電子レンジで簡単ゆで卵の作り方を解説
これはびっくりな方法ですね。
電子レンジで卵を温めてはいけない、と言うのは常識ですからね。
実は、電子レンジを使って、温泉卵でも半熟卵でも固ゆで卵でも、簡単に作れてしまうんです。
まず、温泉卵ですが、適度な大きさのある耐熱皿に卵を割って入れ、黄身がかぶる程度に水を入れます。
500Wの電子レンジなら、サランラップをかけてレンジで1分チンして取り出し、お皿に残った水を捨てたら完成です。
600Wの電子レンジで作るなら、サランラップ不要です。
まずは40秒でいったん止めて、更に20秒追加でチンしましょう。
半熟卵、固ゆで卵を作る場合は、まず、卵をアルミホイルでしっかり包みます。
耐熱容器に入れて卵がしっかりかぶる量の水を入れて、サランラップをかけて電子レンジに入れます。
半熟卵の場合は、600Wで8分50秒、固ゆで卵の場合は、600Wで11分、500Wなら5分チンした後、そのまま5分間放置して余熱で火を通します。
500Wの電子レンジで半熟卵を作るなら、温泉卵を同じ要領で。
黄身に爪楊枝などで何か所か穴を開け、約1分チンするだけで出来ますから、もっと簡単ですね。
いずれにしても出来上がったら、速やかに卵を冷水に浸けて下さいね。
フライパンで1分!半熟ゆで卵の簡単レシピ
フライパンを使うと、短時間で半熟ゆで卵が作れるんですよ。
勿論、作り方もとっても簡単です。
フライパンを使うなら、必要な水もたったの50cc、一度にいくつかの卵を調理する事も可能です。
フライパンは、しっかりフタが出来るものが必要です。
作り方はまず、あらかじめ卵を冷蔵庫から出し、常温に戻しておきます。
フライパンに卵を乗せたら、分量の水を入れ、しっかりフタをしましょう。
始めは強火で沸騰するまで加熱し、沸騰したら今度は中火にして5分ゆでます。
5分経ったら火を止めて、1分間そのまま置いておくのです。
実はこの、置いておく時間の長さによって、卵の固さを変えられるんです。
半熟卵だけでなく、固ゆで卵も作れるんですよ。
固ゆでにしたい場合は、置いておく時間を8分ほどにしましょう。
出来上がった卵は勿論、水で冷やします。
フライパンで作ったのなら、普通の水道水そのままの温度で大丈夫です。
氷などが要らない所も、エコノミーで良いですね。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ10選
ゆで卵の味付けも、色々あって迷いますね。
ゆで卵には、単純に塩などをかけるだけでなく、色んな味の付け方があります。
- 塩ゆで卵
- 半熟味玉
- 味噌味玉
- 酢醤油味玉
- ウスターソースの味玉
- エスニック味玉
- カレーマヨ卵
- パクチーゆで卵
- はちみつゆで卵
- 低糖質ゆで卵
卵に直接味をつけるレシピ、卵にかけて一緒に味わうレシピ、どちらも普通の家庭でできる、ものすごく簡単なものですよ。
それでは、紹介しましょう。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ①:塩ゆで卵
コンビニなどで良く売っている、あの塩味の殻付きゆで卵です。
お家でも簡単に作れるんですよ。
あらかじめ、適当な容器で水に大量の塩を溶かしてできる限り濃い塩水を作り、冷蔵庫で冷やしておきます。
ゆで卵を好みの固さに作り、熱いうちに塩水に投入します。
そのままの状態で、冷蔵庫に入れて冷やして出来上がりです。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ②:半熟味玉
よく、ラーメン屋さんのラーメンに乗っているあの煮卵ですね。
まず、味付け用のたれを作りましょう。
フライパンに市販のめんつゆ(3倍濃縮)、みりん、水を入れて、ひと煮立ちさせます。
出来上がったら、密閉できる容器に入れて冷蔵庫でしっかり冷やしておきましょう。
冷やしている間に、半熟卵を作ります。
ゆで上がったら、殻をむいて先ほど作って冷やしておいたたれの中に入れます。
後は、また冷蔵庫に入れて漬け置きして完成です。
