ゆうパックとは?
ゆうパックは、日本郵便が提供する荷物運送のサービスのひとつです。
いわゆる宅配便と同じサービスで、以前は一般小包郵便物(通称「郵便小包」)と呼ばれていました。
郵便局はへき地にもあり、島しょ部への配達網もありますから、日本全国を網羅した荷物配送サービスといえるでしょう。
利用できるサイズも料金も、大手宅配便業者に引けを取らず、むしろ充実している部分もあります。
ゆうパックを詳しく知ると、これまでよりお得に利用できますよ。
ゆうパックのサイズ展開は?
ゆうパックのサイズは60から170までの7サイズ展開です。
大手宅配業者の宅配便と同じサイズ展開になっています。
【ゆうパックのサイズ表】
サイズ | 荷物の大きさ |
---|---|
(縦・横・高さの合計) | |
60サイズ | 60cm以下 |
80サイズ | 80cm以下 |
100サイズ | 100cm以下 |
120サイズ | 120cm以下 |
140サイズ | 140cm以下 |
160サイズ | 160cm以下 |
170サイズ | 170cm以下 |
出典:ゆうパックのサイズ表
ゆうパック100サイズの料金は?
ゆうパック100サイズの基本運賃について説明します。
ゆうパックにはヤマト運輸や佐川急便とは異なり、同一県内に配送する際の県内料金設定があるのが特徴です。
【ゆうパック100サイズの基本運賃】
発送元 | あて先 | 料金(単位:円、税込) |
---|---|---|
東京 | 県内 | 1,260 |
東京 | 北海道 | 1,730 |
東京 | 東北 | 1,310 |
東京 | 関東 | 1,310 |
東京 | 信越 | 1,310 |
東京 | 北陸 | 1,310 |
東京 | 東海 | 1,310 |
東京 | 近畿 | 1,410 |
東京 | 中国 | 1,530 |
東京 | 四国 | 1,530 |
東京 | 九州 | 1,730 |
東京 | 沖縄 | 1,870 |
お住まいの地域からのゆうパック100サイズ運賃について、詳しくはこちらをご覧ください⇒ゆうパック基本運賃
ヤフオクのゆうパック100サイズの料金は?
ヤフオク!のゆうパックは「ゆうパック(おてがる版)」という名称です。
サイズは60サイズから170サイズまで利用可能です。
ヤフオク!に出品した商品を発送する場合、ゆうパック(おてがる版)100サイズの料金は全国一律税込で900円となっています。
落札した商品を発送してもらう場合は、料金は全国一律ではなく地域によって変動するので注意しましょう。
メルカリのゆうパック100サイズの料金は?
メルカリのゆうパックは「ゆうゆうメルカリ便」という名称です。
サイズは60サイズから100サイズまでが利用できます。
メルカリで購入された商品を発送する際にゆうゆうメルカリ便を利用できます。
ゆうゆうメルカリ便100サイズの料金ですが、全国一律で税込み1,000円です。
ラクマのゆうパック100サイズの料金は?
ラクマのゆうパックは「かんたんラクマパック」という名称です。
サイズは60サイズから170サイズまで利用可能です。
ラクマで購入された商品の発送に利用できます。
かんたんラクマパック100サイズの料金は、全国一律で税込み1,150円です。
ゆうパックはどこから送れる?
ゆうパックを発送できるのは、郵便局とコンビニです。
全国のどの郵便局からでもゆうパックの発送が可能です。
ゆうパックを発送できるコンビニはローソン、ミニストップ、セイコーマート、ローソンストア100の日本郵便と提携している店舗です。
ゆうパックの送り方
ゆうパックを利用するには「ゆうパックラベル」を利用する必要があります。
お近くの郵便局かコンビニに備え付けのラベルに必要事項を記載し、荷物に貼り付けます。
または、後ほど説明するスマホ割のアプリでラベルを作成します。
郵便局かコンビニの店頭に荷物を持ち込むか、それ以外の場所での集荷を依頼すれば発送できます。
発送できる荷物の大きさは、梱包資材を含め次の通りです。
最も小さいもので「直径3㎝×長さ14㎝以上」または「長さ14㎝×幅9センチ以上」のもの。
最も大きいもので「長さ、幅及び厚さの合計が170㎝」以下のものです。
長さ、幅及び厚さの合計により60から170までのサイズ別運賃が適用されます。
発送できる荷物の重さは、基本運賃なら25㎏まで、追加料金500円を支払うと30㎏までです。
ゆうパック100サイズを安く送るコツ4選
ゆうパック100サイズを安く送るにはいくつかコツがありますが、ご存知でしょうか。
実は100サイズに限らず、すべてのサイズにあてはまるコツです。
この際ぜひ詳しくチェックしてみてくださいね。
- スマホ割
- 持ち込み割引
- 同一あて先割引
- 切手を貼って発送
①:スマホ割
スマホ割を利用すると、基本運賃から180円割引になります。
スマホ割の利用開始前に下記の準備が必要です。
- 「ゆうぱっくスマホ割アプリ」をダウンロード
- ゆうびんID、氏名・住所等を登録
- クレジットカード情報を登録
荷物を発送する際には、「ゆうぱっくスマホ割アプリ」であて名ラベルを作成します。
荷物を持って郵便局に行き、備え付けの「ゆうプリタッチ」という機械で二次元コードをスキャンしてください。
あて名ラベルが印刷されます。
送料はクレジットカードでアプリ内決済ですので、窓口でのお支払いはありません。
「ゆうプリタッチ」を設置していない郵便局の場合は郵便窓口で印刷してくれます。
②:持込割引
コンビニや郵便局に自分で荷物を運んでいくだけで1個につき120円の割引になります。
これが持込割引です。東京の例でご説明します。
東京都内から同じ東京都内宛てにゆうパック100サイズの荷物を1個発送すると、基本運賃は1,260円です。
この荷物を自宅で集荷してもらって発送すると1,260円かかりますが、自分でコンビニや郵便局に運べは1,140円で発送できます。
③:同一あて先割引
1年以内にゆうパックを送ったあて先と同じあて先にもう一度荷物を送る場合、前回の伝票を提示すると1個につき60円の割引が受けられます。
持込割引120円と併用できるので、両方の割引を使うと180円の割引になります。
定期的に荷物を送る先がある人には、非常にありがたいサービスです。
④:切手を貼って発送
送料を節約するには、切手を使う方法もおすすめです。
郵便局から発送する場合、切手を送料の支払いに利用ができます。
ここ数年で郵便料金の改訂が何度かありましたが、もう使わなくなった切手が引き出しの中で眠っていませんか?
切手は金券ショップで額面より安い金額で購入することもできますし、買ってきて必要な金額分貼るだけなので手間もかかりません。
気軽にできる方法で送料を節約しましょう。
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ゆうパックの送料で節約するだけでなく、生活全般をスリム化してコンパクトな家計を作るにはどうすればいいのでしょうか?
人生100年といわれる時代に入り、誰もが気になっていることでしょう。
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読めばきっと内容をシェアしたくなります。
節約術の手始めにゆうパックの送料を徹底攻略するべし!
ヤフオクやメルカリ、ラクマなどを利用して商品を出品すると、必ず発生するのが送料です。
必要経費ではあるのですが、少しでも利益を増やすためには経費を抑えるのが王道。
ほんのちょっとの手間や工夫で100円単位の利益が出るのですから、使わない手はありません。
この知識をお友達にも教えてあげれば、感謝されること間違いなしです。
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