手作りおままごとキッチンの土台におすすめの素材
見出し(h2)まずは、手作りおままごとキッチンの基本となる土台作りです。
身近で手に入りやすいものを4種類ご紹介します。
1. カラーボックス
2. すのこ
3. ダンボール
4. 牛乳パック
素材①:カラーボックス
収納家具として有能なカラーボックスが、手作りおままごと用キッチンに大変身しちゃうんです。
ウッド調のものを選べばナチュラルなテイストのキッチンが、シンプルなものを選べばモダンなスタイルのキッチンが出来上がります。
シンクになるところに開ける穴は、ホームセンターで購入時に言えばやってもらえます。
高い完成度を狙う方は、カラーボックスで手作りするのをおすすめします。
素材②:すのこ
すのこは、100円ショップでも手に入る身近な材料です。
自分でカットして、好きな長さに調節できるのもポイントです。
ヤスリをかけたり、ニスを塗ったりと好きなようにアレンジして手作りキッチンをつくることができるので、DIYが好きな方にとってはたまらない、可能性が無限大の材料です。
せっかく手作りするならば、色やデザインにこだわりたいという方には、おすすめの材料です。
素材③:ダンボール
ダンボールはどこでも安価で手に入りやすい素材で、その手軽さがポイントです。
おむつのダンボールを使っておままごと用キッチンを手作りするのもいいですね。
まずは、おままごと用のキッチンを簡単に手作りしてみたいという、初心者さんや忙しい方におすすめの材料です。
ボンドやガムテープなど身近なものを使って組み立てられるので、作業もしやすいです。
お子さんと一緒に手作りすることができるのも、ダンボールを使う利点です。
リメイクシールを張れば、かわいらしい手作りおままごと用キッチンを作ることもできます。
素材④:牛乳パック
冷蔵庫に必ず牛乳は入っているというご家庭も多いのではないでしょうか。
普段だったら捨ててしまう牛乳パックが、手作りおままごと用キッチンに生まれ変わるんです。
一つの牛乳パックの中に、もう一つの牛乳パックを入れ込むとより丈夫になり、耐久性がアップします。
安く簡単に作りたい方、卓上用のおままごと用キッチンを作りたい方に、牛乳パックを使うのをおすすめします。
手作りおままごとキッチンを作る時のポイント
おままごと用キッチンを手作りする際に、知っておくといいポイントをご紹介します。
お子さんを危険な目に合わせないためにも、ぜひチェックしてください。
- 木材はホームセンターで切ってもらう
- 100円ショップのアイテムを上手に使う
- 卓上型には牛乳パックを使う
- 高いクオリティーを狙うならカラーボックス
- リメイクシートを使えば簡単に可愛く手作りできる
ポイント①:木材はホームセンターで切ってもらう
手作りでおままごと用キッチンを作るには、木材を切る作業が伴います。のこぎりなどを使って自分でも切れないことはないですが、ホームセンターでやってもらった方が楽ちんです。
小さなお子様のいるご家庭だと、子どもの前で木材をカットするのはちょっと心配ですよね。
多くのホームセンターでは、木材を購入するとその店舗内でカットしてくれるサービスがあります。
カットを依頼してしまえば、あとは自宅で組み立てるだけなので、手軽に手作りおままごと用キッチンを作ることができます。
ポイント②:100円ショップのアイテムを上手に使う
最近の100円ショップには、商品の種類が豊富なだけでなく、おしゃれなデザインの小物や雑貨がたくさんあります。
そのせいか、手作りのおままごとキッチンを作る際に100円ショップを利用する方がが多く見受けられます。
予算が安く済ませられるので、手作りするのを決めたらまずは100円ショップに足を運んでみてはいかがでしょうか。
値段も安く済ませられるので、おままごと用キッチンを手作りするときには積極的に利用するのがおすすめです。
ポイント③:卓上型には牛乳パックを使う
牛乳パックを材料としておままごと用キッチンを手作りする方法は、大変手軽で手作り初心者の方や忙しい方にもおすすめです。
手軽さと安さが魅力的な牛乳パックですが、カラーボックスなどど比べて大きなおままごと用キッチンを手作りするのには向いていません。
牛乳パックを使う際にぜひ作っていただきたいのが、卓上型のおままごとキッチンです。
手作りするのが簡単なだけでなく、場所を取らないのでスペースを確保する心配が必要ありません。
また、万が一壊れてしまったときには直しやすいですし、処分するのも簡単です。
ポイント④:高いクオリティーを狙うならカラーボックス
ダンボールや牛乳パックと比べて、カラーボックスを使って手作りしたおままごと用キッチンはしっかりしていて、より本格的な出来上がりになります。
お子さんがお母さんのように小さなキッチンに立って遊べた時には、大喜びすることでしょう。
場合によっては工具が必要なときがありますが、頑丈で耐久性も優れているので一度手作りしたら長くお使いいただけます。
ポイント⑤:リメイクシートを使えば簡単に可愛く手作りできる
ダンボールや牛乳パックを使う場合、表面をどうにかしないと材料がむき出し状態になってしまいますよね。