漬け置きの時間はお好みで良いですが、長すぎると塩辛くなってしまいますから気を付けましょう。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ③:味噌味玉
味噌を使った味わい深い、ゆで卵のレシピです。
まず、味噌、醤油、砂糖、水をよく混ぜてたれを作りましょう。
半熟卵か固ゆで卵を作って殻をむき、このたれの中に2時間ほど漬けこむだけです。
味がしみこみ過ぎますから、漬ける時間は長すぎないようにしましょう。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ④:酢醤油味玉
醤油の塩辛さと、酢の酸味が良い感じの、味付きゆで卵です。
まずは、卵をゆでましょう、半熟でも固ゆででも良いですよ。
卵をゆでている間に、漬け込むための酢醤油を作ります。
酢醤油は、みりん、酢、醤油を耐熱ボウルに入れてよく混ぜ、軽くサランラップをかけて電子レンジで1分ほどチンするだけで出来ます。
酢醤油は良く冷ましておきましょう。
良く冷めたら、ジプロックなど確実に封が出来る容器に移します。
ゆで卵が出来たら殻をむいて良く冷めた酢醤油に漬け込み、冷蔵庫に入れます。
2日程寝かせておけば、完成です。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑤:ウスターソースの味玉
こちらは、ちょっと洋風の味付きゆで卵です。
半熟卵で作る超簡単レシピですよ。
まず、半熟卵を作ります。
出来上がったら殻をむき、ウスターソースに漬け込みます。
あとは、冷蔵庫に入れて、2時間ぐらい経ったら完成です。
味の好みによって、漬け込み時間は調整しましょう7。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑥:エスニック味玉
エスニック料理が大好きな方なら、たまらない味付け卵です。
ナンプラーを使いますから、ベトナム風ですね。
卵は、ゆで卵、半熟卵どちらでも大丈夫です。
好みのものを作って下さい。
卵をゆでている間に、たれを作ります。
卵を漬けられる容器に適量のナンプラー、オイスターソースを入れ、鰹だしで適当な濃さに薄めておきましょう。
卵が出来たら、殻をむいて漬け込んで下さい。
冷蔵庫に2~3日置いて完成です。
たれにニンニクのみじん切りや、セロリの葉も漬け込んでおくと、味のアクセントになりますよ。
注意点は漬け過ぎない事、何日も漬けっぱなしにしておくと塩辛くなってしまいますから、食べられる分だけ作り、早く食べきってしまいましょう。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑦:カレーマヨ卵
ここからは、ゆで卵にかけて味付けする方法です。
まず、マヨネーズにカレー粉を適量混ぜ、小皿に盛っておきましょう。
卵は好きな固さにゆでて下さい。
ゆで卵が出来上がったら殻をむき、これを付けながら食べるのです。
カレーと卵は、そもそもよく合いますから、病みつきになるぐらいおいしいですよ。
しかし、マヨネーズにも卵が使われていますから、卵の食べ過ぎにならないように気を付けましょう。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑧:パクチーゆで卵
パクチーは近年大人気、大好きという人も多いですね。
このパクチー、卵の味付けに使う事だってできるのです。
材料は、卵とスイートチリソースと、パクチーです。
まず、好みの固さのゆで卵を作ります。
ゆで卵の殻をむき、スイートチリソースを塗って、その上にパクチーの葉を乗せましょう。
スライスしたゆで卵の上にかけると、赤、緑、黄色と三原色がそろってきれい、おしゃれ度が上がりますね。
パクチーは、生の葉を使うのが理想ですが、手に入らなければ、乾燥タイプのもので代用しましょう。
乾燥させたパクチーを使う場合は、そのまま使わず、表示に従って戻してから使って下さいね。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑨:はちみつゆで卵
