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2019/05/30

栗の保存方法を大公開!栗農家直伝の冷凍保存法や期間を詳しく解説

秋の味覚である栗が好きな人は多いのではないでしょうか。
秋になるとたくさん買ったりもらったりして栗を食べている方も多いでしょう。

栗はとてもおいしいですが保存期間が短いので急いで食べなければなりませんよね。
しかし実際は栗は冷凍保存することで長期保存が可能なんです。

この記事では栗の保存方法や冷凍繰りを使ったおすすめのレシピなどをご紹介していきます。

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栗農家直伝!剥いた栗の冷蔵庫保存法を解説

栗の保存

栗を保存するのは皮つきのままが適しています。
皮付きのまましばらく保存しておくと栗の甘みが増して収穫したてよりも甘みを楽しむことができるようになります。

また皮付きのままだと長期での保存もできます。
1か月程度であればおいしく食べることができますよ。

反対に皮をむいてしまった場合は長期の保存はできません。
常温での保存は避けて冷蔵庫で保存をしてください。

冷蔵庫で保存するときには栗をよく洗いましょう。
そして洗った栗は氷水に入れて保存します。

そのまま冷蔵庫に入れると乾燥してしまったりしておいしく食べることができません。
また冷やしておくことで甘みも増します。

これでも冷蔵庫で保存できる期間は3日程度です。
皮をむいた栗は必ず冷蔵庫で保存し早めに食べるようにしてくださいね。

<下に続く>

皮むき後の栗を冷凍保存法や保存期間を解説

栗の冷蔵庫保存

栗は皮をむいた後は冷蔵保存でもあまり日持ちしません。
しかし冷凍することで長期保存ができるようになるんです。

皮をむいていなければ半年ほど冷凍保存ができますが皮をむいた後はそれよりは短くなってしまいます。
しかし2か月くらいは冷凍保存で食べることができるでしょう。

剥き栗はそのまま冷凍してしまうと乾燥してしまいがちです。
すると解凍してもおいしく食べることができません。

なので皮をむいた栗を冷凍保存するときには一緒に砂糖を入れておきましょう。
砂糖は栗の2割を目安に一緒にジップロックなどに入れます。

砂糖を栗全体によくもみこみます。
しっかりと空気を抜いて冷凍庫に保存しておきましょう。

砂糖を入れておくことで乾燥を防ぐことができるので解凍しておいしく食べることができます。
料理に使うときには砂糖を軽く洗い流せば砂糖の味も気になりませんよ。

<下に続く>

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ8選

栗料理

冷凍保存しておいた栗はいろいろな料理に使うことができます。
料理に使うときはあらかじめ解凍することなく凍ったまま調理することができますよ。

ここでは冷凍の栗を使ったおいしいレシピをご紹介します。

  1. 栗ご飯
  2. 栗きんちゃく
  3. 栗のスープ
  4. 栗のパウンドケーキ
  5. 栗の甘露煮
  6. スイートポテト
  7. 栗サラダ
  8. 里芋と栗の煮物

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ①:栗ご飯

栗レシピ1

栗ご飯は栗料理のなかでも人気が高く定番ですよね。
ほくほくした栗がとてもおいしいですがなんと冷凍してある栗でも作ることができるんです。

研いだお米に塩、みりん、お酒、昆布を炊飯器に一緒に入れます。
最後に凍ったままの栗をお米の上にのせます。

目安としてはお米2合に栗20から30粒が適量です。
そのまま通常通り炊けば栗ご飯の出来上がりです。

昆布から出る出汁と栗の甘みがとてもおいしいです。
お好みで食べるときに黒ゴマを振ってください。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ②:栗きんちゃく

栗レシピ2

甘くておいしい栗きんちゃくも冷凍栗で作ることができます。
圧力なべがある方は圧力なべで栗を煮ることで簡単で時短に栗に火を通すことができます。

凍ったままの栗を浸るくらいの水と一緒に圧力なべに入れて強火で蒸気が出るまで煮たらその後は弱火にして少しの間火にかけておきます。
別の鍋に栗を移したら熱いうちに栗を潰します。

はちみつ、砂糖、お酒、みりんを入れて弱火のまま水分がなくなるまで混ぜ続けます。
水分がなくなったらラップに一口大の栗をのせてラップを絞ります。

熱いうちにやるとうまくできますよ。
少し乾燥してしまった冷凍栗でもおいしく作ることができます。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ③:栗のスープ

