子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント
これからご紹介するポイントは電動自転車を購入する上で重要なポイントになるので、しっかり押さえて安心して運転出来る電動自転車を選びましょう。
購入前には以下の10点は確認しましょう。
- 電動自転車の値段
- タイヤのサイズ
- バッテリーの容量
- アシスト機能
- 前乗せチャイルドシート
- 後ろ乗せチャイルドシート
- ヘッドレスト・安全ベルト
- 「BAA」「SG」マーク
- ハンドルロック
- 自転車保険
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント①:電動自転車の値段
普通の自転車と比べると高額な子供乗せ電動自転車は、10万円を超える金額の自転車がほとんどです。
色んな装備が備わっているためそれ相当の値段といえばそうですが、高性能な電動自転車は15万円以上するものもあるのでバイクとほとんど変わらない値段になります。
10万〜13万円ぐらいの電動自転車が妥当な値段と言えるでしょう。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント②:タイヤのサイズ
サイズの小さいタイヤから大きいタイヤまで幅広いサイズのタイヤが使われている子供乗せ電動自転車は、どこを重視するかで選ぶ基準が異なってきます。
20インチ〜22インチの小さいタイヤのサイズは全体的な重心が低くなっているので安定して走行しやすくなっています。
サイズが小さいタイヤは子供が前付きチャイルドシートに乗っていても視野が広く走行できるのも大きなメリットです。
20インチ〜22インチサイズは人気があるため、おしゃれな色味や形が豊富なのでデザイン性を重視したい方にはおすすめです。
身長が割と高いママやパパも活用することがある場合には、26インチのサイズのタイヤがおすすめです。
一般的なタイヤサイズになるので、子供が成長したらチャイルドシートを取り外してそのまま乗り続けることが出来ますよ。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント③:バッテリー容量
電動自転車のバッテリーは自宅のコンセントで充電し使うもので容量は自転車によって異なります。
バッテリーは「Ah」単位で表記されており、大体6Ah〜20Ahが電動自転車の基本になっています。
容量が多い方がいいと思いがちですが、容量が多い分充電に時間がかかり価格も高くなっていきます。
普段の生活で10分程度しか子供を乗せて電動自転車を使わないのであれば低めのバッテリー容量、10分以上活用し坂道走行が多い場合は容量が多めのバッテリー容量の方を選ぶのがおすすめです。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント④:アシスト機能
漕ぎ始めや上り坂で力を入れて漕がなくてもいいようにサポートしてくれる機能のことをアシスト機能といい、電動自転車によってパワー強度が異なります。
アシスト機能が何段階あるかどうか、ギアが変速出来るかどうかなど確認しておくといいでしょう。
平坦な道を走行する時でもアシスト機能が付いていると、幼稚園の送り迎えで疲れている時や買い物に行く時などもとても快適に便利に使えます。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑤:前乗せチャイルドシート
前後ろを入れ替えることが出来るタイプと前付き・後ろ付きタイプの3通りから選べるチャイルドシートは、子供の年齢・体重・身長などによって使えるものが変わってきます。
電動自転車の前方部分にチャイルドシートが付いている「前乗せタイプ」は法律上15kgまでの子供が乗るよう義務づけられています。
しっかり座れていられる1歳〜4歳の子供は、すっぽりと包み混んでくれる前乗せタイプのチャイルドシートがおすすめです。
自分の前に子供が座っているので随時子供を確認出来ますが、子供のことが気になってハンドルを取られやすいデメリットもあります。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑤:後ろ乗せチャイルドシート
電動自転車の後方部分にチャイルドシートが付いている「後ろ乗せタイプ」は、22kgまで・身長115cm以下の子供までと法律で義務づけられていて、1歳〜6歳までの子供が対象になっています。
視野が広く安定した走行が出来ますが、後ろに乗せた子供が確認できないデメリットがあります。
後ろ乗せタイプのチャイルドシートに子供を乗せる場合は、2歳を過ぎて自転車に乗っていることが認識出来るようになってから使うのがおすすめです。
前後を自由に入れ替えることが出来るチャイルドシートであれば、年齢に合わせて使い分けれるし長く使うことが出来ます。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑦:ヘッドレスト・安全ベルト
