アクセサリー手作りに必要な工具
手作りアクセサリーを始める前に、まずは必要な工具からチェックしていきましょう。
材料がそろっていても工具がないと作業ができなかったりしにくかったりします。
ここでは最低限必要な、手作りアクセサリーに活用する工具を5つ紹介します。
- ニッパー
- 丸やっとこ
- 平やっとこ
- ピンバイス
- ピンセット
手作りアクセサリーの工具①:ニッパー
ニッパーはワイヤーやピン、テグスなどをカットするのに使います。
先が細いものもあり、使いやすいものを選びましょう。
手作りアクセサリーの工具②:丸やっとこ
ピンの先を丸めたり曲げたりする際に使います。
先が細くなっているのが特徴で、手作りアクセサリーには欠かせないアイテムです。
手作りアクセサリーの工具③:平やっとこ
先が細く平らになっていて、つぶし玉などをつぶす際に使います。
指カンや丸やっとこと組み合わせて、丸カンを開閉するときにも使います。
こちらも手作りアクセサリーには欠かせない工具ですので、丸やっとこと一緒にそろえておきましょう。
手作りアクセサリーの工具④:ピンバイス
ピンバイスは小さな穴を開けるための穴開けドリルで、丸カンやワイヤー、テグスなどを通す穴を開けることができます。
穴が開いていないものをパーツとして使いたい場合に、ピンバイスがあると便利です。
手作りアクセサリーの工具⑤:ピンセット
小さなパーツをひとつだけ取りたいときには、ピンセットを使って作業を行いましょう。
先が曲がっているものもあるので、使いやすいものを選びます。
手作りアクセサリーの材料・パーツ
工具類をそろえたら、次は手作りアクセサリーに使う材料やパーツをチェックしておきましょう。
どんなアクセサリーにも絶対に使う材料やパーツを中心に、詳しく紹介していきます。
セット売りされている商品もあるので、初めてハンドメイドに取り組むという人は、そういった商品を活用するのおすすめですよ。
- 丸カン
- Cカン
- Tピン
- 9ピン
- つぶし玉・ボールチップ
- アクセサリーパーツ
- 平ひも留め金具
- 花座・座金
手作りアクセサリー材料①:丸カン
手作りアクセサリーに必ず使うといってもいいアイテムが『丸カン』です。
ビーズなどをパーツとつなぐ際にも使いますし、ビーズなどの材料同士をつなぐときにも使います。
サイズは様々ですので、パーツや材料の大きさに合わせた丸カンを用意しましょう。
いくつかのサイズを用意しておくと便利です。
手作りアクセサリー材料②:Cカン
丸カンと同じように材料とパーツをつなぐのに、『Cカン』というパーツを使うこともあります。
Cカンは丸カンよりも縦長で、華奢なデザインのアクセサリーに使うのがおすすめです。
丸カンよりもつなぎ目が強く、チャームが回りにくいので、デザインに合わせて使い分けたいアイテムです。
手作りアクセサリー材料③:Tピン
細いくぎのような形をしていて、アルファベットの『T』に似ていることから『Tピン』と呼ばれています。
3cmほどの長さのものが一般的で、ビーズをパーツとつなげる際に使います。
ビーズにTピンを差し込み、丸やっとこで曲げたりニッパーでカットしたりして長さを調節しましょう。
手作りアクセサリー材料④:9ピン
数字の『9』のかたちに似ている『9ピン』も、Tピンと同じようにビーズなどをパーツにつなぐ際に使います。
ピーズとビーズをつなぎたいときは、ピンをビーズに通して反対側も同じように丸めて使いましょう。
9ピンも3cm程度のものが使いやすくおすすめです。
手作りアクセサリー材料⑤:つぶし玉・ボールチップ
ワイヤーやテグスなどの端の処理をするときに『つぶし玉』を使います。
2本のワイヤーなどをつなぎたいときに、つぶし玉でぎゅっとつぶしてからボールチップをかぶせて使うことで、きれいに仕上げることができます。
『かしめ玉』や『かしめカン』という別の名前で売られていることもありますよ。
