ウォークインクローゼットのDIYアイデア実例
いざウォークインクローゼットをDIYしようと思っても、何から手を付けて良いか良いか悩みますよね。
そこでまずは、実際にウォークインクローゼットで使用しているアイデアについてご紹介していきます。
ウォークインクローゼットの中でDIYをする方法のほかに、お部屋自体を大改造している方もいらっしゃいますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アイデア実例①:可動棚を設置しよう
ウォークインクローゼットはとにかく広いというのが特徴です。
しかし逆を言えば広いだけの空間とも言えるので意外と収納が難しいとも言われています。
そこでおすすめなのが、壁面に可動棚を設置することです。
壁に金具を打ち込み、棚受けを設置して板を置けば、あっという間に棚の完成です。
可動出来るので好きな位置に棚を作ることが出来ます。
細々した荷物以外にも、カゴを置けば立派な収納スペースになりますよ。
アイデア実例②:棚を自作してみよう
ウォークインクローゼットの広さはご家庭によって全然違いますよね。
賃貸でも同様で、天井までの高さやスペースの広さ、照明の有無なども含めて同じものは無いと言っても過言ではありません。
そのため、市販品ではなかなか丁度良いものが見つからなかったり、値段がかなり高くなってしまうこともありますよね。
そこで、大掛かりなDIYになってしまいますが、ご自身で棚を自作してみてはいかがでしょうか。
大きさや形、色合いなどもお好みで作れますし、お値段も市販品を買うより安く済ませることが出来るでしょう。
きっと満足しながら使用することが出来るはずです。
アイデア実例③:小さくても重宝
大きな棚のDIYが難しいようなら、小さいものを自作してみてはいかがでしょう。
お子さん用に小さい棚を作られている方も多いんですよ。
ウォークインクローゼットは、下の部分をどのように使用するかで使い勝手が変わってきます。
キッズ用の洋服掛けを作るのももちろん素敵ですし、小さめの棚をいくつか作成し設置することで、収納スペースにすることも可能です。
床に直置きするより見栄えも良く、きっちり整理整頓出来ますのでおすすめですよ。
アイデア実例④:ハンガーラックを置く
ウォークインクローゼットの中には、やはりハンガーラックは必需品。
画像のようにおしゃれなものであれば、インテリアとしても使用出来ますね。
他にもメタルラックタイプのものもありますし、突っ張り棒を使用している方もいらっしゃいます。
ハンガーを掛ける場所が少ないようであれば、ご自身で設置してみると良いでしょう。
アイデア実例⑤:お部屋をウォークインクローゼットに!
ウォークインクローゼットは1.5帖程度のスペースがあれば、DIYで自作することも可能です。
ご家庭によっては6帖以上の広々としたウォークインクローゼットをお持ちの方もいらっしゃるそうですよ。
そこで、使わなくなった部屋や、使う目的の無い部屋がある場合、そこをウォークインクローゼットに改造してみてはいかがでしょう。
ちなみにこちらの方はIKEAのPAXを使用したようですね。
お値段はそこそこですが、ウォークインクローゼットをDIYしている方から人気を集めている商品となっていますので、ぜひチェックしてみて下さいね。
アイデア実例⑥:魅せるウォークインクローゼット
こちらはとにかくおしゃれなウォークインクローゼット。
ウォールシェルフやライトがおしゃれを演出していますよね。
クローゼットという感じがまったくしませんが、断捨離をしつつ荷物を減らすことで、ウォークインクローゼットもここまでおしゃれに仕上げることが出来るんですね。
参考にしたいアイデアの一つです。
アイデア実例⑦:隙間を確認!
ウォークインクローゼットの中に見落としてしまった隙間は無いか確認してみましょう。
突っ張り棒を設置出来る箇所があれば、そこに棚を作ることも可能ですよ。
こちらの画像は注文住宅で作られたものですが、みなさんのご家庭のウォークインクローゼットでも同じような棚を作ることが可能かもしれませんよ。
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アイデア実例⑧:壁紙をDIYしよう
壁紙を変更するだけでもかなり印象が変わりますよね。
ペンキを塗るのも良いですし、リメイクシートを使用すれば簡単に変更出来るのでおすすめです。
お部屋のDIYと同じように、ウォークインクローゼットをDIYする時も「どんな雰囲気の空間にするか」イメージすることで、より一層素敵なDIYが完成しますよ。
アイデア実例⑨:有孔ボード
壁に有孔ボードを設置しましょう。
2枚目の画像のように、結束バンドを使用して固定する方法も良いアイデアですよね。
有孔ボードは見せる収納をする際に便利なアイテムです。
また、ウォールシェルフを設置する時にも活躍しますし、DIYの必需品とも言える存在の一つなんです。
いろんな活用法が紹介されていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アイデア実例⑩:ウォークインクローゼットを作る!