栗レシピ3

栗のスープは電子レンジを使って簡単に作ることができます。
栗200グラムの場合、容器に栗と一緒に水を入れて500ワットで5分ほど温めるといいでしょう。

栗が温まったら牛乳と一緒にミキサーで滑らかにします。
滑らかになったら鍋に移し替えてひと煮たちさせます。

仕上げにコンソメと塩コショウで味を調えて完成です。
生クリームを使うことなくおいしい栗のスープを作ることができます。

牛乳ならすっとくのあるご家庭も多いのではないでしょうか。
家にある材料で簡単に作ることができますよ。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ④:栗のパウンドケーキ

栗レシピ4

最初に冷凍しておいた栗を茹でます。
火が通ったら栗を潰して鍋に入れて弱火にかけます。

砂糖と牛乳を加えて混ぜ合わせましょう。
別のボールでバターと砂糖、卵を混ぜ合わせておきます。

よく混ざったらホットケーキミックスと鍋で作った栗のペーストを加えてさらに混ぜます。
ケーキ型に入れてオーブンで焼けば出来上がりです。

ホットケーキミックスを使って簡単に作ることができるので急なお客さんに作って出すこともできますよ。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ⑤:栗の甘露煮

栗レシピ5

お正月には栗の甘露煮を作る方も多いのではないでしょうか。
買うと少し高いですが冷凍の栗があればおせち用の甘露煮も自宅で作ることができます。

鍋に凍ったままの栗と砂糖、お水を入れます。
クッキングペーパーなどで落し蓋をして弱火で煮ます。

この時くちなしの実があるようであればパックに入れて一緒に煮るとさらにおいしくできます。
途中でみりんを加えてさらに煮ていきます。

火を止めたらくちなしの実は取り出します。
栗はこのまま一晩煮汁に漬けておいて味をよく染み込ませます。

翌日栗を取り出したら煮汁はとろみがつくまで煮詰めましょう。
時間はかかりますが難しくはないのでぜひ挑戦してみてくださいね。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ⑥:スイートポテト

栗レシピ6

サツマイモがたくさんあったらスイートポテトを作るとおいしいですよね。
スイートポテトと栗はとても相性抜群なのでぜひ栗も一緒に入れてみてください。

サツマイモ5に対して栗の分量1がおすすめです。
サツマイモと栗は茹でてもいいですし電子レンジで柔らかくしても大丈夫です。

バター、砂糖、はちみつ、レモン汁、卵の白身、黄身半分を混ぜ合わせます。
バターが分離してもあまり気にしなくて大丈夫です。

あとでいれるサツマイモと栗が温かいのでここで分離していても最終的には解けて混ざり合います。
栗とサツマイモはマッシャーなどで潰します。

小さな粒は残っていても何の問題もありません。
気になる方は裏ごししてください。

サツマイモと栗がつぶれたら先ほど混ぜ合わせておいた調味料を加えます。
混ぜ合わせるとペースト状になるのでとろりとするまで均等に混ぜます。

丸めてアルミカップに入れたら残っている卵の黄身をハケなどを使い表面に塗っていきます。
オーブンで加熱して完成です。

焦げ目をつけたい方は最後オーブンの温度を上げて焼くといいですよ。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ⑦:栗サラダ

