スノードームは簡単に自作できる
スノードームの作り方は、実は意外と簡単なんです。
材料も身近なものを使って作ることができますし、作り方の手順もとっても簡単で、お子さんでも楽しみながら作ることができます。
必要な材料や詳しい作り方は後の項目でたっぷりと紹介しますが、まずは動画を見て大体の作り方を把握しておくと、あとの作業がしやすくなりますよ。
100均の材料だけで作ることもできるので、お子さんの自由研究で取り組むという人も少なくありません。
スノードーム作りの材料
作り方の前に、まずはスノードーム作りに必要な材料から見ていきましょう。
ほとんどの材料は100均でも調達することができますが、手芸店やドラッグストア、ホームセンターでも購入することができます。
代用できるアイテムについても紹介しますので、準備しやすいものを使ってOKです。
必要なものをチェックしてから、スノードーム作りに取り組みましょう!
- スノードームのベースとなる容器
- 中に入れるオブジェやフィギュア
- ラメパウダーやホログラム
- 精製水
- 洗濯のり
- 耐水性の接着剤
- スポンジ
- 注射器型シリマー
材料①:スノードームのベースとなる容器
まずはベースとなる容器を用意しましょう。
専用のスノードームキットを使ってもいいですし、フタ付きの瓶を利用してもOKです。
100均にもドームキットがありますし、ジャムの空き瓶を再利用して使ってもいいですよ。
気に入ったものを使うことをおすすめします。
材料②:中に入れるオブジェやフィギュア
スノードームの主役となるオブジェを1~2個用意します。
水に入れておいてもOKなものを選びましょう。
フィギュアなどを使わなくても、ストラップのマスコットを外して使うのもおすすめです。
動物や植物を選ぶと作りやすいですよ。
材料③:ラメパウダーやホログラム
雪が降る様子を再現するためには、ラメパウダーやホログラムも欠かせません。
ラメパウダーの色によって雰囲気ががらりと変わるので、イメージに合った素材や色を選んでみてくださいね。
星やハートのホログラムを入れてもかわいく仕上がりますよ。
材料④:精製水
スノードーム作りに欠かせないのが水。
不純物やミネラルを取り除いた精製水を使うことで、透明度の高いスノードームを作ることができます。
ドラッグストアなどで500ml100円程度で購入することが可能です。
高いものではないので、用意しておくことをおすすめします。
材料⑤:洗濯のり
ドーム内のラメがゆっくりと落ちていくのは、洗濯のりを入れることで粘度を高めているから。
洗濯のりでなくても、工作用の液体のりやベビーオイルを代用しているという人も多いですよ。
使うものによって落ち方が変わるので、いろいろ試してみてください。
材料⑥:耐水性の接着剤
スノードームの中に入れた水が外に抜け出さないようにするために、耐水性の接着剤を使ってしっかりと留める必要があります。
接着剤は水に強いタイプのものを使ってくださいね。
この作業を省いてしまうと、液漏れの原因になるのでご注意を!
材料⑦:スポンジ
キットを使う場合は必要ありませんが、空き瓶などの天地を逆にして使う場合、スポンジが必要になります。
スポンジを使うことで中に入れるオブジェに高さを出し、よりかわいく仕上げることができるようになりますよ。
材料⑧:注射器型シリマー
なくても作業することはできますが、水や洗濯のりの量を微調整するために、注射器シリマーが便利です。
セリアのドームキットを使う場合は必要になりますので、一緒に購入しておいてくださいね。
スノードームの基本の作り方
材料をチェックし終わったら、いよいよスノードームの作り方をチェックしましょう。
ここでは空き瓶を使ったスノードームの作り方を紹介します。
100均材料でそろえられるものばかリの材料で作れる作り方ですので、すぐに作業することができますよ。
お気に入りのミニフィギュアなどをそろえて、オリジナルのスノードームを作りましょう。
- 材料をすべて用意する
- 空き瓶のフタにスポンジを付ける
- スポンジの上にミニフィギュアなどを付ける
- 精製水と洗濯のりを混ぜる
- 瓶にラメなどを入れる
- フタを接着剤で固定する
手順①:材料をすべて用意する
まずは材料がすべてそろっているかチェックしましょう。
前の項目で紹介したように、オブジェは1~2個にし、ラメやホログラムを要します。
バランスを見ながらフェイクグリーンやお弁当のピックなどを使ってもかわいく仕上がりますよ。
テーマを決めて材料をそろえれば、おしゃれな作品が仕上がります。
手順②:空き瓶のフタにスポンジを付ける
空き瓶のフタを外し、そこへフタのサイズよりもひと回り小さいサイズにカットしたスポンジを貼り付けます。
高さは瓶の大きさに合わせて好みで調節してくださいね。
