ハンモックが大人気!
この頃、ハンモックは本当に大人気です。
- アウトドアの雰囲気を盛り上げてくれる
- 意外と寝心地がいい
- 不眠解消、不安解消になる
- 背中が涼しいので、夏場はよく眠れる
- 腰に負担がかからない
- 肌に触れる部分は洗えるので清潔に保てる
ハンモックは、木に括り付けて使うタイプのものだけではなく、スタンドで自立するタイプのものも売っています。
特に、スタンドで自立するタイプのは、室内でも使えたり、設置場所を選ばないので、とても便利です。
室内に置くと、横になって休むためだけでなく、良いインテリアとしても役立ってくれます。
人間だけでなく、ペットの居場所としても使えますし、天井付近の空きスペースを有効に使えるようにしてぬいぐるみのディスプレイにするなど、いろんな活用のしかたがあります。
ハンモックが手作りできる!
ハンモックは、簡単に手作りできるのです。
- ネットのハンモック
- クロス(布)のハンモック
- 椅子タイプのハンモック
- ペット用のハンモック
- 収納用のハンモック
使い道に応じて、大きさ色々、かたち色々、自分の好みのハンモックを作れます。
家の周りにも中にも、ハンモックを吊るす場所がない!なんて言う心配は無用、ハンモックスタンドなど、スタンドになる道具を購入するか、手作りするかすれば、ちゃんと自立するタイプのものが作れるのです。
いずれにしても、ハンモックを作る時は、まず、サイズを決め、その次に、ネットや布などの素材を選ぶ、それから、素材の色を選ぶと言う順番で決めていきましょう。
ハンモックを手作りする場合どんな素材がおすすめ?
クロスタイプのハンモックを作る場合は、製作中の扱いやすさを考慮すると綿素材のものがおススメですが、化学繊維でも大丈夫です。
大切なのは、綿素材にせよ化学繊維にせよ、生地がしっかりしていて、とにかく丈夫なものを選ぶ事、厚手のタオルやカーテン生地がおススメです。
ネットタイプのハンモックを作る場合は、ロープを使います。
ロープを使って作る場合は、細目で頑丈なものを選ぶことが大切、麻紐や漁網でも大丈夫ですが、特におススメなのはパラコードです。
パラコードはそもそも、パラシュートに人を吊るすためのロープですが、今やアウトドアの定番アイテムで、幅広く利用されています。
ナイロン製なので、丈夫で軽く、水に強い、しかも、色や柄のバリエーションが豊富なところが、ハンモックの材料にピッタリですね。
パラコードはアウトドアショップ、ミリタリーショップの他に、ネットショップでも購入できますよ。
手作りハンモックに必要な材料
ハンモックを手作りするのに、必要な材料をタイプ別に紹介しましょう。
クロスタイプの場合
- 丈夫な生地
- 丈夫なロープ(パラコードなど)1種類
- メジャー
- 裁ちばさみ
- 縫い針、まち針
- ミシン
基本的に、布地とロープがあれば作れます。
必要に応じて、カラナビを2つを用意すると良いですよ。
ネットタイプの場合
- 木の棒2本
- 太さの違うロープ(パラコードなど)2種類
- 編み針
編み針は特に必要なものではありませんが、あると、作業がスムーズになります。
木の棒を使わない作り方もありますので、究極のところ、絶対に必要な材料はロープだけになります。
ハンモックスタンドを作る際に必要なものも紹介しましょう。
- 木材2本
- マルカンボルト
- アイナット
- 座金
- カラビナ
木材は、加工費がかかりますが、お店でカットしてもらうと楽ですよ。
作り方によっては、木材に穴も開けてもらうと良いです。
ハンモックの作り方を素材別に紹介!
