影になるのでスマートフォン液晶画面側についている前面カメラで撮影します。
ほとんどのスマートフォンは背面カメラの方に画質の良いレンズを使っていて画素数も高くなっています。
なので、自撮りする場合もなるべくならメインである背面カメラで撮る方が画質も良く綺麗に撮れます。
特に大きなモニターで見たりプリントした場合に差が出てきます。
MOCREOにはスマートフォンを挟み込むところにミラーがついているので背面カメラでの自撮りができます。
さらに3段階調光ライトも付いているので室内や暗い場所での撮影に使えて便利です。
人気の100均自撮り棒
今や誰もが当たり前に使っていて、複数人での撮影でも便利に使える人気の自撮り棒は100均の商品でも問題なく使えコストパフォーマンスに優れています。
種類もあり、自分に合ったものをカバンに入れておけばいざという時に使えて重宝します。
ただし自撮り棒が禁止されている場所もありますので、しっかり調べて使用する事が必要になります。
伸ばせば1m前後になるものですから危険と見なされているのかもしれません。
人の多い所などで使用する場合は禁止されていない場所でもマナーを守って使う事が人として大事な事です。
自分勝手な使い方で周りに迷惑をかける事により自撮り棒禁止場所が増えてしまってはせっかくの便利グッズも使えない物となってしまいます。
いずれにせよ100均の自撮り棒は、100均の商品と言うことで使えないのではないかと言う考えは無用だ言えるほどしっかりと作られている商品です。