本を快適に収納するポイント
子供の絵本や雑誌などは、いつのまにか部屋の本棚にあふれている本。
服や食料品に並んで、収納に悩むもののひとつですよね。
また本棚にすっきりと収納したはずなのに、いざ欲しい本を探そうとすると見つけられずイライラすることも。
本を快適に収納するにはどうしたらいいのでしょうか。
- 本を整理する
- よく読む本、時々読む本、大切な本は本棚へ
- いつか読むかもしれない本は箱に収納する
- もう読まない本は処分する
- 本の大きさや色をそろえて本棚に収納する
部屋の中であふれがちな本を快適に収納する方法を5つ紹介します。
ポイント①:本を整理する
本を快適に収納するためには、まず初めによく読む本と読まない本を整理することが大切。
そのために本棚にすべての本を収納せず、まずは手持ちの本を下記の4つにざっくりと分けましょう。
- よく読む本
- あまり読まないけれど時々使う本、思い出の深い本
- 今は読まないけれどいずれ読みそうな本
- もう読まない本
まずはこの4つに分類してみてください。
この工程をしっかりやることで、本当に必要な本をすぐに見つけられる本棚になりますよ。
ポイント②:よく読む本、時々読む本、大切な本は本棚へ
本の仕分けが終わったら、**「使用頻度の高い本」と「時々読む本」「思い出の深い大切な本」のみを本棚に収納します。
このときに使用頻度ごとに位置を変えて収納してください。
よく読む本は手が届きやすい範囲の位置に。
使用頻度の低い本は取り出しにくい一番上の段に収納します。
180cmほどの高さの本棚でしたら、3~5段くらいの位置が一番取り出しやすい位置です。
自分の胸から頭くらいの高さのあたりに使用頻度の高い本を置くようにし、それ以外はそれより上の位置に収納してみてください。
ポイント③:いつか読むかもしれない本は箱に収納する
いつか読みそうな本は箱に入れ、何の本かわかるようにシールを貼り納戸や押入れに収納します。
この箱収納のときに、やってはいけないことが2つあります。
- 本の背表紙を上向きにして収納する
- 本を平積みにして収納する
この2つをやって本を収納してしまうと、本が曲がって傷んでしまったり、本の表紙同士がくっついてしまう原因に。
本を傷めず収納するためには、本を立ててタイイトルがが正面に向くようにして保管するようにしてくださいね。
ポイント④:もう読まない本は処分する
使わない本や雑誌は思い切って処分しましょう。
不要な本で状態がいい本は、古本屋で売ります。
オンラインでの古本の買取を利用すれば、集荷もしてくれるので利用すると便利ですよ。
痛みがはげく売れない本は、古紙として処分しましょう。
ポイント⑤:本の大きさや色をそろえて本棚に収納する
本棚に収納する本は、本の大きさと色をそろえて本棚に並べてみてください。
色と大きさをあわせるだけで、雰囲気ががらりとかわるのでおすすめです。
またこのときに本棚に本を詰め込むのはNG。
ブックエンドを上手に使って、本棚に余白を残すことも大切です。
あいた空間には写真や雑貨を置けば、おしゃれな空間を演出できますよ。
本棚以外の本収納アイデア
本棚以外い本を収納するにはどういった方法があるのでしょうか。
- 本をカゴに入れて収納する
- 本のディスプレイ収納
- 電子書籍を利用する
- マガジンラックを活用する
- ボックスを使った収納
- ブックエンドを使った本の収納
- スキャナで手持ちの本を電子書籍に
- 自作のブックカバーの活用
** 本棚以外を使った本の収納アイデアを8つ紹介**します。
アイデア①:本をカゴに入れて収納する
気になって購入したのはいいけれど、積読になってしまっている本はありませんか?
