リメイクシートを使った家具のDIY例10選
リメイクシートは様々なものに貼ることができる優れものです。
家具だけではなく、壁や扉、床など色々な素材にも貼ることができます。
今ではダイソーやセリアなどの100均や、ニトリなどのインテリア専門店からもおしゃれなリメイクシートが販売されています。
値段も比較的安価に入手できることから、DIY初心者の方にもオススメできます。
家具のDIYは難しいイメージがあります。
ですが、リメイクシートは簡単に貼る・はがすことができるので、簡単に家具DIYができ、失敗が気にならないのも嬉しい点ですね。
それでは、リメイクシートを使った家具のDIYを見ていきましょう。
今回は、代表例10選をご紹介します。
- 中身の見えない収納ボックス
- カフェ風のキッチンボードに
- 大理石風にイメージチェンジ
- 大好きなキャラグッズに大変身
- おしゃれな子供用ハンガーラックに
- 古い家具の傷隠しついでにガラッとイメージチェンジ
- おしゃれなマグネットボードに
- カントリー風のデスクセット
- 別板を付けてヴィンテージ風本棚
- 高級感あふれるゴミ箱
それでは一つずつ詳しく見ていきましょう。
DIY例①:中身の見えない収納ボックス
なにかと便利な収納ボックスですが、なぜだか半透明のボックスが多いですよね。
中身がうっすら見えてごちゃごちゃした雰囲気になりがちです。
リメイクシートを引き出しの部分に貼ることで中身の見えない収納ボックスに大変身です。
無機質な収納ボックスもリメイクシートを貼ることで華やかな雰囲気になります。
引き出しの部分だけでなく、天板や側面など全体にも貼ると家具自体のイメージをチェンジすることもできます。
DIY例②:カフェ風のキッチンボードに
キッチンボードは据え置き家具でなかなかイメージを変えることが難しいですよね。
真っ白や真っ黒だったりでのっぺりとした無機質な雰囲気になりがちな家具です。
リメイクシートを貼ると一気にイメージチェンジすことができます。
木目調のリメイクシートを選べば一気におしゃれなカフェ風にすることもできます。
木目に合わせてグリーンや照明を選ぶとぐっとおしゃれ感が増します。
木目の柄もホワイトウッドや貼り合わせ調など様々な種類があるのでお部屋の雰囲気に合わせてチェンジすることもできるのが嬉しいところですね。
また、汚れがちなキッチンですので簡単に貼り替えができるリメイクシートが大活躍します。
DIY例③:大理石風にイメージチェンジ
天板や棚部分を大理石風のリメイクシートを貼ることによって一気に高級感あふれる家具に大変身できます。
リメイクシート自体がつるつるとした手触りでなので偽物感もなく様になります。
家具全体に貼るのではなく、一部に大理石風リメイクシートを貼ることで本物感を演出することができます。
全体に貼ってしまうとやぼったく見えてしまうので注意が必要です。
しっかりとした厚みのある家具に貼ると本物感がより一層増すのでオススメです。
DIY例④:大好きなキャラグッズに大変身
テーブルは汚れやすく気づかないうちについた取れない汚れやちょっとした傷などが気になってしまいますよね。
お気に入りの家具ならなおさら家具の好きなところを活かして直したいものです。
リメイクシートならうまく傷を隠しながら、さらに大好きなキャラと組み合わせることもできます。
お気に入り家具の良いところを活かしながらリメイクできるのもリメイクシートの嬉しい点ですね。
大きな傷の場合は、無地のリメイクシートを貼ってその上からキャラなどの好きな柄のアレンジを加えることもできます。
リメイクシートは傷や汚れをうまく隠し、さらにおしゃれに見せてくれるので使いどころ満載です。
DIY例⑤:おしゃれな子供用ハンガーラックに
散らかりがちな子供のお洋服や本ですが、カラーボックスにリメイクシートを貼って可愛くアレンジしたハンガーラックに収納しましょう。
収納場所が一つにまとまり、さらにリメイクシートで特別感が増したハンガーラックがあれば子供もお片付け上手になること間違いなしです。
ポイントは、一つのリメイクシートだけでなく同じ色味のリメイクシートを複数使うことにより統一感と特別感を出すことです。
リメイクシートは簡単に貼ることができるので、子供と一緒に作業することもできますね。
DIY例⑥:古い家具の傷隠しついでにガラッとイメージチェンジ
