普段は全然縫いものなんかしない、たまにボタンをつけるくらいかなという人でも作れてしまうのがヘアターバン。
ほんと?と思うかもしれませんが、あなたにも絶対作れますよ。
早速作り方をご紹介します。
ヘアターバンは手作りできる!
こちらはクロスタイプのヘアターバンの作り方です。
一見難しそうに見えて、実は同じパーツを作ってクロスさせるだけというわかりやすい作り方です。
動画で見ると作り方がよくわかりますね。
カラフルな布で可愛らしいターバンができる様子を見ていると、さっそく布探しをしたくなります。
家に布がないという方は、100円ショップで材料を探すのがおすすめです。
手芸コーナーの布にサイズが合うものがあるかもしれませんし、手ぬぐいも使えそうです。
ターバン作りに必要な材料はたった2つ!
ヘアターバンを作ろう、と思ったときに材料は何を準備すればいいのでしょうか。
答えは「布」と「ゴム」です。
詳しく作り方を見ていきましょう。
- 布
- ゴム
ターバンの材料①:布
デザインによって必要な大きさが違います。
お店で布を買うなら、クロスタイプのヘアターバンの場合は60㎝、一枚布のデザインなら50㎝をカットしてもらい購入すれば足りるでしょう。
自宅にある材料で作る時には、まず必要なパーツの型紙をつくるのがおすすめ。
新聞紙でも包装紙でも紙袋でもいいのですが、とにかく必要なパーツすべての型紙を作り、使いたい布の上にのせてみます。
型紙が重ならずに全部乗せられればOKです。
その時に「布目」といって、布が織られている糸の方向を確かめましょう。
型紙を布目に沿うように置いて生地を使うほうが、扱いやすく縫いやすいです。
できるだけ布目に沿って型紙を置いてカットするのがおすすめです。
ターバンの材料②:ゴム
ヘアターバンの材料として欠かせないのがゴムです。
幅は2㎝から2.5㎝程度のものがいいでしょう。
それ以上太いと目立ちすぎますし、細い場合は食い込みやすくなります。
ほどよい締め付け感と安定感がある幅のゴムを選びましょう。
色は白や黒が一般的で、使う布に合わせて選べば大丈夫です。
ゴムを布でカバーする場合は、色はさほど気にしなくていいと思います。
ターバンにおすすめの素材
ターバンを作るときにどんな素材を選べばいいのか、迷いますよね。
大胆な色や柄を楽しんだり、作りやすさを重視して選んだり、肌ざわりのいい布を探すなど色々こだわりポイントがありそう。
布の特長を知って、お気に入りのターバンを作るときの参考にしてくださいね。
ターバンなら、いつもは身につけないような思い切った柄も楽しめます。
ちょっと気分を変えたいときや、シンプルな装いのアクセントにおすすめ。
和柄やエスニック柄、花柄などその時人気の柄を取り入れやすいのも魅力です。
ニット素材は、Tシャツやカットソーに使われる伸縮性のある布。
フィット感があって柔らかく、長時間身につけても疲れにくいです。
秋冬ならセーターのような素材もおすすめ。
あたたかくて着け心地のよいヘアターバンを作ることができます。
出来上がりは適度なボリュームがあるのも特徴です。
夏の暑さの中でも身につけたいのがヘアターバン。
通気性のよくない素材だと汗をかいてお肌が蒸れてしまいます。
リネン素材なら通気性があり吸湿性にも優れていますし、見た目の素材感も涼しげです。
お洗濯でしわになっても、それが味わいになるのがリネンの良さ。
ただしリネン100%の布よりも、コットンがブレンドされている布の方が扱いやすくしわになりにくいのでおすすめです。
寒い季節には防寒の役目も期待したくなるのがヘアターバン。
ほっこりした立体的な存在感が、ファッションのいいアクセントになるんですよね。
100円ショップの毛糸コーナーも非常に充実していますから、好きな毛糸を買って自分で編むのも楽しそう。
100円で世界に一つだけのオリジナルヘアターバンが作れるのってすごいと思いませんか?