そんなときには、100円ショップでも手に入るリメイクシートを使えば簡単におしゃれなおままごと用キッチンが手作りできます。
リメイクシートとは、お部屋や家具の雰囲気を変えるために作られたシート状のシールのことです。
もともと壁に貼るために作られているので、おままごと用キッチンに張り付けるとより本物のキッチンに近い手作りキッチンが出来上がります。
手作りおままごとキッチンの作り方【ダンボール】
それではさっそく、作り方をご紹介します。
ダンボールを使う際には、ダンボールカッターがあると便利です。
- 小さなボウルでシンクを作る
- 蛇口を取り付ける
- 段ボールをシートで被う
- ガスのつまみを付ける
- 五徳を付ける
手順①:小さなボウルでシンクを作る
ダンボールを用意して、シンクをとりつける位置を決めます。
決めたら、小さなボウルを使ってシンクを取り付けたい場所に円を描いていきます。
その後、描いた円より一回り小さく切り抜きます。
切ったところに切れ込みを入れ、それを内側に押し込みます。
穴にボウルをはめたら、手作りおままごと用キッチンのシンクの部分が完成です。
手順②:蛇口を取り付ける
ダンボールより背の低いシャンプーボトルを用意します。
ふたを外し、口の部分を使って蛇口を取り付けたい場所に円を描きます。
その後、穴の中心をで交差するように十字を描き、その線に沿って切れ込みを入れます。
切れ込みを内側に押し込んだ後に、その穴に箱の下からシャンプーボトルの容器の部分を差し込みます。
そして、箱の上からダンボールを挟むようにポンプの部分を取り付けて、蛇口の完成です。
手順③:段ボールをシートで被う
お好きなリメイクシートを用意します。
まずは、取り付けたシンクと蛇口をいったん取り外してから、リメイクシートの上にダンボールを乗せて、開けた穴の形をなぞって印をつけます。
次に、付けた印より一回り大きくカットしてダンボールに張り付けます。
同様に、周りにもリメイクシートを張り付けていきます。
すべての面に張り付け終わったら、シンクと蛇口を元に戻します。
手順④:ガスのつまみを付ける
ペットボトルのふたを、付けたいつまみの数だけ用意します。
取り付ける場所を決めたら、ボンドで張り付けていきます。
手順⑤:五徳を付ける
丸くかたどった画用紙やコースターを五徳に見立てます。
取り付けたいところにボンドで張り付けましょう。
手作りおままごとキッチンの作り方【カラーボックス】
https://www.instagram.com/p/BxEvUJ7Bxsh/
カラーボックスを使えば、完成度の高い手作りおままごと用キッチンが期待できます。
それでは作り方を見ていきましょう。
- シンクを取り付ける
- 前後に板を付ける
- 扉の取り付け
- その他のパーツを取り付けたいところを丸く切り抜く
- 色付け
手順①:シンクを取り付ける
キッチンのシンクとなる位置を決めて、ボウルを使って円を描いて印付けをします。
印の線の内側にドリルで穴をあけます。
この穴からのこぎりの歯を入れていくので、約1cmほど開けてください。
穴を開けたところに廻し挽きのこぎりをセットして、カラーボックスに丸い穴をあけていきます。
最後にやすりがけをしてからボウルを穴にセットして、シンクの完成です。
手順②:前後に板を付ける
キッチンの表面を縁取るように前と後ろに板を付けます。
まずは、板にねじを入れる下穴をあけます。
そこにねじを差し込んで、木材の両端をネジで留めます。
後ろに付ける板は、ボンドを使います。
カラーボックスと木材がしっかりとくっつくように、やすりがけをします。
板に木工用ボンドを付けて、カラーボックスに押し付けます。
そのまましばらく放置します。
手順③:扉の取り付け
まずは、木材の表面に取っ手を付けます。
取っ手を付ける位置を決めて、4mmほどの穴をあけます。
そうすれば簡単に取っ手が取り付けられます。
その後は、丁番を付けましょう。
付けたい位置に軽く穴をあけてからねじで固定するとやりやすいです。
どちらの作業も電動のドリルがあるとスムーズに進みます。
最後にカラーボックス本体に取り付けて扉の完成です。
手順④:蛇口を取り付ける
蛇口やつまみなど、細かいパーツを付けてより本格的な仕上がりにしていきます。
蛇口は、ダンボールを使ったおままごと用キッチンの作り方で紹介した方法でもいいと思いますが、今回は違う方法もご紹介します。
ホームセンターに行くと、様々な木材の工作材が販売されています。
球体や丸棒などを木工用ボンドで組み合わせて、オリジナルの蛇口を作れます。
穴あき球に丸棒を差し込むと蛇口らしくなりますよ。
手順⑤:色付け
最後に好きな色のアクリル絵の具を使って、色を付けていきましょう。
お子さんも、お気に入りの色のキッチンだと喜ぶこと間違いなしです。
絵に自信のある方は、お子さんの好きなキャラクターなどを描いてあげるのもいいですね。
男の子向けのかっこいい手作りおままごとキッチンもできる
男の子のためのおままごと用キッチンも、もちろん手作りすることができます。
黒や青などの色をチョイスすると、ぐっとカッコよく仕上がります。
おままごとの好きな男の子をお持ちの方は、ぜひ手作りおままごと用キッチンを作ってあげてください。
将来は料理男子として、有望かもしれません!