貼り付ける前にオブジェを乗せて瓶をかぶせてみて、バランスを見ながらスポンジの大きさを決めるとうまくいきます。
手順③:スポンジの上にミニフィギュアなどを付ける
スポンジの高さが決まったら、スポンジの上にミニフィギュアなどを乗せて接着剤で固定していきます。
お弁当のピックなどはそのままスポンジに刺すだけでもOKです。
小さくカットしたフェイクグリーンや造花を一緒に入れてもかわいく仕上がります。
接着剤を付けるまでは、何度でもやり直しできるので、バランスを見て固定してくださいね。
手順④:精製水と洗濯のりを混ぜる
精製水と洗濯のりを混ぜ合わせたものを、瓶の中に入れていきます。
精製水と洗濯のりの割合は、『7:3』くらいで作る人が多いです。
洗濯のりの量を増やせばラメが落ちるスピードがゆっくりになります。
好みの量で調節してみてくださいね。
瓶に入れる量はオブジェの数によって変わるので、まずは7割程度で様子を見てください。
手順⑤:瓶にラメなどを入れる
次に瓶の中にラメやホログラムなどを入れていきましょう。
色は2色程度、量はひとつまみずつ様子を見ながら入れていくのがポイントです。
一度入れては振ってみて、どのくらいの量がいいのか確認しながら進めていきましょう。
この時にラメが落ちるスピードもチェックしてみてくださいね。
もっとゆっくり落ちてほしければ洗濯のりを足しましょう。
手順⑥:フタを接着剤で固定する
ラメの量も決まり、ラメが落ちるスピードも理想的になったら、これでスノードームはほぼ完成です。
フタをしたときに空気がたくさん入っているようなら、精製水と洗濯のりで調整してくださいね。
最後に瓶の口の部分に接着剤を付け、フタをします。
完全に乾いたらひっくり返して完成です。
スノードームの作り方ポイント
スノードームの作り方は本当に簡単で、手順通りに作業を進めれば失敗することはほとんどありません。
上手に作る作り方のポイントはいくつかあるので、ここだけチェックしておけば大丈夫!
作り方と併せて作り方のポイントもチェックしてみましょう。
失敗しない作り方のポイントは次の4つです。
- 封入アイテムは欲張らない
- 瓶は口がしっかり閉まるものを使う
- 封入アイテムは耐水性のあるものを使う
- オブジェは刺せるように加工するのもおすすめ
ポイント①:封入アイテムは欲張らない
まず覚えておいてほしいのが、水の中だと実物よりも大きく見えるということ。
サイズ感を間違えるとドーム内がぎゅうぎゅうに見えてしまうんです。
余白を残しつつ封入アイテムを欲張らないように入れることで、素敵な作品に仕上がりますよ。
ラメも同様に、少しずつ様子を見ながら入れていかないと、大雪が降ってしまうという失敗も。
ポイント②:瓶は口がしっかり閉まるものを使う
瓶にもいろいろなタイプがありますよね。
スノードームにおすすめなのはしっかりとフタが閉まるタイプのもの。
作り方は手順通りなのに、ひっくり返したら水が漏れたという場合は、口の部分が甘い瓶なのかもしれません。
ネジ式でしっかりと閉まるものを選ぶと失敗しませんよ。
ポイント③:封入アイテムは耐水性のあるものを使う
作り方は正しいのに水が濁ってしまったというケースも少なくありません。
この場合考えられるのは、封入アイテムが腐敗してしまったり色落ちしてしまったりしているというケース。
封入アイテムはすべて耐水性のものを用意することで、水の濁りや腐敗を防ぐことができます。
ポイント④:オブジェは刺せるように加工するのもおすすめ
作り方の項目でも少し触れましたが、お弁当のピックなどもかなり使えるアイテムなんです。
ミニフィギュアなどもピックのように刺せると、振った時に取れてしまうのを防げます。
ピックの作り方は、ステンレスの針金を耐水性の接着剤で付けるだけでOK。
簡単な作り方でピックにすることができるのでおすすめですよ。
スノードームの材料は100均でも揃う
作り方の項目でも触れてきましたが、スノードームに必要な材料は100均でも手軽に購入できるという点が魅力のひとつです。
作り方が簡単なだけでなく、材料も安く身近なところでそろえられるのはとっても嬉しいですよね。
精製水は100均では購入できるところはほとんどありませんが、100円ほどで購入できるので金額的にはほとんど変わりません。
ほかの材料は100均で購入することができるので、まとめてチェックしてみてくださいね。
手作りスノードームアイデア集
作り方がとっても簡単なスノードーム。
ショッピングモールなどのイベントなどのワークショップで作り方を教えてくれることも多く、作り方さえ覚えてしまえば自分で作ることも可能ですよね。
ここではSNSでも注目されている、みんなが作った素敵なスノードーム作品のアイデアをたっぷりと紹介します!
