フローリングに布団を直に敷いてもいいの?
畳に布団という組み合わせに慣れているので、なんとなく違和感を感じてしまう布団+フローリングの組み合わせ。
ですが、布団とフローリングの組み合わせ、やっても良い組み合わせなんです。
フローリング=板間は日本では廊下の感覚。
板の上で寝るというと、なんだか寒そう、なんだか居心地悪そう、というのが直感としてあります。
近頃のフローリングは、断熱材などの性能がアップしています。
床暖房がある住居では、むしろ床に寝た方が暖かいことも。
敷布団の性能にもよりますが、フローリングに布団でも畳に布団でもあまり寝心地に違いがないことも知られています。
居住性のアップなどもあってフローリングに布団派は、むしろ増えている様子もあるんです。
注意した方が良いのが、べたっと直接布団がフローリングに接することです。
敷布団とフローリングが直接接すると、あの困ったことが起きることがあるんです。
困ったこととは、カビが生えることです。
寝汗や結露など、布団とフローリングとが接している所にたまってカビが発生する可能性がとても高くなるためです。
実際にフローリングに布団を敷いてみると分かりますが、たった数日でも条件を満たせば、布団やフローリングやもしかしたら両方に、カビが生えてしまうことも。
快適な布団+フローリング生活をするための布団をフローリングで使う時のメリットや注意点や対処法など順番に見てゆきましょう。
フローリングに布団を敷くメリット
多少の抵抗はあるけれど布団+フローリングの組み合わせ以外の選択肢がないという時はあります。
突然の来客や病気で隔離という時などです。
他に場所や方法が思いつかなくてフローリングに布団を敷いた時に「案外良いかも」と感じる人もいるでしょう。
実際に、フローリングに布団を敷くメリットはあります。
- 部屋を多機能に使うことができる
- 光熱費の節約になる
- 全ての布団を干すことができる
- 動かすことができる
- 転がっても安心な高さ
フローリングに布団の4つのメリットを見てゆきましょう。
フローリングに布団を敷くメリット①: 部屋を多機能に使うことができる
布団は上げ下げできます。
毎日布団を片付けることで、1つの部屋に2つの機能を持たせることができるんです。
寝室を別に部屋を用意する必要がありません。
布団を敷くスペースさえ確保すれば、今使っている部屋を寝室にできるんです。
寝室をフローリングで作った後にベッドをどう置こうかと悩んだ時も、フローリングに布団を並べて家族全員で寝ることもできます。
ベッドを用意すると使う人数は限られますが、部屋に布団を敷き詰めれば子供ならぎゅぎゅっと詰め込んで何人もお泊りできますね。
1ルームのマンションだって、何人かとパジャマパーティーも夢じゃありません。
そんなお部屋の使い方も、布団をフローリングに敷くことでできます。
フローリングに布団を敷くメリット②: 光熱費の節約になる
リビングやダイニングを寝室にすることで光熱費の節約になります。
リビングなど家族が集まる場所は一日冷暖房がついているという家庭も多く、過ごしやすい場所です。
わざわざその快適な場所から離れて寝室を暖めたり冷やしたりして寝るよりも、リビングなどを寝室にする方が効率的。
リビングなどはフローリングのことが多いので、光熱費などの節約のためにフローリングに布団というアイデアが使えるというわけです。
このアイデアは、子どもが小さく就寝も家族一緒の時間が多いという家族向けです。
家族が全て成人していて生活時間帯がバラバラという家庭には逆に不便なこともありますね。
フローリングに布団を敷くメリット③: 全ての布団を干すことができる
ベッドのスプリングは干せませんが、布団は全て干すことができます。
お住まいのマンションや地域によって外に干せない場合もありますが、寝具を全て天日で干せると何だか良い気分です。
カビ対策にもなり、衛生面でもとても安心です。
干した日の布団は、湿気が飛んでからっとふわっとした感触がうれしいですよね。
寝心地が良い布団に復活するためにも、天日干しはぜひ定期的にやりたいことの1つです。
フローリングに布団を敷くメリット④: 動かすことができる
ベッドと違って布団は簡単に移動できて便利です。
来客があるから別の部屋に布団を移動して寝るということもできます。