手作りおままごとキッチンアイデア実例
実際に作られた、手作りのおままごと用キッチンの中から使えるアイデアをご紹介します。
- オーナメントを使って簡単に可愛く飾り付け
- 本物のタイマーを張り付ける
- 黒板を置いてカフェ風に
- 本物のキッチン用品で楽ちんに楽しく
- 子どもの好きなキャラクターでデコレーション
アイデア例①:オーナメントを使って簡単に可愛く飾り付け
オーナメントを使えば、簡単に可愛くおままごと用キッチンをデコレーションすることができます。
オーナメントは100円ショップで手に入るので、気軽に気分によって交換や付け替えができるのも嬉しいポイントです。
ハロウィンやクリスマスなどのイベントごとに新しいものを付けて、気分を盛り上げるのもいいですね。
アイデア例②:本物のタイマーを張り付ける
タイマーってキッチンに必ずと言っていいほど、よく置いてあるグッズです。
それを手作りおままごと用キッチンに取り付けると、本物感がぐっと増すんです。
こちらも100円ショップで手に入るので、ぜひ取り付けてみてくださいね。
手作りおままごと用キッチン本体に、磁石シートを張り付けてその上にタイマーを張り付けてもいいですし、あらかじめもう取れないように接着剤で張り付けてしまうのも簡単でおすすめです。
アイデア例③:黒板を置いてカフェ風に
黒板のボードを置くと、一気にカフェっぽくおしゃれなおままごと用キッチンに大変身します。
一緒にチョークがあるとお絵描きも楽しめるので、絵を描くのが好きなお子さんには特におすすめです。
メニューを描いて、レストランごっこやカフェごっこを一緒にするのも楽しそうですね。
アイデア例④:本物のキッチン用品で楽ちんに楽しく
子どもって実際にお父さんやお母さんが使っている、本物の道具に憧れがあったりするものです。
そこで、手作りおままごと用キッチンに本物のおたまやフライ返しをセットしてあげましょう。
金属のものより、プラスチックでできているもののほうが、軽くておすすめです。
実際にお手伝いをするときにも、「これ使ったことある!」とスムーズに手伝ってくれるかもしれません。
アイデア例⑤:子どもの好きなキャラクターでデコレーション
子どものころって誰もが好きなキャラクターがいるものです。
そんな大好きなキャラクターのキッチンで遊べたら、子どもは大喜びすること間違いなしです。
そのキャラクターのグッズを置くはもちろん、シルエットを描いたり、くりぬいた木の板などをまな板に見たててもかわいらしいです。
おすすめのDIY本
こちらのDIYの本は、お子様にぴったりな可愛らしい収納家具が紹介されています。
温かみのあるウッド調で、おままごと用キッチンを手作りする際に参考になるアイデアが満載です。
ただ読むだけでも楽しめるので、どんなおままごと用キッチンを手作りしようか迷ったときにぜひ読みたい一冊です。
おままごと用キッチン作ってみませんか
手作りおままごと用キッチンは工夫次第で、様々なデザインのものが作れるので、まずは軽い気持ちで手作りしてみてください。
案外手作りにはまってしまうかもしれません。
お子様の年齢や好みに合わせて作れるのも、嬉しいポイントです