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2019/04/24

ロゼットの作り方を解説!リボンなどから簡単に作れる

結婚式やバースデープレゼントなどで使うロゼットをリボンで手作りする人が増えてますね。
そのアイデアをSNSではたくさん見られ、どれも可愛くてマネしたくなります。

リボンのプリーツの寄せ方も工夫が凝らされており、中には折り紙で作っているロゼットもあり色とりどりで美しものばかりなんです。
そんなロゼットの作り方と参考になる実例などをご紹介していきます。

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ロゼットとは?

ロゼットとは

古くはヨーロッパの勲章をモチーフにして、リボンで作られた勲章のような形をした装飾品と言われてます。
「ロゼット」の別の意味でローズ=バラを指し、バラの花びらが開いた形を模しているとも言われてます。


日本では結婚式に新郎新婦が身に着けたり、来客者の席札に使うなど、ここ数年でとても人気があるようです。
また、バースデープレゼントと一緒にメッセージカードの代わりに手作りしたり、出産祝いに名前や誕生した日付を入れるたものを贈るなど、お祝い事にロゼットを用いるケースが多いようです。

ネットや本などでロゼットの詳しい作り方が学べることから、元々は勲章だったアイテムを一般的な装飾品として人気が出たようです。
ロゼットは今や結婚式などのお祝い事だけではなく、好きなアニメキャラクターなどの缶バッチやプリントしたもの使ってロゼットにした「痛ロゼット」なるものがブームになっているそう。

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結婚式やお誕生日にロゼットを手作りしよう!

結婚式やお誕生日の手作りロゼット

結婚式で新郎新婦がロゼットを腰のあたりに身に着けているのを見たことがある人もいらっしゃるはず。
そのほとんどが新婦さんの手作りが多いそう。
結婚式の準備だけでも忙しいでしょうに、ロゼットの作り方を勉強し、素材なども吟味して皆さんとても上手に作られています。


結婚式の席札やウェルカムボードのアイテムとして作るケースも多く、色んなアレンジを加えた作り方は見ているだけで幸せな気持ちになります。
また、同じお祝い事としてお誕生日にプレゼントと一緒にロゼットを手作りして贈るケースも増えているみたいです。

お誕生日会の主役はかぶり物やたすきではなくて、ロゼットを付けるなんて素敵ですね。
こういったロゼットの作り方をこの後、記事の中でもご紹介していきますので、ぜひとも参考になさってみてください。

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ロゼット作りに必要な材料は?

ロゼット作りに必要な材料

ロゼットを手作りするにはどのような材料を揃えたら良いのでしょうか。
一般的にはリボンにタックを寄せて作る工程が多いのですが、他にも折り紙や最近ですとマスキングテープ(マステ)を使ったロゼットもあります。

さらに簡単にできる作り方として好きな紙を細長くカットして貼って組み合わせる工作感覚のようなロゼットもあるようです。
こちらでは一般的な作り方100均でも手に入る材料で作る方法の材料で紹介していきます。

続いて、ロゼットを作るのに必要な材料を見ていきましょう。

  1. リボン(デザインによっては数種類)
  2. くるみボタンキットや缶バッチなど、中心に据え付けるアイテム.
  3. 厚紙やフエルト(台紙や裏側に取り付ける)
  4. 安全ピン、安全ピン付きクリップなどの留め具
  5. リボンにタックを作るためのプラスチック仕切り板を使った、ロゼットメーカーを作成
  6. グルーガンやボンドなどの接着するアイテム
  7. ビーズやスタッズ(装飾する場合)
  8. 文字を入れる場合はスタンプやプリント用台紙

ロゼット作りに必要な材料は?①:リボン(デザインによっては数種類)

100均では色々な種類のリボンが販売されており、幅や長さはもちろんのこと、素材もツルツルしたサテン調やベルベットの豪華なものから、レースや手編み風のものまで手に入ります。
この色や素材じゃなくちゃダメ、なんてことこは無いので、お好きなリボンを使って手作りしてみましょう。

ロゼット作りに必要な材料は?②:くるみボタンキットや缶バッチなど、中心に据え付けるアイテム

ロゼットの真ん中にある丸い部分が一番こだわりたい部分ではないでしょうか。
この部分の土台としてくるみボタンを作るパーツが活用しやすく、使うシーンに応じて文字や数字を入れたり、お気に入りのイラストや柄生地のハギレなどを用いる場合もあります。

このくるみボタンの他に缶バッチが作れるパーツや手持ちの缶バッチを応用する作り方もあります。
また、厚みを出ために化粧用のスポンジを使うアイデアもあるようです!色々と試してみると良いでしょう。