引っ越しの時もベッドを組み直す手間が省けて便利。
ミニマムに暮らすならフローリングに布団を敷くのはとてもアリな選択の1つなんです。
フローリングに布団を敷くメリット⑤: 転がっても安心な高さ
ベッドがなんだか高いかもと不安を持つ人は、布団をフローリングに敷くと、低い位置で眠ることができますよ。
床からの高さは、敷布団やマットの高さの数センチくらいになります。
ベッドから転げ落ちた経験をお持ちの方なら分かりますよね。
ベッドの段差って、落ちると痛いですし、案外危ないこともあります。
小さな子どもと一緒に寝るなら、フローリングに布団というアイデアはアリです。
ベッドから落ちる心配がなく、寝返りが激しい赤ちゃんや寝相の悪い子どもたちと一緒に寝るアイデアとしてむしろ良いというメリットがあります。
フローリングに布団を敷く場合の注意点
意外と便利でメリットもあるフローリングに布団生活ですが、はじめる前に知っておきたい注意点がいくつかあります。
こちらでは3つにまとめてご紹介します。
- 布団の厚みを確認
- 敷きっぱなしにしない
- 天日干しがベスト
3つの注意点について詳しく見てゆきましょう。
フローリングに布団を敷く際の注意点①: 布団の厚みを確認
布団の性能などよく見比べて、フローリングに布団を敷く場合選びしましょう。
というのも、お使いの敷布団が薄手の場合は、フローリングで寝ることで腰を痛めることもあります。
『いつもはベッドで寝ていて、実家に帰ったら客間で和布団』という人は、実感をお持ちではありませんか。
スプリングのあるベッドで眠り慣れた人が、薄い敷布団で硬いフローリングの床で眠ると、翌朝体がバキバキして節々がなんだか痛い気がするということがあります。
なんか痛いなという自覚があるまま続けていると、腰痛やヘルニアなど不調につながることがあります。
元々持病があるとか腰痛が最近気になるなという人は、フローリングに布団を敷く場合は性能もよく見て敷布団を選ぶなど注意しましょうね。
- 敷布団+マット
- 無理して薄い敷布団を使い続けない
カビ対策にもなりますので、敷布団+マットはおすすめです。
持病のない人でも不調を感じたら、自分に合ったマットや敷布団をご一考ください。
軽くて折りたためるマットなどもあります。
パッドやマットなど敷いたり快適なフローリングに布団生活のために自分に合ったアイデアで工夫をしてみてくださいね。
フローリングに布団を敷く際の注意点②: 敷きっぱなしにしない
布団をフローリングに直に敷きっぱなしにするデメリットは湿気から生えるかもという困った現象=カビです。
布団をフローリングに敷くだけで布団を敷いた場所のカビの発生量は上がっています。
と言うのも、寝ている間に人がかく汗の量は小さめの缶ジュース1本ほどと言われています。
その夜の間にかいた汗などを、毎日せっせと吸収しているのが敷布団です。
場合によっては、湿気をため込んでしまっているということになります。
フローリングに湿気など水分を吸い込む効果はあまりありません。
ニスなどコーティングしてあるものによってむしろ水分ははじかれて、結露しやすい状態ということも。
カビは湿気が大好物です。
湿度が65%以上で発生しやすくなります。
このカビが生えるカビの喜ぶ条件、敷布団の下の状態でほぼ満たしてるのです。
湿度・カビ対策で簡単に誰にでもできることが、布団を毎朝上げて片付けることです。
カビは胞子から発生するんですが、その胞子の含有量を大気中から除去するのは難しいので、カビの好む条件を満たさないような管理が必要ということです。
ですから、フローリングに布団生活では布団を敷きっぱなしにしないことが大切なのです。
フローリングに布団を敷く際の注意点③:天日干しがベスト
布団をフローリングに敷く場合は、こまめに布団やシートを干すことをおすすめします。
布団を干すことで布団にもフローリングにもカビが生えない予防にもなります。
カビが生えていない状態ならば、布団用にも使える掃除機でも良いです。
天日で干すのが難しい時は、ご自宅や生活スタイルに合った布団の干し方や方法を探してみましょう。
フローリングで布団の下に敷くおすすめのもの
布団を毎日干す労力ってけっこう大変ですし、お天気にもよるし物理的に無理ということもあります。
そんな時はお助けアイテムに頼りましょう。