幅広ターバンの作り方
もっともオーソドックスなのが幅広タイプのターバンの作り方です。
まずはベーシックな色と形で1枚作ってみましょう。
- くしゅくしゅヘアターバン
- 50㎝×50㎝で
- 手縫いでちくちく
- 指あみで作ってみる
- キャップ風
幅広ターバンの作り方①:くしゅくしゅヘアターバン
タイダイ染めで作る幅広のターバンです。
生地の選び方しだいでこんなにエスニック感漂うターバンになるんですね。
幅が広めのターバンを作るときは、薄手の布を選ぶとくしゅくしゅ感が出ます。
厚手の布だとボリューム感とほっこりした雰囲気になります。
素材が作る雰囲気にも注目です。
幅広ターバンの作り方②:50㎝×50㎝で
すっきりした印象の、少し張りのある薄手のプリント生地で作られたターバンです。
100円ショップで手に入る布やワゴンの中から見つけた生地は大きさが限られていることも多いもの。
50㎝×50㎝の布で作れる作り方が紹介されているので、ぜひ参考にして作ってみてください。
幅広ターバンの作り方③:手縫いでちくちく
ミシンがなくても手縫いで作れるのがヘアターバンのいいところです。
普段はお裁縫に縁がない、という人でも縫う部分が少ないのでちょっとがんばれば自分で作れます。
布とゴム、針と糸にヘアピンまたは安全ピンがあればできてしまう作り方なのでいつでも作り始められますよ。
縫い目は表面に出ないので、多少不ぞろいでも大丈夫。
初めてのハンドメイドにぴったりなのがターバンです。
幅広ターバンの作り方④:指あみで作ってみる
毛糸で編んだターバンはかわいいけど、自分では編めないなぁ…とがっかりしていませんか?
そんな方に朗報です!
手編みのターバンは、指あみで作れるんですよ!
こちらの動画を見て作り方を真似していくだけで完成します。
手元にある毛糸で気軽に編み始めてみませんか?
太めのボリューム感のある糸で作るのがおすすめです。
幅広ターバンの作り方⑤:キャップ風
幅広というよりも、もうほぼ頭全体を覆ってしまう作り方のターバンです。
後ろで結ぶリボンでサイズ感を調整できます。
ヘアスタイルを気にせずとにかくつけてしまえる気軽さがいいですね。
ターバンというよりもはや帽子かもしれません。
バンダナを頭に巻くイメージで、エスニックな柄を楽しみたくなるターバンです。
クロスターバンの作り方
- 親子でお揃いもいいね!
- 手ぬぐいを切って結んで完成
- ニット生地を手縫いで
- ミシンと手縫いでキレイに
- リボンをつけよう
クロスターバンの作り方①:親子でお揃いもいいね!
子ども用にアレンジも可能なヘアターバンの作り方です。
先ほどご紹介した幅広ターバンの作り方ページを下に下にスクロールしていただくと、クロスタイプターバンのつくりかたが説明してあります。
ママとおそろいのターバンは、お子さんも喜んで身につけてくれそう。
親子で幸せ笑顔の記念写真を撮るのも夢じゃありません。
手に入れやすい材料で気軽に作れるものなので、ぜひお揃いで作ってみたいですね。
クロスターバンの作り方②:手ぬぐいを切って結んで完成
ミシンがなくても手縫いで作る方法をご紹介したばかりですが、なんと縫う必要がない作り方を発見しました。
それがこちらの、手ぬぐい2枚を切って結び合わせる方法です。
吸湿性抜群で通気性もいいので、暑い季節のヘアターバンにはピッタリの素材。
柄の組み合わせに飽きたら、別の柄と結びなおして気分を変えられるのも嬉しいポイントです。
クロスターバンの作り方③:ニット生地を手縫いで
こちらもミシンなしで作れるヘアターバンの作り方です。
誰でも一枚は持っていそうな、普段着ていないTシャツから作るのもありですね。
ゴムとターバンをつなぐ部分の解説がとても分かりやすいので、途中でわからなくなってやめたくなる、なんてことはないと思います。
説明のとおりにたたんでちくちく縫い付ければできあがり。
カンタンなのに達成感を味わえるヘアターバンづくり、ぜひ身近な材料でトライしてくださいね。
クロスターバンの作り方④:ミシンと手縫いでキレイに