これから作ってみたいという人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 色付きの水を使って水の中を表現
- 水なしでかわいく作るアイデア
- 小瓶で作ってストラップに
- 造花を使って1年中飾れるデザインに
- ミニサイズのペットボトルを使う
- 電球ボトルでおしゃれに
- アクセサリー用ガラスドームでペンダントトップに
- 壁面にデコレーション
- お花のスノードーム
- レジンで作るスノードーム
スノードームDIYアイデア①:色付きの水を使って水の中を表現
色付きの水を使うとがらりと雰囲気を変えることができます。
色味図の作り方は、水彩絵の具やインクを水で溶くだけ。
インク数滴できれいな色が付きますよ。
インクを入れすぎると透明度が落ちてしまうので、1滴ずつ入れるのがポイント。
透明の水では出せない、かわいらしい雰囲気を出すことができますね。
スノードームDIYアイデア②:水なしでかわいく作るアイデア
スノードームの概念を覆す作り方が、水を使わないというもの。
水がなくてもとってもかわいく仕上がります。
瓶に雪を直接ペイントする作り方でもかわいく仕上がりそう。
水を使わないというだけで、作り方もより簡単になるのが魅力です。
アイデア次第でいろいろなデザインに仕上げることができますね。
スノードームDIYアイデア③:小瓶で作ってストラップに
小さな小瓶を使った作り方は、ストラップとして使うことができるのでおすすめです。
手のひらよりも小さいので、作り方もより簡単になるのが魅力です。
ストラップにする場合は水漏れをしっかりと防ぐために、ネジ式のものを使い、接着剤でしっかりと固定しましょう。
スノードームDIYアイデア④:造花を使って1年中飾れるデザインに
スノードームは冬のイメージが強いですが、造花を使えば1年中飾れるデザインに。
作り方はオブジェの代わりに造花を使うだけなので、いろいろアレンジすることができそうですね。
造花を使うと、茎の部分をスポンジなどに簡単にさすことができるので、フラワーアレンジのように作ることもできます。
スノードームDIYアイデア⑤:ミニサイズのペットボトルを使う
お子さんでも簡単により手軽な作り方でできるのが、ペットボトルを使ったスノードームです。
基本的な作り方は同じです。
飲むヨーグルトなどの小さいサイズのペットボトルを使うのがおすすめ。
幼児くらいの小さなお子さんが作る場合は、少し大きめのペットボトルを使ってもいいかもしれませんね。
スノードームDIYアイデア⑥:電球ボトルでおしゃれに
最近インテリアとしても人気の電球型ボトルを使ったものも人気です。
口が細いので作り方の難易度はちょっと上がりますが、とってもおしゃれなスノードームが完成しますよ。
底にオブジェなどを入れずに、ハーバリウムのように仕上げるのもおすすめ。
オブジェなどを入れる場合は、作業はピンセットを使って行いましょう。
スノードームDIYアイデア⑦:アクセサリー用ガラスドームでペンダントトップに
直径1cmほどの小さなガラスドームを使って、アクセサリーを作っている人も多いです。
こちらも小さい分作り方はちょっと難しいですが、ペンダントトップやピアスに加工するととってもかわいいですよ。
封入できるものは限られていますが、小さな世界に思いを込めた、とっても素敵な作品に仕上がります。
口はレジンで留めるのがおすすめです。
スノードームDIYアイデア⑧:壁面にデコレーション
スノードームはオブジェを置かなくてもかわいく仕上がるんです。
瓶の壁面にデコレーションする作り方なら、シールを使ったり絵を描いたりと自由度がアップしますね。
写真をラミネート加工して封入するという作り方をしている人もいますよ。
ほかにもネイル用のアイテムやレジン用のアイテムが大活躍します。
スノードームDIYアイデア⑨:お花のスノードーム
ラメやホログラムの代わりに、小さいサイズのドライフラワーや造花を使ってもかわいく仕上がります。
作り方はラメの代わりに使うだけなので、すぐにアレンジすることができますね。
ドライフラワーは軽いので、洗濯のりは少なめにしたほうがきれいに仕上がることが多いです。
洗濯のりは少なめから調整してみましょう。
スノードームDIYアイデア⑩:レジンで作るスノードーム
レジンを使ったことがある人は、レジンを使って作るスノードームもおすすめです。
おもちゃのようなかわいらしい作品に仕上がりますね。
レジンは専用の道具や材料がないと作れませんが、最近は100均で材料をそろえることができるので、気になる人はチェックしてみてください。
おすすめのスノードームキット
スノードームを初めて作る場合、作り方はなんとなくわかっても具体的に何をそろえればいいかわからないこともありますよね。
そんな時におすすめなのがこちらの商品。
瓶とオブジェ、ラメがセットになっていて、あとは精製水と洗濯のりを用意すればOK。
オブジェは数種類から選ぶことができるというのも魅力です。
詳しい作り方の説明書も入っているので、すぐに作業をすることができますよ。
手軽にスノードーム作りをすることができます。
作り方が簡単なスノードームでオリジナルを作ろう
身近な材料で作ることができるスノードームは、お子さんだけでなく大人も楽しめるハンドメイドです。
アイデア次第で1年中飾れるデザインにすることもできるのも魅力のひとつ。
ガチャガチャなどでゲットしたお気に入りのフィギュアを入れてスノードームを作っている人も多いので、いろいろなオブジェを使って作ってみてくださいね。