こういった本は、ワイヤーや麻製のカゴを使ってリビングのソファーの脇などに置いておくと便利。
本棚に入れていないので、気づいたときにすぐに読むことができます。
またソファーなどの下に置いておけば、「座ったときに読むか」と思うようになるので積読を減らすことにもつながります。
ゴチャゴチャが気になる場合はリネンをかけてみてくださいね。
こうすれば本のゴチャゴチャをかくせるので、ぐちゃぐちゃにならなずに済みますよ。
アイデア②:本のディスプレイ収納
美容院やカフェなどに行くと、雑誌が素敵にディスプレイされていていますよね。
家でも専用のグッズを利用すれば、お店みたいに本を収納することができます。
専用の収納棚が雑貨屋やインテリアショップで販売していますし、DIYでも比較的簡単に作れるのでおすすめ。
もし賃貸で壁に穴があけられないのなら、ラブリコなどを活用すれば壁面収納も簡単にできますのでチャレンジしてみてくださいね。
アイデア③:電子書籍を利用する

タブレットやAmazonのkindle等の電子書籍を使えば、本自体を収納する必要がなくなりますよ。
電子書籍なら、数百冊と本棚に並んでいる本がタブレット1台におさめることができます。
また検索機能やマーカー機能も充実しているのでストレスなく読書を楽しめますしね。。
とくにAmazonのkindleタブレットは普通の本を読んでいるよりも、目が疲れにくいので快適です。
また最近は防水タイプのタブレットが発売され、お風呂などでも読むことができます。
アイデア④:マガジンラックを活用する

よく読む本や雑誌をリビングに置いておきたいという方には、マガジンラックを使った本の収納がおすすめ。
折り畳み式で必要のない時は収納可能なマガジンラックが多数販売されてるので、部屋の空間を狭めることはありませんよ。
またマガジンラック付の小型の棚もあります。

サイズは少し大きくなりますが、1台あればかなりの冊数を収納することができるので便利ですね。
アイデア⑤:ボックスを使った収納

本自体を見せたくないという方は、箱を使った収納がおすすめ。
最近は収納スツールになっているタイプのものもあり、椅子としても使えるので部屋を広く使える
メリットも。
2人掛けの収納スツールを使えば収納力もバツグンです。
これ1台あればソファーがなくても大丈夫ですね。
アイデア⑥:ブックエンドを使った本の収納

料理のときに読みたいレシピ本などは、いちいち本棚にとりに行くのも面倒ですよね。
そういった本は、ブックエンドを使って数冊置けるスペースを作ってみてはいかがでしょうか。
最近はアイアン製のものやウォルナット材等でできたオシャレなブックエンドが雑貨屋やインテリアショップで手に入るようになりました。
部屋の雰囲気を壊さずに、さりげなく本を収納すのに役立ちます。
アイデア⑦:スキャナで手持ちの本を電子書籍に

専用のスキャナを使えば、手持ちの本をすべて電子書籍化することができます。
本の電子書籍化は、一度裁断(本を分解)してスキャナーで読み込む方法が一般的ですがスタンドスキャナを使えば裁断しなくてもPDFファイルにすることができますよ。
PDF化したファイルはEvernoteなどのクラウドウェアソフトを使えば、検索機能で欲しい時にすぐに情報を取り出せます。
雑誌や本以外にも家電の説明書もこの方法でPDF化しておけば、いざ必要なときに部屋中を探さずにワードで検索すれば出てきますよ。
アイデア⑧:自作のブックカバーの活用
マンガや参考書等を本棚に収納すると生活感があふれてしまいがち。
けれどよく読む本は、隠したいからとボックスにしまいすぎるとすぐに読めなくて面倒ですよね。
そこで生活感を隠すために、自作でブックカバーを作って使ってみてはいかがでしょうか。