敷布団の下に敷くアイテムで除湿や放湿を狙って、敷布団とフローリングにカビが生えないようにというアイデアです。
- タオル
- い草シート
- 除湿マット
- コルクマット
- ギャッベ
- エアベッド
- すのこ
では、6つのシートのアイデアについて詳しく見てゆきましょう。
フローリングの布団の下に敷くもの①: タオル
身近でどんなお家にもある吸水性の高い素材にタオルがあります。
敷布団の下に敷く素材としてはタオルもアリなんです。
夜中に布団からフローリングへ移る湿気をキャッチしてくれるタオルですが、マットとし弾力性はありません。
引っ越しの後にベッドと布団どうしようと悩むことがあったら、フローリングに大きめのタオルを敷いてから布団を重ねて敷くことで急場をしのぎましょう。
タオルだと洗濯が簡単にできるのも良いです。
敷きマット代わりにしたタオルはまめに干したり洗濯したりすると良いですよ。
フローリングの布団の下に敷くもの②: い草シート
い草シートも敷物のアイデアの1つです。
畳と違って持ち運びが楽で、い草の爽やかな香りも楽しむことができます。
軽いので干しやすいのも便利ですね。
い草シートにはシングル用もありますし、昔ながらのゴザを使うこともできます。
畳が懐かしいという時にもい草系のシートおすすめです。
フローリングの布団の下に敷くもの③: 除湿マット
使い方を考えて作ってるんだなという除湿シートやマットが、各寝具メーカーから発売されています。
寝具メーカーの除湿マット(又はシーツ)なので、眠っている間にかく汗の量を考慮した作りになっている製品もあります。
い草やタオルは仮りに使うということはできても機能性に劣ると感じたら、しっかりと湿度をキャッチしてくれる除湿マットやシーツもおすすめです。
フローリングの布団の下に敷くもの④: コルクマット
ワインの栓としても昔から使われているコルクの性質は、熱伝導性に優れていて湿度を通しにくく、コルク自体に抗菌効果があるためダニなどの発生を抑えられる素材と言われています。
つまり、布団の下に敷く素材としてとても適しているのがコルクなんです。
小さな赤ちゃんがいるご家庭では、夜中に起きてあやしたりおむつを替えたりと音が響くこともあります。
コルクは吸音性もあるので夜中にガタガタしても音が響きにくいのも良いです。
フローリングの布団の下に敷くもの⑤: ギャッベ
ギャッベは手織りのじゅうたんのことです。
本物のギャッベは羊の毛をつむいで作られる織物。
つまり、丈夫な布なので吸湿性もあり、サイズを選べば運びやすく干すことも可能なんです。
そして触り心地の良さが布団を上げた後にも素足に気持ちが良い素材なんです。
夜の間に吸着した湿気を通気した後は、敷物として楽しむことができます。
天然の繊維である手織りのギャッベはじゅうたんなどの敷物と同様に、ダニやノミなどの温床になることもあります。
敷きっぱなしにはせず、干したり掃除機をゆっくりとかけることでカビ・ダニ対策にをしっかりしましょう。
フローリングの布団の下に敷くもの⑥:エアベッド
エアベッドは簡単に膨らませることができて、製品によっては片付けも手軽にできます。
急な来客でフローリングに布団で寝てもらうとしたら敷布団が薄すぎるかもというような時に便利です。
エアベッドは数キログラムのものが多く、ベッドとしては軽いのも魅力です。
部屋の中で日の当たる場所に移動して日に当てたり、裏も表もさっと拭き掃除したりできるのも良いです。
フローリングの布団の下に敷くもの⑦: すのこ
布団+フローリングの組み合わせのお助けアイテムは、すのこです。
布団+フローリングという組み合わせを考えて作られたようなすのこベッドが発売されています。
布団の上げ下げも、すのこを折って布団をそのまま干す感覚。
窓際まで移動すれば天日にも干せて、フローリングを掃除する時にも折りたたみできるすのこは、布団+フローリング生活をする上で、助けになるグッズ・強い味方です。
フローリングに布団を敷いてカビが生えた場合の対処法
シートやマットで工夫していても、病気で寝込んでしまったり湿度の高い季節にちょっと気を抜いたりすると、カビが生えることもあります。
カビが生えてしまった時の対処法につて布団に生えた場合とフローリングに生えた場合を見てみましょう。
- 洗濯する
- クリーニング