こちらは作り方動画へのリンクが貼られていて、ミシンで縫う手順が丁寧に解説されています。
ミシンの代わりに手縫いで作っても大丈夫です。
初めての人でもこの動画の通りの手順で作り方の真似をしてけいば、必ず完成します。
細かい部分まで確認しながら作りたい人におすすめの作り方です。
クロスターバンの作り方⑤:リボンをつけよう
リボン付きのターバンを作りたい!という方は多いのではないでしょうか。
こちらも作り方動画へのリンクが貼りつけられているので、手順が非常にわかりやすくなっています。
憧れのリボン付きターバンを自分で作るチャンスです。
お子さんにも似合う小ぶりのリボンなので、親子でお揃いコーデも素敵ですね。
ターバンをきれいに仕上げるコツ
- 縫いしろをきちんと開く
- 左右のタックのたたみ方をそろえる
- 布やゴムの端が見えないようにする
ターバンをきれいに仕上げるコツ①:縫い代をきちんと開く
ハンドメイド作品をきれいに仕上げる大切なコツは、縫い代の処理を丁寧にすることです。
ターバンを作るときは、筒状に布を縫う作り方がほとんど。
その場合、布を縫い合わせてから縫いしろを開き、表に返すことになります。
縫いしろは、できればアイロンをかけてしっかり開きましょう。
竹の定規が自宅にあれば、筒状に縫った中に差し込んで縫いしろを開くときのアイロンがけに使ってください。
縫いしろをしっかり開くことができ、縫いしろ以外の部分にはアイロン跡がつきません。
プラスチック素材だと溶けてしまうのでNGです。
竹の定規のときだけ使えるワザですのでご注意ください。
ターバンをきれいに仕上げるコツ②:左右のタックのたたみ方をそろえる
仕上がりの美しさを左右する要素は、全体の形の均整がとれていること。
ヘアターバンを作るときには必ず布をたたむ必要があります。
このたたみ方を左右ともそろえることで美しい仕上がりになります。
ターバンをきれいに仕上げるコツ③:布やゴムの端が見えないようにする
最も簡単なヘアターバンの作り方として、幅広の布の端をたたんでゴムに縫い付けるだけという方法があります。
その場合に気をつけたいのは、ヘアターバンを身につけたときゴムの端や布の端が見えないようにすること。
端をちょっとゴム側に折りこんでから縫いつけましょう。
そうすれば布の端とゴムの端が表からは見えなくなります。
ゴムをカバーする布を使うときは気にしなくも大丈夫です。
ちょっとした作り方の工夫でヘアターバンの仕上がりが違って見えますよ。
みんなが作ったターバンのアイデア
みんなが作ったヘアターバンは、色も形もさまざまで見ているだけで本当に楽しい!
参考にしたい作り方のアイディアがたくさんあります。
- ニットで三つ編み
- タオル地でふわっと
- リバティ風の生地で
- レトロなスカーフ風生地で
- 北欧風プリントで
- 左右の柄が違うクロスタイプ
- ワイヤー入りのリボンタイプ
- リボンを結ぶ
- 毛糸で手編み
- リボンをあしらって
みんなが作ったターバンのアイデア①:ニットで三つ編み
細い三つ編みとネオンカラーがキッチュな可愛さのヘアターバン。
どこか80年代風のポップな雰囲気がいいですね。
Tシャツのようなニット生地を細く切った作り方のようです。
ニットの場合、素材によってはほつれやすいものもあるので、ターバンには端がほつれにくいものを選びましょう。
みんなが作ったターバンのアイデア②:タオル地でふわっと
ふわふわしたタオル地のヘアターバンは、お風呂上りや朝の洗顔に使っている人が多いのでは。
肌触りがいいのでリラックスタイムにピッタリのターバンになります。
ビーチなどでリゾート気分を味わったり、スポーツの時に取り入れるのもおすすめ。
みんなが作ったターバンのアイデア③:リバティ風の生地で
根強い人気があるのがイギリスのリバティ社のプリントです。
薄くて手触りのよいコットンローンと花柄の組み合わせは、女性にとって永遠の定番ともいえる存在ですね。
布が薄いので、生地の幅を広めに使って大きめのタックをたたみ立体感を出す作り方がおすすめです。
そのほうが全体にボリュームがでてリッチな雰囲気になります。