ブックカバーを使えば本の汚れ対策にもなりますしね。
自作のブックカバーには布製のものもありますが、紙を使って作ると便利です。
文庫本のカバーは、A4サイズの用紙で作ることができます。
白地のコピー用紙に好きなデザインを印刷する方法もありますが、クラフトタイプやブラックカラーのコピー用紙が販売しています。
色付きのコピー用紙を使えば見た目もよくコスパもいいので白地のものよりおすすめ。
またカバーをしたときに見えなくなるタイトルはカバー自体に印刷してしまうか、テプラを使えばカバーをしていてもタイトルがわかるようになります。
本の冊数が多いと大変ですが、紙でタイトルを印刷したブックカバーを作るとカラーが統一されて綺麗に収納ができますよ。
本をおしゃれに収納する方法
本にも参考書や漫画などただ本棚に並べると、どうしても生活感が出てしまいますよね。
では本をおしゃれに収納するにはどうすればいいのでしょうか。
- ディスプレイラック
- 壁面収納
- 床に本を平積みにする
- 木箱やカゴに収納
- ファイルボックスを使った収納
本をおしゃれに収納する方法を5つ紹介します。
おしゃれ収納方法①:ディスプレイラック
おしゃれに収納する方法としてまず試してほしいのがディスプレイラック。
お気に入りの雑誌や絵本などをジャンルを決めて本自体を飾っておくだけで、癒しの空間を演出できますよ。
ラックは棚の扉の部分が最初からディスプレイ仕様になっているものも販売しています。
また2✕4や棒を使ってDIYでオリジナルのディスプレイラックを作ることもできますので、手作り派の人は試してみてはいかがでしょうか。
おしゃれ収納方法②:壁面収納
書斎や廊下のスペースを使って天井まで続く大きな壁面収納、外国の図書館かブックカフェのようで憧れますよね。
IKEAや無印でもオーダーメイドで壁面収納を作ることができます。
けれどかなり高額についてしまうのがネック。
そこで家を建てるときや、リフォーム時などは大型の壁面収納を格安で作れるチャンスです。
大工さんにお願いして造作してもらえば、家具屋さんで頼むよりも安くできることも。
一面の壁面収納を考えている方は設計時に相談してみてくださいね。
おしゃれ収納方法③:床に本を平積みにする
洋書や文庫本といった本は、サイドテーブルや階段などに平積みにするだけでも、古本屋さんのような雰囲気を演出できます。
このときおしゃれに見せるコツは、沢山積みすぎないことと少しズラしながら積み上げること。
こうすることで一つのインテリアとして部屋に溶け込みやすくなります。
ただしこの方法を乱用するのは危険。
色々な場所に、本の平積みをすると逆に部屋の雰囲気のバランスを崩してしまいます。
「この位置だけ!」という場所にとどめておいてくださいね。
おしゃれ収納方法④:木箱やカゴに収納
木箱や鉄製のカゴに絵本などの大きい本を収納しておくと、おしゃれに本を収納できます。
箱やカゴを使って本を収納するときは、詰め過ぎないことが大切。
なぜかというと、詰め過ぎてしまうとインテリアとしてのバランスが崩れるだけでなく、本が破損したり取り出しにくくなってしまうからです。
1つのカゴに8分目くらいにとどめておき、あまりにも目立つ場合は上にリネンなどをかけて目隠ししてください。
おしゃれ収納方法⑤:ファイルボックスを使った収納
背の高い雑誌などは、ファイルボックスを使った収納がおすすめ。
全体的に統一感がでて、本棚がきちんと整理されているように見えます。
ファイルボックスは無印のシンプルなモノを使っている方や、100均のプラスチック製のファイルボックスに、木の板を貼りつけてかっこよくアレンジしている方もいます。
低いコストで見栄えよくみせれる、本の収納方法です。
本の収納に使える100均アイテム
100均で使える本の収納アイテムにはどのようなグッズがあるのでしょうか。
