肩掛けあずま袋の作り方
あずま袋の基本的な作り方は正方形や長方形の布の二辺を直線縫いして袋状にしたものなので難しい工程は殆どないんです。
持ち手の長さも特別長いものでなくとも肩掛けにして使えるので、荷物の量が増えても持ちやすいのもいいところ。
最近ではその容量の大きさや折りたたんでコンパクトにできることから、エコバッグとして持ち歩く人も多いんです。
先人の知恵から生み出された良いことづくめのあずま袋をこの機会に作ってみましょう!
どれも簡単にできる作り方やアイデアばかりです。
では、肩掛けあずま袋の作り方手順を見ていきましょう。
- 紙で型紙を作成しておきます、とても簡単なので作っておきましょう。
- 型紙は持ち手が長い縦長の形になるよう、正三角形を6つ並べた平行四辺形になる作り方にします。
- 2の正三角形は使いたいサイズに合わせるといいでしょう。
- 大きいサイズのあずま袋を作る場合、一枚の布から型紙通りの平行四辺形の要尺をとることは難しいので、小さい平行四辺形(ひし形)を3つにカットしてそれを縫い合わせ、大きな平行四辺形にした作り方をおすすめします
- 4で作成した型紙を基に、生地を裁っていきます、それぞれの生地に1~1.5cmくらいの縫い代を忘れずにとっておいてください。
- 生地の端を三つ折りにして端処理を行います。
- 6をあずま袋の形に縫っていきます
- 布を縦長になるよう折り手前の三角の左の頂点が下の三角から飛び出ないように折ります。
- 辺の長い方の重なってる部分を縫います。
- 手前の下半分の三角の一辺と、下になってる方の上の三角の一辺を縫い合わせます。
これで肩掛けあずま袋の完成ですが、持ち手の長さをさらに出したいなど調整したい場合は布を平行四辺形にすると良さそうです。
下記のTwitterにある縫い方を参考にしてみてください、図解付きで説明されてわかりやすく書かれてます。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方8選
保育園に通園していると荷物が多く入れ物に困ることが多いものです。
毎日の着替えやタオル類、お昼寝用の布団など、実に膨大な荷物の量になることもあります。
そんな荷物を収納するのにおすすめなのがあずま袋なんです。
使わないときは折りたたんで持ち歩けることから、子供を保育園に送り届けてそのままバッグに入れておけるのも利点です。
また、保育園によっては結び目の練習になることから、教育の一環としてあずま袋を推奨しているところもあるようです。
お弁当入として、小物入れとして、子供が使うことや洗濯回数が多いなど、消耗が激しいことを考えて、裏地があるあずま袋を数枚作っておくと便利です。
こちらでは裏地のつけ方や、リバーシブルタイプなど保育園で使うのに便利なあずま袋の作り方を紹介します。
- 布幅の自動計算付きあずま袋の作り方
- 基本の内袋の取り付け方とあずま袋の作り方
- どっちにひっくり返してもOK!リバーシブルあずま袋
- お弁当袋にぴったりなあずま袋の作り方
- 100均の手ぬぐいで作るあずま袋~リバーシブルバージョン
- ハンカチリメイクで作るリバーシブルあずま袋
- 複数の裏表を先に縫っておくリバーシブルのあずま袋の作り方
- 一枚布で作るリバーシブルあずま袋の作り方
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方①:布幅の自動計算付きあずま袋の作り方
あずま袋の作り方の説明はもちろんですが、こちらのリンク先では多くの方が悩む、必要な布の分量を自動計算してくれる機能もあるのでとてもお便利です!
