不織布とは?何と読む?英語では何と言う?
不織布の読み方がわからない人にずばっと答えます。
不織布はふしょくふと読みます。
あちこちでよく見かけますよね不織布(ふしょくふ)って。
なんて読むんだろう、と思いながらもあまり調べもせずに読み飛ばしていたり、『布』がついているからきっと何かしらの布なんだろうと思っていたり。
ふとしたときに『不織布 読み方』で検索はするものの、次に見たときはもう読み方を忘れていたりするんですよね。
そしてまた『不織布 読み方』で検索していたりするんですよね。
さて、不織布(ふしょくふ)を英語でどんな読み方をするのでしょうか?
縫製用語としては『nonwoven』と言います。
繊維用語では『non woven fabric』と言います。
不織布(ふしょくふ)は繊維を織らずに接着または絡ませて作られたフェルト状の布の事です。
身近な素材としてわかりやすいのは、布団袋などが不織布(ふしょくふ)で作られている事が多いです。
100均の収納袋などが不織布(ふしょくふ)を代表する身近なものかもしれませんね。
お気づきでしょうか?
今回わざとらしいぐらいに不織布(ふしょくふ)に読み方を記入してみました。
これで次に不織布と見たときに、迷わずふしょくふと読み方を覚えている事でしょう。
わからない時に一回ちらっと見ただけでは、その時だけしか読み方って覚えていないものです。
なんども読み方を理解しながら目にすることで『不織布の読み方はふしょくふ』と覚える事ができるでしょう。
小学生の頃の知恵ですね。
不織布。
どんな読み方だったか覚えられましたか?
読み方を覚えてもらえたと信じて、続いては不織布の材質や種類の紹介をしますね。
不織布の材質や種類は?
不織布に使われる主な原料は天然繊維の綿・パルプ・麻・羊毛などの他、化学繊維のレーヨン・ナイロン・ポリエステル・ポリプロピレンなど、正直なんでも使えるのが不織布です。
その色んなものをまとめて接着剤で固めてフェルト状にしたのが不織布なので、不織布で作られたものは比較的安価で手に入れる事ができるのです。
不織布の読み方はふしょくふですよ!
続いては不織布は何に使われているのかをご紹介します。
不織布は何に使われている?
不織布が良く使われている物として、先ほど布団袋や100均の収納袋のお話をさせていただきました。
では他にはどんなものに使われているのか見ていきましょう。
不織布はちょっとお高めのバッグを買った時に巾着袋などに入れられている事はありませんか?
あの巾着袋も不織布が使われている事が多いです。
スーツを購入した時に言わなくてもついてくるスーツ用のペラペラっとした布っぽい保管袋もありますよね。
あれも不織布で作られている事が多いんですよ。
スーツやバッグなど、大事な商品を守るために無料でついてくる不織布袋。
安価で作れる事もありますし、破れにくくシワにもなりにくい事から使われる事が多いのですね。
服やバッグへの通気性や型崩れを防止するために使われているものが不織布でできていると思って間違いないでしょう。
あとは、お裁縫をする人は良く見かけるものにも不織布が使われています。
『接着芯』って聞いた事ありますよね?
接着芯にも不織布は使われているのです。
CDやDVDのケースに使われいる事もありますし、割と日常生活の中で不織布は使われているんです。
しつこいようで申し訳ないのですが『不織布』の読み方は覚えてくださいましたか?
不織布の読み方を思い出しながら不織布のメリットをみていきましょう。
不織布のメリットは?