こちらはかなり大掛かりなDIYです。
なんと、お部屋の中にウォークインクローゼットを作るという方法なんです。
しかも扉まで付けちゃうというかなり本格的なDIY。
広いお部屋をお持ちの方ならこんな方法もアリですね。
材料を揃えたり寸法を測ったりするのが大変そうですが、快適な収納スペースに間違いのないアイデアです。
ウォークインクローゼットをDIYするときのポイント
実例を見ていると「自分の家でもDIYしてみたい」とワクワクしてきますよね。
ウォークインクローゼットを作れるスペースを確保出来そうなら、チャレンジしてみるのも素敵です。
しかし、DIYを始める前にいくつかチェックしておきたいポイントがあります。
快適なウォークインクローゼットを作るためにも、まずは一緒に確認していきましょう。
- 目的と広さを決める
- 場所を決める
- 扉は付ける?
- ウォークインクローゼットの形を決める
- 壁面収納かハンガーか
- 湿気対策は超重要!
ポイント①:目的と広さを決める
まず、ウォークインクローゼットの広さを決めましょう。
広々としたスペースに憧れを抱くとは思いますが、「広いから絶対快適」と言うわけではないのです。
一般的に、夫婦2人暮らしで2帖、お子さんの居るご家庭で3帖~4帖が理想的な広さと言われています。
3帖以上の広さになると管理が難しくなってくるのです。
ただし、ウォークインクローゼットの中でメイクや着替えなどの身支度をする場合、相応のスペースが必要になりますよね。
また、収納スペースがウォークインクローゼットに限られている場合も、それなりのスペースが求められるでしょう。
そのため、まずはウォークインクローゼットの目的を定め、荷物の量を把握しつつ、どれくらいの広さが必要なのか決めることが大切です。
ポイント②:場所を決める
ライフスタイルの中で使い勝手の良い場所にウォークインクローゼットがあると便利です。
押入れやクローゼットをDIYするなど、ある程度場所が決められてしまう場合もありますが、生活導線を意識しながら場所を決めることをおすすめします。
朝起きてすぐに身支度が出来る寝室はもちろんのこと、洗面所の近くにあるのも便利です。
家族と生活スタイルが異なる場合、気を遣うことのないように「完全独立型」にする方法もありますよ。
化粧台や鏡、配線関係も問題なければ、身支度部屋として使用出来るウォークインクローゼットを作るのも素敵ですよね。
「ここにあれば便利」と思う場所を探して、設置が可能かどうかよく検討して決めると良いでしょう。
ポイント③:扉は付ける?
「収納スペースだから」という理由で隠したいと思う方がほとんどではないでしょうか。
しかし、あえてドアを付けずオープンな状態にしておくのもおしゃれですよ。
ドアが無いことで解放感があり、お部屋全体が広く見えますし、中が見えることで「綺麗な状態をキープしなきゃ」という意識も働きます。
また、オープンな状態の入り口を2つ作れば「ウォークスルークローゼット」にもなりますね。
換気の面でもメリットがありますので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
もし、それでもドアが欲しい場合は、不要なスペースを作らない引き戸を取り付けることをおすすめします。
ポイント④:ウォークインクローゼットの形を決める
ウォークインクローゼットには大きく分けて、L型、コの字型、I型、Ⅱ型の4つのタイプがあります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、よく考えたうえでタイプを決めましょう。
L型、コの字型は収納力が高いですがデッドスペースが出来やすいのが特徴。
I型は収納力は低いですが、通路のスペースをしっかりと確保出来るのが特徴です。
またⅡ型は、収納力も高く通路も確保出来ますが、その分広いスペースが必要となります。
押入れやクローゼットをDIYする場合は、I型が一番イメージしやすいのではないでしょうか。
ポイント⑤:壁面収納かハンガーか
壁面収納にするのか、ハンガータイプにするのかを決めるのも重要です。
ご自身の持ち物全体を確認し、ウォークインクローゼットにしまうもののタイプで決めましょう。
ハンガータイプの場合、ウォークインクローゼットのスペースはあまり広くなくても大丈夫です。
壁面収納の場合、壁に棚を取り付ける都合上ある程度の広さが必要となってきます。
畳むものが多いのか、ハンガーで統一するのか、持ち物を見返してみてどのタイプにするかを決めていきましょう。
また、先ほどご紹介したIKEAのPAXを使用するのもおすすめですよ。
ポイント⑥:湿気対策は超重要!
