鯛の旬
鯛の旬は2月~4月です。5月の産卵期直前までが旬と言われています。
桜の季節に旬を迎える鯛はその色鮮やかさから桜鯛とも呼ばれます。呼び名も美しい旬の鯛をぜひ味わってみたいですね!
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ
ここではフライパンを使った簡単鯛の切り身レシピを紹介していきます!
- 真鯛(切り身)の塩焼き
- 本格アクアパッツァ
- 鯛のムニエル
- 鯛のガーリックオイル焼き
- 鯛のトマト煮込み
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ①:真鯛(切り身)の塩焼き
まずは鯛料理の基本である塩焼きをフライパンで。皮はパリッと、中はふっくらの仕上がり確実なレシピ!
《材料》
真鯛の切り身:2切れ
塩小さじ:1/2
サラダ油:小さじ1
料理酒:大さじ1
①真鯛にウロコが残っていたら落としておき、両面に軽く塩をすり込み10分置きます。フライパンに油をひき予熱しましょう。
②フライパンに皮を下にして並べ、中火で3分焼きます。裏返し、料理酒を回し入れ、蓋をして弱めの中火で5分蒸し焼きにしていきましょう。
③更に裏返してフライパンの蓋は無しで強めの中火で1分焼きます。皮に焦げ目をつけたら完成。
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ②:本格アクアパッツァ
フライパンであのアクアパッツァが簡単にフライパンで作れる!見た目も華やかなので、特別な日に作ってみたいレシピです。
《材料》
鯛切り身(100g):4切
あさり:100g
フレシャス:150cc
塩:少々
こしょう:少々
にんにく:1片
アンチョビ:1尾
プチトマト:10個
オリーブオイル:大2
イタリアンパセリ:少々
①鯛に塩とこしょうで下味をつけます。にんにくとアンチョビはみじん切りにし、プチトマトは半分に切っておきましょう。
②フライパンにオリーブオイル、にんにくとアンチョビを入れて熱し、鯛を入れます。フレシャス、あさり、プチトマトを入れて加熱していきましょう。
③アサリの口が開き、ソースにとろみがついたらイタリアンパセリを入れ、完成です。
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ③:鯛のムニエル
パリパリで香ばしい鯛のムニエルです。おしゃれな一皿のフライパンレシピ。
《材料》
真鯛の切り身:一切れ
オリーブオイル:約大さじ2杯
バター:約10グラム
小麦粉:約大さじ1杯
塩・コショウ:少々
①鯛の切り身の水気を拭き取り、両面に塩コショウをします。粉ふるいで両面全体に小麦粉を振るいましょう。
②フライパンにオリーブオイルとバターと鯛を入れます。はじめに皮面(オモテ面)を下にして焼いていきましょう。
③中火で片面2~3分カリッとするように焼けば完成です。
参考:パリパリ 鯛のムニエル
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ④:鯛のガーリックオイル焼き
淡泊な鯛とガーリックの相性ば抜群です!白ワインとともにいただきたい一品。
《材料》
鯛の切り:身3切
オリーブオイル:大さじ4〜5
ニンニク:2片
塩:適量
チャービル:4〜5本
①ニンニク、チャービルも刻みます。鯛に塩を振っておきましょう。
②フライパンにオリーブオイルを入れて、ニンニクを香りが出るまで炒めます。焦げないように注意しましょう。
③香りが出てきたら、鯛を皮目から焼いていきます。焼き色がついたらひっくり返して裏も焼きましょう。
④お皿に盛り付けて、残ったオイルもかけます。最後にチャービルを飾ったら完成です。
フライパンで簡単に作れる鯛の切り身レシピ⑤:鯛のトマト煮込み
とにかく彩りが美しい鯛の切り身レシピ。鯛の旬である春に作りたいレシピです。
《材料》
鯛の切り身:2切れ
ソラマメ:10粒
スナップエンドウ:本
ブロッコリー:50g
黒オリーブの実(半分に切る):10粒
ケイパー:小さじ1
ニンニク(半分に切り芽を取り除く):1かけ
トウガラシ:1本
基本のトマトソース:100g
エキストラバージンオリーブオイル:適量
塩:適量
①野菜類は軽く塩茹でしておきましょう。フライパンにオリーブオイル、ニンニク、トウガラシを入れて熱します。
②ニンニクの香りがしてきたら、塩をした鯛を入れて焼いていきましょう。鯛に軽く焼き色がついたら裏返して、基本のトマトソース、オリーブの実、ケイパーを加えて中火で煮込みます。
③ソースが煮詰まってきたら、皿に鯛をのせ、野菜類をちらし、トマトソースをかけます。お好みでオリーブオイルをまわしかければ完成です。
ふっくら仕上がる鯛の切り身のホイル焼きレシピ
鯛の切り身をふっくら仕上げたいなら、ホイル焼きがおすすめ。鯛の切り身を使ったホイル焼きのレシピをご紹介。
- きのこと鯛のかぼす蒸し
- アクアパッツァ風真鯛のホイル焼き
- 鯛のホイル焼き
- 鯛の塩昆布ホイル焼き
- 真鯛とワカメホイル焼き
鯛の切り身のホイル焼きレシピ①:きのこと鯛のかぼす蒸し
*ホイルを開けた瞬間の香りから美味しいレシピ。鯛、きのこ、かぼすの一体感をお楽しみいただけます!
