年収700万円での手取り額やボーナスについて解説
年収が700万円の場合の手取り額は「約535万円」になります。
年収が700万円だからといって、手元に残る「手取り額」が年間を通して700万円というわけではないのです。
年収というのは、稼いだお金から税金や保険などを引かれる前の金額となります。
そして税金や保険などを引かれた後の、手元に残るお金が手取りとなるのです。
年収700万円だと税金は「約99.7万円」保険は「約65.3万円」として、引かれる金額の合計は「約165万円」くらいになるでしょう。
そのため手取りは「約535万円」となるのです。
また年収700万円の人のボーナスは「約105万円」とされています。
ボーナスは年収に含まれているため、年収から推測することができるのです。
よく言われているのはボーナスの金額は、年収の約15％と言われています。
そのため年収700万円の15％は「約105万円」と推測されるでしょう。
年収700万円で子供が2人いるご家庭の住宅ローン情報や内訳をご紹介
年収700万円の家族が住宅ローンを組みたいときには、約4000万円の借り入れが可能です。
しかし年を重ねるごとに同じ年収でも、組めるローンの金額は下がっていきます。
それは年を重ねるごとに健康で働くことができる期間が、少なくなっていると判断されるからです。
住宅ローンを組むときには、年収と年齢を考えましょう。
そして住宅ローンを組む前に一番考えなくてはいけないのは、生活スタイルになります。
子供がいる家庭といない家庭では、生活に使うお金も変わってくるでしょう。
今回は子供が二人いる家庭の住宅ローンの情報や、家計簿の内訳をご紹介していきます。
住宅ローンを考えている方は、参考にしてみてください。
年収700万円で子供2人 1500万円のマイホーム購入 頭金1000万円の場合
| 住宅ローン返済 | 生活費 | 養育費 | 貯金 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| 7万円/月 | 18万円/月 | 6万円/月 | 10万/月 | 5万/月 |
世帯年収が700万円のご家庭の、住宅ローン情報です。
ご実家の土地に新築を建てたため、土地代はありませんでした。
建物代だけで1500万円で、頭金を1000万円出しています。
残りの借り入れが500万のため、金利も含めて10年ローンで月額7万円を返済しなくてはいけません。
夫と妻の月収の手取りは合わせて46万円なので、住宅ローンの月額分を引くと残りの39万円でのやり繰りになります。
内訳を見て分かる通り、生活費にも余裕があり、子供二人の習い事もさせてあげられているようです。
貯金額にも余裕があり、10年後のローンが終わったときにはもっと余裕がでることでしょう。
年収700万円で子供2人 2900万円のマイホーム購入 頭金300の場合
| 住宅ローン返済 | 生活費 | 養育費 | 貯金 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| 7万円 | 16万円/月 | 10万円/月 | 6万/月 | 7万/月 |
世帯年収700万円の、ご家庭の住宅ローン情報です。
2900万円の新築一戸建ての家を、頭金300万円と2600万円の住宅ローンを組んで購入しました。
35年ローンなので月々の返済は、金利を含めた7万円になります。
夫婦二人の月収を合わせて46万円なので、住宅ローンの7万円を引くと残りが39万円です。
更に受験生の息子がいるため、塾や習い事などの養育費もかさんでいます。
そのため生活費を抑えながら、家計をやり繰りしているようすが内訳からも分かるでしょう。
年収700万円で子供2人 3500万円 のマイホーム購入 頭金なしの場合
| 住宅ローン返済 | 生活費 | 養育費 | 貯金 | その他 |
|---|---|---|---|---|
| 10万円/月 | 22万円/月 | 4万円/月 | 5万/月 | 5万/月 |
夫の収入が700万円の家庭の、住宅ローン情報です。
3500万円の新築一戸建ての家を、35年ローンで購入しました。
月々の住宅ローンの返済は、金利を含めた10万円です。
夫の年齢が30歳のため、65歳まで返済をしなくてはいけません。
夫婦で早期返済を目指して、頑張っています。
そんなご家庭の家計簿の内訳は、生活費にややお金が掛かっている様子です。
夫の月収は46万円のため住宅ローンで10万円引くと、残りは36万円になります。
36万円の内の22万円が生活費で消えているため、貯金額が少なめです。
全体における年収700万円以上の割合
年収700万円以上を稼いでいる人の割合は、国民全体の中で4.3％となります。
100人に4人が、年収700万円以上を稼いでいるということです。
また男女別にも割合は違ってきています。
男性の年収700万円以上を稼いでいる人の割合は、6.3％です。
比べて女性の年収700万円以上を稼いでいる人の割合は、1.4％となっています。
女性の方が割合が低いのは、パート勤務をしている人が多いこともあげられるでしょう。
国民全体の中で1番多い割合の稼いでいる年収は、年収300万円～400万円になります。
年収400万円以下という人の割合は、国民全体の中でも55.2％となるのです。
男女別の年収の割合も、男性の年収400万円以下が39.5％となり、女性の年収400万円以下が78.3％となっています。
国民全体からみた割合や男女別にみた割合からも分かるとおり、年収400万円以下の人の割合が多いと判断されるでしょう。
そして年収700万円以上を稼いでいるという人が、全体の割合で多くないことが分かります。
女性に至っては、年収700万年以上を稼いでいる人は、ごくごく少数となるのです。
現在年収700万円以上稼いでいる人は、100人のうちの4人に入っているということになります。
年収700万円に適した家賃や車の購入金額について解説
年収700万円の適した家賃は、13～17万円の物件になります。
家賃の金額を決めるときには、年収の20％～25％が相場です。
年収700万円の20％～25％となると13～17万円となるので、そのくらいの金額を目指して物件を探すと良いでしょう。
また年収700万円といっても、人それぞれの生活スタイルがあります。
住むところにお金をかけて他を節約したい人や、住むところの金額は抑えて生活費を多く使いたい人など、お金の使いどころはバラバラです。
独身者と家族ありの人のお金の使い方も、大きく違ってきます。
このようにそれぞれの生活スタイルに合わせて、家賃の値段も考えていくとよいでしょう。
年収700万円の家賃の相場である13～17万円は、目安として知っておくと便利です。
年収700万円の車の購入金額については、300万円前後が目安となります。
だいたいは年収200万円以上あれば、車のローンを組むことができるでしょう。
ですので年収700万円の人も車のローンが組むことができ、最大では210万円～280万円のローンを組むことができます。
頭金として300万円より上の金額が必要となるでしょう。
車にあまりお金をかけたくない人は、ローン込みでも300万円以内の車を購入することがおすすめです。
おすすめの上手な貯金本
「お金」と「時間」の自分に合った使い方を、見つけることができる貯金本です。
インスタグラマーやブロガーなど家で仕事をしている人を中心に集めた、「お金」と「時間」の使い方の貯金本になります。
自分が実践できそうな貯金方法だけを採用できるため、無理のない貯金術を手に入れることができるでしょう。
また、貯金だけでなく生活している中で、役に立つ情報が満載となっています。
自分の生活スタイルに合った方法で、すっきりと楽しい貯金生活を送ってみてください。
年収700万円稼いだら計画性をもとう！
年収700万円を稼げるようになったら、お金の管理を計画的に行うことが大切です。
700万円の年収だからといって、手元に年間700万円が入るとは限りません。
年収700万円稼いだ分の、税金を引かれることになります。
そういったことも計算して、住宅や車などのローンを組むといったお金の管理をしましょう。
自分の手元に残るお金を、しっかり把握することからはじめてみてください。
