他の人にマッサージするときのポイント
- 体重を上手く利用する
- オイルを使う
- 相手に確認する
それでは具体的に見ていきましょう。
マッサージする時のポイント①:体重を上手く利用する
マッサージされるのは良いけどするのは疲れるから嫌。
そういう人は多いと思います。
なぜプロのマッサージ師は長時間同じ力でし続けることが出来るのでしょうか?
実はマッサージのやり方にはポイントがあります。
私たちは握力のみでしがちですよね。
しかしプロのマッサージ師は立ち位置と体重のかけ方を工夫しています。
そのため長時間同じ力でマッサージすることができます。
マッサージする時のポイント②:オイルを使う
マッサージをする時はオイルを使いましょう。
オイルを使うことで滑りが良くなり摩擦を防ぐことができます。
オイルは自身の手に落とし体温で温めてから使用してください。
マッサージする時のポイント③:相手に確認する
コリが酷いからと言って力任せにしないようにしましょう。
人によって好みの力加減も違うので相手に必ず確認してから行うようにしてください。
他の人をマッサージするときのやり方【首・肩】
マッサージをしているシーンと説明文が並行して流れておりわかりやすい動画でしたね。
ポイントもしっかり紹介されていました。
ここで首と肩のツボを説明します。
首には天柱(てんちゅう)というツボがあり、頭と首の境目部分になります。
そこを両手の親指で押し上げるようにしましょう。
肩には肩外兪(けんがいゆ)と中府(ちゅうふ)というツボがあります。
肩外兪は背骨から肩甲骨上部の内側に向かって指4横指進んだ場所。
姿勢が悪いと痛みを感じるようになります。
中府は前胸部にあるツボで、外側の鎖骨から指3本分下に下りた場所。
パソコンやデスクワークする人に多いです。
他の人をマッサージするときのやり方【腰】
マッサージをするときの手の当て方などわかりやすく説明された動画でしたね。
今は若い人でも腰を痛めている人は意外と多いです。
痛みが酷い場合は立てなくなることもあるので早めの対処が重要になってきます。
腰痛には主に3つの筋肉が深く関わっています。
- 腰方形筋
- 脊柱起立筋
- 大腰筋
それぞれ見ていきましょう。
腰方形筋
あまり聞き慣れない筋肉ですが腰椎の両側にあり深い所に位置し姿勢を安定させるのに重要な役割を担っています。
マッサージのやり方のポイントは真横に立ちツボの部分を真っ直ぐに押し進めましょう。
適度な圧を加えつつ繰り返してください。
脊柱起立筋
脊柱起立筋は総称で腰痛に関わる筋肉はその中の胸最長筋と腰腸六筋。
どちらの筋肉も背骨に沿っているのでツボに向かって真下に圧をかけていきましょう。
大腰筋
大腰筋はインナーマッスルとして注目されている筋肉です。
大腰筋の場所は腸骨筋の内側に位置しており腰痛との関係性が高いと言われています。
マッサージのやり方は仰向けになり片方の足を約45度、膝にし固定しましょう。
親指以外の4本の指でマッサージをします。
しかし大腰筋のマッサージはかなり難しいため素人が行うのはあまりおすすめしません。
他の人をマッサージするときのやり方【足・足つぼ】
足の裏は第二の心臓と呼ばれるほどたくさんのツボがあります。
ツボの位置を把握し健康的な体にしたいですね。
マッサージのやり方は、足の裏の土踏まずや足の付け根、アキレス腱、ふくらはぎなどをマッサージしましょう。
アキレス腱をマッサージするときはアキレス腱を指で挟むようにしてよく揉みます。
ふくらはぎをマッサージするときは下から上へを意識し足首からふくらはぎに向かってマッサージします。
足のツボを刺激する際は親指を使い3〜5秒くらいを目安にゆっくり押しましょう。
入浴後などの足が温まっている時が効果的です。
気をつける点として食後30分経っていること、飲酒後や妊娠中はしないようにしましょう。
他の人をマッサージするときのやり方【全身のリンパ】
リンパマッサージと言われてもどこをどうしたら良いのかわからないですよね。
そこでどの部分からスタートするか、またマッサージのポイントを紹介します。
- 鎖骨から始める
- 胸まわり
- 脇の下
- 肋骨の周辺
- 腰まわり
- 骨盤からソケイ部へ
では具体的に見ていきましょう。
全身のリンパマッサージのやり方①:鎖骨から始める
鎖骨部には多くのリンパが集まるためまずは鎖骨からマッサージをします。
鎖骨のくぼんでいる部分を肩から中央に向かって優しく押しさするようにしましょう。
全身のリンパマッサージのやり方②:胸まわり
鎖骨の下の胸まわりにもリンパはあります。
両手をグーにして中心から脇に向かってくるくると手を回しながら揉みほぐしましょう。
手をパーにして圧をかけながら中心から脇に向かって行く方法もあります。
全身のリンパマッサージのやり方③:脇の下
脇の下のリンパマッサージのやり方は脇に親指を入れ残りの4本を後ろの肩甲骨にあてがいます。*
**親指で強めに脇の下を押し 10秒ほど静止した後ゆっくり放しましょう。
親指を上下に動かし繰り返します。
その他に親指以外の指を肩甲骨にあてがったまま腕をゆっくり回す方法もあります。
全身のリンパマッサージのやり方④:肋骨の周辺
自分で肋骨を触ったときに骨と骨の間がわかると思います。
その間に指を入れるような感覚でマッサージをしていきましょう。
上から下に流すイメージを持ってマッサージをすると良いですね。
全身のリンパマッサージのやり方⑤:腰まわり
