ティファールの圧力鍋で作るカレーの作り方
圧力鍋の使い方って難しいと思っていませんか。
それでは、まずはじめに、簡単で使いやすいと評判のティファールの圧力鍋を使用したカレー作りの動画をご紹介します。
煮込み時間はたったの6分です。
操作方法もいたってシンプルに開発されています。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ8選
圧力鍋でカレーを作ると、野菜や肉が水から茹でることに比べて、とても短時間で仕上がります。
さらに、味がしみこみやすくなっているのもポイントです。
それでは、圧力鍋で作るカレーの時短レシピを8つご紹介します。
- ひき肉のキーマカレー
- サバカレー
- 手羽先カレー
- 豆カレー
- かぼちゃカレー
- チキンカレー
- ほうれん草カレー
- トマトカレー
圧力鍋で作る時短カレーレシピ①:ひき肉のキーマカレー
お肉をひき肉にすると、普通の鍋で作るときも時短にできます。
しかし、圧力鍋で作るひき肉のカレーは肉のうまみが短時間でしっかり出てくるので、おすすめです。
他の具材もチョッパーなどを使ってみじん切りにすると、ぐっと時短になりますね。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ②:サバカレー
今、人気のサバ缶を使ったカレーです。
サバ缶はすでに調理済みなので、そのままでもおいしいですね。
でも、圧力鍋で煮ることで、さらにホロホロにおいしくなります。
魚が苦手なお子さまにもおすすめです。
いっしょに白菜を煮込むと、トロトロの白菜がまたおいしいですよ。
また、白菜ではなく、大根をサイコロ状に切って入れても、ゴロっとしているのに、口にいれると柔らかくておいしいです。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ③:手羽先カレー
手羽先を使うと、お肉を切る時間がいりません。
材料も、適当な大きさに切って、ポンポンと鍋に入れるだけ。
食べるときに手が汚れてしまいますが、お肉の骨からしっかりうまみ成分がスープにあふれて、おいしくなります。
がっつりワイルドに食べちゃいましょう。
それに、手羽先にはコラーゲンがたっぷり含まれていますので、女性には嬉しいメニューですね。
お手拭きを忘れずにご用意くださいね。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ④:豆カレー
最近では、豆がすでに柔らかい状態になって、パウチや缶詰で販売されています。
具材をミックスベジタブルにしたりすると、更に時短になります。
豆類は腹持ちもいいので、朝カレーにもおすすめです。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ⑤:かぼちゃカレー
硬いかぼちゃも、多少大きく切っちゃっても大丈夫。
優しい甘さが広がるカレーになります。
ただし、混ぜすぎるとかぼちゃがとけてしまいますので、食感を楽しみたい方は混ぜ方に気を付けてください。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ⑥:チキンカレー
カレーの定番、チキンカレーです。
ぶつ切りの鶏肉も圧力鍋にかかれば、お口の中でホロホロと崩れます。
煮込む時間がほとんどいらないのがいいですね。
野菜もゴロゴロ大きく切っても、ジャガイモもニンジンもしっかり柔らかくしあがります。
もちろん、玉ねぎとチキンだけでも、シンプルでおいしいです。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ⑦:ほうれん草カレー
ほうれん草も入れてヘルシーなカレーに。
ほうれん草は水溶性の栄養素が多いので、カレーにしてしまえばスープに流れ出た栄養素もしっかり摂取できます。
ゴロゴロのジャガイモも、圧力鍋にかかればホクホクな仕上がりになります。
ジャガイモもカボチャと同じく、混ぜすぎると崩れてしまうので、ご注意ください。
圧力鍋で作る時短カレーレシピ⑧:トマトカレー
ざく切りした生のトマトでもいいですが、トマト缶だとさらに時短で料理できます。
トマトは煮込まないと、酸味が勝ってうまみがでてきませんが、圧力鍋だと、短時間でうまみを引き出すことが可能です。
それに、トマトには加熱に向いている品種と、生食用の品種があります。
ホールトマトは加熱に向いている品種ですね。
また、トマトカレーはシーフードとも相性抜群ですので、具材を野菜だけでなく、シーフードミックスをプラスして入れてもいいですね。
もちろん、お肉とも相性抜群です。
さて、カレーのレシピをご紹介しました。
カレーはさらにトッピングしてもおいしい料理ですよね。
組合せは無限に広がります。
買ってきたお惣菜のコロッケやチキンカツを乗せたり。
ウインナーを焼いたものを乗せたり。
茹で卵をスライスしたものや、温泉卵、生卵をカレーに乗せても美味しいです。