タンスやデスクなどの家具は使う年数が長い分、傷や日焼け、汚れなどが気になってしまいます。
さらに古い家具になると、デザインも古くなりがちですよね。
リメイクシートを貼ると一気に現代風のデザインにイメージチェンジすることができます。
デザインも豊富で、基本の木目調からタイル調やちょっと上級者なテキスタイルもあります。
華やかな家具があるだけでお部屋の雰囲気もぐっと引き締まること間違いなしです。
デザインに飽きてしまったら簡単に貼り替えができるので、短期間で様々なインテリアを楽しむこともできます。
DIY例⑦:おしゃれなマグネットボードに
リメイクシートは薄いシール状になっているので、磁気部分を消すことなくリメイクすることができます。
その利点を活かし、おしゃれなマグネットボードをリメイクシートでつくることもできます。
大きな家具の側面にマグネットシートを貼り、その上からリメイクシートを貼ることで簡単におしゃれなマグネットボードに早変わりです。
プラスでおしゃれなステッカーやマグネットを付けることでおしゃれ感がアップします。
DIY例⑧:カントリー風のデスクセット
リメイクシートは表面がつるつるしているのでデスクなど書き物をするテーブルにも使うことができます。
汚れも弾くので掃除もでき、お手入れも簡単です。
デスクとチェアを同じデザインのリメイクシートにすると統一感も出てワンランク上のインテリアになります。
同系色でまとめるのもセットアップ家具風になり、いいデザインになりそうですね。
DIY例⑨:別板を付けてヴィンテージ風本棚
本棚と同じデザインのリメイクシートを別の板に貼り、板を本棚に取り付けることで扉付き本棚にリメイクできます。
少し上級者のDIYになりますが、やぼったくなりがちな本棚が統一感あふれるおしゃれな本棚にすることができます。
中身を隠すことによって色や素材の統一感を出すことができます。
ホコリもたまらず掃除も楽できて一石二鳥ですね。
本棚だけでなく、散らかって見えがちな収納家具には扉を付けることによっておしゃれなお部屋になります。
扉には一工夫加えてステッカーやステンシルで文字などを加えるとワンランク上のインテリア家具に大変身です。
DIY例⑩:高級感あふれるゴミ箱
ゴミ箱は無機質なデザインが多く、浮いてしまってなかなかお部屋のインテリアに合わないですよね。
そんなゴミ箱でも、一部分にリメイクシートを貼るだけで高級感あふれる家具になります。
デザインを木目調にするとカントリー風に、タイルにすると清潔感あふれるインテリア家具に、と様々なインテリアに合わせることができます。
様々な雰囲気を合わせることができるのもリメイクシートだからできる技ですね。
以上10選をご紹介いたしました。
リメイクシートは簡単にDIYできる分、使い方は無限大にあります。
様々なデザインが販売されているので色々な家具に合わせることができます。
DIY初心者にとってはリメイクシートは助かる存在になりそうですね。
おすすめの家具リメイク業者5選
やっぱり家具のDIYは難しい!という方は、家具のリメイクをやっている業者さんに頼むのが安全です。
婚礼用家具のタンスなどの大きな家具を素敵な家具にリメイクしてくれます。
少し値段は張ってしまいますが、思い入れのある大切な家具はリメイクしてでも使っていきたいですよね。
以下におすすめ家具リメイク業者さんをまとめました。
おすすめのリメイク業者①:ROOTS FACTORY
ROOTS FACTORYは大阪に本社を置き、東京世田谷区、兵庫県淡路市に支店を展開しています。
様々な素材や工法を使って家具を作っている家具工房です。
オーダーメイドからフルリメイクまでかなりの実績がある業者さんになります。
リメイクでは、婚礼タンスやベビーベッドなど思い入れの深い家具のリメイクも行っているようです。
椅子などの小さい家具から受け付けているようなので気軽にリメイクをお願いできそうです。
電話、メール、FAXや店頭からお問い合わせできます。
相談からリメイクをお願いできるので、初めて業者さんに依頼する方におすすめです。
ただし、大阪本社の来店は予約制になっているので注意が必要です。
ROOTS FACTORYの公式ホームページはコチラからになります。
おすすめのリメイク業者②:カプラ