腰まわりのマッサージのやり方はうつぶせになった時に脊柱の盛り上がっている筋肉を中心に行っていきます。
手のひらで押しさすりながらほぐしていき、コリのひどい部分には親指でゆっくり圧をかけていきましょう。
全身のリンパマッサージのやり方⑥:骨盤からソケイ部へ
ソケイ部にはリンパ液が集まってきます。
そのためソケイ部のくぼみに沿って上から下へ押しさすりましょう。
何度か繰り返すと効果的です。
セルフマッサージのやり方【首・肩】
マッサージのやり方が後ろからと横からで同時に確認できわかりやすい動画でしたね。
こちらの動画以外にも片手で首ねっこをつかみゆっくりと親指を押し込んで行く方法などもあります。
自分がしやすい方法を見つけるといいですね。
セルフマッサージのやり方【背中】
自分で背中のマッサージをするのは難しいイメージがありますが、わかりやすくポイントを押さえた動画でしたね。
スマートフォンなどの普及で生活は便利になりましたが猫背などの体にかかる負担は大きくなったように感じます。
なるべく意識的に毎日セルフケアできるといいですね。
セルフマッサージのやり方【足・足つぼ】
ポイントの部分は字幕で表示されわかりやすい動画でした。
動画の説明にもあった通り足の裏は全身の毒素を出す部分と言われています。
湧泉(足の裏の真ん中よりやや指側のくぼんだ部分)と言うツボはだるさが取れにくい時に押すことをおすすめします。
また偏頭痛で悩んでいる人も多いですよね。
その場合は足の裏の親指の真ん中をペンの先などで15秒ほど押すと良いです。
足の裏にはまだまだ沢山のツボがあるのでセルフマッサージはできるようにしておきたいですね。
セルフマッサージのやり方【手】
細かいところまで字幕できちんと説明された動画でしたね。
1日中使い続けている手のマッサージのポイントは「骨のきわ」を意識すること。
一つ一つの腱を緩めるように丁寧にマッサージするようにしましょう。
手を見ると年齢がわかると言われています。
日ごろからハンドマッサージを習慣にして若々しい手でいたいですね。
セルフマッサージのやり方【目の周り】
「パッチリな目」と聞いたらつい反応してしまう女性は多いのではないでしょうか。
ポイント部分は字幕で表示されていたので分かりやすかったですね。
注意点として目の周りの皮膚がデリケートなのでやり過ぎないようにしましょう。
ついやり過ぎてしまうと色素沈着やクマの原因になります。
小顔・顔痩せに効果的な頭皮マッサージのやり方
小顔に憧れる女性は多いと思います。
こちらの動画は小顔、顔やせに効果的な頭皮マッサージを自分で行う方法を紹介しているので試してみてください。
注意点として目の周りのマッサージと同じでやり過ぎないようにしましょう。
頭皮に強い刺激を加え続けると抜け毛の原因になります。
マッサージしてはいけないとき
- 炎症を起こしている時
- 特定の病気に罹患している時
- 妊娠している時
それでは具体的に見て見ましょう。
マッサージNG①:炎症を起こしている時
炎症を起こしている時は冷やすことが先決です。
マッサージをすると血行が良くなるため炎症が悪化する可能性があります。
痛がっているとついマッサージをしてあげたくなりますがその痛みは炎症からくるものかどうか判断しなければなりません。
しかし素人ではなかなかわからないので病院に行くことをおすすめします。
マッサージNG②:特定の病気に罹患している時
特定の病気といっても色々ありますが代表的なものを紹介します。
まずは心臓病の人。
心臓病の人にリンパマッサージをすると血液の循環が良くなります。
一見良さそうな感じがしますが急に血液の量が増えると心臓に負担がかかるためおすすめできません。
次に骨粗しょう症の人。
骨粗しょう症の人は骨密度が低く骨折しやすくなっています。
そのためマッサージをすることで骨折する可能性があるので医師に相談しましょう。
最後に皮膚病の人。
皮膚病の人は肌が弱いためマッサージする際のオイルやクリームに肌が反応することがあります。
それによって症状が悪化することも考えられます。
またマッサージ自体血行が良くなるため蕁麻疹が出る可能性もあるので医師に相談してからするようにしましょう。
マッサージNG③:妊娠している時
当たり前の事ですがうつぶせになって腰をマッサージする事は気にしです。
しかし肩のマッサージなど座った状態でするのであれば問題はありません。
ただしリンパマッサージはお腹の張りを助長することがあるためないようにしましょう。
おすすめのマッサージ本
マッサージの勉強を一からしたい、でも何から始めたら良いかわからない。
そんな人におすすめの本です。
マッサージをするのであれば筋肉の構造は知っておきたいですよね。
しかし筋肉の構造を勉強するのは想像以上に難しいです。
今回紹介している本はどこにどの筋肉がついているのか理解しやすいように写真とイラストを使って工夫されています。
是非一度手に取ってみませんか?
指圧棒を使ったマッサージのやり方
マッサージグッズは部位により様々なものが売られています。
その中でよく目にするのが指圧棒ではないでしょうか?
セルフマッサージをする時、背中はどうしても届きにくく難しいですよね。
指圧棒は肩に引っかけ持ち手のところを引っ張るだけで押すことができます。
場所の調整も簡単にできるので使っているという人も多いと思います。
値段もリーズナブルなので父の日や母の日にプレゼントするのに最適ですね。