手作りテディベアのおすすめアイデア
手作りテディベアのおすすめアイデア①:ファー生地で作る
テディベアを作りたい! そう思ったときに真っ先に思い浮かんだのは、毛足の長いふかふかとしたファー素材のテディベアではありませんでしたか?
ファー素材の生地を使って、とっても愛らしくて温かみのある、みんなが大好きなテディベアを作りましょう。
手作りテディベアのおすすめアイデア②:アンティーク風に作る
モヘア生地を使うと、アンティーク風のテディベアを作ることができます。
モヘアとは、アンゴラ山羊の毛のことです。
ファー生地とはまた違った手触りで、白っぽくて光沢感があるという特徴があります。
以上の特徴から、アンティーク風のテディベアにうってつけの素材と言えます。
アンティーク好きなら一度は使ってみたい素材です。
手作りテディベアのおすすめアイデア③:パッチワークで作る
複数枚のはぎれ布を使って、パッチワークでテディベアを作るのはどうでしょうか?
花柄でお馴染みのリバティプリント生地を組み合わせると、ファー生地とは大きく印象が異なって見えます。
作り方は少し難しいかもしれませんが、似たような色の無地の生地と組み合わせて作るのも面白そうです。
手作りテディベアのおすすめアイデア④:フェルトで作る
初心者さんに一番おすすめの生地です。
裏表による区別がなく、毛の流れの方向を気にする必要もありません。
初めてで、難しいことは考えずに手軽に作りたいときにどうぞ。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑤:編みぐるみで作る
かぎ針編みが得意な人には、編みぐるみで作るという選択肢もあります。
太い毛糸で編んで行くと自立も出来るので、インテリアとしてもおすすめです。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑥:羊毛フェルトで作る
ダイソーのハンドメイドコーナーで売っているので、手軽に入手できます。
ただし、内容量は少ないので大きなテディベアを作るのは難しいでしょう。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑦:リボンなどのアクセサリーをつける
首にリボンなど、ちょっとしたアクセサリーをつけてあげるのはいかがでしょうか。
何もないよりは、可愛さが少し増します。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑧:服を作って着せる
手芸初心者さんには難しいですが、ここまで出来れば達成感も大いに感じることが出来るでしょう。
ケープのような簡単に羽織るものだけでも、つけてあげれば可愛らしいです。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑨:ジョイントで可動式にする
テディベアの手足を動かせるようにしたいときは、ジョイントを使えば動かせるようになります。
使い方は簡単で、間接などの動かしたい部分にカチッとボタンのように留めるだけ。
使うとしたら両腕・両足・頭に使うので、最高で5個必要ということになります。
手芸用品点か、ネットショッピングで用意してください。
手作りテディベアのおすすめアイデア⑩:材料費を抑えたい!
最近は100円ショップでも生地、綿、目のパーツなど、ほとんどの材料を買い揃えることが出来ます。
針や糸、目打ち、裁ちバサミなど、手芸に必要かつ便利な道具も売っています。
低コストで始めたいときは、まずは100円ショップに向かうと良いでしょう。
テディベア作りの材料
- 型紙
- 生地
- 綿
- さし目
- さし鼻
- 長針
- 刺繍糸
- ジョイント
テディベア作りの材料①型紙
これがないと、テディベアの作り方を知っていても、テディベアを作ることが出来ません。
型紙はテディベアの作り方の専門書籍から印刷して用意してください。
図書館にあれば借りてくることをオススメします。
インターネット上でテディベアの作り方の解説と、個人利用に限り型紙を無料配布している制作者もいます。
無料の型紙では種類がそんなに多くありませんが、お試しで作りたい場合は無料の型紙でも十分です。
テディベア作りの材料②生地
初心者さんには生地の裏表がないフェルト布がオススメですが、どの素材を選ぶかは自由です。
ファー、フェルト布、フリース素材、ベルベット素材など様々な素材があるので、作りたいテディベアのイメージを想像して選びましょう。
ただし、丈夫な生地を選ぶようにしてください。
テディベア作りの材料③綿
テディベアの本体となるものです。
手芸用品店以外に、ダイソーなどの100円ショップでも売っています。
高価な物を選ぶ必要はありません。
テディベア作りの材料④さし目
テディベアの目に使うパーツなので、2個用意してください。
手芸用品店か、100円ショップで買うことが出来ます。
テディベア作りの材料⑤さし鼻
テディベアの鼻は刺繍するか、さし鼻を埋め込むか、2通りの方法があります。
さし鼻の方が簡単に取り付けられるので、オススメです。
テディベア作りの材料⑥長針
テディベアなどのぬいぐるみ作りには長針が適しています。
ぬいぐるみ作り用の長針も売ってるので、こちらを購入すれば問題ないでしょう。
テディベア作りの材料⑦刺繍糸
テディベアの口部分の刺繍で使います。
少量で結構ですので、用意しておきましょう。
刺繍針のご用意もお忘れなく。
テディベアの簡単な作り方
材料が揃ったら、早速テディベアを作り始めましょう!