ここまでは、おかずやおつまみに使える味付けゆで卵でしたが、ゆで卵を、おやつみたいに味わえる味付け方もあるんですよ。
まず、好みの固さのゆで卵を作りましょう。
殻をむいてお好みのハチミツをかけ、食べる、レシピとは言えないぐらいに簡単です。
ゆで卵の黄身にハチミツで、栗の味、なんていわれるぐらい、ハチミツはゆで卵に合うのです。
ゆで卵は殻をむいてそのままでもいいですし、卵を色んな形にカットした上に、ハチミツをかけてもおいしいですよ。
簡単!ゆで卵の味付けレシピ⑩:低糖質ゆで卵
今、話題の低糖質。
ゆで卵も味付けを工夫すると、低糖質の、ダイエット中の間食に向いた料理になります。
まず、封が出来る容器で、醤油と人工甘味料で漬け込み用のたれを作っておきましょう。
好みの固さにゆでた卵の殻をむき、この中に漬け込みます。
甘辛い、お餅の砂糖醤油でお馴染の味が味わえますよ。
ただし、人工甘味料はものによって、甘さが違いますので、表示をよく見て分量を調整して使って下さいね。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法8選
ゆで卵を作る時の悩みに、上手に殻がむけない、と言うのもありますね。
実は、簡単に解決できる方法があるんです。
- スプーンで叩く
- 卵をしっかり冷やす
- ゆでる前にひと工夫
- 鍋を振る
- ティースプーンを使う
- 流水を当てながらむく
- 平らな所で卵を手で転がす
- スプーンでくり抜く
一般に、古い卵の方がきれいに薄皮をむけると言いますが、この方法を使えば、新しい卵でも簡単に、きれいにむけますよ。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法①:スプーンで叩く
スプーンの背中で卵の殻を叩いて、細かいひびをたくさん入れる、たったこれだけの簡単な方法です。
スプーンは、カレースプーンのような、大きいものを使いましょう。
卵全体をひたすら、出来るだけ細かいひびが、たくさんできるまで叩きます。
卵の殻が浮いたような状態になったら、卵を蛇口の下で流水にさらしましょう。
手で何もしなくても、水圧だけで、きれいに卵がむけますよ。
とても簡単で安全ですから、お手伝いとして子供に任せてやってもらってもいいですね。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法②:卵をしっかり冷やす
ゆで卵づくりの基本、しっかり冷やす、を、もっと徹底してする方法です。
卵がゆで上がったら、常温の水道水ではなく、氷水や、冷蔵庫で冷やしておいた水を使って冷やしましょう。
たったこれだけ、簡単ですね。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法③:ゆでる前にひと工夫
卵をゆでる前に、画鋲などを使って卵の下の部分に小さい穴を開けましょう。
殻に穴を開けておくと、卵の殻をむきやすくなるだけでなく、ゆでている間に卵が割れることも防げます。
卵の下の部分とは先が丸くなっている方のことです。
画鋲など、針を使って卵に穴を開ける時は、穴が大きくなり過ぎないようにすることが大切、穴が大きすぎると、そこから白身が流れてしまうのです。
もちろん、画鋲はちゃんと抜いてからゆでましょう。
また、100均で卵に穴を開ける道具を扱っていますから、これを使うともっと簡単ですよ。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法④:鍋を振る
こちらは、ゆであがって充分冷やしてからしましょう。
ゆで卵を冷水から取り出して別の鍋に入れる、あるいは、鍋で冷やしているなら、鍋の中の冷水を捨てて、その鍋を引き続き使って良いですよ。
要は、空の鍋にゆで卵を入れ、鍋ごと振るのです。
鍋を振っているうちに、卵が壁にぶつかって、殻にひびが入りますね。
何回も壁にぶつかるうちに、殻が部分的にはがれていきます。
適度に殻がはがれたら、振るをやめ、割れたところから丁寧に手でむいていきましょう。
ちょっと力仕事になりますが、簡単ですね。