玉ねぎだけを入れたカレーを作り、納豆をトッピングしても面白いですね。
チーズを乗せるとそれだけでちょっと豪華な感じにもなりますね。
時短で空いた時間でトッピングを作るのも楽しいですよ。
圧力鍋で作るカレーの適切な加圧時間と水の量を解説
圧力鍋と一言でいっても、造っているメーカーや機種によって、その圧力に差があります。
なので、適切な加圧時間や水の量というのをはっきりとした数値を示すことはできません。
しかし、カレーを作る場合、大きめの肉が入ると5~6分。
ひき肉や薄切り肉、野菜だけといった場合ですと、3~4分ぐらいが標準的な加圧時間です。
加圧時間とは、圧力がMAXになった状態から弱火に切り替えて煮込む時間のことです。
機種によっては、シューシューと激しく音がしますね。
まず、鍋に具材を入れて水分を適量いれます。
それからしっかりふたをして、強火で加圧。
圧力がMAXになったら、火を弱火にして指定の加圧時間で煮ます。
時間が来たら火を止めて鍋を冷まし、圧力を抜きます。
この工程が大半の圧力鍋の使い方になります。
詳しくは商品に付属されている取扱説明書などをしっかり読んでくださいね。
つぎに水の量についてですが、基本的には具材の半分以上の水分が必要です。
これも、取扱説明書に水分は最低どれくらい入れるようにと指示がありますので守ってください。
市販のカレールーの箱の裏面に書かれている分量ですと、水分が多めのカレーになります。
なぜなら、圧力鍋で作ると、ほとんど水分が逃げないからです。
しゃばしゃばな水分多めのカレーが好きな方は、分量通りに作っていただいてもいいです。
味が薄いと感じたら、カレー粉を足したり、ケチャップやウスターソースなどの隠し味を加えてもいいですね。
また、圧力鍋でカレーを作るときの最大の注意点があります。
それは、カレーのルーは加圧が終わってふたをとってから入れるということです。
なので、水の量を少なめに入れても、様子を見ながらカレーのルーを入れればいいので、最低限の水の量から作りたい分だけの水をいれておけばいいのです。
ただし、圧力鍋のMAXの水位もありますので、ご注意ください。
鍋によっては内側に印があります。
圧力鍋の使い方はどんどん簡単になって、楽になってきています。
しかし、どんなに便利だといっても使用方法を誤ると大惨事にもなりかねませんので、取扱説明書は必ず読んでください。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー8選
では、圧力鍋でカレーを作る際におすすめのルーを8つご紹介します。
圧力鍋でカレーを作ると、混ぜているうちに材料が崩れてしまいます。
なので、あまり混ぜなくていいフレークタイプを中心にご紹介します。
しかし、固形タイプが好きという方も安心してください。
固形タイプでも、大丈夫な方法をお伝えします。
- 成城石井「おうちでホッとカレールー」
- カルディ「カレー・ルー」
- エバラ食品「横浜舶来亭」
- ハウス食品「ジャワカレー」
- オリエンタル「米粉カレールウ」
- ハチ食品「カレー専門店のカレールー」
- ハウス食品「こくまろカレー」
- キャニオンスパイス「こどものためのカレールウ」
圧力鍋に使えるおすすめカレールー①:成城石井「おうちでホッとカレールー」
無添加で身体に優しいカレールーです。
作る量や味の濃さが調整できるフレークタイプなのも嬉しいですね。
化学調味料が苦手な方におすすめです。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー②:カルディ「カレー・ルー」
こちらもフレークタイプなので、調整が可能です。
大量生産ではなく、じっくり作られいますし、研究を重ねてさまざまな隠し味が調合されています。
隠し味にブラックコーヒーを少し入れるとまた違った味わいになりますよ。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー③:エバラ食品「横浜舶来亭」
溶けやすいフレークタイプなので、あまり混ぜたくない食材の時に重宝します。
行列のできるカレー屋さんも、おうちではこれを使っていたとか。
ルーが余ってっも、カレーピラフや、カレーコロッケなど他のレシピに多用できるのもいいですね。
病みつきになる人が続出しているようです。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー④:ハウス食品「ジャワカレー」
ピリッと辛いのがお好きな方におすすめなカレールーです。
「プライムジャワカレー」だと、辛さや味はそのままに、カロリーが50%カットされています。
さらに、「マイクロ粉砕ルウ」ということで、溶けやすくなっています。
そして2皿分×4包なので、少人数のご家庭や一人暮らしにもおすすめですね。
通常の8皿は4皿分×2包が多いです。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー⑤:オリエンタル「米粉カレールウ」