栗レシピ7

栗をサラダにするイメージはあまりない方が多いのではないでしょうか。
冷凍してある栗を使えば簡単にお店のようにおしゃれでおいしい栗サラダができるんですよ。

材料は栗、コーン、ハム、粉チーズです。
冷凍栗はレンジで解凍します。

コーンも冷凍のものを使う場合はレンジで解凍してください。
細切りにしたハムと栗、コーンをボールに入れます。

マヨネーズ、砂糖、牛乳を加えて混ぜ合わせてください。
仕上げに粉チーズを振りかければ完成です。

パセリがあれば上に散らすことで彩りもよくなります。
ゴロゴロとしていてとても食べ応えのあるサラダなのでおすすめです。

冷凍保存の栗を使った簡単レシピ⑧:里芋と栗の煮物

栗レシピ8

冷凍栗を使って和食の定番料理である煮物を作ることもできます。
里芋も冷凍のものを使ってできるのでとても簡単ですよ。

包丁も使うことなく手間もかかりません。
最初に里芋と栗は火が通るまで下茹でします。

面倒な方は電子レンジで解凍しても問題ありません。
次にひき肉を炒め火が通ったらその鍋に水を入れて煮立たせます。

この時灰汁はきれいに取り除きましょう。
砂糖、めんつゆ、みりん、お酒を加えて煮立ったら下茹でしておいた里芋と栗を加えます。

15分ほど煮込めば完成です。
ひき肉以外に鶏もも肉でもおいしく作ることができます。

ショウガを加えてもおいしいですよ。
甘みがおいしい煮物です。

<下に続く>

焼き栗の保存方法おすすめ5選

栗の冷凍保存

茹でた栗もおいしいですが焼いた栗もおいしいですよね。
自宅で焼く方もいらっしゃると思いますが焼き栗を購入する方もたくさんいるのではないでしょうか。

ここでは焼き栗の保存方法をまとめてみました。

  1. 常温保存
  2. 新聞紙に包んで保存
  3. 冷蔵保存
  4. 冷凍保存
  5. 真空パックで保存

焼き栗の保存方法①:常温保存

栗の保存1

焼き栗は常温保存はあまり適していません。
特に湿気の多い梅雨の時期や春から夏にかけては注意してください。

焼き栗はカビが生えやすいのでこのような時期は特に早くカビが生えてしまいます。
食中毒の危険などもありますので焼き栗の常温保存はなるべく避けるようにしてください。

焼き栗の保存方法②:新聞紙に包んで保存

栗の保存2

常温保存は適さない焼き栗ですが冬場であれば2日ほどなら常温で保存ができるでしょう。
しかし冬場でも湿気に弱くカビが生えやすいことに変わりありません。

常温でそのまま放置しておくのはやめてください。
新聞紙やキッチンペーパーで焼き栗を包みましょう。

包んだ新聞紙がまわりの湿気を吸収してくれることで焼き栗にカビが生えるのを防いでくれます。
新聞紙に包む前に焼き栗の粗熱は取っておきましょう。

また1日経ったら新聞紙を新しいものに変えるとよりいいです。

焼き栗の保存方法③:冷蔵保存

栗の保存3

焼き栗は冷蔵庫で保存すれば5日ほど日持ちします。
焼き栗の粗熱を取り表面の水分を丁寧にふき取ってください。

冷蔵庫で保存するときは密閉容器やフリーザーバックに入れて保存しましょう。
あまり空気に触れないようにしておくのがポイントです。

食べるときは電子レンジで温めることができます。
甘みが増してほくほくとした食感の焼き栗を楽しむことができます。

焼き栗の保存方法④:冷凍保存

栗の保存4

焼き栗も冷凍保存することが可能です。
冷蔵庫で保存するときと同じようにフリーザーバックに入れて空気をできるだけ抜いてください。

フリーザーバックに入れる前に粗熱をとり水分をふき取るのも忘れず行ってくださいね。
焼き栗は冷凍保存することでかなり長期保存が可能になります。

約2か月程度はおいしく食べることができるでしょう。
食べるときは電子レンジで少し温めるだけで大丈夫です。

30秒を目安に加熱してみてください。
また焼き栗を冷凍するとあらかじめわかっているときは少し硬め見焼いておくといいでしょう。

硬めに焼いておくことで解凍した際に程よい食感を楽しむことができますよ。

焼き栗の保存方法⑤:真空パックで保存

栗の保存5

自宅に家庭用の真空パック機をお持ちであればそれを使って保存するのもおすすめです。
冷凍保存までとはいきませんがある程度長持ちするでしょう。

またジップロックやポリ袋で真空パックにすることもできます。
水の圧力を使って真空パックにすることができますので試してみてください。

鍋などに水を入れてその中に栗を入れたジップロックを徐々に沈めればできますよ。

<下に続く>

おすすめの和スイーツレシピ本

かんたん、かわいい! はじめての手づくり和菓子
1296円

和菓子を作るのは難しそうなイメージがありますよね。
しかし実際は自宅で簡単に作れる和菓子もあるんですよ。

手作りの和菓子に興味があるけど作り方がわからないという方はこの本を見てください。
和菓子を作ったことのない初心者の方におすすめのレシピも紹介されているので和菓子作りが始めやすいですよ。

また他にも伝統的な和菓子の作り方も詳しく紹介されているので和菓子作りベテランの方にもおすすめできます。
特別な道具がなくてもすぐに和菓子作りを始めることができますよ。

<下に続く>

栗をおいしく食べよう

子供が喜ぶ栗料理
栗はご飯やデザートにしてもおいしいですし、そのまま食べてもおいしいです。
旬の時期はもちろんですがせっかくならそれ以外の季節もおいしく味わいたいですよね。

この記事を参考にして上手に栗を保存してください。
あわせて紹介したレシピも参考にしておいしく栗を食べてくださいね。

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