しかし、鍋は必ず横に振ること、縦に振ったら、卵が飛んで行って台無しになってしまいますよ。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法⑤:ティースプーンを使う
今度は、ティースプーンを使う方法です。
まず、完成したゆで卵の殻にひびを入れます。
ひびを入れる方法は、ここまでに紹介した、カレースプーンで叩く方法や鍋を振る方法、もっと他の方法でも良いですよ。
やりやすい方法を選んでして下さいね。
卵の殻全体にひびが入ったら、卵の下の部分の殻を少し手でむき、ここから白身と殻の隙間にティースプーンを差し込みます。
ティースプーンをぐっと奥まで差し込んだら、そのまま卵の中で一周させましょう。
卵と殻が全部はがれたら、ティースプーンを取り出して、殻をむきます。
きれいにむくことは出来ますが、卵と殻の間にスプーンを差し込むのは少し技術が要ります。
あまり簡単な方法とは言えないですね。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法⑥:流水を当てながらむく
これはものすごく簡単、良く知られていますから、普段からやっている人が多いですね。
卵の殻をむくときは、蛇口の下で流水に当てながらむきましょう。
あらかじめ、ゆで卵の殻にひびを入れておくと効果抜群です。
ここまで紹介しました通り、ひびは細かく入れておくほど良いです。
ただ、流水も冷たい水でしなければなりませんので、冬場にこれをすると、ちょっと辛いですね。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法⑦:平らな所で卵を手で転がす
卵の殻にひびを入れる、簡単な方法の1つです。
ゆで卵をまな板など、平らな台の上に置き、卵の上から手のひらで軽く押さえて、そのままゴリゴリと転がすのです。
こうすると、卵の殻全体に粗いひびが入り、所々、殻がはがれた状態になっていきます。
程よく殻がはがれたら、転がすのをやめ、あとは手で丁寧に残った殻をむいていきましょう。
特別な道具の要らない、簡単な方法ですが、力加減が大切です。
力を入れ過ぎるとゆで卵そのものが潰れてしまい、せっかく作ったのが台無しになってしまいます。
ゆで卵を切ったりつぶしたりして使うのならば、気にしなくて良いですが、きれいな形のゆで卵を作りたい時は、気を付けましょう。
スルスル簡単に剥けるゆで卵の方法⑧:スプーンでくり抜く
こちらは、ポテトサラダに入れるとかタマゴサンドを作るとか、卵を刻んだり、つぶしたりして使う場合に向いたむき方です。
まず、ゆで卵を殻ごと、手で豪快に2つに割ります。
2つに割れた卵の、殻と白身の間に小さいスプーンを差し込み、くり抜くようにして中身を取り出します。
あとは、卵を料理に必要な形に切ったり、つぶしたりして、下ごしらえに取り掛かりましょう。
卵の形を気にしなくて良いので、気分的にも楽ですね。
簡単なだけでなく、作業にかかる時間も、卵1つあたり数秒というのも良い所です。
おすすめの電子レンジ調理グッズ
卵を電子レンジで調理するのに、便利なグッズが売っています。
道具の中に水と卵をセットして、電子レンジでチンするだけで、ゆで卵が出来る、簡単便利なグッズです。
卵の固さも思いのまま、固ゆで卵も半熟も作れるんです。
調理中、卵の様子を気にしなくていいので、ゆで卵を作っている間に、他のおかずを作ったり、など、時間を有効に使うのにも役立ちますよ。
このグッズは、2つ用、4つ用など、ものによって一度に調理できる卵の数が決まっています。
お家でいくつ、ゆで卵を作っているか、考えて選んでくださいね。
簡単だけど、奥が深いゆで卵
卵はとても優秀な食材ですね。
卵を使った料理は多いですが、どれも、簡単そうで、実は難しいんですよね。
ゆで卵もその1つ、お湯でゆでるだけ、と、簡単なレシピでありながらも、うまく作るのは難しく、きれいな形で食卓にあがらせるのも難しいものです。
しかし、本当に簡単な方法で解決出来るんですね。
簡単だけど、奥が深いゆで卵、心の底から味わいたいですね。