ヨーグルトメーカーを使った醤油麹の作り方
醤油麹作りの材料
- 醤油(お好みのもの):250cc
- 米麹:200g
- 水:100㏄
※この醤油麹の作り方は、下記のヨーグルトメーカーのレシピを参考にしています。
醤油麹の作り方:ヨーグルトメーカー編
ヨーグルトメーカーでの醤油麹の作り方では乾燥米麹もしくは板麹が相性がいいでしょう。
作り方は、まず上記の材料を容器に入れしっかり混ぜ合わせましょう。
米麹は粒をバラバラにしながらかき混ぜる作り方がおすすめです。
かき混ぜ終えたらヨーグルトメーカーに容器をセットし、「8時間・60℃」でスイッチを押して8時間待てば出来上がりです。
ヨーグルトメーカーを使った基本の醤油麹の作り方は材料を混ぜてセットするだけで完成するので、手間のかかる作り方を短縮したい人にはおすすめの作り方です。
炊飯器を使った醤油麹の作り方
醤油麹作りの材料
- 濃口醤油:300〜400cc
- 乾燥米麹:200g
醤油麹の作り方:炊飯器編
炊飯器での醤油麹の作り方は、まず上記の材料を炊飯器に入れてよくかき混ぜましょう。
材料の醤油は特選醤油を使うと味に深みが増すのでおすすめです。
かき混ぜ終えたら炊飯器の蓋を開けたまま濡れた布巾をかけて保温状態にしておきます。
1時間後にもう一度かき混ぜ、覆うぐらいの量の醤油を足していきます。
濡れ頭巾は乾燥しやすいのでこまめに濡らしながら、保温状態で7時間置きましょう。
全体的に米麹が醤油に馴染み、柔らかくなっていれば出来上がりです。
出来上がった醤油麹は煮沸した保存容器に保存するようにしましょう。
炊飯器を使った作り方はヨーグルトメーカーを使った作り方と似ているのでお好みの作り方で醤油麹を作ってみましょう。
失敗?!醤油麹の出来上がりの水分が少ない場合の対処法
醤油麹の作り方を確認してレシピ通りに作ってみたのに出来上がった醤油麹の見た目が違ったり味が足りなかったりすることはありませんか。
作り方が同じでも毎回同じ結果にならない場合もあります。
例えば水分が少ない、麹の粒が残ってしまっている、甘みがない、白いカビみたいなものが浮いているといった現象になった場合は改善出来ます。
改善方法は下記の3点になります。
- 醤油を足す
- お湯で温める
- よくかき混ぜる
水分が少ない醤油麹の対処法①:醤油を足す
冷蔵庫に置いておいて使おうとした醤油麹がベチャっとして水分が足りなく感じたり、米麹の粒々がまだ残っている場合は醤油が足りないことが原因になります。
醤油を足して全体的にかき混ぜてみましょう。
1日に1〜2回程度は冷蔵庫に入れた醤油麹をかき混ぜると潤いが出てきて、米麹もなめらかになります。
水分が少ない醤油麹の対処法②:お湯で温める
米麹の粒々がまだ残っている感じがしたり、甘みが出ていない場合は醤油麹が入っている瓶ごと50℃〜60℃のお湯で温めてみましょう。
2時間程度温めることによって米麹の発酵が進み活動し始めます。
夏場は米麹の発酵が早く進みますが、冬場は気温が低いので発酵の進みが遅くなりがちです。
季節によっても米麹の発酵の進み方が異なります。
水分が少ない醤油麹の対処法③:よくかき混ぜる
水分が少ないと感じたり白いカビみたいなものが発生した時は、全体的によくかき混ぜてみましょう。
白くカビのように見えるのは酵母菌の一種「産膜酵母(さんまくこうぼ)」といい、カビではないので心配いりません。
産膜酵母はかき混ぜることによって消えてしまいます。
但し白ではなく赤やグレー、緑の色が付いているものが発生した場合、それはカビです。