後ろ乗せ用のチャイルドシートを使う場合は、腰までタイプのものとヘッドレストタイプと呼ばれる頭までしっかりカバーしてくれるものがあるのでどちらが良いかもしっかり確認しましょう。
どちらを使うにしろヘルメットの着用は必須になります。
自転車の転倒や接触事故が起こる可能性を考慮すると、子供の頭部をしっかり守ってくれるヘッドレストタイプがおすすめです。
他には安全ベルトがしっかり固定出来るようになっているか、子供の足が巻き込まれないよう配慮された足カバーなどが付いているかどうかなど、子供の安全に乗れるよう確認しましょう。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑧:「BAA」「SG」マーク
安全基準を満たしていると自転車協会が定めた子供乗せ電動自転車に認定されているのが「BAAマーク」で、「SGマーク」も製品安全協会から認められた製品なのでこの2つのどちらかのマーク付きかどうか確認しましょう。
この「BAA」マークと一緒に「幼児2人同乗認定マーク」が付いていると運転する大人1人プラス子供2人まで乗ることが可能になっています。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑨:ハンドルロック
10〜15万円と高額な価格の子供乗せ電動自転車には、ハンドルロックと呼ばれるハンドルが固定される機能が付属されている電動自転車がおすすめです。
ハンドルロックにはスタンドを立てる際に自動的にロックがかかるタイプと操作してロックをかけるタイプの2種類あります。
自動でロックがかかるタイプであればロックのし忘れも防止できるし、操作してロックするタイプは自分のタイミングでロックしたり解除したりが出来るのでどちらがいいかは好みの問題です。
子供乗せ電動自転車を選ぶ際のポイント⑩:自転車保険
子供乗せ電動自転車を選ぶのと同時に、いつ起こるかわからない事故も想定しておき自転車保険に加入するかどうか検討しましょう。
例えば、自身の事故や怪我もそうですが、他人に怪我を負わせてしまったり破損してしまうこともあります。
自転車保険に加入する場合は「個人賠償責任補償」が手厚い保険がおすすめです。
他にも怪我した時の「傷害補償」や子供乗せ電動自転車が盗難にあってしまった時の保障などをしっかり確認して自分に合った保険を選ぶようにしましょう。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車10選
ママ達に人気のある2019年おすすめのおしゃれな子供乗せ電動自転車を10選ご紹介しましょう。
- bikke MOB dd 2019年モデル
- ギュット・アニーズ 2018年モデル
- ギュットミニ DX 2018年モデル
- PAS Babby un 2018年モデル
- HYDEE.Ⅱ 2018年モデル
- PAS Kiss mini un 2018年モデル
- デリシアデュオHB
- bikke POLAR e
- bikke GRI dd 2018モデル
- SUISUI
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車①:bikke MOB dd 2018年モデル
淡いレトロ調の色味がかわいいブリジストンの「ビッケモブdd」は、チャイルドシートも自転車の車体カラーと合わせてデザインされているおしゃれな子供乗せ電動自転車モデルです。
低床フレームになっているのでスカートを履いていてもまたぎやすく乗り降りもスムーズに出来ます。
またアシスト操作画面が見やすいスマートワンタッチパネルになっているので使いやすく、両輪駆動なので力強く走行中しながら充電できるおすすめモデルです。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車②:ギュット・アニーズ DXモデル
車体カラーがブラックやホワイト、イエローなどバリエーション豊富で5時間充電で16Ah容量が充電出来るのはPanasonicの「ギュット・アニーズDX」です。
3人乗りに対応しているので、カゴを取り外して前乗せチャイルドシートを付けることが可能です。
3年盗難補償やあんしん障害保険も付いているので、保険を探す必要なく安心して走行できるおすすめモデルです。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車③:ギュットミニ DX 2018年モデル
子供の乗せ降ろしがスムーズな「クルームシート」を採用している前乗せのチャイルドシートがママ達から人気があるのは、Panasonicの「ギュット・ミニDX」です。
レトロ感のある形や車体カラーがおしゃれで3人乗りにも対応しています。
自転車のスタンドを立てたのと同時にハンドルが固定されるので盗難防止にもおすすめのモデルです。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車④:PAS Babby un 2018年モデル