手作りアクセサリー材料⑥:アクセサリーパーツ
アクセサリーパーツも必須です。
作りたいものに合わせたパーツを用意しましょう。
- ピアス
- イヤリング
- ネックレス
- ヘアアクセサリー
ピアスやイヤリングはデザインや素材などたくさんありますので、好みのものを用意しましょう。
ネックレスを作るときは、チェーンやアジャスター、カニカンなどそれぞれ用意します。
手作りアクセサリー材料⑦:平ひも留め金具
リボンなど平らなひもを止めるための『平ひも留め金具』もあると便利です。
チョーカーやブレスレットを作る際に必要になることも。
いろいろな幅の金具があるので、リボンの幅に合った金具を用意するようにしましょう。
リボンの両端に付けるので、1つのアクセサリーを作るのに最低2つ必要です。
手作りアクセサリー材料⑧:花座・座金
ビーズをかぶせて使う『花座・座金』は、Tピンや9ピンと組み合わせて使います。
コットンパールなどシンプルなビーズに使うことで、華やかさが増しおしゃれなデザインに仕上がるのが魅力です。
花座・座金はいろいろな種類があるので、好みのもの探してみてください。
100均材料で作れる手作りネックレスの作り方
100均で買えるコットンパールとワイヤー、ネックレスパーツを使ったネックレスの作り方を紹介します。
手作りアクセサリー初心者でも簡単に作れますよ!
必要な材料はこちら。
- コットンパール・・・5粒
- ワイヤー・・・7cmほど
- ネックレスパーツ・・・1組
ワイヤーにコットンパールを通し、先を丸めてネックレスパーツに取り付けるだけで、こんなにかわいいネックレスが完成します。
コットンパールの大きさや通す数はお好みで変えてくださいね。
大きめのコットンパールは存在感のあるネックレスに、小さめのコットンパールは華奢な印象に仕上がります。
ワイヤーにコットンパールを通してネックレスパーツにつなぐだけなので、いろいろアレンジもできそうです。
100均材料で作れる手作りブレスレットの作り方
100均のスエード調コードを使ったブレスレットの作り方です。
好きな色のコードを使って作りましょう。
編まずに超簡単に作れるスエード調コードのブレスレットの作り方を紹介します。
必要な材料はこちら。
- スエード調コード・・・腕よりもやや短めで長さの違うコード2本
- エンドパーツ・・・2個
- 好きなチャーム
- ブレスレット用アジャスター・・・1組
三つ編みにするだけでもかわいいですし、編みながら丸カンを通しておしゃれなデザインにするのもおすすめです。
四つ編みや平編みなどいろいろな編み方をマスターすれば、同じ素材でも違うデザインのブレスレットを作ることができますね。
スエード調コードはカラーバリエーション豊富なので、色の組み合わせを考えるのも楽しいですよ。
100均材料で作れる手作りピアスの作り方
ピアスパーツとビーズだけで作るピアスも、手作り初心者におすすめのアイテム。
必要な材料も少なく、作業工程もとっても簡単です。
必要な材料はこちら。
- 揺れるタイプのピアスパーツ・・・1組
- 9ピン・・・2本
- 好きなビーズ・・・2粒
- 花座・・・2つ
ピンに花座とビーズを通し、先を丸めてピアスパーツにつけるだけという簡単な手順です。
100均のビーズは種類がかなり豊富で、きっと好みのビーズが見つかるはずです。
ビーズに座金をプラスすれば、クオリティの高いアクセサリーに仕上げることができますね。
ビーズの代わりに金属チャームなどを付けてもかわいく仕上がりますし、小さなビーズを何個か組み合わせても上品なピアスに仕上がりますよ。
手作りピアスについてはこちらの記事もぜひご覧ください。
手作りピアス特集!初心者も簡単な作り方や役立つ道具や材料をご紹介手作りピアスに役立つ道具や材料をご紹介 手作りアクセサリーを作りたい。
でも一つ一つ材料を揃...
