カラーボックス収納が100均アイテムでより便利に
家具を買うより安価で便利なカラーボックスですが、そのまま使うとなると、ものを雑多に入れるほかなく、なかなかキレイに片付けることができません。
カラーボックスを収納に使うなら、あと一工夫が必要。
100円ショップにはカラーボックス収納を便利にするアイテムがたくさん揃っています。
例えば、カラーボックスの中にピタリとおさまる収納ボックスや収納ケースを使うと手軽に整理しやすくなります。
また、カラーボックスに引き出しをつけたり、レールをつけたり、ドアをつけたりも。
100均アイテムを上手に使って、カラーボックス収納をもっと便利に変身させましょう。
カラーボックスの仕切りレール・ボードに使える100均アイテム
では、カラーボックスの仕切りレール・ボードに使える100均アイテムにはどのような商品があるのでしょうか。
- 突っ張り棒
- すのこ
- 角材
- ワイヤーネット
- ハンギングワイヤーラック
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
アイテム①:突っ張り棒
まずは一番お手軽なアイテム「突っ張り棒」からご紹介します。
1段につき突っ張り棒2本を使うことによって、仕切りが出現。
画像のように適当なサイズのケースを突っ張り棒の上に置くことによって、小物類を収納しやすくします。
デッドスペースが生じがちなカラーボックスですが、ジャストサイズのケースを用意することで、空間を有効活用できます。
アイテム②:すのこ
100均で手軽に手に入るすのこを使った仕切り例です。
すのこは、柔らかい板でできており、カットもしやすいため、木材の中でも初心者向けの材料と言えます。
画像のようにカラーボックスの幅にすのこをカットして、木材片や割りばし等を使って支えれば、カラーボックスの中に仕切りができます。
また、すのこを縦サイドにそのまま2つ入れると、ちょうど仕切りレールのように使えるという方法もあります。
アイテム③:角材
100均には様々な形状やサイズの角材が販売されています。
100均の角材をカラーボックスの内側の両サイドの壁面に貼り付けると、収納ボックスを支える棚レールになります。
耐荷重性を持たせるなら、しっかりとした金具などで固定が必要ですが、それほど重いものを入れないようなら、両面テープ等で固定しても。
最近の両面テープは、かなり強力なものも出ていますので、チェックしてみましょう。
アイテム④:ワイヤーネット
100均のワイヤーネットもカラーボックス収納で大活躍します。
ワイヤーネットと一口にいってもかなり種類が多く、サイズも様々。
それらを上手に組み合わせれば、カラーボックスの棚板として活用できます。
アイテム⑤:ハンギングワイヤーラック
上記のワイヤーネットと同じワイヤー製ですが、ちょっと違うのは、カラーボックス上部に引っ掛けて使えるようになっているという点。
セリアで販売されている「ハンギングワイヤーラック」という商品です。
カラーボックスの上部の空間が勿体ないな…というときに使えます。
サイズはカラーボックスの幅よりもやや小さいです。
カラーボックスの引き出しにおすすめな100均アイテム
では、カラーボックスの引き出しにおすすめな100均アイテムにはどのような商品があるのでしょうか。
- カラーボックス専用不織布収納箱
- 4段引き出しケース
- 蓋つきスクエアボックス
- プレンティボックス
- 布収納ボックス
- ファイルボックス
- スタッキングワイヤーバスケット
- カラーボックス専用プラケース
- 編みかご風ボックス
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
アイテム①:カラーボックス専用不織布収納箱
100均ではカラーボックス専用に作られている収納グッズもたくさんあります。
「サイズが合うかな…」と心配しながら購入しなくていいので、とても便利です。
こちらは、ダイソーで販売されているカラーボックス専用不織布収納箱。