カプラは兵庫県宝塚市に店舗を置く、家具修理を主に行っている業者さんです。
アンティーク家具や古家具といった扱いづらい家具を専門にリペアしている腕のある業者さんになります。
再塗装や補修、張替えそしてリメイクからオーダー家具の設計・制作まで幅広く行っています。
お問い合わせ方法はホームページの問い合わせフォームと電話、メール、FAXから相談できます。
お店に訪問する際は事前の連絡が必要になりますのでご注意ください。
カプラの公式ホームページはコチラからになります。
おすすめのリメイク業者③:ANP インテリアデザイン
ANP インテリアデザインは東京世田谷区に店舗を置く建築事務所です。
オーダー家具のデザイン設計・製作からリフォームなど内装デザイン設計まで行っている業者さんになります。
本格的なリノベーションや家具のオーダーを専門として行っている業者さんだけにかなりのクオリティが期待できます。
見積もり・図面製作まで無料で対応してもらえるので気軽に相談ができます。
家具製作は北海道旭川にある、オーダー家具専門の職人が丁寧に製作しています。
組子などの繊細で細かなリメイクが目を引きます。
世田谷のショールームには、オーダー家具やオリジナルチェアの展示をしているので、リメイクのイメージがつきやすくなりそうです。
水曜・祝祭日は定休日になりますので注意しましょう。
お問い合わせは、ホームページの問い合わせフォーム、電話、FAXから可能です。
その際に、家具の写真があると見積もりがスムーズになります。
ANP インテリアデザインの公式ホームページはコチラからになります。
おすすめのリメイク業者④:Three Birds
Three Birdsは東京都小平市にショップ・修理工房を置く業者さんです。
ヴィンテージ家具の仕入れから修理・リメイクを専門に行っています。
取扱いが難しいヴィンテージ家具の補修、再生処理を専門に取り扱っている業者さんですので、ヴィンテージ家具の修理・リメイクを依頼するなら絶対ココ!と言っていいほどです。
ヴィンテージの風合いを生かした塗装で仕上げてくれるのでかなりオススメできます。
また、家具の種類に合わせたリペア・リメイクを行っているので安心して依頼できます。
Three Birdsでは出張修理も行っているので、運び出すのが怖いなどのお悩みにも対応しています。
問い合わせは、ホームページの問い合わせフォーム、電話、メール、FAXから可能です。
店舗に行かれる際は予約が必須になりますのでご注意ください。
Three Birdsの公式ホームページはコチラからになります。
おすすめのリメイク業者⑤:株式会社 ハンマーヘッド楽具(らぐ)
株式会社 ハンマーヘッド楽具(らぐ)は埼玉県入間市に拠点を置く注文家具専門店です。
TV出演も経験のある今大人気のリメイク家具業者さんです。
婚礼家具などのリメイクを行っていますが、ただ単にリメイクするだけでなく、現代の暮らしに合わせたアレンジも加えてくれるおもしろいお店です。
思い出を守りつつ、さらに使いやすくワクワクするようなリメイクを心がけているようです。
工房に併設されているクラフトショップではオリジナル商品の展示がされているのでリメイクのイメージをつかみやすいです。
営業時間は9:00~18:00になり、日曜日が定休日になるので注意しましょう。
問い合わせ方法は、TV出演の影響でホームページからのメールでのみになりますので注意が必要です。
また、メール記載内容なども決まっていますのでホームページをよく読んで問い合わせをしましょう。
株式会社 ハンマーヘッド楽具(らぐ)の公式ホームページはコチラからになります。
手持ちの家具をリメイクする方法10選
次に家具のリメイク方法を見ていきましょう。
「手持ちの家具をリメイクしたいけど方法がわからない」「アイディアが浮かばない」という方に、今回は家具のリメイク方法のアイディアを10紹介します。
- リメイクシートを貼る
- 布を貼る
- 扉を付ける
- 塗装する
- やすりでわざと傷を作ってヴィンテージ調に
- タイルを貼る
- 取っ手やアイテムを付け替え・付け足し
- 違う用途で使う
- 板を貼る
- ステンシルで文字を入れる
それでは詳しく見ていきましょう。
リメイク方法①:リメイクシートを貼る
先ほどまで紹介していたように、リメイクシートで簡単に手持ち家具をリメイクすることができます。
