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2019/06/10

妊婦が牡蠣に注意する理由を大公開!牡蠣のメリットやおすすめレシピなども紹介

妊娠中は赤ちゃんにしっかり栄養を届けるために食事に気を使いますよね。
牡蠣は食べないほうが良いと思われがちですが、実は妊婦さんや赤ちゃんに良い栄養素がたっぷり含まれています。

妊婦が牡蠣に注意するポイントや食べるときのおすすめレシピもご紹介します。

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牡蠣は妊活中におすすめ

妊活中牡蠣

妊活中はいつ妊娠しても良い身体にしておくために食べ物に気を使う女性はたくさんいますよね。
妊活と聞くと女性の身体の調子を整えることを思い浮かべる人が多いと思いますが、妊活は女性だけでなく、男性の身体も一緒に整えることが大切です。

お腹の中で卵子を育てたり、実際に赤ちゃんを育むのは女性ですが、妊活中の男性の精子に元気がなければ、肝心の卵子に出会い妊娠する確率は当然下がります。

女性のための情報はたくさんありますが、意外と男性向けの情報は少ないので知らないことも多いと思いますが、男性の場合は体調の良し悪しが精子の状態と直結する、と言われています。

食事・睡眠・運動などの生活習慣が身体の状態を左右しているため、妊活のためには、残業・寝不足・過労・運動不足・暴飲暴食などの生活習慣を改善する必要があります。

ですが、男性は結婚して仕事をやめることも妊活のためにセーブすることもできませんよね。

毎日忙しくしていると生活習慣を変えることは簡単ではありません。
その代わりとして、牡蠣を積極的に食べることをおすすめします。

牡蠣は、”海のミネラル”と呼ばれるほど栄養価が高く、たくさんのミネラルを含んでいます。
その中でも、妊活中に特におすすめの栄養素が亜鉛です。

亜鉛は別名「セックスミネラル」とも呼ばれていて、生殖能力を維持、精子の活動力を高める、着床後の細胞分裂を促す、などの働きがあります。

牡蠣は男性、女性どちらの妊活も支えてくれる貴重な食材なので、ぜひ夫婦で積極的に食べることをおすすめします。

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妊婦も牡蠣を食べてOK

妊婦牡蠣OK
妊活が終わり、妊娠すると更に食事に気を遣うようになりますよね。
積極的に食べたほうが良いモノ、妊婦になると控えなくてはいけないモノがあるので注意が必要ですが、牡蠣は妊婦さんも食べてOKな食材です。

牡蠣は、低脂肪・高たんぱくで女性に嬉しい栄養素がたくさん入っています。
妊婦さんでも牡蠣は栄養的にも食べてよい食材ですが、生牡蠣は食中毒になる可能性があるので避けましょう。

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妊婦が牡蠣を食べるメリット5選

妊婦牡蠣メリット

栄養豊富な牡蠣は妊婦さんにとってどんなメリットがあるのでしょうか。

  1. 全食品の中で亜鉛含有量がトップ
  2. 貧血予防に効果的
  3. タウリンが豊富
  4. グリコーゲンが豊富
  5. 冷え・むくみ改善に効果的

①:全食品の中で亜鉛含有量がトップ

牡蠣に含まれている亜鉛は、新陳代謝を良くし、免役力を高めてくれます。
食べ物の中でも牡蠣が最も亜鉛含有量が高いとされています。

牛乳の約35倍、ほうれん草の約7倍もの亜鉛が含まれています。
牡蠣の亜鉛含有量は100g中に13.2mgです。

他の食品の100g中の亜鉛含有量は、妊婦さんが積極的に食べることを進められる豚レバーで6.9g、
牛赤身肉が4.9g、プロセスチーズが3.2gと牡蠣は亜鉛含有量がダントツです。