価格は1つ400円になりますが、蓋と一体型になっており、ホコリや汚れが溜まりにくいのが魅力です。
カラーはベージュのほかにグレーもあります。
お部屋の雰囲気に合わせて統一して選ぶと、まとまり感が出ます。
アイテム②:4段引き出しケース
細かいものを収納したい場合には、こちらのダイソー製「4段引き出しケース」がおすすめです。
プラスチック製の引き出しケースで、カラーボックスにピタリとおさまるサイズとなっています。
もちろん、4段引き出しケースをカラーボックスに入れて使用しなくてもOKです。
1つ300円になりますが、まとめて購入して並べると圧巻ですね。
アイテム③:蓋つきスクエアボックス
ダイソーの蓋つきスクエアボックスは、カラーボックス収納にも役立ちます。
大小2つのサイズがあるスクエアボックス。
大の上に小を2つ置けるサイズ感で、なんとカラーボックスの幅にもピタリとおさまります。
別売りの蓋をつければ、重ねて置くこともでき、便利。
また、角材などでレールを作れば、引き出しにすることもできます。
ホワイト・ブルー・ピンク・イエローの4色展開ですが、どれもちょっとスモーキーなカラーなので、お部屋を優しく彩ってくれますよ。
アイテム④:プレンティボックス
セリアで販売されているプレンティボックスもカラーボックスの収納に便利でかつ、オシャレなアイテムとして人気。
プレンティボックスは、紙でできています。
シンプルなデザインなので、ナチュラルな雰囲気の部屋にもモノトーンでカッコいい系の部屋にもマッチします。
サイズはCDを入れるのに適したサイズと漫画本を入れるのに適したサイズ、A4サイズ、B4サイズの4種類。
他に、ファイルを入れるためのボックスもあります。
B4サイズをカラーボックスに入れると、ちょうど横幅がおさまります。
縦の空間を無駄にしないよう、上手に棚板を入れて使ってください。
アイテム⑤:布収納ボックス
こちらはダイソーで300円で販売されている布製の収納ボックスです。
カラーボックス専用のものだと、紙素材に不織布を貼ったものが一般的ですが、こちらは普通の布製。
紙などの台紙に貼り付けているわけではないので、くたっとした感じもまたいいですね。
素朴な雰囲気を演出できます。
アイテム⑥:ファイルボックス
100均のファイルボックスは、カラーボックスの引き出しにピッタリです。
ファイルボックスだからといって、中に書類を入れなければいけないという決まりはありません。
本はもちろんのこと、小物類や雑貨なども種類別に細かく収納するのに役立ちます。
ファイルボックスは画像のような紙製のものと、プラスチック製のもとがあります。
デザインなどそれぞれ違いますので、部屋の雰囲気や好みによって選んでください。
アイテム⑦:スタッキングワイヤーバスケット
中身が見える収納を目指すなら、100均のスタッキングワイヤーバスケットもカラーボックスの収納に使えます。
こちらのワイヤーバスケットは、スタッキング可能。
もし上に空間が余るようなら、スタッキングして使えばデッドスペースがなくなります。
中身が全て見えるので、どこに何をしまっているのか一目瞭然で便利です。
ただし、下手をすると乱雑に見えてしまうので、一つひとつきちんと片付けるタイプの方におすすめ。
アイテム⑧:カラーボックス専用プラケース
100均といっても200円、300円と100円では買えない商品が多いですが、こちらは100円。
カラーボックスの奥行きに合わせたプラスチックケースです。
シンプルなデザインなので、どんなお部屋にもマッチします。
こちらの場合は奥行きのみがカラーボックスに合うものですが、他にもいろいろとサイズがあります。
アイテム⑨:編みかご風ボックス
引き出しで最後にご紹介したいのは、ダイソーの編みかご風ボックス。
プラスチックでできており、蓋つきです。
サイドにつけられた縄目模様が可愛いと話題だった商品。
しっかり蓋ができてホコリから中身を守ってくれます。
カラーボックスに扉を作れる100均アイテム
では、カラーボックスに扉を作れる100均アイテム100均アイテムにはどのような商品があるのでしょうか。