オリエンタルさんは、愛知県にある老舗の食品会社です。
日本ではじめて『ルウタイプのインスタントカレー』を販売したとして知られています。
小麦粉の粉っぽさが苦手な方におすすめです。
残念ながら製造工場では、小麦粉を使った商品の製造もおこなっていますので、完全にアレルギー成分は除去されていません。
しかし、小麦粉を米粉に替えているため、トランス脂肪酸を低減している商品になっています。
健康が気になる方にもおすすめです。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー⑥:ハチ食品「カレー専門店のカレールー」
こちらも、日本ではじめてカレー粉を作った老舗の食品会社です。
刺激が強いタイプが苦手な方におすすめです。
この企業は商品のレパトリーが多く、面白いカレー商品もあるのでチェックしてみるのも楽しいですよ。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー⑦:ハウス食品「こくまろカレー」
定番の固形タイプのカレールーです。
混ぜても安心な具材で、しゃばしゃばカレーが好きという方におすすめです。
加圧が終わってふたをとったら、ルーを投入。
鍋用のふたをして余熱で溶かし、ルーの原形がなくなったら弱火で混ぜて軽く煮込めばOKです。
しゃばしゃばキーマカレーや豚の薄切りと玉ねぎだけカレーなどのシンプルなカレーにおすすめ。
スーパーの安売りによくなる商品ですので、低コストなのもうれしいですね。
今まで通り固形タイプのカレールーがいい!という方は、上記の方法でチャレンジしてみてください。
圧力鍋に使えるおすすめカレールー⑧:キャニオンスパイス「こどものためのカレールウ」
インスタグラムでも話題の「こどものためのカレールウ」。
1歳から食べられる商品で、かぞくのためのカレーシリーズのひとつです。
他にも「おとなのためのカレールウ」もあります。
加圧が終わったら、子供用と大人用に鍋を分けてそれぞれにルーを調整できます。
なかには、子供の年齢に合わせてルーを調整しているお母さんもいます。
クリームシチューやハヤシライスもあるので、ルーを変えるだけで、レパトリーも広がりますね。
子供に安心して食べられる商品を提供したいというコンセプトの商品なので、刺激の少ない、優しい味わいになっています。
おすすめの圧力鍋
圧力鍋は種類も多くてどれを選べばいいのか悩みますよね。
取っての形や圧力の見方など、基準はさまざま。
大容量で作られるなら両手持ちがおすすめです。
それでは、おすすめの圧力鍋をいくつかご紹介します。
冒頭の動画でも使い方をご紹介した、ティファール社の商品です。
圧力鍋はふたをしっかりしめないと意味がありません。
この商品は、360度どこの位置でもふたがぴったり合ってロックするのも簡単です。
圧力調整がダイヤルでできるのもいいですね。
しっかり10年保障(消耗品は除く)もついていますよ。
フィスラー社の圧力鍋も長年の愛用者がいる商品です。
ふたの開閉もわかりやすいので、コツをつかめば簡単です。
加圧の状態もラインの色で分かるようになっているので、火加減の調整も楽にできます。
構造もシンプルなので、お手入れもしやすいです。
片手ですが、反対側にも持ち手があるので、大量に作っても安心して両手で運べます。
こちらも10年保障(付属品は除く)付きです。
最後に電気圧力鍋をご紹介します。
ガスやIHを使う圧力鍋ですと、鍋の近くにいる必要があります。
しかし、この電気圧力鍋ですとすべての工程が炊飯器と同様にお任せでできちゃいます。
しかも、圧力調理だけではなく、蒸し調理や無水調理、温め直しも可能です。
炊飯器のように、置くスペースさえあれば、このような電気商品も検討してみてはいかがでしょうか。
他のメーカーからも販売されていますよ。
ただし、2~4人の少人数向けになってしまいます。
おかわりがしたい中高生男子がいるご家庭では、大量に作れないので難しいかもしれませんね。
カレーを作るなら、便利で簡単な圧力鍋で時短!
子供の習い事や、共働き世帯、料理に時間も手間もなかなかかけられなくなってきています。
それでも、家族のためにおいしい料理を提供したいですよね。
圧力鍋なら、子供が苦手な野菜も短時間で柔らかく仕上がります。
大根の煮付けなど普通の鍋で作るよりも短時間で、味がしみしみでじゅわっとおいしいものができあがります。
今回は家族みんなが大好きなカレーを取り上げてご紹介しました。
カレーのルーは加圧が終わってから入れるこのルールさえまもれば、誰でも簡単においしく短時間でカレーが作れます。
余った時間で休憩するのもよし。
子供と遊ぶのもいいですね。
あともう1品作る余裕もできますよ。
時短ですが、手抜きだと言わせないおいしい料理をぜひ作ってください。
圧力鍋のコツをつかめば、さらに料理のレパトリーも増えます。
圧力鍋初心者の方はぜひ、まずはじめに、簡単でおいしいカレーを作って圧力鍋の使い方をマスターしてください。