コンパクトで軽いのでママ達からも支持されている人気商品なのはYAMAHAの「PAS Babby un」です。
低床U型フレームが採用されているのでまたぎやすく、チャイルドシートのカスタマイズが可能なので成長に合わして取り外して普段使いの自転車として活用出来ます。
アップ型ハンドルになっているので走行したがら背筋が伸ばせたり、荷物の入れやすい前かごがあるので子供を2人連れながらも買い物荷物が楽に置けます。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑤:HYDEE.Ⅱ 2018年モデル
ファッション雑誌「VERY」とブリジストンがコラボしたおしゃれな電動自転車なのは、ブリジストンの「HYDEE.Ⅱ(ハイディツー) 」です。
タイヤサイズが26インチなので大柄な人やパパも使いやすいサイズ感になっています。
駐輪時に手元でハンドルロックがかけれる「テモトデロックⅡ」採用で盗難防止対策もしっかり出来ます。
またチャイルドシートのシートクッションが迷彩・黒の2色が標準装備されているので、お好みで使い分けが出来ます。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑥:PAS Kiss mini un 2018年モデル
大型の前乗せチャイルドシートと蛍光色のツートンカラーがおしゃれなのはYAMAHAの「PAS Kiss mini un」です。
コクーンルームと呼ばれるチャイルドシートは子供の足元まですっぽり包んで夏の紫外線や冬の寒さから守り、内側・外側からかけれるダブルロックが採用されているので安心して使えます。
ハンドルの中央にチャイルドシートが装着されているのでふらつきにくく、3.5時間充電すれば約50kmも走行出来るおすすめの電動自転車です。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑦:デリシアデュオHB
前輪20インチ、後輪22インチと前後のタイヤが違うことにより前乗せで子供の乗せ降ろしがしやすいのはマルキンの「デリシアデュオHB」です。
約2.5時間と短時間の充電でありながらも35km走れるのも人気の秘訣です。
車体重量が約23.8kgと軽めに設計されているので子供を乗せながら動かしやすく、ハンドルロックボタンが付いているので盗難防止対策も出来るおすすめ電動自転車です。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑧:bikke POLAR e
広々と子供が座れる前乗せのスマートシートやレッドやベージュなどのレトロでかわいい車体カラーが選べるのがブリジストンの「bikke POLAR e 」です。
低床フレームでまたぎやすくサドルの位置も低めに設計されているので、小柄な人でも乗りやすくなっています。
しっかり止まれる「スマートコントロールブレーキ」を採用しているので雨の日でも安心して走行出来るおすすめの電動自転車です。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑨:bikke GRI dd 2018モデル
お尻に優しくてかわいいサドルとスタイリッシュな車体カラーが人気なのはブリジストンの「bikke GRI dd 」です。
前輪が24インチ、後輪20インチとタイヤサイズが違うことで安定して走行出来ます。
両輪駆動なので力強く走行中も充電できて、4日走るとなんと1日分も充電出来る優れものです。
充電する回数が減るので、バッテリーが長持ちできるおすすめの電動自転車です。
2019年のおしゃれで人気の子供乗せ電動自転車⑩:SUISUI
名前の通りスイスイ走行出来て、6段変速機が付いているのは「SUISUI」です。
後輪が24インチ、前輪が20インチになっていて安定した走行が出来て、子供を乗せたり降ろしたりがしやすくなっています。
4時間充電で35kmの走行距離と短めですが、電動自転車の利用頻度が少ない人には十分のスペックです。
電動自転車に子供乗せシートは後付けできる?
子供乗せシートは電動自転車に後付けが可能です。
但し、使っている電動自転車が子供乗せに対応している自転車であることを証明している「BAAマーク」が付いている電動自転車であることが条件です。
また子供乗せシートを後付けする場合は、電動自転車のメーカーや機種・機番を確認し対応している子供乗せシートを取り付けるようにしましょう。
異なるメーカーの子供乗せシートを取り付けるとぐらついたりしっかり固定出来ないなどの安全面に不安がでる恐れがあります。
取り付け方法などがわからない、または自分で取り付けるのは自信がない場合は自転車販売店に確認するか取り付けてもらうようにしましょう。
子供乗せ電動自転車のQ&A
子供乗せ電動自転車のQ&A①:雨の日に走行しても大丈夫?