安価・失敗しにくい点を考えると初心者の方はまずここからリメイクにトライしましょう。
リメイク方法②:布を貼る
リメイクシートに次いで簡単にリメイクできる方法として布を貼るリメイクもオススメです。
タンスの引き出しや本棚の奥板、テーブルの天板などに貼ることで簡単にリメイクすることができます。
リメイクシートに比べると少し難しいリメイクになりますが、素材の良さが活き、おしゃれなリメイクになること間違いなしです。
リメイク方法③:扉を付けてみる
本棚や扉のついていない収納家具に、蝶番と板を取り付けるだけで扉付き収納家具にリメイクすることができます。
扉を付けることによって散らかって見えがちな本棚などをすっきり統一感のある収納にすることができます。
おしゃれな取っ手やリメイクシートを貼るとぐっと雰囲気も変えることができます。
リメイク方法④:塗装する
古いデザインの家具などは塗装することによって現代風の家具になります。
塗装は上級者リメイクですが、カラフルな家具があるとお部屋のインテリアもワンランク上になりますね。
まずは椅子などの小さい家具からトライしてみてはいかがでしょうか。
リメイク方法⑤:やすりでわざと傷を作ってヴィンテージ調に
椅子やテーブルなどは使う頻度が高い分、傷がつきやすい家具ですよね。
その傷を隠すのではなく、傷を活かすことによってヴィンテージ調の家具にリメイクしましょう。
家具に元から塗装されているニスなどをやすりで磨き、ペンキなどで粗めに塗り替え・やすりで少しだけ削るとあっという間にヴィンテージ家具になります。
リメイク方法⑥:タイルを貼る
水場で使うキッチンボードや食器棚、洗濯収納などのリメイクにはタイルがオススメです。
タイルで清潔感あふれる家具にリメイクしましょう。
本物のタイルを貼るのは難しい!という方は100均のモザイクタイルシートを使うのをオススメします。
本物のタイルは一つずづまっすぐになるように貼っていきますが、モザイクタイルシートは貼るだけでまっすぐキレイにタイルを貼れます。
形状に合わせてカットするだけでいいので手ごろにリメイクを楽しめます!
リメイク方法⑦:取っ手やアイテムを付け替え・付け足し
古い家具のデザインとして取っ手や持ち手の部分が古いものが大半です。
取っ手をチェンジしたり付け足すだけで現代風の家具に早変わりできます。
家具の雰囲気に合わせてヴィンテージ調やアンティーク調の取っ手やアイテムを選ぶとより一層おしゃれなリメイクになります。
リメイク方法⑧:違う用途で使う
タンスを引き出しを抜いて食器棚や本棚に、といった違う用途で使用するのも立派なリメイクです。
婚礼タンスなどは頑丈でしっかりしているので重い本や食器を収納するのに最適です。
リメイク方法⑨:板を貼る
リメイクシートや布を貼る要領で薄い板を貼ってみましょう。
こちらも簡単にできるのでオススメのリメイク方法です。
板の色を変えてみたり、板の素材を変えてみたりモザイク調で仕上げるとおしゃれ感が増します。
リメイク方法⑩:ステンシルで文字を入れる
扉付き家具の扉部分や引き出し部分にステンシルで文字やロゴを入れると一気にヴィンテージ感が引き立ちます。
こちらも簡単に家具をリメイクできるのでオススメのリメイク方法です。
ステンシルのワンポイントがあるだけでやぼったさが消えて引き締まった家具にリメイクすることができます。
以上、手持ち家具のリメイク方法10選でした。
この他にもたくさんリメイクのアイディアがあります。
まずは小さい家具のリメイクからチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
おすすめのリメイク本
家具だけでなく小さな雑貨のリメイク方法まで載ったリメイクアイディア本です。
上級テクニックがわかりやすくまとめられているのでDIY初心者に優しい内容になっています。
また、ディスプレイ方法なども解説しているのでインテリアに困ったときのお助けにもなりそうです。
リメイク家具で暮らしをゆたかに
リメイクシートを使ったリメイクや、様々な家具リメイク方法を紹介してきました。
意外と簡単にリメイクできるのでDIYに対するハードルが少し下がったのではないでしょうか?
使うほど思い入れが強くなる大切な家具、永く使っていきたいですよね。
リメイクして大切な家具をよみがえらせましょう!