- カラーボックス専用カーテン
- 額縁
- すのこ
- コルクボード
- バーベキュー網
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
アイテム①:カラーボックス専用カーテン
カラーボックスに本格的な扉をつけようとすると、蝶番などの金物を扱わなければなりません。
「それはちょっと無理かも…」としり込みしてしまうという方には、カーテンが最もお手軽でおすすめ。
しかも100均にはカラーボックスサイズにカットされた専用のカーテンがあります。
これなら、押しピンで固定してもいいですし、突っ張り棒に通して固定してもOK。
長さは全段用と一段用とがありますので、サイズを間違えないように購入してくださいね。
アイテム②:額縁
なんと100均に売っている額縁もカラーボックスの扉になります。
額縁の中の絵を定期的に入れ替えれば、部屋の雰囲気もガラッと変えることができます。
単に隠すだけでなく、オシャレにこだわりたい方におすすめの額縁扉です。
アイテム③:すのこ
100均のすのこは、カラーボックスとの相性が抜群です。
上の画像のようにちょっと一手間かけて、ホワイトにカラーリングすれば、あっという間にマリンな雰囲気に。
すのこは素材が柔らかく、カットしやすいので、DIY初心者でも臆せず使える材料と言えます。
ただ、蝶番などは必要となりますので、電動ドライバーなど用意できるようなら作業がはやく進みます。
アイテム④:コルクボード
100均のコルクボードは、カットせずともそのままのサイズでちょうどカラーボックスの扉になると話題。
もちろん蝶番などは必要ですが、木材をカットする手間が不要というのは大きいポイントです。
でも中にはなぜかサイズが合わない場合もあるそう。
できれば自宅にあるカラーボックスのサイズを測って合うかどうか確認してから購入しましょう。
コルクボードなので、前面に写真や絵などを貼ったりできるのも楽しいですね。
アイテム⑤:バーベキュー網
そのままのサイズでつけられるといえば、100均のバーベキュー網もカラーボックス扉の候補に。
この画像のように正面の扉に使ってもいいですが、カラーボックスの裏につけると、電化製品の配線を通すことができて便利です。
裏にも表にも使えるバーベキュー網も便利な100均アイテムと言えます。
100均アイテムを活用したカラーボックス横置き収納術!
では、100均アイテムを活用したカラーボックスの横置き収納術にはどのような方法があるのでしょうか。
- すのこをプラスしてベッドに
- 2段重ねて、不織布収納箱を
- 横置き&縦置きともに半透明プラケースで
- クッションを足して収納ベンチに
続いて、それぞれの横置き収納術を詳しくみていきます。
収納術①:すのこをプラスしてベッドに
カラーボックスと相性の良い100均すのこは、横置き収納でも大活躍です。
なんと、カラーボックスにすのこをプラスすることで、すのこベッドを作っている方がいます。
こちらの方の場合は、カラーボックスを倒して置くことでマット下の通気性も確保しています。
ベッド下はもちろん収納スペースになります。
とても可愛くて安価にできるベッドですが、体重が重くて耐久性が気になるという方は、何らかの補強をして作ってくださいね。
収納術②:2段重ねて不織布収納箱を
3段のカラーボックスを横にして2段重ねて、全部で6つの収納スペースを作ります。
そこに入れるのは、100均で販売されているカラーボックス専用の不織布収納箱。
横置きサイズにピタリとおさまる収納ケースが100均には販売されています。
収納術③:横置き&縦置きともに半透明プラケースで
カラーボックスの一方を縦置き、一方を横置きにすると、凸凹とした空間が生まれオシャレな雰囲気になります。
横置き&縦置きともに、半透明プラケースを使って美しい収納を作りましょう。
こちらの画像のものは100均商品ではありませんが、100均にもオシャレなプラケースが販売されています。