ウォークインクローゼットを作る際、一番重要となるのが湿気対策です。
ウォークインクローゼットは人の往来が少なく、ドアで閉め切っている時間も長いため、湿気が溜まりやすい構造になっています。
既存のウォークインクローゼットでも湿気対策に頭を悩ませている方は多いんですよ。
そのためDIYをする前に、ウォークインクローゼットの換気をどのように行うのか確認しておきましょう。
例えば窓を取り付け換気を出来るようにしたり、サーキュレーターで空気の循環をする方法もあります。
また、DIYの際に調湿効果のある壁紙を使用するのもおすすめです。
ドアを取り付けないのも対策の一つですよね。
衣類を守るためにも、湿気対策は入念に行いましょう。
賃貸でもできるウォークインクローゼットDIY方法
賃貸にあるウォークインクローゼットだと、大掛かりなDIYは難しいですし、思ったように改造することが出来ないですよね。
けれど、ちょっとした工夫やアイデア次第で、とっても快適に使用することが出来るんですよ。
賃貸でも諦めたくない、そんな方々にDIYのアイデアをいくつかご紹介します。
方法①:カラーボックスを使おう
DIYの定番となっているカラーボックスですが、ウォークインクローゼットでも大活躍です。
床や枕棚に設置するだけでも、便利な収納スペースに早変わり。
また、カラーボックスにちょっと工夫をすれば、こんな素敵な棚も作れちゃいますよ。
壁に直接取り付けたりすることは出来ませんが、カラーボックスにDIYを施せば、素敵なウォークインクローゼットに改造することも可能ですね。
おうちにカラーボックスがある方は今すぐチャレンジしてみましょう!
方法②:布団の悩みはコレで解消
賃貸の場合、「十分な収納スペースがウォークインクローゼットだけ」なんてお部屋もありますよね。
その場合、意外と頭を抱えるのが布団の収納場所。
床や枕棚に置くにも収まりが悪いし、無駄なスペースが出来てしまったりと悩みは尽きないでしょう。
そこで、こんな棚を作ってみてはいかがでしょう。
布団がすっぽりと収まるうえに、その上に荷物を置くことも出来ますよね。
もちろん市販されている商品を使用しても良いですが、DIYした方が安く、自分の好みに仕上がりますのでおすすめです。
方法③:2連ハンガーを自作しよう
こちらはちょっとしたアイデアではありますが、かなり使い勝手の良い優れものです。
長いS字フックと突っ張り棒だけで、2連ハンガーに早変わり。
突っ張り棒だけだと「落ちてしまうのではないか」と不安になったりしますが、S字フックを使用すればその心配も無くなりますよね。
画像では子供服となっていますが、大人用のスペースも同様に作成出来るでしょう。
ちょっとした工夫で収納力がかなりアップするアイデアです。
ぜひチャレンジしてみてください。
方法④:賃貸でもウォークインクローゼットをDIYする!