始めてでも分かりやすい、テディベアの作り方をご紹介します。
- 型紙どおりに生地を裁つ
- 頭を作る
- 鼻・目・口をつける
- 耳をつける
- 腕と足を作る
- 胴体を作る
- 頭、腕、足と胴体をジョイントで繋げる
- 綿を詰める・仕上げ
テディベアの簡単な作り方①:型紙どおりに生地を裁つ
裏地となる方に型紙を当てて、ペンなどで書き写してからカットします。
ファー生地などの毛が長い生地を使う場合、裏側から布だけを切るように注意してください。
切る際には縫い代を5mm~1cm程つけると良いです。
テディベアの簡単な作り方②:頭を作る
各パーツは後で裏返すので、縫うときは裏地を表にして縫ってください。
まずはテディベアの頭となる2枚の生地を、顎下から鼻先を目指して縫っていきます。
あとで鼻を差し込むので、差し込み口は少し開けておいてください。
次に、鼻筋となる生地と頭を縫い合わせます。
頭2枚の生地の間に、鼻筋となる生地を当てましょう。
綿の詰め込み口となる首部分だけが空いた状態になるように縫います。
ここまで縫い終わったら表にひっくり返して、頭全体に綿が行き渡るように、まんべんなく詰め込みましょう。
特に鼻の辺りの綿が少ないと型崩れを起こす原因となります。
テディベアの簡単な作り方③:鼻・目・口をつける
鼻・目・口の作り方について、まとめて紹介します。
鼻・目の作り方はパーツを差し込むだけ。
鼻の差し込み口として開けておいた部分に、さし鼻をつけましょう。
目も同様に、目の位置に目打ちで穴を開けて、さし目を差し込みます。
ボンドをつけて差し込むだけで、簡単に取り付けられるので便利です。
口の作り方は、簡単な刺繍を施すだけ。
可愛く仕上がるようにつけてあげてください。
テディベアの簡単な作り方④:耳をつける
耳の作り方についてです。
耳の生地2枚を裏地が表に見えるように縫い合わせて表にひっくり返します。
ひっくり返したら、頭と耳を縫い合わせましょう。
耳の縫い合わせなかった部分を内側に丸め込んでから頭に縫えば、表側に糸が見えにくくなります。
出来るだけ縫い目が見えなくなるように工夫しましょう。
テディベアの簡単な作り方⑤:腕と足を作る
腕と足、どちらから作り始めても構いませんが、ここでは腕の作り方から紹介します。
手の平となる生地と腕部分を、まち針で仮留めをしてから縫い合わせます。
もう片方の腕も同様に縫ってください。
次に、足の作り方についてです。
縫い方は腕とほぼ同じで、まち針で足部分の生地と足の裏の生地を仮留めしてから縫い進め、一周して繋げます。
もう片方も同様です。
これで腕と足が出来ましたので、表にひっくり返しておきます。
テディベアの簡単な作り方⑥:胴体を作る
胴体の作り方についてです。
生地2枚を裏地が表に見えるように向き合わせて、まち針で仮留めします。
綿を詰める入り口と、ジョイント差込口となる部分は開けておいてください。
一周縫ったら表にひっくり返します。
テディベアの簡単な作り方⑦:頭、腕、足と胴体をジョイントで繋げる
胴体に目打ちでジョイント差込位置の穴を空けておきます。
足を胴体の穴を空けた部分に差し込み、お腹の中にジョイントの柄部分を出します。
柄の部分にワッシャーを通し、その上にストッパーを通してぎゅっと押し込みます。
この時、取付位置と腕・足の左右を間違えないように気を付けてください。
ストッパーを止めると、外すことが出来なくなります。
頭、両腕、両足を同様にジョイントを取り付けて胴体と繋げます。
テディベアの簡単な作り方⑧:綿を詰める・仕上げ
背中からしっかりと綿を詰めて、体全体に隙間なく行き渡らせてください。
綿が詰まったら、ラダーステッチ(コの字とじ)でしっかりと背中を縫い閉じます。
あとはブラシで毛並みを整えれば完成です!