ロゼット作りに必要な材料は?③:厚紙やフエルト(台紙や裏側に取り付ける)

裏面と土台の部材として厚紙やフエルトなどを使いリボンなどを貼っていきます。
見えないところですが、この部分にはピンなどの留め具を取り付けるので、ある程度しっかりした材質のものを使う方うようにしましょう。

画像のロゼット裏面に市販の紙製コースターを使用しているそう、いいアイデアですね。

ロゼット作りに必要な材料は?④:安全ピン、安全ピン付きクリップなどの留め具

百均で手に入る名札クリップや名札留めを取り付ける作り方が多いようです。
安全ピンだけだとドレスなどの衣装に傷がついてしまいかねないので、クリップ式になってるものを併用するなどしましょう。

こちらの画像の方は裏面用のフエルトに木製ピンチ(洗濯ばさみ)を先に取り付けています。


他のパーツも先に必要な数を作成し、最後に全てのパーツを貼り合わせる作り方をしています。
数多くのロゼットを作成する場合、とても参考になりますね。

ロゼット作りに必要な材料は?⑤:リボンにタックを作るためのプラスチック仕切り板を使った、ロゼットリボンメーカーを作成

最近は裁縫道具などを販売しているメーカーからロゼットを作る専用の「ロゼットメーカー」が発売されてます。
このアイテムが発売される前は、100均で手に入るプラスティックでできた引き出しの仕切り板をマステでくっつけた作り方の、オリジナルロゼットリボンメーカーを使用する人が殆どで今でも愛用されているようです。

他にダンボールや厚紙を使い、オリジナルで作ったものを使う作り方もあるので、自分で使いやすいものを選択すると良いでしょう。

ロゼット作りに必要な材料は?⑥:グルーガンやボンドなどの接着するアイテム

グルーガンは本体も接着用のグルースティックも100均で購入できるのでぜひとも揃えたいアイテです。
本体は200円(税抜)、グルースティックは100円(税抜)で買えて、最近はグルースティックも透明色のほか色付きもあります。

グルーガンの扱いが苦手な方は木工用ボンドや両面テープを使う作り方もあります。

ロゼット作りに必要な材料は?⑦:ビーズやスタッズ、ハギレ、レースなど(装飾する場合)

100均や手芸店では多種多様のアクセサリーパーツやビーズ、スタッズなどが販売されてますよね。
テグスを通す穴が開いているものもあるので、あらかじめ取り付ける円周の長さに合わせてテグスを通しておいてもいいですし、穴が見えないように接着していくのも手です。

シール式のものはそのまま使えて、デコる感覚で自由に貼りつけていってもいいですね。

ロゼット作りに必要な材料は?⑧:文字を入れる場合はスタンプやプリント用台紙

結婚式のアイテムで使う人は名前を入れたり、誕生日用に作る場合は年齢の数字を入る作り方が多いです。
こういった文字を入れる場合、パソコンやスマホのアプリを使い文字を作成しておき、インクジェットプリント専用の布に印刷して使います。

この他にお気に入りの缶バッチや、自分で作成した缶バッチの表面と裏面を分けて使う作り方もあります。

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基本のロゼットの作り方

ロゼットをきれいに作るポイント
ロゼット作成に必要な材料が揃ったら早速って行きましょう。
こちらでは基本的なリボンにプリーツを寄せて縫っていく作り方をご紹介します。

  1. ロゼットメーカーでリボンプリーツを丁寧に作る
  2. ①で作ったプリーツの根元を縫い留める
  3. リボンプリーツの根元になる部分を縫い留めて輪にする
  4. 土台となる円形の台紙に直線のリボンと丸めたプリーツリボンを貼る
  5. 中心となる布部分を作る
  6. くるみボタンや缶バッチなどで中心となる面を作る
  7. 裏面の厚紙やフエルトに安全ピンなどの留め具を付ける

基本のロゼットの作り方①:ロゼットメーカーでリボンプリーツを丁寧に作る

前述のロゼット作りに必要な材料で作った100均の仕切り板ロゼットメーカーでリボンプリーツを丁寧に寄せていきます。(市販されている円形のロゼットメーカーを使ってもOK)

基本のロゼットの作り方②:①で作ったプリーツの根元を縫い留める

プリーツができたらリボンを1cmくらい上にずらして根元をぐし縫いします。
ここは見えなくなるのでしつけ糸などでもかまいませんが、縫い方が甘いとプリーツがきれいに仕上がらないので丁寧に縫うようにしましょう。