基本のあずま袋を作る工程もわかりやすく丁寧に書かれているのでおすすめです。
ハギレを利用できるアレンジ方法も載っており、布の裁ち方のパターンも学べます。
布の必要量の計算という多くの悩める人にとって救世主のようです。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方②:基本の内袋の取り付け方、リバーシブルで使えるあずま袋
あずま袋を最初からリバーシブルで作ると端布の始末が少ないのでぜひ取り入れていただきたい手法です。
細かく画像と解説があるのでわかりやすくなってます。
サイトで使用している生地は大人っぽくなってますが、パターンはお手本になるのでぜひとも覚えていただきたい作り方です。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方③:表布を3枚はぎ(3枚つなげる)で作るあずま袋の作り方
表布の長方形を正方形3枚はぎで作るアレンジ編となっており、内布は①、⓶と同じように1枚なので、表側だけ変化がつけられます。
お子さんのお気に入りのキャラクターなど色々混ぜてあげると大喜びしそうですね。
あずま袋の良い所は全て柄生地を使ってもしっくりしてしまうところなんです。
そもそもが風呂敷や着物の古布を変化させたのがあずま袋なので、あまり考えすぎず、好きな柄やハギレを取り入れてみましょう。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方④:お弁当袋にぴったりなあずま袋の作り方
③に続いてこちらもリバーシブルなのですが、袋縫いではなく、先に表布の四つ角を縫い端を三つ折りにしてからそこに裏布を挟んで縫う作り方です。
こちらも簡単な手法で、表布をチラ見せしてワンポイントにしてもいいですね。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方⑤:100均の手ぬぐいで作るあずま袋~リバーシブルバージョン
100均では様々な種類の手ぐいが手に入ることから、手ぬぐいを使ったあずま袋が人気です。
表はパンダ、内側は水玉にするなど柄を変えて表情を楽しむのもいいですね。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方⑥:ハンカチリメイクで作るリバーシブルあずま袋
最近はタオルハンカチやガーゼハンカチを使う人が主流となっているので、使わないもらいもののハンカチやおうちに眠っているバンダナなどもあずま袋にしてしまいましょう。
正方形でそのまま作っても、三角形にカットして長い持ち手バージョンにしても可愛いです。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方⑦:複数の裏表を先に縫っておくリバーシブルのあずま袋の作り方
こちらの作り方は、先にあずま袋を数枚作ってから、⓶の方法で内袋を縫い付けます。
色々作ってからお子さんとアレコレコミュニケーションをとりながら選んでみるのもいいですね。
保育園で便利な裏地付きあずま袋の作り方⑧:一枚布で作るリバーシブルあずま袋の作り方
これまでの裏地付きあずま袋の作り方は布を何枚かに分けてそれを縫って袋状にするやり方でした。
こちらの作り方は一枚の布を折り紙のように折って縫うおもしろいやり方です。
イラストの図解がとてもわかりやく描かれているので、裏地付きの縫い物が苦手な人におすすめの方法です。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方8選
あずま袋のいいところは大雑把な布の量でもそれに合わせて縫えば形になるところです。
もしくはハギレをパッチワークのようにはぎ合わせて一枚の布に仕立ててもいいですね。
出来上がりサイズは日常使いでも持ち物が収納できるように大き目に作ってみましょう。
太目の糸を使って、ちくちく手縫いで作って縫い目を楽しむのも乙なもんです。
では、使い勝手抜群の大きいあずま袋の作り方手順を見ていきましょう。
- まずは基本の作り方を確認!あずま袋の作り方
- 使わなくなったバンダナで作るあずま袋の作り方
- アンティークの布をアクセントにしたあずま袋
- まるで風呂敷バッグ!マチ付きあずま袋の作り方
- 市販のベルト紐をショルダーにしたあずま袋の作り方
- 着なくなった洋服をアップサイクルしたあずま袋の作り方
- レザーハンドルを取り付けて持つあずま袋の作り方
- ポケットをアクセントにしたあずま袋の作り方
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方①:まずは基本の作り方を確認!あずま袋の作り方
前述でもあずま袋の作り方を紹介しましたが、こらはシンプルなレシピとなっているので、ちょっと見たい時におすすめです。
画像はお子さんのお昼寝用布団入れとしてこれまでの収納袋からあずま袋を新調。
一枚仕立てですが風呂敷感覚で使えるので軽くて収納しやすそうです。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方②:使わなくなったバンダナで作るあずま袋の作り方
大判のバンダナを三角に半分にカット、角にマチを作ってよりバッグぽくしたデザインです。
布端の処理、底にバイアスを縫い付けているので丈夫な作りとなってます。
共布でバイアスを作るのが面倒な人は、市販のバイアスを使ってアクセントにしてみてもいいですね。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方③:アンティークの布をアクセントにしたあずま袋
アンティークの布や着なくなった洋服などを布として再利用、それもデザインのポイントとしているあずま袋です。
無地の薄いカラーならスタンプで文字を入れても格好いいかも。
布の量が足りなければ、別布をはぎ合わせて同じ色の糸で縫い、ステッチにしるとさらに味のあるおしゃれなバッグになります。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方④:まるで風呂敷バッグ!マチ付きあずま袋の作り方
近年では日本よりも海外で人気の風呂敷ですが、使わないものなどがあればこちらもあずま袋にリメイクしてしまいましょう。
風呂敷の生地は丈夫なものが多く、柄もたくさんあるのでお気に入りのものを探してみるのも楽しそうです。
元来は風呂敷をバッグ代わりにしていた時代があり、後にあずま袋がバッグのように使われ始めた頃のように温故知新の精神ですね。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方⑤:市販のベルト紐をショルダーにしたあずま袋の作り方
あずま袋と言えば持ち手を結んで使うイメージですが、こちらは結ぶ部分にベルト紐を結び付けてショルダーバッグにしたデザイン。
本体のモノトーン柄を引き締める色を使うとピリッとした表情なり新鮮なイメージですね。
でも、よーく見るとあずま袋なので手間がかかってないシンプルな作り方なんです。
この手法はマネしやすいので、ぜひとも取り入れてみましょう!