サイズも様々用意されていますので、ぜひチェックしてみてください。
収納術④:クッションを足して収納ベンチに
カラーボックスを横置きにして、その上に100均で揃えたクッションや座布団を敷くだけで、あっという間に簡易ベンチの出来上がりです。
もちろん、カラーボックス内にはいろんなものを収納できます。
上の画像のように、本をそのまま収納するようにしてしまえば、特に何の加工も不要。
本を取ってそのままそこのベンチで読むという習慣がつけば、本好きのお子さんに成長しますね。
カラーボックスをおしゃれにアレンジできる100均アイテム
例えば、リメイクシートやウォールステッカーなどといった商品を紹介してください。
では、カラーボックスをおしゃれにアレンジできる100均アイテムにはどのような商品があるのでしょうか。
- レンガ柄リメイクシート
- カラータイルステッカー
- お子さんに!可愛いステッカー
続いて、それぞれの商品の特徴を詳しくみていきます。
アイテム①:レンガ柄リメイクシート
ダイソーで販売されている80×30cmのレンガ柄リメイクシートです。
側面や天面に貼ってもいいですし、裏側が見えてしまうときには、カラーボックスの裏側に貼るとオシャレ。
カラーボックスの色や柄を変えたいときにはペンキを塗るという手段もありますが、リメイクシートを使うと手間なく簡単にアレンジできておすすめです。
アイテム②:カラータイルステッカー
ダイソーのカラータイルステッカーも、カラーボックスのアレンジにおすすめのアイテム。
こちらは3Dタイプで、ぷっくりとした質感がまるで本物のタイルのように見せてくれます。
SNS投稿主さんも「ただ貼っただけ」とのことですが、出来上がりのクオリティの高さに驚いているよう。
3Dタイプのカラータイルステッカーは他にブラック×ホワイトやグレーがあります。
また、様々な絵柄が描かれた3Dタイルステッカーもありますのでお好みで選んでください。
アイテム③:お子さんに!可愛いステッカー
カラーボックスをお子さん用の収納ボックスに使っているという方も多いと思います。
お子さんが自分からすすんでお片づけしてくれるには、やはり収納を可愛く演出するのが一番。
こんな可愛いウォールステッカーが貼ってあったら、きっとお子さんのお気に入りのスペースになること間違いなしです。
100均には可愛いウォールステッカーもたくさんあります。
ぜひお子さんと一緒に選んでみてくださいね。
おすすめの100均以外のカラーボックス収納グッズ
それでは最後に、100均以外で購入できるカラーボックス収納グッズのおすすめ商品をご紹介したいと思います。
まず最初にご紹介したいのは、アイリスオーヤマのレールボード。
レールボードをカラーボックス内部の左右に取り付けると、約4~5cm刻みの好みの高さに棚板を取り付けられるようになります。
ネジ止めするため、プラスドライバーが必要です。
こちらもアイリスオーヤマ製品で、カラーボックスにピタリとはまる引き出しです。
組み立てた後、そのままカラーボックスに入れればいいだけなので簡単。
上は高さ9cm、下は高さ14.4cmほどで様々なものを分けて収納できます。
さらにこちらもアイリスオーヤマ製の扉です。
カラーボックスの扉は、自分で取り付けようと思うとなかなか大変ですが、こちらのセットなら蝶番なども全てセットされるので安心。
扉のカラーもホワイトやフレンチオークなど選べます。
ただし、「どの位置につけるか」などは自分で判断してDIYしなければなりません。
100均アイテムを使ってカラーボックスを簡単アレンジ
今回は、何かと使い勝手の良いカラーボックス収納をもっと便利に使いやすく、そしてオシャレに変身させるために使える100均グッズをご紹介しました。
カラーボックスをアレンジするのは、やはりある程度のDIY技術が必要となり、難しいと感じるものもあったかもしれません。
が、中には誰でも簡単にできるアレンジ術もありました。
DIYに自信がないという方は、まず簡単にできる100均アイテムを使ったカラーボックスアレンジから試してみましょう。