100均材料で作れる手作りペンダントトップの作り方
工具を使う難しい工程はできるだけ少ないのがいい、という人におすすめのペンダントトップの作り方を紹介します。
透かしパーツにボンドで好きなようにお花パーツを貼り付けるだけなので、とっても簡単ですよ。
必要な材料はこちら。
- 透かしパーツ・・・1つ
- お花パーツやビジュー・・・好きな数
- ボンド・・・適量
バランスよくパーツを並べていくのは少し難しいですが、いきなり貼るのではなく場所を決めてから貼るようにしましょう。
下の透かしパーツが見えなくなるくらい、上に乗せるといいですよ。
お花パーツやビジューだけでなく、パールやボタンなどを使ってオリジナルのペンダントトップを作ってみてくださいね。
透かしパーツもいろいろあるので、好みのものを使いましょう。
おすすめの手作りアクセサリーキット
ハンドメイドに挑戦してみたいけど、材料をすべてそろえるのは意外と大変なんですよね。
まずはひとつだけ試しに作ってみたい、うまくできるかとりあえずやってみたい、そう思っている人はアクセサリーキットを使って作ってみてはいかがでしょう。
キットには必要な材料が必要な分だけ入っていて、詳しい作り方が載った説明書が入っているものがほとんど。
デザインがすでに決まっているので、好きなものを選ぶことができますね。
ここではおすすめのアクセサリーキットを紹介します。
- TOHO ビーズキット ブレスレット
- TOHO ビーズキット 親子で楽しく! ハンドメイドキット
- メイグローブ フックピアス手作りキット
- MIYUKI ビーズキット イヤーアクセサリーキット
- ピアスが10個以上作れちゃう福袋
アクセサリーキット①:TOHO ビーズキット ブレスレット

コードとビーズで作るブレスレットのキットです。
ユニセックスなのでカップルでおそろいのブレスレットを作るのもおすすめ。
難しそうですが、説明書通りに作れば意外と簡単に作れます。
手作りに見えないクオリティも魅力です。
アクセサリーキット②:TOHO ビーズキット 親子で楽しく! ハンドメイドキット

親子でハンドメイドを楽しみたいという人におすすめなのがこちらの商品です。
ブレスレットとネックレスがセットになっていて、お子さんでも作りやすい仕様*になっています。
お子さんの自由研究にもよさそうで
アクセサリーキット③:メイグローブ フックピアス手作りキット

大人っぽいデザインのピアスがお好みなら、こちらのキットはいかがでしょう。
簡単な手順で作れますが、凝ったデザインでハンドメイド以上のクオリティが魅力です。
作り方を覚えれば、ほかの材料でも作りやすいデザインですよ。
アクセサリーキット④:MIYUKI ビーズキット イヤーアクセサリーキット

ハンドメイドキットはピアスが多いですが、イヤリングもありますよ。
ビジューがたっぷり付いた揺れ感のあるデザインは、女性らしく様々なシーンで使えそうです。
ビーズを取り付ける際に工具などを使うので、初めて工具を使うという人にもおすすめですよ。
アクセサリーキット⑤:ピアスが10個以上作れちゃう福袋

とにかくたくさんのアクセサリーを作りたいという人におすすめなのが、こちらの福袋のキットです。
ピアスが10個以上作れるキットで、パーツの組み合わせは自由!
これから販売を考えている人にもおすすめです。
可愛い手作りアクセサリー実例
これからハンドメイドを始めたいという人も多いと思いますが、どんなデザインのものを作ればいいのか迷ってしまいますよね。
また作るのに慣れてくると、もっと凝ったデザインのものを作りたいと感じるのも自然なことです。
そんな時に参考にしてほしいのがSNS。
SNSにはハンドメイド好きな人が投稿した素敵な作品がたくさん!