- 掃除する
- 業者を呼ぶ
では、それぞれの対処法を詳しく見てゆきましょう。
布団にカビが生えた場合の対処法①: 洗濯する
布団にカビが生えた場合は、中のふわふわの綿にまでカビがいるのか、シーツとかカバーのような上側に生えているものかを確認しましょう。
シーツやカバーなど丸洗いできるものは、洗濯してカビを撃退しましょう。
- 酸素系漂白剤
- 衣料用塩素系漂白剤
2種類の洗濯洗剤がありますが、色物には酸素系漂白剤を白物には衣類用塩素系漂白剤を使いましょう。
指示容量の水やお湯で1時間~つけ込んだ後に、普段どおり洗濯します。
つけ込んだ後でまだはっきりとカビが残っているようならば、洗剤濃度を高くした液でもみ洗いで落としましょう。
洗剤を取り扱う時は、ゴム手袋をして、換気に気をつけて洗ってくださいね。
布団にカビが生えた場合の対処法②: クリーニング
上の方法でがんばって手洗いしたけど落ちない時や、自宅の洗濯機などで洗うことが無理っぽい布団の中側に生えてしまった時などは、プロにおまかせしましょう。
布団のクリーニング代金ですが各社様々な料金設定があります。
3枚パックで12,800円、2枚8,600円、1枚3,700円などなど料金は業者さんによるので、いつも利用するクリーニング店や通販窓口があるクリーニング店などで確認してみましょう。
高い布団ならばクリーニングを定期的にして大切に使ってゆきたいですね。
思い切って数年に1回安い布団を買い換えてゆくという方法もアリかもしれません。
新しい布団を買うにしてもクリーニングに出すにしても、料金はかかるわけです。
できれば、カビが生えないように対策をして、布団+フローリング生活を快適なものにしたいですね。
フローリングにカビが生えた場合の対処法③: 掃除する
フローリングにカビが生えたら掃除しましょう。
まず、乾いた雑巾やクイックルワイパーなどで表面のカビを拭き取ります。
その後で薬剤を使って目には見えないカビを除去します。
フローリングに生えたカビ除去に良い製品は下の2つです。
- 無水エタノール
- 逆性石鹸
無水エタノールを80%に希釈してスプレーして拭き取ります。
溝などにもしっかり吹きかけて拭き取りましょう。
無水エタノールを使ってフローリングが色あせすることが心配な時は逆性石鹸を使います。
使い方は無水エタノールと一緒で希釈してスプレーして拭き取ります。
やってはいけないNG掃除道具は、お風呂用カビ除去洗剤・掃除機・重曹です。
フローリングにカビが生えた場合の対処法④: 業者を呼ぶ
黒カビなどフローリングに浸透しているカビは業者さんにお願いしましょう。
フローリングに生えたカビが表面的なカビならば掃除で対処できます。
ですが、黒カビやフローリング表面を掃除しても取り除くことができないカビは、素人に除去することは難しいのでプロにお任せしましょう。
フローリングに布団を敷いた後の収納手順とその際の注意点
フローリングに布団を敷く場合の敵は、湿気を好んでやってくるカビということが分かりました。
つまり、カビ対策をしっかりすれば、フローリングに布団生活が快適に過ごせるということです。
- 毎朝たたむ
- 換気する
- 掃除と除菌
- 布団を干す
こちらでは4つのカビ対策として収納の手順をご紹介します。
布団の収納手順と注意点①: 毎朝たたむ
毎朝布団を必ずたたみましょう。
敷きっぱなしだとフローリングも布団もカビの温床になってしまいます。
できれば布団を敷いた場所とは違うところへ片付けるのがベストです。
除湿マットなどで吸湿センサー付きのものは、センサーが反応していたら必ず干します。
布団の収納手順と注意点②: 換気する
朝は窓を開けて換気しましょう。
カビは胞子から発生するので、換気をすることで夜中に発生して部屋にこもった胞子を外へ追い出しましょう。
発生因子であるカビの胞子を大気中から除去してしまうことは難しいですが、部屋の中の胞子を換気して外へ出すことはできます。
部屋にこもったカビの胞子をそのままにしておくと、条件が合う場所でカビが大発生してしまいますので、毎日の換気は大切です。
布団の収納手順と注意点③: 掃除と除菌
布団を上げた後のフローリングを掃除して除菌することで、カビの発生予防にもなります。
掃除は、カビが生えるまでは掃除機でもOKです。