ハンモックは、大きさや使い道、素材によって色んな作り方があります。
- クロスタイプのハンモック
- ネットタイプのハンモック
- 100均グッズを使ったハンモック
それでは、素材別に具体的な作り方を紹介しましょう。
①:クロスタイプのハンモック
初心者には、クロスタイプが一番作りやすいです。
作り方は、まず、丈夫にするために、布の長い辺も短い辺も三つ折りにしてミシンで縫います。
続いて、ロープを通すために短い辺を両方、少し折り返してミシンで縫い、筒状になるようにします。
そこに、3本まとめたロープを通しましょう。
通したロープは端をしっかりと結びます。
最後に、ロープにカラビナを取り付けて、ハンモックを設置したら完成です。
②:ネットタイプのハンモック
ネットタイプは、ちょっと手間がかかります。
作り方は、まず、ロープでネットを編むことから始まります。
ロープを編む時は本結びで、丈夫なハンモックにするために、丁寧に編んでいきましょう。
ネットが完成したら、ネットの両端を木の棒にしっかり巻き付ける、あるいは、木の棒にあらかじめロープを通す穴を開けておいて、そこにネットのロープを通しましょう。
最後に、また別のロープを木の棒の両端にしっかり結びつけて完成です。
こちらもクロスタイプと同じく、ロープはしっかり結びましょう。
また、ロープの長さを調節することで、寝心地がよいように調整できますよ。
③:100均グッズを使ったハンモック
猫などのペットやぬいぐるみ、小物用に作るなら、100均グッズを使うのがおススメです。
作り方は、ここまで紹介したクロスタイプ、ネットタイプとほとんど変わりませんが、100均グッズならものすごく簡単、短時間で作れてしまうのです。
まず、手作りハンモックの材料に使える100均グッズを紹介しましょう。
本体の部分に使えるグッズ
- 小さいコットンロープのネット
- しっかり目の紐
- 毛糸、ロープ
- カットクロス
- ひざ掛け
- 自転車の防犯ネット
作り方は、防犯ネットなど、始めからネット状になっているグッズを使うなら、これをそのまま本体として、後は設置用のグッズを使って取り付けたりできるようにするだけです。
毛糸やロープを買って手編みする作り方でやっていくなら、より本格的な作り方を楽しめますよ。
ハンモックを支える、設置するのに使えるグッズ
- つっかえ棒
- 粘着フック
- カラビナ
- 紙パイプとジョイントパーツ
つっかえ棒は屋内に設置場所を作るのに使えますし、紙パイプを使うと、移動可能なハンモックが出来ます。
粘着フックは、壁や本棚の隅っこなど、小さいハンモックを設置したい場所に付けて使いましょう。
設置の仕方、場所によって適切なグッズを選びましょう。
ハンモックを安全に作るポイントは?
どんな作り方で作っても、ハンモックは人やペットや物が乗るもの、丈夫に安全に作らなければなりません。
- ロープをしっかり結ぶ
- 不安定にならないように作る
- 負荷をかけても耐えられるように作る
①:ロープをしっかり結ぶ
とにかく、ロープはしっかりと結ぶことを心がけましょう。
ハンモックの、どの箇所であれ、ロープの結び方が緩いと事故に繋がります。
- 木に括っていたロープが外れてしまう
- ネットの結び目が緩いと、ほどけてしまう
もし、人間やペットが寝ている時、ロープがほどけたり、外れたりしたら、ハンモックから落下して怪我してしまいますね。
②:不安定にならないように作る
ハンモックはそもそも、不安定なもの、だから、安定性はハンモックスタンドを作る時に気を付けるべき点と言えます。
土台はしっかりしていないといけませんから、使用中に倒れたり崩れたりしないよう、強度を充分に考えて作りましょう。
もし、ハンモックそのものを安定させたい場合は、作り方を少し工夫してハンモック本体の四つの角全てにロープを取り付ける作り方でやりましょう。
この方法は、ペット用のハンモックに向いていますね。
③:負荷をかけても耐えられるように作る
ハンモックの本体は、乗せるものの重さに耐えられるように作りましょう。