《材料》
鯛(お刺身用か切り身):刺身用なら1さく・切り身なら2切れ
しめじ:1/4房
えのき:1束
酒:小さじ1
塩昆布:大さじ3
塩:少々
かぼす:1個
①アルミホイルを広げて、鯛の切り身を乗せ、お酒をふっておきましょう。しめじとえのきは石づきを取り、食べやすくほぐしておきます。
②鯛に塩を少々ふって、塩昆布を半量のせていきます。その上からきのこをのせましょう。
③きのこの上から残りの塩昆布を乗せます。スライスしたかぼすをのせましょう。
④同じサイズのアルミホイルをかぶせて、四隅を折ります。中の水分や熱が逃げないようにぴっちり留めましょう。
⑤天板にのせて190度のオーブンで15分ほど焼いたら、出来上がり。
鯛の切り身のホイル焼きレシピ②:アクアパッツァ風真鯛のホイル焼き
ホイル焼きだけど、アクアパッツァというレシピ。ちょっとおしゃれなホイル焼きに挑戦してみましょう。
《材料》
真鯛切り身:1切れ
あさり(砂抜きしたもの):10個
ミニトマト:3個
しめじ:30g
オリーブオイル:大さじ1/2杯
塩:適量
塩胡椒:適量
にんにく:1片
白ワイン:40cc
ケッパー(無くても良い):小さじ1/2杯
ブラックオリーブスライス(無くても良い):10g
ブラックペッパー:適量
①鯛は塩をふり10分ほど置いてサッと洗い水気を拭いて塩胡椒をします。にんにくはスライスしミニトマトは半分に切りましょう。
②アルミホイルを二枚重ねて広げ半分より左側にオリーブオイルを敷きます。その上ににんにくを広げ鯛を皮を上にしておきましょう。
③あさり、ミニトマトを周りにおいてしめじをのせケッパー、ブラックオリーブをちらし白ワインを全体にかけます。ホイルの右半分を左に重ねて折り、周りを三つ折りにしましょう。
④オーブントースターで約20分焼いていきます。仕上げにオリーブオイル、ブラックペッパーをかけて完成です。
鯛の切り身のホイル焼きレシピ③:鯛のホイル焼き
生クリームとチーズのソースがよく合います!ちょっと豪華にいくらを添えたホイル焼きレシピです。
《材料》
鯛の切り身:2枚
エリンギ:1本
しめじ:50g
カマンベールチーズ:1片
イクラ:少々
生クリーム:50cc
塩:少々
コショウ:少々
白ワイン:少々
①鯛の切り身に塩、コショウを振っておきます。アルミホイルに鯛の切り身と、カットしたエリンギ、しめじを入れましょう。
②フライパンの上で約10分焼いていきます。白ワインを入れ、更に2分蒸していきましょう。
③細かく切ったカマンベールチーズを温めた生クリームで伸ばし、ソースをつくります。できた鯛の切り身にソースをかけ、イクラを乗せて完成です。
参考:鯛のホイル焼き
鯛の切り身のホイル焼きレシピ④:鯛の塩昆布ホイル焼き
塩昆布を使ったホイル焼きレシピ。塩昆布が良い味出すんです!
《材料》
鯛:1切れ
たまねぎ:1/6
えのき:30g程度
塩昆布:ひとつかみ
①鯛には、酒をふり少々置いてきます。玉ねぎはうす切りにし、えのきは食べやすい大きさに切っておきましょう。
②アルミホイルに、うすく油(分量外)をひき、たまねぎ、えのきの順に置き、オーブントースター又は魚焼きグリルで焼いたら完成です。
参考:鯛の塩昆布ホイル焼き
鯛の切り身のホイル焼きレシピ⑤:真鯛とワカメホイル焼き
わかめの香りと鯛の相性がこんなにいいとは!磯の香りが美味しさアップの秘密です。
《材料》
真鯛切り身:2切れ
乾燥ワカメ:適量
天然塩:適量
酒:少々
ポン酢:好みで
①ワカメを水で戻し、一口大に切ります。鯛の切り身に少し多めに塩を振っておきましょう。
②アルミホイルjにワカメ半量をしき、クッキングペーパーで水気をふいた真鯛を乗せます。上に残りのワカメを乗せていきます。
③酒を少々振りかけ、アルミホイルに包み、魚焼きグリルで焼いていきましょう。中火で10分程度焼きます。
④お皿に盛りつけ、お好みでポン酢をかけたら完成です。
参考:真鯛とワカメホイル焼き
和風で食べたい鯛の切り身レシピ
ごはんに、お酒に、〆にいただきたい鯛の和食レシピをご紹介していきます!
- 真鯛の煮付け
- 鯛の塩昆布蒸し
- 鯛とわかめのあっさり煮
- 鯛めし
- 鯛塩焼き
鯛の切り身の和風レシピ①:真鯛の煮付け
鯛で和食と言ったら煮付けですよね。白いご飯のお共に!