ジョイントなしテディベアの作り方
ジョイントなしでも、可愛いテディベアは作れます!
フェルトを使った、ミニサイズのテディベアの作り方をご紹介します。
- 型紙どおりに生地を裁つ
- 頭を作る
- 目・鼻・口をつける
- 耳を縫い合わせて、頭に縫い付ける
- 体に頭・腕・足を縫い付ける
- 首にリボンを結ぶ
ジョイントなしテディベアの作り方①:型紙どおりに生地を裁つ
型紙を印刷して切り取り、18cm角のフェルト1枚に書き写します。
裏表の区別はありませんので、どちらの面に書いても問題ありません。
耳の生地は半月型ではなく、楕円形で切り取ってください。
フェルトなので縫い代は不要です。
ジョイントなしテディベアの作り方②:頭を作る
基本的な作り方は、先ほど紹介した作り方とほとんど同じです。
頭部分2枚を合わせて、顎下から鼻先まで縫い合わせます。
プラスチックの鼻を入れるので、鼻先は2mmほど開けておきましょう。
2枚の間に頭の中心となる生地を入れて、縫い合わせます。
頭の下から綿を入れるので、綿を詰め込んでから
下を縫い絞って閉じてください。
ジョイントなしテディベアの作り方③:目・鼻・口をつける
ここまで出来たら、鼻と口を取り付けます。
鼻先は鼻パーツにボンドをつけて差し込み、目は目打ちで穴を空けてから、ボンドをつけて目のパーツを差し込みます。
口には簡単な刺繍を施してください。
ジョイントなしテディベアの作り方④:耳を縫い合わせて、頭に縫い付ける
耳の生地を半月型になるように縫い合わせて、頭に取り付けます。
ラダーステッチで、耳の前後を通すようにして縫い付けると良いでしょう。
ジョイントなしテディベアの作り方⑤:体に頭・腕・足を縫い付ける
体・足・腕もそれぞれ縫い合わせて、中に綿を入れて閉じてください。
パーツが揃ったら、体に頭・腕・足を縫い付けていきます。
体に足をつける時、糸を体の同じ場所に1〜2回通してつけると、足を動かせるようになります。
全てのパーツをしっかりと縫い付けてください。
ジョイントなしテディベアの作り方⑥:首にリボンを結ぶ
首に小さな細いリボンを結んであげましょう。
この辺りはお好みで飾り付けてください。
なくてもOKです。
これで、ジョイントなしのテディベアの完成です!