子供乗せ電動自転車の最も重要な部分であるモーターやバッテリーはある程度の水に濡れても対応出来るように防水加工してあります。
通常の雨であれば問題なく走行出来て、感電などの恐れもないので安心して使えます。
また付属のライトやチャイルドシートも水が染み込まない素材を採用するなど防水対策がきっちり取られています。
子供乗せ電動自転車のQ&A②:雨ざらしにしておいても壊れないの?
防水加工がきっちりしてある子供乗せ電動自転車は、雨ざらしにしておいても短時間の場合は問題ありません。
長期に渡り雨ざらしや直射日光に当てたままの状態が続いた場合は劣化が進んでしまうのは普通の自転車と同じです。
屋根がある場所に置いたり、サイクルカバーを使うと電動自転車も守られて長持ちして使うことが出来ます。
子供乗せ電動自転車のQ&A③:電気代はどのくらいかかるの?
子供乗せ電動自転車のバッテリー充電にかかる電気代は、バッテリー時間が3.5時間であっても1回あたり5〜15円程度で充電出来るので、家計を圧迫するほど電気代は消費しないでしょう。
またバッテリー容量を長持ちさせるには、バッテリー残量をチェックしてこまめに充電するようにしましょう。
バッテリー容量が空になってからフル充電を繰り返すと時間と電気代がかかり、バッテリーの劣化も早めてしまいます。
子供乗せ電動自転車のQ&A④:高価なので盗まれたらどうしたらいいの?
盗難を防ぐためには2重に鍵をかけるとか、個人での色んな工夫が必要になります。
最近は子供乗せ電動自転車のバッテリーだけが盗まれるケースもあるので、家に入る時はバッテリーだけ取っておくなど防犯対策はしっかりしておく必要があります。
大手自転車メーカーのブリジストン・YAMAHA・Panasonicでは3年間無償の盗難補償が付いてくるので、盗難補償ががっつり付いている電動自転車を購入するのもおすすめです。
子供乗せ電動自転車のQ&A⑤:子供が2人欲しい場合はどんな電動自転車を選べばいいの?
いずれは2人目が欲しいと考えている人は3人乗り出来るタイプの電動自転車がおすすめです。
あらかじめ前乗せのチャイルドシートが付いている電動自転車を購入しておいて、2人目が出来てから後ろ乗せチャイルドシートを後付けするのもいいでしょう。
おすすめの子供乗せ自転車便利グッズ
「E5系新幹線はやぶさ」をイメージしたヘルメットで、電車好きの男の子や女の子におすすめです。
ダイヤルアジャスターになっているので子供の頭囲に合わせて使えて、360°リフレクターテープが付いているので暗い道でも車のライトに反射します。
チャイルドシートがすっぽり入り、ファスナーが付いているので着脱が便利な自転車カバーです。
雨ざらしや直射日光、それに砂や埃からも子供乗せ電動自転車を守ってくれるので便利に使えます。
雨の日以外に紫外線や寒い季節にも対応し走行時に子供を包んでくれるレインカバーです。
両サイドと後方に通気口があるので、通気性もよく窓部分が大きめに設計されているので子供の視野も快適に見渡せます。
おしゃれな子供乗せ電動自転車で快適に走行しよう!
子育てには必要不可欠になってきた子供乗せ電動自転車は、色んな車体の形やカラーバリエーションがあるのでお好みのものから選べます。
機能もたくさん付いているので覚えるのが大変ですが、子供を乗せて使うものなのでしっかり説明書を読み、安全に使いましょう。
また盗難対策や事故や過失があった時の保険などもしっかり確認しておくのも大事なことです。
いつ起きるかわからない事故と、後回しにせず子供のことを中心にしっかり考えて楽しく乗れる子供乗せ電動自転車を選びましょう!