基本のロゼットの作り方③:両端が見えないように縫い留めて輪にする

根元のぐし縫いが終わったら、リボンの端と端を入れ込み輪になるように縫い留めます。

基本のロゼットの作り方④:土台となる円形の台紙に直線のリボンと丸めたプリーツリボンを貼る

裏面になる厚紙やフエルトに①~③で作成したリボン、垂れ下げるリボンなどを貼りつけていきます。
足のように垂れ下げるリボンはⅤ字にしたり1本にしたり色々できるので、好きなデザインにしましょう。

基本のロゼットの作り方⑤:中心となる布部分を作る

一番大事なメッセージとなる部分の作り方です。
布プリなどのプリンターで印刷できる布に文字を入れたり、オリジナルの画像を入れて印刷します。

この他にお気に入りの写真やイラストを使った缶バッチを使ってもいいですね。
100均でもプリンターで印刷できる専用布やアルファベットのスタンプが手にはいるので活用しましょう。

基本のロゼットの作り方⑥:中心となる面をくるみボタンや缶バッチなどで作る

以下の方法で作った中心部分の裏面とタックを寄せたリボンにグルーガンやボンドなどで貼り留めます。

・くるみボタン式のパーツを使った作り方
添付されている説明書通りに行いましょう。
殆どがくるみボタンの部品を布に載せて、裏面をぐし縫いして丸めます。

・缶バッチ仕様で作る作り方
こちらも基本的には説明書通りに取り付けましょう。
作り方としては円形にカットした布を裏面で挟めて留めるだけなので、くるみボタン式よりは簡単にできますが、こちらは部品代が若干高めいになります。

基本のロゼットの作り方⑦:裏面の厚紙やフエルトなに安全ピンなどの留め具を付ける

裏面の紙などに用意した安全ピンやクリップ、名札留めなどをグルーガンやボンドで貼り留めます。
フエルトに取り付ける場合は安全ピンを通してしまう作り方でもOK。

基本のロゼットの作り方を覚えると色んなロゼットができますね。
パーツの組み合わせは無限大、リボンの残りやハギレなども使ってどんどん作ってみましょう。

<下に続く>

縫わずに作るロゼットの作り方

縫わずに作るロゼットの作り方
基本のロゼットの作り方ではタックリボンの根元を縫い留める作り方でしたが、こちらは縫わずにできる作り方を紹介します。
リボンをボンドやホッチキスで留めながら進めて行く作り方、折り紙、ステマ、などでも作れます。

では、どのような作り方があるのか見ていきましょう。

  1. 型紙となる図面を作成する
  2. テープのりで貼り、ホッチキスで留める作り方
  3. ペーパーバッグや包装紙を切り抜いたコラージュ風の作り方
  4. 折り紙で作るロゼットの作り方
  5. マスキングテープ(マステ)て作るロゼットの作り方

縫わずに作るロゼットの作り方①:型紙となる図面を作成する

エクセルなどの表計算ソフトで型紙となる図面を作ります。
「挿入」→「グラフ」で円グラフを選択し、「図」→「○」を指定、円が現れるのでここに円グラフを重ねます。

この作業が難しい場合はコンパスで円を描いて(4分割→細かくしていき20分割にする)もできます。
この型紙があると均等に貼っていけるので、大体の寸法でも作っておくと便利です。

縫わずに作るロゼットの作り方②:テープのりで貼り、ホッチキスで留める作り方

①で作成した図面を印刷したものを厚紙に貼り合わせ、放射線状の上にテープのりを付けます


その上にリボンを折りたたみ、のりの上に貼っていき、折り目の3つごとにホッチキスで押さえます。

あとは中心となる部分や裏面を貼りつけていくだけなのでこの作り方はおすすめです!

縫わずに作るロゼットの作り方⓷:ペーパーバッグや包装紙を切り抜いたコラージュ風の作り方

お気に入りのペーパーバッグなどをカットしたものを使ってロゼットにできちゃうんです。
ロゴマークの部分は全く別のものを貼ってもいいですね。

縫わずに作るロゼットの作り方④:折り紙で作るロゼットの作り方

折り紙をジャバラ状に折り、細長くなったら真ん中を紐やテープで留めます
開いてまん丸になるので、そこの中心にメッセージを描いた丸い用紙を貼ります。

裏面は基本の作り方とおなじように厚紙にクリップなどの留め具を付けるとロゼッタが完成!