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方⑥:着なくなった洋服をアップサイクルしたあずま袋の作り方
古布や使わないハギレだけでなく、コートやジャンパーなど、着なくなった上着の生地を使ってあずま袋を作ってみてはいかがでしょうか。
上着は丈夫な生地が多いので、バッグとしてアップサイクルするにはうってつけの素材なんです。
ポイントとしてバッグの口に留め具を付けると、それだけでバッグ感がアップして、中身も見えにくくなり一石二鳥です。
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方⑦:レザーハンドルを取り付けて持つあずま袋の作り方
あずま袋の構造を上手に使ってバイカラーに仕立てたクールなデザインです。
このデザインを更に引き立たせているのがレザーの持ち手なんです。
レザーハンドルを取り付けるのは難しそうで敬遠しあがちですが、キットになってるものや、最近は100均でも色んな工具が手に入るのでおすすめです。
手縫いのステッチの優しさとレザーのハード感も対照的で大人のバッグになってますね!
使い勝手抜群!大きいあずま袋の作り方⑧:ポケットをアクセントにしたあずま袋の作り方
こちらも持ち手を結ぶのではなく、レザーハンドル(合皮でもOK)を付けた和洋折衷のデザインが素敵ですね。
その持ち手を引き立てているのがレザー調のポケットとさりげなく付いてるタグ。
外側にポケットがあるあずま袋は珍しいので、このアイデアはとても参考になります!
デザインのアクセントだけでなく、携帯を入れるなど実用的にも◎なのがいいところ。
2枚の手ぬぐいを使ったあずま袋の作り方
昨今はおしゃれなデザインの手ぬぐいがたくさんあり、手ぬぐい専門店もあるほど。
100均でも取り扱っており、どこのショップも手ぬぐいの種類が豊富で選びきれないほどですね。
あれもこれも欲しくなってしまって、買ったはいいけど段々溜まっていく…なんて人もいるのではないでしょうか。
そんな時は2枚の手ぬぐいを使ってあずま袋を作ってみましょう。
こちらはこれまでご紹介したフォルムと違って、底が四角くなってるので、説明でも「ケーキも入れられる」と謳ってます。
でも、きちんと採寸して仮留めさえすれば元々が手ぬぐいなので、布の端処理もしなくていいので手縫いでも作りやすいんです。
作り方が動画で見られて、持ち方も色々と楽しめるのでチャレンジしてみてください。
この手ぬぐいの柄は見たことがある人も多いのではないでしょうか。
すぐにピンときた人は100均ツウです!
100均の手ぬぐいを2枚使ってリバーシブルのお弁当袋に仕立てたそう。
柄生地とシンプルなチェックの組み合わせがしっくりして、互いの良さを引き立ててます。
おすすめの手芸本
手芸本と言えばクライ・ムキさん、クライ・ムキさんと言えば誰でも簡単にできるソーイングをモットーに様々なソーイングの著書を出版しています。
またソーイングデザイナーとしても人気があり、各地で教室や講演を行うなど精力的に活躍されてます。
こちらの著書はバッグの基本形やファスナーの付け方などの基礎が学べて、今回のあずま袋の作り方も載っているので、おすすめしたい一冊です。
ムック:84ページ
出版社:主婦の友社から出版
あずま袋の作り方は意外と簡単なのでおすすめ
あずま袋の作り方はとても簡単なので、針と糸と「やる気」がちょっぴりあればすぐにできちゃいます。
失敗しても直線縫いだけなのですぐにほどいて直せるのもいいところです。
そもそも使い慣れているトートバッグよりも簡単な作り方なので、手ぬぐいなどの端処理のいらないものを使えばさらに簡単にできます。
薄く作ればエコバッグのようなたたみ方で使ってもいいですし、肩掛け仕様やレザーをポイントにして作れば男女関係なく使えるのでおすすめです。