- ディッシュスタンド
- ファイルボックス
- ブックエンド
- 【セリア】 Plenty Box
- 【ダイソー】お助け本棚
ダイソーやセリア等の100均で揃う、本の収納に役立つアイテムを5つ紹介**します。
本収納アイテム【100均】①:ディッシュスタンド
100均のディッシュスタンドは、本をおしゃれに収納できる便利なアイテム。
これを使って本を立てて並べれば、本の見せる収納が簡単にできますよ。
収納できる冊数は少ないですが、お気に入りの本や子供の絵本などをディスプレイ収納したいときに活用してみてはいかがでしょうか。
本収納アイテム【100均】②:ファイルボックス
100均で購入できるファイルボックスを使えば、B5~A4サイズの大型の書籍の収納に便利です。
分類ごとに分けて入れておくことができるので、ラベルをはっておけば探しやすくなります。
ファイルボックスを使った収納は、デスク下や本棚の下のデットスペースに本を収納する場合も役立ちます。
また掃除もボックスを移動してさっと拭くだけで終わりますので、管理もらくちんです。
本収納アイテム【100均】③:ブックエンド
本棚で本を収納したときに、スペースがあくとどうしても倒れて斜めになってしまいますよね。
また詰め過ぎてしまうと圧迫感のすごい本棚になってしまいます。
そこで活用したいのが100均のブックエンドです。
最近の100均のブックエンドは、動物のシルエット模様や木製のおしゃれなものなど、大きさや形のバリエーションが豊富。
そのため本のサイズや部屋の雰囲気にあわせたブックエンドを探しやすいです。
ダイソーではホワイトカラーのシンプルなブックエンドを販売しています。
このブックエンドは、幅と高さの違いバリエーションが豊富なのが特徴で、汎用性の高いブックエンドです。
またセリアでは木製のプレートの男前なデザインのブックスタンドや、白いアニマルシルエットのものなどかわいいアイテムを販売していますよ。
本収納アイテム【100均】④:【セリア】 Plenty Box
セリアのPlenty Boxは段ボール紙でできた箱で、A4~コミックの大きさまで様々なサイズがある便利なボックス。
そのためごちゃごちゃした本を隠しておきたいときに便利。
普通の段ボールと違い蓋つきのボックスで、しかも上に何箱か積み重ねることもできます。
メモ欄もついているし、白色とブラックでカラーが統一しやすい点から、おしゃれで機能的な箱として人気のボックスです。
本収納アイテム【100均】⑤:【ダイソー】お助け本棚
ダイソーのお助け本棚は、上下2段で本を収納するための便利アイテム。
コミックや文庫本などは、本棚の手前と奥で収納することがあるかと思います。
そうすると奥がわの本が見えづらくなってしまって何をしまったか忘れてしまいますよね。
そんな時に役立つのがこのおたすけ本棚。
奥側でお助け本棚をつかって底上げすれば、奥の本の背表紙も一発で確認できちゃいます。
また一番上に板の位置を調整すれば、上と下で本を収納できるので収納力を2倍に。
また棚板の位置を調整すれば、2段の収納も可能に。
本棚やカラーボックスのデットスペースを有効活用して本を収納することができますよ。
セリアにも形は違いますが、奥の部分を底上げできる段ボール製のスタンドがあります。
お好みで使い勝手のいい方を選んで使ってくださいね。
本の収納に使える無印良品アイテム
無印良品には本の収納に役立つアイテムが沢山。
- 帆布マガジンラック
- コンパクトマガジンラック
- 無印の段ボールボックス
- 無印のとたんボックス
- パルプボードボックス
無印良品のアイテムの中でとくにおすすめな本の収納グッズを5つ紹介します。
本収納アイテム【無印良品】①:帆布マガジンラック