不織布にはどんなメリットがあるのでしょうか。
まれに邪魔に思ってしまう不織布ですが、不織布のメリットを5つご紹介しますね。
- 紙よりも丈夫
- 通気性が良い
- 価格が安い
- 布よりかさばらない
- 泥や砂に強い
それでは1つずつ見ていきましょう。
メリット①:紙よりも丈夫
紙袋に重たい荷物を入れると、どうしても破れてしまわないか、取手が取れてしまうのではないか、と心配になる事がありますよね。
それに比べると不織布の方が頑丈にできているので心配が減るんです。
もちろん重たすぎる物を入れると不織布でも破れたりはしますが、紙よりも丈夫なので、片手で運べる程度の重さなら不織布の方が頑丈だと言う事です。
紙よりも頑丈なので、エコバックとして使う事も可能です。
メリット②:通気性が良い
不織布は通気性が良い事から服やバッグ、布団などの保管用に用いられる事が多いのです。
通気性の悪い袋に長期保管させる服とか布団を入れておくと、湿気がたまってカビになったりしますよね。
しかし大事な服やバッグがカビだらけになったら悲しすぎます。
そんな時に使うのが不織布なんですよ。
メリット③:価格が安い
不織布は比較的安価で手に入れる事ができます。
なので100均の収納袋も100円と言う安さで提供できるんですよ。
モトが取れない商品を売る事はありませんからね。
あと付録などについてくるキャラクターバッグなども不織布で作られていることが多いんですよ。
比較的安価だからこそ大量生産ができ、大量生産ができるからこそコストが安い。
作る側も貰う側にもメリットが大っきいのです。
メリット④:布よりかさばらない
布バッグはお子様の通園バッグなどに用いられる事が多いですよね。
しかし、小学生の高学年ともなってくると、長期休暇前の持ち帰り品は数が増えてきますし、教科書も重たいです。
持ち帰り用に布バックを持たせるのも良いですが、持って行くまでにかさばってしまいますよね。
そこで使うのが不織布のバッグです。
コンパクトに折りたためますし、何よりも軽いです。
お子様に持たせるにも安価なのですぐに破れてしまったとしても、すごく汚されたとしても悔いは残らないのが不織布の良いところです。
メリット⑤:泥や土に強い
土のうってご存知ですよね。
ここ最近の日本では河川の洪水だったりで度々ニュース番組で見る事が増えてきました。
土のう袋も不織布で作られる事もあるんですよ。
土のう袋に不織布が使われるのは、水に強く(溶けないと言う意味で)泥や土が流れ出るのを防いでくれるからです。
不織布袋を車に積んでおけば、お子様と出かけたときの汚れた服や泥だらけの靴などを入れておけば、車内が泥だらけになる事を防げます。
不織布って、本当に便利なんですよ!
良い事だらけの不織布ですが、デメリットはないのでしょうか?
続いては不織布のデメリットについてご紹介します。
ちなみに不織布の読み方はまだ覚えていらっしゃいますか?
読み方は『ふしょくふ』ですよ!
不織布のデメリットは?
先ほどは不織布のメリットばかりを書いてきましたが、デメリットはあるのでしょうか。
もちろんデメリットも存在します。
不織布のデメリットを見ていきましょう。
- 毛羽立つ
- 折じわが目立つ
それでは一つずつ見ていきますね。
デメリット①:毛羽立つ
紙よりも頑丈なので使う頻度も増えてくる事があります。
最初は頑丈だし「不織布っていいな」と思っているのですが、使い続けると毛羽立ってくることがあります。
毛羽立ちが目立ってくるとやはり見た目も不細工になってしまいますし、持ち歩くのも恥ずかしくなってしまうかもしれません。
毛羽立つ事がデメリットではあるのですが、そこは不織布のメリットである『安価』だから買い替えがすぐに可能なんですね。
デメリットをもなくしてしまう不織布なんです。
デメリット②:折じわが目立つ
不織布バッグを普段あまり使わずに、折りたたんで普段使いのバッグの中に入れたままにしておくと、折じわがしっかりとついてしまい、いざ使おうと思った時にしわが邪魔になる事もあります。
このデメリットに関しては不織布に限らず、布バッグでも紙袋でもビニールバッグでも同じなので、不織布だけのデメリットではないと思いませんか?
頑丈さ、デザイン性、価格、使いやすさを考えてみると不織布のデメリットと言うのはさほどデメリットではないのかもしれません。
好みの柄があったり、好みのキャラクターであったり、不織布には本当に色んなデザインのものがあります。
お気に入りが見つかると楽しくなりますよ!
おすすめの不織布製品
今回おすすめする不織布バッグはB3サイズがすっぽり入る大きな不織布バッグです。
55センチのおもちゃの箱も楽に入り袋も手さげ部分も丈夫でチャックもついて中が見えない作りになっていますよ。
大きな紙袋にお子様のおもちゃを入れて電車に乗ったりするのって恥ずかしい時がありませんか?
そんな時のためにも折りたたんで通常使いのカバンにひっそりと入れておいてあげてください。
突然の大物な買い物にもすぐさま対応できますよ。
不織布の読み方はふしょくふです!覚えていただけましたか
くどいほどに不織布の読み方について何度も何度も問いかけをしてしまってすみません。
しかしこの記事を最後まで読んでくださったみなさんは、きっと不織布の読み方を完全に覚えてくださったことでしょう。
しつこいぐらい、くどいぐらいに問いかけた事によって『もういいよ』と思われたかもしれませんが、不織布の読み方を調べてここに来てくださった方にはしっかりと読み方を覚えて帰ってもらいたかったんです。
今回は不織布の読み方を覚えてもらいながら、不織布のメリットやデメリットについてご紹介させていただきました。
不織布と言う言葉自体は聞きなれなくて、読み方がわからない人もいたことでしょう。
しかし不織布は私たちの日常生活の中にたくさんあるんだと知ってもらい、利便性もわかってもらったうえで使っていただきたいと思いました。
最後にもう一回読み方を聞きますよ。
不織布の読み方はなんでしたか?