こちらは中古物件ではありますが、壁や床に穴を空けずに、ウォークインクローゼットをDIYで作成されています。
この方法なら、賃貸でもウォークインクローゼットを作ることが出来ちゃいますよね。
ディアウォールを使えば賃貸でも柱を取り付けることが出来ます。
ウォークインクローゼットの中をDIYする場合も、ディアウォールを使えば自由度がさらに上がりますよ。
方法⑤:やっぱり便利な突っ張り棒
賃貸のDIYに不可欠なアイテム、突っ張り棒。
小さい物から、長く太いタイプのものまで、突っ張り棒の種類は様々です。
ハンガーを掛けるために設置するのももちろんのこと、棚を作ることだって可能なんですよ。
ウォークインクローゼットの中に、突っ張り棒を設置出来る場所が無いか確認してみてください。
今まで見落としていたスペースが、素敵な収納スペースに変身しちゃうかもしれませんよ。
ウォークインクローゼットのDIYにおすすめのアイテム
IKEAのPAXや突っ張り棒など、いくつかDIYで便利なアイテムについてご紹介しましたね。
そこで、ウォークインクローゼットをDIYするうえであると便利なアイテムをまとめてみました。
- 壁面収納ならコレ
- 突っ張りパーテーション
- 調湿性の高い壁紙
- 賃貸DIYの救世主
- 収納ならコレ
DIYでお馴染みのものや、賃貸でも便利に使用出来るものなど、いくつかご紹介していきますね。
おすすめアイテム①:壁面収納ならコレ
壁に直接棚を取り付けたいのなら、この金具が必要です。
棚受けを取り付けるためのアイテムで、可動式なので好きな高さに棚を移動することが出来ます。
板はご自分で用意する必要がありますが、色や素材など好みのものを設置することが出来ますよ。
おすすめアイテム②:突っ張りパーテーション
賃貸でも問題なく設置出来る、突っ張りタイプのパーテーション。
棚としても使用出来ますし、ハンガーポールもあるので、ウォークインクローゼットの中で使用するのにおすすめのアイテムです。
色やサイズも選べますので、ウォークインクローゼットをDIYするうえで役立つこと間違いなしです。
おすすめアイテム③:調湿性の高い壁紙
ウォークインクローゼットに湿気は大敵です。
そのため、湿気対策が重要とご説明しましたが、そんな時に役立つのが調湿性の高い壁紙です。
お風呂マットなどで使われている珪藻土が配合されています。
珪藻土は古くから、湿気対策の一つとして内外壁の塗装に使用されている素材なんですよ。
壁紙だけではなく、直に塗る塗料タイプのものも販売されております。
ウォークインクローゼットの壁紙を変えたい時は使用することをおすすめします。
おすすめアイテム④:賃貸DIYの救世主
ディアウォールは賃貸DIYの強い味方です。
2×4の木材をセットして使用すると、あっという間に柱の出来上がり。
取り外しも簡単で、原状回復も気軽に出来ちゃいます。
壁に打ち込みたい、でも賃貸だから出来ない、というジレンマでお悩みの方におすすめのアイテムですよ。
ディアウォールで設置した柱に、可動棚の金具を打ち込めば、賃貸でも壁面収納が可能になりますね。
ぜひご検討ください。
おすすめアイテム⑤:収納ならコレ
ウォークインクローゼットに限らず、収納に役立つ便利なアイテムです。
壁面収納のようにおしゃれに飾ることも出来ますので、大掛かりなDIYが難しい方におすすめですよ。
取り付けもハンガーポールに掛けるだけ。
安価で手に入りますので、いくつか入手してみると良いでしょう。
おすすめのDIY本
ここまでご覧になって頂いた方の中には、「ウォークインクローゼットをDIYしたい」「ウォークインクローゼットの中に素敵な棚を作りたい」と思われた方も多いのではないでしょうか。
しかし、大掛かりなDIYに自信が無い方にとって、木を切ったり色を塗る作業に不安を感じますよね。
そこで、そんな方のためにこちらの本をおすすめいたします。
こちらの本では、わが家サイズの収納家具を、初心者さんでも作れるように丁寧に説明されているんです。
しかもどの家具もとっても可愛い!
パラパラと見ているだけでも「作ってみたいな」と思わされる、そんな素敵な1冊なんですよ。
ぜひチェックしてみてくださいね。
ウォークインクローゼットのDIYは難しくない
ちょっとした工夫で、使い勝手の悪いウォークインクローゼットも便利な収納スぺースに変身出来ちゃいます。
また、賃貸だからといってDIYを諦める必要もありません。
物を詰め込むだけになってしまっているウォークインクローゼットを、今から素敵な空間に改造してみませんか?
DIYの可能性は無限大ですよ。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。