カビを繁殖させないためには清潔なスプーンで1日1回かき混ぜることがおすすめです。
醤油麹のアレンジレシピ3選
醤油麹の作り方が分かった後は実際に醤油麹を使って美味しく食べるアレンジレシピをご紹介しましょう。
減塩が期待できる醤油麹は、醤油の代替えにできる上にコクと旨味をプラスしてくれる万能調味料なのです。
- かける
- 和える
- 漬ける
醤油麹を使ったアレンジレシピ①:かける
いつもは醤油を付けて食べる刺身を醤油麹とわさびに差し替えてみると、醤油麹の旨味が魚の臭みを消してマイルドに美味しく食べれます。
冷奴は醤油の代わりに醤油麹とネギをのせて食べてみたり、厚揚げを焼いた醤油麹をかけて食べるのもおすすめです。
ビールに合うおつまみとして十分美味しく食べれます。
醤油麹を使ったアレンジレシピ②:和える
和えものにも合う醤油麹は食材の本来の良さを引き立てて美味しく仕上げてくれます。
マヨネーズと醤油麹を混ぜたディップにきゅうりを付けて食べてみたり、いつもは醤油で作る白和えを醤油麹で作ってみると、まろやさとコクがプラスされたワンランクアップした美味しさを発見します。
醤油麹を使ったアレンジレシピ③:漬ける
醤油麹に浸したゆで卵やサーモンの刺身、卵黄などを1〜2日冷蔵庫で寝かせるだけで、ご飯のお供やお酒に合うおつまみが出来上がります。
きゅうりや大根などの野菜を醤油麹漬けにしてお漬物にするのもおすすめです。
また鶏肉や豚肉、魚類を醤油麹に漬け込むのも美味しくて相性抜群です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ17選
色んな料理に合う醤油麹を使ったおすすめの作り方をご紹介しましょう。
醤油麹は炒め物、焼き物、ご飯ものと相性抜群です。
- ポークジンジャー
- 鶏の唐揚げ
- ミニつくね
- 青椒肉絲
- 豚肉大根
- ブリの照り焼き
- じゃがバター
- 手羽中のレモン醤油麹焼き
- 肉豆腐
- 豆苗と大豆のごま酢和え
- 牛肉とピーマンの醤油麹
- ひじき入りミートボール
- 肉味噌
- 秋鮭の豆乳チーズソース
- 茄子の醤油麹ごま和え
- 野菜しょうゆ麹トンカツ巻き
- 醤油麹ときのこの混ぜご飯
醤油麹を使ったおすすめレシピ1:ポークジンジャー
まずは醤油麹を使ったポークジンジャーの作り方をご紹介しましょう。
生姜焼き用の豚ロース肉を醤油麹に漬けて30分置きます。
醤油麹で漬け込むことで豚肉が柔らかく食べやすくなります。
フライパンに醤油麹に漬けておいた豚肉、玉ねぎを中火で炒めましょう。
火が通ったら再度醤油麹や生姜・玉ねぎのすりおろしで味を整えてお皿に盛りつければ完成です。
醤油麹は火にかけると焦げやすいので中火または弱火でじっくり加熱していきましょう。
醤油麹を使ったおすすめレシピ2:鶏の唐揚げ
次は鶏肉を醤油麹で漬け込んだ簡単でジューシーな唐揚げの作り方です。
鶏もも肉は一口大に切り醤油麹と一緒に保存袋に入れて30分漬け込みましょう。
あとは片栗粉と小麦粉をまぶし、油で揚げるだけで柔らかくジューシーな鶏の唐揚げの完成です。
鶏胸肉でも柔らかく美味しく仕上がるので一度試してみてはいかがでしょうか。
醤油麹を使ったおすすめレシピ3:ミニつくね
次は時短で出来る簡単な醤油麹を使ったミニつくねの作り方です。
鶏ひき肉と醤油麹をよく混ぜ合わせ冷蔵庫で数時間置きましょう。
さらに1〜2日程度置くと鶏ひき肉に醤油麹のコクがプラスされていくのでおすすめです。
あとは寝かせたつくねのたねを6等分に分けてフライパンで焼くだけです。
つくねの上に大根おろしや紫蘇を乗せると彩りよく見た目も美味しく仕上がります。