縫わずに作るロゼットの作り方⑤:マスキングテープ(マステ)て作るロゼットの作り方

幅が広めのマステから使い始めると作りやすいので、取り扱いに自信のない方は太目のマステをお使いください。
マステを数ミリ幅定規に貼りながら伸ばしていきます(定規に貼る部分は台紙に貼りつけていくので大切)。

定規に貼ってない残りの分を半分に折りくっつける(定規に貼ると折りやすい)。
丸く作成しておいた厚紙にヒダ作りながらのりの部分を使い貼っていきます。

<下に続く>

ロゼットをきれいに作るポイント

ロゼットをきれいに作るポイント
ロゼットの作り方を覚えたはいいけど、なんだかいまいちきれいにできない…なんて人は下記注意点を見直してみましょう。

  1. プリーツ(ひだ)を等間隔に折る
  2. 根本のヒダを丁寧に寄せて縫う
  3. 中心となる部分にしわが寄らないよう貼る
  4. グルーガンやボンドはできるだけ少量にする

では、細かくみていきます。

ロゼットをきれいに作るポイント①:プリーツ(ひだ)を等間隔に折る

ロゼットメーカーを使うにしても、貼りつけて作るにしても、ヒダの間隔はできるだけ均一となるよう折りましょう。

ロゼットをきれいに作るポイント②:根本のタック(ヒダ)を丁寧に寄せて縫う

根元のタック(ヒダ)をぐし縫いする際は均一の縫い加減にしないと根元が緩みバラバラのタックになってしまいます。

ロゼットをきれいに作るポイント③: 中心となる部分にしわが寄らないよう貼る

くるみボタンなどで作る中心部分に布を貼る場合、できるだけシワが寄らないように貼りましょう

ロゼットをきれいに作るポイント④:足として下に取り付けるリボンの先を処理する

リボンの先が切りっぱなしだそ糸が出てくるので、ここはキチンと端処理をしておきましょう。
ライターでさっとあぶるか、トップコートを使うなんて技もあります。

<下に続く>

マネしたいロゼットアイデア5選!

マネしたいロゼット
SNSではどれもプロが作ったかのような素晴らしい出来栄えのロゼットを見ることができます。
アイデアとしてもマネしたいものばかりなので、厳選した5つを紹介しますね。

  1. 出産祝いに年齢ごとのプレートをセットしたロゼットを贈る
  2. シャビーシックでナチュラルテイストのロゼット
  3. ロゼットで作ったヘアゴム
  4. マタニティーロゼット
  5. キーホルダーやブローチとして普段使いできるロゼット

マネしたいロゼットアイデア①:出産祝いに月齢ごとのプレートをセットしたロゼットを贈る

出産のお祝いとともにメッセージカードも嬉しいけれど、成長に合わせた月めくりのようなロゼットも気が利いてて素敵です。

マネしたいロゼットアイデア②:シャビーシックでナチュラルテイストのロゼット

ナチュラルテイスト、オールドカラーのシフォンのリボンを使った作り方も素敵ですね!
ガーリーだけど大人の雰囲気漂う重厚感があります。

マネしたいロゼットアイデア③:ロゼットで作ったヘアゴム

ロゼットだからと特別な日だけ使うのはもったいないもの。
せかっくの可愛いアイテムなので、髪を結ぶヘアゴムに取り付けて使ってみましょう。

マネしたいロゼットアイデア④:マタニティーロゼット

キーホルダーとバッチになるマタニティーロゼット。
妊娠中であるサインとしてすっかり定着しつつあります。

こういった期間限定アイテムだからこそこだわりたいですね。

マネしたいロゼットアイデア⑤:キーホルダーやブローチとして普段使いできるロゼット

ロゼットも真ん中に造花やリボンを配すれば普段使いに活躍してくれます。
ブローチにしても素敵です!

<下に続く>

おすすめの手縫いDIY本

てづくりロゼット
1404円

ロゼットの作り方が学べる本です。
基本のロゼットの作り方から、色んな素材を使ったバリエーションまでさまざまなロゼットの作り方を知ることができます。

著者:デザイン・製作 大野 紅(おおの くれな)「KROSETTE」名義でロゼットの製作・販売を行ている

<下に続く>

手作りロゼットでハッピーになろう

手作りロゼットでハッピーになろう
ロゼットをどこかに付けているとなんだか幸せな気分になります。
どんなシチュエーションであってもお気に入りのロゼットを見ているとニッコリしてしまうことでしょう。

ロゼットの作り方を知ってお気に入りの自分だけのロゼットを手作りしてみて下さいね。

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