夜の間に床上30cmくらいの所にほこりが降り積もっていると言われています。
カビの胞子やほこりが舞い上がるのが気になる方は、クイックルワイパーでさっと拭いて、無水エタノールで最後に吹き上げると安心です。
布団の収納手順と注意点④: 布団を干す
布団を干すことで布団の中の湿度を追い出しましょう。
やっぱり布団は天日干しが気持ち良いですよね。
ベランダまで持ってゆくのは大変という時は、布団かけや折りたたみ式のすのこを窓側の日の当たりやすい場所に置いて、そこに布団を掛けておくという方法もありますよ。
フローリングに布団の人におすすめの収納方法
フローリングに布団の場合の収納場所について考えてみましょう。
- クローゼット
- 布団ソファ
- すのこで掛け収納
一般的なものから少し変わったアイデアなど見てゆきましょう。
布団のおすすめ収納方法①: クローゼット
クローゼットや押し入れなどに入れて片付けるという方法が一番手っ取り早い収納方法です。
クローゼット収納の時も、すのこなど通気性があるものの上に布団を置くようにしましょう。
布団の湿気が床に直接触れないようにすることがポイントです。
クローゼットの幅に布団が収まらない時があります。
クローゼットの幅が予め分かる時は3つ折りマットやクローゼットに入るサイズの布団を選んだり、クローゼットや押し入れなど収納場所に入る折り方で工夫してみてくださいね。
物がいっぱいで布団を収納する空きスペースがない時は、布団収納を前提にしたワードローブもあります。
お部屋や家やライフスタイルに合ったクローゼットを見つけてみてくださいね。
布団のおすすめ収納方法②: 布団ソファ
布団をソファにするというアイデアがあります。
夜中にソファは必要ありませんから、夜は布団として使って、昼は布団をソファにしてという感覚です。
ソファとして酷使していると、布団の綿などがよれて使い心地が変わってくることもありますので、ご注意くださいね。
ソファーを作る場所は、夜布団を敷いてる場所からは離れた場所にしましょう。
夜布団を敷いている場所に布団ソファを作ると、フローリングの換気がうまくできないので、その部分だけカビが生えてしまう可能性があります。
布団のおすすめ収納方法③: すのこで掛け収納
すのこの掛け布団収納は、色んなメリットがあっておすすめです。
- 布団の上げ下げが簡単
- 夜も昼も除湿対策ができる
- 床を掃除しやすい
- そのまま干せる
万能なすのこ収納にもリビングで使うデメリットはあります。
来客時にも布団が出たままになる可能性があります。
つまり、毎日来客があるリビング向け収納ではありません。
寝室が別にあるとか来客が少ないとかリビングが広く隠すスペースもあるという時には、すのこでフローリングに布団はカビ対策にもなってとても便利ですよ。
フローリングのカビ対策グッズ
無水エタノールでフローリングのカビ対策になることが分かりましたが、無水エタノールを希釈するのが面倒という時にはこんな便利なアイテムがあります。
「合成界面活性剤を含まないため二度拭き不要」と説明にありますが、果物や野菜の除菌にも使える安全な製品のようです。
除菌系スプレーの中では形もデザインもおしゃれ寄りなのも高ポイントですね。
吸湿センサー付きの除湿マットが存在します。
ピンク色になったら干すというセンサー付きのマットでシングルやダブルなどサイズ展開も豊富。
使用説明書にはフローリングの上に敷いてその上に敷布団がある絵柄があるので、フローリングに布団を直に敷くことを想定したアイテムのようです。
布団をフローリングに敷くならコレというすのこがあります。
折りたたんで干した後も、すのこが開いてゆかないようにマジックテープで固定できる仕様です。
組み立てが少し面倒というレビューもありますが、布団+フローリングならコレでカビの心配がぐっと減るアイテムです。
フローリングに布団を敷く時のまとめ
フローリングに布団を敷く時は、マット(敷物やすのこ)+敷布団という組み合わせで使うと、カビ対策にもなってベストということが分かりました。
リビングなどで家族が一緒に寝ると、冷暖房の節約にもなって良いですよね。
フローリングに布団生活用のすのこも2つ折りや4つ折りなど種類があるので、自宅やお部屋に合ったアイテムを活用してカビ対策ばっちりの布団+フローリング生活をお楽しみくださいね。