- 丈夫な布を重ねて、さらに丈夫にする
- ロープは適切な太さと強度のあるものを選ぶ
- ネットにするロープも、細すぎない、適切な強度のあるものを使う
- 金具を増やす
人間が使う場合は、200kgの負荷がかかると考えて、材料を選び、作るようにしましょう。
手作りハンモックアイデア集
アイデア一つで、いろんなハンモックを作れたり、いろんなものがハンモックになったりします。
- テーブルハンモック
- マスクで簡単ハンモック
- かごを使ったハンモック
- フットハンモック
- 寝袋ハンモック
- 収納用ハンモック
では、それぞれの作り方を紹介しましょう。
①:テーブルハンモック
作り方は、大きいテーブルの天板に、シーツをハンモック状に結びつける、たったこれだけです。
秘密基地になったり、急に眠くなった時のベッド代わりになったり、子供の室内遊びにうってつけですね。
ただし、子供に使わせる場合は、シーツをしっかり結んで、負荷に耐えられるか、確認してからにしましょう。
②:マスクで簡単ハンモック
作り方はとても簡単、マスクのゴムの部分を両方結ぶだけです。
2つのS字フックにそれぞれの端をひっかけたら、これだけでハンモックになります。
落ちないようにバランスを取るのが少し難しいですが、マスコットを飾るのに使えますね。
③:かごを使ったハンモック
100均で取っ手付のかご1つと、つっかえ棒を買ってきましょう。
作り方は、つっかえ棒にかごの取っ手を通して、家具と家具の間など、高い所に設置するだけです。
ぬいぐるみや、猫に向いたハンモックですね。
特に、猫は高い所が好きですから、高さを考えて設置してあげられ、喜んで使ってくれますよ。
④:フットハンモック
旅行用品としてご存じの人も多いですね。
足を休ませるためのハンモックです。
サイズを足を乗せられる大きさにするだけで、作り方は、一般的なハンモックと同じ作り方で作れます。
素材は、ロープより布を使う方が良いです。
⑤:寝袋ハンモック
こちらは、フェレットを買っている人にお勧めです。
作り方は、大きさの違う布を2枚用意して、ポケットみたいな形になるように、3辺を縫います。
あとは、ハンモック本体の4つの角に紐をつけ、紐の先に設置用のフックやカラビナをつけるだけです。
フェレット用に作るなら、冬ならボアにするなど、季節に応じて布地の種類を変えて、いくつか作ってあげるといいですよ。
⑥:ハンモック型収納
このハンモックの材料は、大きい布1枚とロープ、天井や壁に取り付けるフックなどの金具2つです。
作り方も、作り方とは言い難いぐらいに至ってシンプルで、大きい布の両端をしっかりくくり、天井や壁に付けておいたフックに掛ける、たったこれだけです。
布は透ける素材のものを使うと、中に入っているものがよく分かります。
まさに、ぬいぐるみを飾るのにぴったりですね。
おすすめのハンモック
最後に手作りではなく、市販のハンモックでおススメのものを紹介しましょう。
ちょっと大きめの、クロスタイプのハンモックです。
ハンモックスタンドがついているので、設置場所を選びませんから、野外活動にも室内でゆったり楽しむためにも使えます。
収納バッグがついている所がありがたいですね。
おすすめのハンモックについてはこちらの記事で詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください!
ハンモックおすすめ20選!室内・室外別と寝心地などを徹底調査!ハンモックがインドア・アウトドア好きどちらにも人気! もともとハンモックは南米地方の先住民が...
手作りハンモックで生活を豊かなものに
ハンモックは単に人間が横になって体を休めるだけでなく、アイデアや工夫一つで、インテリアや収納、ペット用品としても使える、とっても優秀なアイテムなのですね。
手作りすると、自分の使い道に合ったものが作れますから、毎日の生活が楽しく、便利になりますね。
手作りハンモックで、毎日の暮らしを豊かなものにしましょう。