みんなが作ったターバンのアイデア④:レトロなスカーフ風生地で
70年代を思わせるレトロなプリントと質感が独特の雰囲気を作っているヘアターバン。
好きな人にはたまりませんね。
化学繊維のヘアターバンは、発色が美しいので大胆な柄を選ぶのが正解。
軽くてボリュームが出しやすい素材でもあります。
サラサラした素材なので、あまり幅を広くすると身につけたときだらしなく広がりがちです。
クロスやノットのある作り方にして美しいギャザーを楽しむのがおすすめ。
みんなが作ったターバンのアイデア⑤:北欧風プリントで
定番といえば定番の、北法風プリントで作られたターバンです。
薄めの生地の繊細なプリントは、普段使いのおしゃれにぴったり。
穏やかで合わせやすい色は、忙しい朝にとりあえず身につけるものとして最適です。
難しいことを考えなくてもきちんとして見えてちょっとおしゃれな感じがします。
みんなが作ったターバンのアイデア⑥:左右の柄が違うクロスタイプ
左右の柄を全く違ったものにすると、とってもアクティブな印象になります。
お気に入りの布が少ししか残っていないという時は、全く違う布と組み合わせる作り方にしてみるといいかもしれません。
パッチワークのように布合わせに悩んでしまいそう。
それもまた手作りの楽しみなので、色々な組み合わせで作ってみたいですね。
みんなが作ったターバンのアイデア⑦:ワイヤー入りのリボンタイプ
こちらはワイヤーが入っているのでアレンジ自在のリボンタイプです。
自分好みのリボンの形が作れるところが嬉しいポイント。
布の組み合わせも新鮮です。
ベロアやレースなどの素材を取り入れると、ちょっとおしゃれしたいパーティーにもピッタリ。
特別感が出せる作り方ですね。
みんなが作ったターバンのアイデア⑧:リボンを結ぶ
最もシンプルな形のヘアターバンではないでしょうか。
ゴムの部分がなく、両端のリボン部分だけ幅広になった1本のリボンを結ぶ作り方です。
自分の頭の大きさやお気に入りのヘアスタイルを引き立たせるサイズに仕立てられるのがハンドメイドのいいところ。
自分をいちばんすてきに見せてくれる一枚を作りたいですね。
みんなが作ったターバンのアイデア⑨:毛糸で手編み
編み物が好きな人は、手編みで作るターバンもおすすめです。
選ぶ糸しだいで繊細にも大胆にもなる手編みのターバンは、リラックス感を演出したいとき真っ先に身につけたくなるアイテム。
残っている毛糸をお気に入りのアイテムに変身させてみませんか。
みんなが作ったターバンのアイデア⑩:リボンをあしらって
女子が大好きなアイテム、リボンをあしらったヘアターバン。
2種類の布の組み合わせもかわいいですね。
リボンの形や大きさには無限のバリエーションがあって、自分好みのデザインがなかなか見つからないという方も多いのでは。
ハンドメイドなら自分が欲しい形のリボン付きヘアターバンを作れるのが魅力です。
おすすめのターバンの作り方を紹介している本
センスが良くておしゃれな、毛糸と布で作るターバンとヘアバンドの作り方を集めた本です。
スカーフでのリメイク方法も掲載されているので、映画で見た女優さんのようなヘアターバンが自分で作れてしまうかも。
決して大きくはないアイテムなのに、きりっと引き締まった気分になったりゆったりとした気分になったり。
ターバンやヘアバンドは私たちの気持ちまで演出してくれる大切なアイテムですよね。
この本を見ると、そんなターバンやヘアバンドをたくさん作りたくなります。
細編みだけでできたり、まっすぐ縫うだけでできたりとシンプルな作り方で作れる作品が多いので、編み物やソーイングが初めてでも大丈夫。
糸選び、布選びから手作りの楽しさを満喫しちゃいましょう。
魅力的なヘアターバンの作り方を学ぼう
ヘアターバンは、身につけるだけであなたをおしゃれに見せて気持ちを盛り上げてくれる魔法のアイテム。
その日になりたい自分を演出する、大切なおしゃれのスパイスです。
お気にいりの布をみつけたら、ヘアターバンにしていつも身につけてみませんか?
ヘアターバンを作る時間とできあがったターバンが、あなたを世界一幸せにしてくれるかもしれません。