物を減らす方法&コツ〈基礎編〉
物を減らしたいけど片付けが本当に苦手で、いつも途中で諦めたり片付けできたと思ってもすぐに散らかってしまったりするという方におすすめの方法です。
片付けは大変で苦痛なものという考え方が変わるような、簡単で誰でも挑戦しやすい方法になっています。
- 1日1つずつ物を捨てる
- 洋服から捨てる
物を減らす方法&コツ〈基礎編〉①:1日1つずつ物を捨てる
物が少ないすっきりとした部屋にするには少し時間はかかりますが、ストレスがかかりにくく無理なく物を減らすことができる方法です。
「早くすっきりさせたいから一気に断捨離しよう」と考えて行動に移す方がとても多いのですが、その方法は片付けが苦手な方にはおすすめしません。
なぜなら、物を捨てるには時間も労力もとてもかかるだけでなく、片付けが習慣化されていないのですぐに部屋が散らかった状態に戻りやすいからです。
無理なくできる行動は習慣化しやすいので、結果的に長期にわたりすっきりとした状態を保つことができるようになるので、片付けが苦手な人には1日1つずつ捨てる方法をおすすめします。
物を減らす方法&コツ〈基礎編〉②:洋服から捨てる
物を捨てるには最適な順番があるのを知っていますか?
これは片付けが得意な方が推奨している順番で、洋服→本→書類→小物→思い出の品の順が推奨されている順番です。
これは確実に守らないといけないという順番ではないのですが、片付けをするときに捨てる・捨てないの判断で疲れしまい片付けが進まないということが無いようにするために考えられた順番になっています。
順番以外にももう一つポイントがあり、それは洋服を片付けるなら家の中にある洋服を全部一か所にまとめることです。
物を一か所にまとめることで捨てる・捨てないの判断がしやすくなるだけでなく、自分がどれくらいの物を持っているかを把握することができるので、まずは物を一か所にまとめてから片付けを始めるようにしましょう。
物を減らす方法&コツ〈応用編〉
ここでは部屋を片付けるのはある程度できるけど、もっと物を減らしたいという方におすすめする方法を紹介していきます。
基礎編を少しアレンジしたような方法もあるので、片付けが苦手な方も基礎編と合わせてぜひチェックしてみてください。
- 1イン2アウト
- 1日1与
- 同じ機能のものは3つまで
- 自分に質問する
- ルールを明確化
物を減らす方法&コツ〈応用編〉①:1イン2アウト
1イン2アウトとは、1つ物を増やしたら2つ物を減らす方法です。
この方法は増える物よりも減る物の方が多いので自然と物が減っていくだけでなく、他にも2ついい効果があります。
1つ目は、物を増やす時に「これは自分の持っている物を2つ減らしてまで欲しいものか?」と考える習慣が身につくので無駄な物を買わなくなることです。
2つ目は、機能性のいいものを選ぶ習慣が身につくことです。
これは物を捨てても生活の質やレベルを下げないために、1つで多機能の物を選ぶ必要があるために身につく習慣になっています。
物を減らす方法&コツ〈応用編〉②:1日1与
1日1与とは、毎日何かひとつを人にあげるという方法です。
物を減らす方法は大きく分けて、物を捨てる・物を売る・物を人にあげるなどに分かれます。
この中で比較的行いやすい方法が物を人にあげるというもので、1日1与は物を人にあげるのを習慣化して物を減らすという考え方です。
またこの方法の良い点は物が減ることだけでなく、人は自分のために行動するよりも人のために行動する方が幸福感を多く感じるという心理を利用して、片付けを楽しいものと感じることができるようになることです。
物を減らす方法&コツ〈応用編〉③:同じ機能のものは3つまで
人が何かを選ぶときに即決できる選択肢の数は3つと言われています。
選択肢が3つ以上に増えてしまうと、どれもよく見えたりどれもピンとこなかったりと、なかなか決断することができなくなってしまいます。
同じ機能のものを3つまでにする方法は、この人間の心理を利用して、かばんや靴、ジャケットなどの数を3つだけ残すと決めて後は処分してしまうという方法になります。
同じ機能の物を3つだけにすることで即決することできる環境を作ることができ、ものの選択で疲れてしまうということもなくなって、行動するまでにかかる時間がぐっと短くなります。
物を減らす方法&コツ〈応用編〉④:自分に質問する
物を減らすのが苦手な人の特徴として挙げられるのが、物を捨てるのがもったいないと考えたり、もしかしたらいつか使うかもしれないからと考えたりする人が多いということです。
このような方は、物を捨てることに対する考え方を変えることで物を捨てることができるようになるので、物を捨てるか迷ったときに自分に質問を投げかけるのがおすすめです。
投げかける質問の例としては「一度捨てたとしたら、これをまた買いなおすか」や「3年、5年、10年と経っても必要なものか」などがあげられます。