ここではマネして作りたい、素敵な手作りアクセサリーを紹介します。
- タティングレースのピアス
- ウッドビーズとタッセルのピアス
- トンボ玉チョーカー
- くるみボタンの刺繍ブローチ
- カラフルチャームブレスレット
手作りアクセサリー実例①:タティングレースのピアス
レース編みのひとつ、タティングレースを使ったピアスが素敵です。
タティングレースから手編みをする人も多いですが、既製品も売られていますよ。
意外と簡単に編めるタティングレースにはまる人も多く、作ったレースをアクセサリーに加工している人も多いです。
手作りアクセサリー実例②:ウッドビーズとタッセルのピアス
タッセルもアクセサリーに加工しやすいアイテムで、今注目のデザインです。
タッセルの作り方もとっても簡単で、ハンドメイド初心者でも作りやすいですよ。
好きなビーズと組み合わせるだけで、素敵なピアスやイヤリングを作ることができます。
タッセルの長さも好みで調節しましょう。
手作りアクセサリー実例③:トンボ玉チョーカー
コードに好きなデザインのトンボ玉を通し、ネックレス用の留め具を付ければ、こんなに素敵なデザインのチョーカーを作ることができます。
トンボ玉はひとつひとつ微妙にデザインが違うので、同じ色味のものを使っても違った雰囲気に仕上がるのが楽しいです。
手作りアクセサリー実例④:くるみボタンの刺繍ブローチ
刺繍アイテムも人気のアクセサリーです。
特に刺繍したものをくるみボタンに加工し、ブローチとして使うのが人気で、ファッションのいいアクセントになります。
花や動物など、刺繍のデザインもたくさんあるのが魅力ですね。
ブローチだけでなくヘアアクセサリーに加工するのも素敵。
手作りアクセサリー実例⑤:カラフルチャームブレスレット
チェーンにビーズをつなげたり、揺れるようにビーズを留めたりと、カラフルに仕上げるブレスレットもとってもかわいい!
ブレスレット用の留め具とチェーン、あとは好きなビーズと金属パーツがあればすぐに作ることができますよ。
色の組み合わせ考えるのも楽しくなるデザインです。
手作りアクセサリーを販売できる場所
アクセサリー作りに慣れてきたら、販売してみたいと思う人も多いです。
今は販売できるところも増え、気軽に販売にチャレンジできるようになりました。
ここでは手作りアクセサリーを販売できるところを3つ紹介します。
- フリマサイト
- フリーマーケット
- 委託販売
手作りアクセサリーを販売できる場所①:フリマサイト
一番手軽に販売にチャレンジできるのが、フリマサイトを利用すること。
- メルカリ
- ラクマ
- minnne(ミンネ)
- creema(クリーマ)
メルカリやラクマは誰でも簡単に販売をすることができますし、ミンネやクリーマはハンドメイド作品が中心のフリマサイトです。
自分の作品に合ったサイトで販売を始めてみてはいかがでしょう。
手作りアクセサリーを販売できる場所②:フリーマーケット
イベントなどで行われているフリーマーケットに参加してみるのも、ひとつの方法です。
フリーマーケットの魅力は、作品を実際にお客さんに手に取って見てもらえるという点。
販売するアイテムを量産する必要はありますが、ハンドメイドの方向性を見つけるのにも役立ちますよ。
手作りアクセサリーを販売できる場所③:委託販売
ハンドメイドに慣れてきたら、委託販売という方法も考えてみてはいかがでしょう。
ハンドメイドを扱うお店に自分の作品を置いてもらうという販売方法です。
委託手数料や登録料などが掛かることもありますから、委託販売を検討している人は条件などをしっかりチェックしましょう。
おすすめのアクセサリーアイデア本
もっといろいろなアクセサリーを作りたいという人におすすめの本を紹介します。

こちらの本は、アクセサリーを作るときに必要な材料などを取り扱っている、『貴和製作所』が監修した本です。
作り方がわかりやすくおしゃれなデザインのものが多いので、ハンドメイド初心者からスキルアップを目指す人まで、多くの人に支持されています。
掲載作品はなんと70点!
アレンジもしやすいので、好みの材料を使っていろいろと作ってみてくださいね。
手作りアクセサリーでおしゃれを楽しもう!
ビーズやリボンなど、いろいろな材料を使って、ネックレスやピアスなどいろいろなアクセサリーを手作りすることができます。
ちょっとしたアイデアで、同じ材料を使っても全く違う作品が出来上がるのも、ハンドメイドの魅力ですよね。
SNSなどの作品を参考にしながら、自分だけのオリジナルアクセサリーを作ってみませんか?