無印良品の帆布マガジンラックは、ソファーのサイドなどにいま読んでいる本を数冊収納するのに便利なサイズです。
白と木目を基調としているので、部屋の中にさりげなく置いても、すっきりと使うことができますよ。
また使わない時は、ワンアクションでためて家具のすきまや、ソファーの下に収納しておけますので、邪魔にもなりません。
本収納アイテム【無印良品】②:コンパクトマガジンラック

無印良品のコンパクトマガジンラックは、卓上用のマガジンラック。
白を基調としたラックは、大きなダイニングテーブルの一角やローチェストの上などにぴったりと合いそうな雰囲気ですね。
仕切りは全部で4つあり、雑誌や新聞などの薄いものをはさんでおくのに便利です。
本以外にもタブレットの収納にも使えそうですね。
購入するなら無印の店舗か公式サイトがおすすめ。
3000円ほどで購入できますよ。
本収納アイテム【無印良品】③:無印の段ボールボックス
無印良品のブラックカラーのダンボールボックスは、ごちゃごちゃした本をまとめて収納し、隠してしまいたいひとにおすすめのアイテム。
丈夫な箱で、あまり使わないものや目立つものをすべて収納しておくことができます。
ダンボールボックスには引き出し式のものと、蓋式のボックスがあります。
価格も1000円以下で1つ購入可能なので、コスパもいい収納グッズです。
本収納アイテム【無印良品】④:無印のとたんボックス
無印のトタンボックスは、キッチンやリビングなど使いまわしのきくボックスです。
見た目がおしゃれなので、本やDVDなどもこの中に入れて収納すれば、統一感がでて部屋の中がすっきりしますよ。
とたんは湿気に強く、除湿剤と一緒に箱本をしまえばカビ対策にも。
また箱に入れておけば、大切な本の日焼けも防ぐこともできます。
サイズも大(25.5×奥行33×高さ21cm)と小(20×奥行26×高さ15cm)の2つがあるので本のサイズにあわせて使い分けることができます。
本収納アイテム【無印良品】⑤:パルプボードボックス
無印のパルプボードボックスは、紙でできた軽くて丈夫な棚。
サイズもバリエーションが多く、自分の好みのサイズの棚を5つまで組み合わせて使うことができます。
アパートやマンションは、大きな本棚は設置しにくいですよね。
けれどこのパルプボードボックスなら、軽くて持ち運びもできるし、ジョイントをはずせば小さな棚ごとにわけることができます。
収納が少ない部屋や引っ越しが多い方で本の収納場所を増やしたい人におすすめのボックスです。
本の収納アイデア実例
本を収納するといっても雑誌がまがってしまったり、本の高さがバラバラで掃除がしにくかったりと悩みが多いもの。
そんな本を上手に収納できるアイデアを紹介します。
- 奥の本をティッシュ箱でかさまし
- 雑誌のまがりは厚紙をはさめばすっきり解消
- 読まない本の収納は乾燥材と一緒に収納
- 黄ばんだ本は紙ヤスリで元の色を
- ブックコートフィルムでカバー
使い勝手がぐっと良くなる本の収納アイデアを5つ紹介します。
アイデア①:奥の本をティッシュ箱でかさまし
文庫本や漫画などは冊数が多いため手前と奥とで本棚に収納しているかと思います。
そうすると奥の本が見えずに、欲しい本を取り出すのがいちいち不便ですよね。
そこで役に立つアイテムがティッシュ箱。
奥に空のティッシュ箱をおき、高さをかさましすれば本の背表紙が一発で読めるようになります。
コツは本棚の仕切り板の高さ調整の余裕をもたせること。
またティッシュ箱以外にも発泡スチロールや段ボールでもできますので、使いやすいかさましアイテムを探してみてくださいね。
アイデア②:雑誌のまがりは厚紙をはさめばすっきり解消
雑誌を立てて収納すると、本の下の部分がへにゃっとまがってしまった経験はありませんか?