醤油麹を使ったおすすめレシピ4:青椒肉絲
オイスターソースと醤油麹を使った絶品な青椒肉絲の作り方です。
化学調味料を使わない健康的なチンジャオロースを作ってみませんか。
牛肉、ピーマン、黄色パプリカ、玉ねぎ、たけのこ、もやし、人参を千切りにし、上記の調味料と炒めるだけの作り方です。
醤油麹でまろやかさとコクがプラスされいつも食べるチンジャオロースとは違った味わいが出ます。
醤油麹を使ったおすすめレシピ5:豚肉大根
醤油麹を使ったご飯が進む系のおかずである豚大根の作り方です。
醤油麹・みりん・酒・オイスターソース・にんにく・しょうがを使った最強調味料を豚肉と大根に絡めるだけで簡単に出来上がります。
ご飯にかけてどんぶりにして食べるのもおすすめの食べ方です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ6:ブリの照り焼き
醤油麹を使った冷えても美味しいブリの照り焼きの作り方は、焼く前のブリに醤油麹大さじ1を塗っておきましょう。
先に塗っておくことでコクがでて美味しくなります。
塗り終わったらフライパンで焼き目がつくまで焼いて合わせ調味料を入れて煮詰めていけば出来上がりです。
冷えても美味しいのでお弁当のおかずにもおすすめのブリの照り焼きの作り方です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ7:じゃがバター
フライパンが要らない新じゃがと醤油麹を上手に使ったじゃがバターの作り方です。
じゃがいもは皮が付いたまま電子レンジで7分程度温めて熱々のうちに大きめにカットしましょう。
ボールにカットしたじゃがいも、バター、醤油麹で和えて最後にパルメザンチーズを振りかけましょう。
お皿に盛りつけする際に小ねぎやバジルの粉を散らすと彩りが良くなり、冷めた方が味にコクがでて美味しくなります。
醤油麹を使ったおすすめレシピ8:手羽中のレモン醤油麹焼き
次はこってりが美味しい手羽中のレモン醤油麹焼きの作り方です。
手羽中、醤油麹、おろしにんにくを保存袋に入れてよく揉み込み30分漬け置きしましょう。
漬け込む時間が長いほど醤油麹のコクが染み込んで美味しくなるので1日冷蔵庫で寝かせるのもおすすめです。
フライパンにごま油を引いて醤油麹に漬け込んだ手羽中を焼いていき、最後にレモン汁を回しかければ出来上がりです。
醤油麹は焦げやすいので最初は蒸し焼きにし、最後に強火でこんがりと焼き目を付ける作り方がおすすめです。
醤油麹を使ったおすすめレシピ9:肉豆腐
醤油麹で旨味を閉じ込めた肉豆腐の作り方です。
牛の薄切り肉の片面だけお酒と醤油麹を塗って10分ほど置きましょう。
フライパンで牛肉を焼くときは醤油麹を塗っていない面を焼くと焦げ過ぎる心配なく焼けます。
木綿豆腐はしっかり水切りしておくと全体的に味が染み込みやすくなり時短にもなります。
醤油麹を使ったおすすめレシピ10:豆苗と大豆のごま酢和え
次は包丁を使わずに出来る醤油麹を使った豆苗と大豆のごま酢和えの作り方です。
豆苗はキッチンバサミで根元をカットし1cmぐらいの食べやすい大きさに切りましょう。
大豆の水煮、すりごま、醤油麹、お酢をボウルに入れて混ぜたら出来上がりです。
作り方さえ覚えておくと一品足りないときにさっと時短で作れてしまう簡単な料理です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ11:牛肉とピーマンの醤油麹煮
次は醤油麹を使った牛肉とピーマンの醤油麹煮の作り方です。