素材や大きさが変わっても、基本的なテディベアの作り方は同じだと分かりましたね。
テディベア作りにおすすめの型紙3選
テディベアなどのぬいぐるみは、型紙がないと作ることが出来ません。
型紙はテディベアの作り方の本から印刷して手に入れるか、またはインターネット上でダウンロードも出来ます。
まずは型紙を見てみたい、無料でダウンロード出来るところがあれば知りたいという方のために、テディベア作りにおすすめの型紙を紹介します。
- A4サイズで作る型紙
- 18cm角で作る型紙
- 松山パイル織物株式会社で配布されている型紙
テディベア作りにおすすめの型紙①:A4サイズで作る型紙
ダウンロードした型紙を、A4サイズの紙に出力して手に入れることが出来ます。
手の平に乗せられるくらいの、それほど大きくないテディベアが作れるので、初心者の方におすすめ。
以下のサイトから保存できますので、参考にしてください。
もちろん、テディベアの詳しい作り方の解説もあります。
【型紙付き】超簡単本格テディベア【100円グッズだけで作れる】
テディベア作りにおすすめの型紙②:18cm角で作る型紙
18cm×18cmのフェルトで作ることを想定した型紙です。
小さなマスコットサイズのテディベアを作ることができます。
フェルト1枚で作れるので、プレゼント用として何個も作ることも可能です。
写真付きで作り方の解説もあります。
以下のサイトを参考にしてください。
フェルトで簡単!クマのぬいぐるみの作り方♪
テディベア作りにおすすめの型紙③:松山パイル織物株式会社で配布されている型紙
松山パイル織物株式会社の公式サイトで配布されている型紙です。
ベーシックな形の型紙で、倍率を変えてテディベアの完成サイズを変えることも出来ます。
ページ下の方に『型紙ダウンロードサービス』があるので、そこからダウンロードしてご利用ください。
作り方はサイト上には書かれていません。
松山パイル織物株式会社
テディベア作りにおすすめの100均アイテム3選
世の中は空前のハンドメイドブーム。
100円ショップでもハンドメイドに役立つアイテムを多く取り扱うようになりました。
そこで、テディベア作りに役立つおすすめの100均アイテムを3つ紹介紹介します。
- しるし付けペン
- ふわふわフェイスタオル
- フェルト
テディベア作りにおすすめの100均アイテム①:しるし付けペン
生地に印を書くペンと言えば鉛筆タイプのチャコペンでしたが、現在は水で消せるペンも登場しています。
消したいところに水を含んだタオルなどを当てると線が消えるので、とても便利です。
また、線が白いので濃い生地で使えるところも便利なポイント。
時間が経つと自然に線が消えるタイプの『しるし付けペン』もあります。
こちらのタイプは、薄い色の生地にしるしをつける時に役立ちます。
1本持っておけば、役立つこと間違いなしでしょう。
テディベア作りにおすすめの100均アイテム②:ふわふわフェイスタオル
マイクロファイバー素材の、ふわふわした肌触りのフェイスタオルです。
本来の用途は顔を拭くタオルですが、あまりにふわふわしすぎてて、これでテディベアを作っても全く違和感がありません。
ダイソーで見かけた際には、ぜひ触ってみてください。
テディベア作りにおすすめの100均アイテム③:フェルト
18cm×18cmと、70cm×60cmの2サイズがあります。
カラーバリエーションが豊富に揃っていて、パーツごとに色を変えれば、カラフルでポップなテディベアの出来上がり!
18cm×18cmの方は5色5本入りで、70cm×60cmの方は1色1本入りで販売されています。
コストパフォーマンスに優れていて、とても買い求めやすいアイテムではないでしょうか。
おすすめのテディベア本
もっと詳しく作り方を知りたい、違う型紙を使ったテディベアの作り方を知りたいときは、テディベアの作り方の本を参考にすると良いです。
上記の本は、テディベアを作りたい全ての方へおすすめできる本です。
実物大の型紙は、圧巻の65点入り!
ボアなどのもこもことした素材を使ったテディベアの作り方が34作品、コットンなどのさらりとした素材を使ったテディベアの作り方が31作品紹介されています。
きっとお気に入りのテディベアが見つかるでしょう。
たくさんの作り方が紹介されているので、あれもこれもと、目移りしそうです。
作り方はカラー写真で分かりやすく解説されているので、初心者の方でも楽しく作ることが出来ます。
テディベアの作り方の本は絶版になっているものが多く、書店では入手しにくいものとなっています。
中古品になってしまいますが、アマゾンでテディベアの作り方の本を購入することが出来ます。
作り方を詳しく知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
テディベアのいる暮らし
テディベアを作りたいと思うきっかけは人それぞれですが、みんなに共通して言えることは『テディベアが好き』。
これに尽きるのではないでしょうか。
大好きなテディベアなら、初心者さんでも不器用さんでも、きっと可愛く作れるはず。
そして、出来上がった後も大事にしてあげてください。
テディベアは、ずっと私たちのお友達なのですから。