雑誌の先がまがると、読みにくいですしお気に入りの雑誌だと気分が落ち込んでしまいますよね。
雑誌と同じサイズの厚紙を用意して、雑誌の真ん中にはさむだけで、このまがりが解消することができるんです。
厚紙以外にも、硬質のポリプロピレン板なども使えますよ。
アイデア③:読まない本の収納は乾燥材と一緒に収納
読まない本を箱に詰めておくと、気づくとカビが生えて本の色も黄ばんでしまうことも。
この本の収納トラブルを解決するためにはちょっとした工夫が必要です。
本を箱にしまう場合は、間に乾燥剤をはさみ湿気対策をしっかりしてくださいね。
また押入れの奥などに長期に本を収納する場合は、段ボール製の箱よりもプラスチック製のものかトタンのボックスがおすすめ。
湿気を防いでくれるのでカビもダンボールで収納するよりも生えにくいです。
アイデア④:黄ばんだ本は紙ヤスリで元の色を
古本で気になるのが本の黄ばみですよね。
黄ばんだ本は紙ヤスリで元の色を出すことができます。
やり方は簡単で、まず木の破片に紙ヤスリをまきます。
次に最初は粗い紙ヤスリを(150~400番)本の紙の方向に向かってかけ、仕上げに目の細かい紙ヤスリ(800~200番)をかけるともとの紙の色がでてきます。
本の黄ばみは日焼けや湿度などが原因なので、本棚の設置場所に気を付けたり、扉付きの収納棚を使う等の工夫をするだけでだいぶ綺麗な状態をたもてます。
本を収納するときは設置場所にも注意してくださいね。
アイデア⑤:ブックコートフィルムでカバー
本を大切に収納するにはカバーをかけるのが一番です。
カバーをかければ汚れも日焼けもある程度防止できますからね。
しかし紙のカバーをかけてしまうと背表紙が見えず本を探すのが大変ですよね。
そこで透明なブックコートフィルムを使うのがおすすめ。
このブックコートフィルムは透明なフィルムで、UVカットや傷の防止になります。
またある程度の防水効果も高まりますので、万が一何かをこぼしたときもさっと拭くことができますよ。
このブックコートフィルムはAmazon等でも購入できます。
ただし貼り方にコツが入るため、始めて貼る人には難しいかもしれません。
また何百冊ある本に貼るのは大変ですよね。
そういった方には、100均で販売されている透明なブックカバーがおすすめです。
とくにダイソーでは雑誌サイズから文庫本サイズまで様々なサイズを販売しています。
ただし100均の透明なブックカバーは、軟質プラスチックの為車内などの高温の場所には置けませんのでご注意くださいね。
本の落下から子供を守る方法
子供さんがいると上の方に収納してある本に手を伸ばして無理やり取ろうとしたときに、他の本も一緒に落ちてきてしまって危ないですよね。
そのため子供の背の高さ以上の位置にある本は、次のような工夫が必要です。
- 簡易のカーテンで目隠しし本が見えないようにする
- アイアンバーや着脱式のベルトを真ん中にとりつけて本の落下を防止する
- 下に角材か4cmくらいの板を取り付けて、本が簡単に滑り落ちないようにする
- 自転車の荷物止め用のゴムを本棚に取りつける
こういった工夫をすれば本が落下しにくくなりますよ。
100均でそろうアイテムもありますので上手に活用するとお金をあまりかけずに対策ができます。
ただ地震などで本棚自体が倒れてきたら一番危険です。
なので本棚自体を固定して本棚自体が倒れてこないようにしてくださいね。
おすすめの収納本

無印や100均、イケアのアイテムを使ったアイデア収納を特集した雑誌です。
本の収納方法はもちろんのこと、キッチンや水回りなどでも使える裏技がたくさん。
プチプラアイテムを使いこなして、上手な収納方法を目指したい人におすすめの一冊です。
定期的に整理をして使いやすい本棚収納を目指そう
本は気づけば本棚からあふれかえっていることもしばしば。
そうならないようにもまずは整理して大切な本だけを残す習慣を持ちましょう。
仕分けをするだけでも本の収納がかなりすっきりし、掃除もしやすくなります。
なので「本の収納を見直したい」というときはまずは本の断捨離から始めてみてくださいね。