《材料》
真鯛:2切れ
塩:少々
☆酒:200ml
☆醤油:大さじ3
☆蜂蜜:大さじ2
☆黒糖:小さじ1
☆生姜:2切れ
①真鯛は、軽く塩を振っておきましょう。フライパンに☆を入れ、煮立たせたら、真鯛を入れ、落し蓋をして5分位弱火で煮ていきます。
②5分経ったら、落し蓋をとり好みの濃さになるまで煮汁をかけましょう。好みの濃さになったら完成です。
参考:真鯛の煮付け
鯛の切り身の和風レシピ②:鯛の塩昆布蒸し
柚子の香りと昆布の旨味が鯛を美味しさを際立たせます。ホッとする和食の味が堪能できます。
《材料》
鯛切り身:2枚
長ネギ:10cm
天然塩:ひとつまみ
柚子:1/6個
昆布:1cm×4cm
美味しい水:100cc
酒:大さじ2
①鱗を取った鯛に塩を振り、全ての材料と共に鍋へ入れます。蓋をして弱火で、火が通るまで20分強加熱していきましょう。
②柚子は皮のみ加えましょう。柚子の絞り汁は、仕上げに使用します。
③魚に火が通ったら、盛り付けま。最後に柚子を絞って出来上がり。
鯛の切り身の和風レシピ③:鯛とわかめのあっさり煮
日本の代表的な和食のレシピ。ご飯はもちろん。お酒との相性も抜群の一品です。
《材料》
鯛((切り身):2切れ
塩:適量
わかめ(戻したもの):60g
スナップえんどう:10個
しょうゆ:大さじ2
本みりん:大さじ2
水:1と1/2カップ
①鯛はバットに並べ、塩適宜をふって20分ほど置いておきましょう。鍋に湯を沸かし、鯛をさっとくぐらせ表面が白くなったら取り出し、氷水に取り水けをきります。
②鍋に食べやすく切ったわかめを入れを加中火にかけます。煮立ったら1分ほど煮ましょう。
③へたと筋を取り、さっとゆでたスナップえんどうを加えてさっと煮ます。器に盛りつけたら完成です。
参考:鯛とわかめのあっさり煮
鯛の切り身の和風レシピ④:鯛めし
炊き込みご飯の王様鯛めし。切り身で作るからお手軽簡単!
《材料》
鯛(切り身):1切
ごま(飾り用):適宜
深ネギ(白い部分、飾り用):適宜
三つ葉(あれば飾る):適宜
米:2合
水:適宜
だし昆布:3枚
薄口醤油、料理酒:各大さじ1.5
塩:小さじ2/3
①鯛の表面に料理酒(分量外)をふりかけ、表・裏とひっくり返します。ネギを細長く千切りにし、米をとぎ、水を少し少なめに入れておきましょう。
②醤油と料理酒、塩を入れて味見し、水の量をジャストに調節。だし昆布を米の間に入れて、炊飯スタート!
③鯛を両面焼いて、骨が入らないように身をほぐし、ネギと一緒に炊飯の蒸らし中に加え、2~3分蒸らしたら完成。
参考:旬の魚レシピ♪鯛めし♪
鯛の切り身の和風レシピ⑤:鯛塩焼き
シンプルな塩焼きがやっぱり一番!ご飯ににもお酒の肴にも。
《材料》
真鯛切り身:2切れ
A塩:小さじ1
A水:1カップ
塩:小さじ1/3〜1/2
カボスやスダチ:2切れ
①鯛の切り身をAで洗い、水気を拭きます。網付きのバットなどにのせ、ラップをして冷蔵庫へ。
②30分から数時間後に冷蔵庫から取り出し、水気を拭き塩をふります。両面焼きグリルなら皮を上にして焼きます。
③皮に焼き色がつくまで焼き、皿に盛ります。カボスやスダチを添えて完成。
参考:鯛塩焼き☆切り身で
生の鯛の切り身でカルパッチョもおすすめ
焼く、蒸す、煮るもいいけど、鯛は生も美味しいですよね!生の鯛は刺身もいいけど、ちょっとおしゃれにカルパッチョなんていかがですか?
サラダ感覚で食べれて、お酒も進むのがカルパッチョ。お家でのランチ会、ホームパティ―や女子会に鯛のカルパッチョはもってこいのメニューです。
特別な日にぜひ鯛のカルパッチョを作ってみてはいかがでしょうか。
おすすめの鯛のレシピ本
スーパーで買える魚を使って美味しいご飯を作りましょう。もちろん鯛のレシピもありますよ!
家庭でも作りやすいレシピを参考にすれば、マンネリ化しがちな魚料理のバリエーションが増えること間違いなし!
鯛の切り身レシピをチェックしましょう
様々な食べ方がある鯛。特に切り身はスーパーで簡単に手に入ります。
また、鯛の切り身レシピはたくさんあります。ぜひ鯛の切り身を美味しく調理してみましょう。
自分好みのレシピをチェックして挑戦してみてくださいね。