その他にもいろいろな質問があるので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
物を減らす方法&コツ〈応用編〉⑤:ルールを明確化
物を減らすのが苦手な方は、捨てるか捨てないかで迷ってしまう時間が長い傾向にあります。
考えることに時間がかかってしまうと、片付けが進まないだけでなくとても疲れてしまうので、捨てる基準をルール化してそれに従って捨てていく方法がおすすめです。
ルールは「1年間使わなかったものは捨てる」「使いづらいものは捨てる」「嫌な気分を思い出してしまうものは捨てる」などが例として挙げられますが、自分で自由に考えたものでも大丈夫です。
物を減らす方法&コツ〈実践編〉
ここでは物を減らす方法を実践していくにあたって大事なことやポイントとなることを紹介していきます。
綺麗になった部屋を維持する方法や収納のポイントも紹介していくので、合わせてチェックしてみてください。
- 身の回りのものを優先する
- ルールに従って物を捨てる
- 物の住所を決める
- 6割で収納する
- きれいな状態を写真に撮る
物を減らす方法&コツ【実践】①:身の回りのものを優先する
片付けをする時にどこから手を付けたらいいのかわからなくなってしまったり、服から片付けてみたけど途中で挫折してしまったという経験のある方におすすめしたい方法です。
例えば寝室を片付けるとして、服を全部片付けてクローゼットの奥の方にしまってある雑貨も片付けて、ドレッサーがある人はそこも片付けてとしていると時間がとてもかかりますよね。
そうなると途中で挫折しやすくなってしまうので、それを避けるためには身の回りの物を先に片付けるのがおすすめです。
この方法は挫折や飽きを避けるだけでなく、片付いたことも実感しやすいため次の片付けに対するモチベーションも高まりやすくなります。
物を減らす方法&コツ【実践】②:ルールに従って物を捨てる
せっかくルールを決めてもそれに従ってものを捨てることができなくては物は減りません。
ルールを決めても優柔不断な人は、でも…と思ってしまい結果的に物が全く減らないということもありますよね。
そんな人は、考える隙を自分に与えないように手に取って3秒以内に決めるようにしたり、どうしても迷ってしまった物は一ヵ月だけ取っておくなどのルールを付け加えるのがおすすめです。
物を減らす方法&コツ【実践】③:物の住所を決める
物をある程度減らすことができたら、収納の仕方も工夫しましょう。
物の住所を決めるということは文字の通り、物の置き場所を固定するという方法になります。
物を置く場所を決めることが物を減らすことにどのようにつながるかというと、物を置く位置を決めれば物がどこにあるか見つけられなくて買い直すということが無くなるため、結果的に物が増えるのを防ぐということです。
物を減らす方法&コツ【実践】④:6割で収納する
物を6割で収納することで、どこに何があるかを把握することができます。
また10割で収納する癖がある人は、棚や引き出しに隙間があるのが気になってしまい、いらないものも捨てずにため込んでしまう傾向にあります。
この癖を直していかないと、物が増えたら収納を増やしたり広い家に引っ越したりと、物が増えていく負のループに陥ってしまいどんどん物が増えてしまいます。
物を6割で収納する方法は③で紹介した物の住所を決めることと関係がある方法で合わせて行うのがおすすめです。
物を減らす方法&コツ【実践】⑤:きれいな状態を写真に撮る
綺麗になった部屋を維持するには、散らかってしまった時にもとに戻せる仕組みを作ることが大切になります。
綺麗な状態を写真にとっておき目に見えるところに貼っておくことで、少しでも物の位置が写真と違うところにあると気づくことができるため、部屋が片付いていくという仕組みになっています。
おすすめのゴミ箱
せっかく物を減らすことができて、部屋がすっきりとしたらその状態をできるだけ長く保ちたいですよね。
そんな人におすすめなゴミ箱が、smooth スタンドダストボックス スリムです。
生活感を感じさせないデザイン性の高さと冷蔵庫などの横の隙間に収まるスリムな形状、それに加えてワンプッシュで開くフラップ構造のふたが付いているなど機能性の高さも兼ね備えているゴミ箱になっています。
ゴミ箱は1つに20L入るようになっていて、3段・4段・5段とゴミ箱の数が選べるようになっています。
カラーもホワイト・ブラック・メタル・ウッド・ミックスなど豊富に揃っているので、どんな雰囲気の部屋にも合いやすいというのも魅力の1つです。
片付けを習慣化しよう
片付けが苦手な方でも、片付けが習慣化してしまえばどんどん物を減らすことができるようになります。
習慣化するためには、自分が苦痛ではない範囲で毎日続けることが重要です。
まずはたくさんある物を減らす方法の中から、自分に合ったものを探していくことから始めてみてください。