食べやすい大きさに切った牛肉の薄切りを醤油麹で揉み込んで、ピーマンは2cmに切っていきましょう。
お鍋に牛肉、ピーマンと調味料を入れて中火と弱火を使い分けて煮ていきましょう。
彩りに入りゴマをかければ出来上がりです。
最初に牛肉を醤油麹で揉み込むことで醤油麹のコクがでて美味しく仕上がる作り方です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ12:ひじき入りミートボール
次は醤油麹を使ったひじき入りミートボールの作り方です。
まずは合い挽き肉と醤油麹をよく混ぜて冷蔵庫で数時間置きましょう。
置き時間が長いほど醤油麹の味やコクが染み込みやすいので1日寝かせるのもおすすめです。
寝かせた合い挽き肉に乾燥ひじき、パン粉、牛乳をよく混ぜて6等分に丸めてフライパンで焼いていきます。
ひじきが入っているので食物繊維たっぷりな上に醤油麹のしっとりさが美味しいヘルシーなミートボールの出来上がりです。
醤油麹を使ったおすすめレシピ13:肉味噌
醤油麹と味噌の2つの万能発酵食品を使った作り置きにおすすめの肉味噌の作り方です。
フライパンに鶏または豚の挽肉を入れてボロボロになるまで乾煎りします。
そこに水、醤油麹、味噌、味醂、お好みで砂糖を入れてかき混ぜてトロミが出たら出来上がりです。
醤油麹を使ったおすすめレシピ14:秋鮭の豆乳チーズソース
秋鮭と醤油麹を使った秋鮭の豆乳チーズソースの作り方です。
保存袋に秋鮭、醤油麹、お酒、おろしにんにくを入れて一晩冷蔵庫で寝かせておくと焼いてもしっとり仕上がります。
豆乳ソースに醤油麹を加えてコクをアップさせた美味しい鮭のソテーの完成です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ15:茄子の醤油麹ごま和え
次は茄子と醤油麹胡麻和えの作り方です。
茄子はごま油で柔らかくなるまでオイル蒸しをして、醤油麹とすりゴマで和えましょう。
醤油麹を使った作り方をすることでコクがでたワンランクアップした茄子の胡麻和えが出来上がります。
醤油麹を使ったおすすめレシピ16:野菜しょうゆ麹トンカツ巻き
醤油麹を使った一口サイズで食べれる野菜トンカツの作り方です。
豚肉に醤油麹を塗ってから片栗粉をまぶしていきましょう。
サランラップを使うとアスパラや人参が巻きやすくなります。
野菜がたっぷり食べれてヘルシーで、醤油麹を使うことで味がしっかりつくのでお弁当にもおすすめの作り方です。
醤油麹を使ったおすすめレシピ17:醤油麹ときのこの混ぜご飯
最後は醤油麹を使った美味しいきのこの混ぜご飯の作り方です。
お酒とバターを入れた器にきのこ類を入れてレンジで3分温めていきましょう。
温めたきのこに醤油麹を混ぜて、炊き上がったご飯と混ぜるだけです。
簡単で時短で作れて醤油麹のまろやかなコクが美味しいきのこの混ぜご飯はいかがでしょうか。
おすすめのレシピ本
シンプルな表紙がかわいい醤油麹を使ったレシピ本です。
料理が苦手な人でも簡単に出来る作り方が載っているので、便利に使える一冊です。
醤油麹を使ってアレンジした料理の作り方を楽しもう
醤油麹を使った料理の作り方は醤油麹を塗ったり、お肉を漬け込んだりと万能に使えるのでおすすめです。
醤油麹を使うことで時短で簡単な作り方が出来るので、仕事をしていて忙しいママも手間をかけず美味しく食べれる料理が出来上がります。
醤油麹の作り方は炊飯器を使った作り方、ヨーグルトメーカーを使った作り方が手間がかからず作れるのでおすすめです。
是非一度自分で作ってみて、色んな料理に役立ててみましょう!