亜鉛は赤ちゃんの成長にとても大事な栄養素です。
妊婦さんが亜鉛不足になると、生まれてくる赤ちゃんが低身長・低体重になる危険性があります。

妊婦さんの1日の必要量が11mgと言われていて、牡蠣100g中に13.2mgの亜鉛が含まれているので、1日に2個から3個食べるだけで必要量を満たせます。
レバーが苦手な妊婦さんに亜鉛を摂るためにも積極的に食べてもらいたいですね。

②:貧血予防に効果的

牡蠣には、鉄・銅・造血ビタミンとして知られるA・B1・B2・B12・葉酸などが豊富で、貧血予防に効果的です。
母乳は血液から作られますし、妊婦さんはお腹の赤ちゃんのために血液が大量に必要です。

中でも葉酸は妊娠初期にとるのがベストと言われているので、妊婦さんだけでなく妊活中の女性にも大切な栄養素です。

③:タウリンが豊富

タウリンは栄養ドリンクなどに含まれていて、疲労回復・肝機能の強化・強心作用・動脈硬化予防・血圧上昇の抑制など効果があります。

栄養ドリンクにはカフェインが含まれているので妊婦さんにはあまりおすすめ出来ませんが、お腹が大きくなるにつれて動くことも大変になってくるので疲労回復効果のある牡蠣はおすすめです。

また、妊娠高血圧症候群など妊婦さんが高血圧になる病気もあります。
タウリンには血圧上昇を抑制する効果もあるので発症の可能性を下げるためにも妊婦さんは牡蠣で必要な栄養素をしっかり摂りましょう。

④:グリコーゲンが豊富

グリコーゲンは、身体の中にエネルギーを保存しておいたり、血糖値を一定に保つ効果、疲労回復などの効果があります。
妊婦さんは身体が重く、お腹の赤ちゃんにも栄養をたくさん摂られるので疲れやすくなります。

妊婦さんはぜひ積極的に牡蠣を食べましょう。

⑤:冷え・むくみに効果的

冷え・むくみ・便秘で悩む女性は多いですよね。
牡蠣を食べることでたくさんのビタミン・ミネラルが摂れるので改善しやすくなります。

特に妊婦さんは薬を飲むことができないので、自然の食材から改善することがおすすめです。
牡蠣を食べることで水分代謝も良くなるので、妊婦さんに起こりやすいむくみの改善にも役立ちます。

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妊婦が牡蠣を食べる時の注意3選

妊婦牡蠣注意点

妊婦さんが牡蠣を食べるときの注意点をご紹介します。
この3つに注意すれば、妊婦さんでもより安心して牡蠣を食べることができますよ。

  1. 十分に加熱する
  2. 市販されているものを食べる
  3. 食べ過ぎは禁物

①:十分に加熱する

生牡蠣は食中毒になる可能性が高いので、中心まできちんと加熱調理したものを食べるようにしましょう。

牡蠣好きの妊婦さんなら、妊婦でも牡蠣食べていいなら生牡蠣で食べたいと思うかもしれませんが、妊娠前は全く問題なくても妊婦さんは免疫が落ちていたりすることで食中毒になる可能性は高くなります。

お腹の中の赤ちゃんへの影響考えると、生牡蠣は出産後の楽しみにとっておいて、十分に加熱して食べるようにしましょう。

②:市販されているものを食べる

牡蠣の食中毒の原因であるノロウイルスなどのウイルスは加熱することで無害化するため、妊婦さんでもしっかり加熱調理した牡蠣なら食中毒になる可能性はほとんどないため心配しなくても大丈夫です。

しかし、貝に含まれている天然の毒「貝毒」はノロウイルスなどと違って加熱しても無毒化しないため、加熱調理してある牡蠣でも食中毒の危険を回避することができません。

牡蠣などの市販の貝類は、貝毒の検査がきちんと行われてスーパーなどに並べられています。
検査結果が基準値を上回っていたものは市場には出回らないので、魚屋さんやスーパーなどで販売されている牡蠣を買えばって食べれば安心です。

③:食べ過ぎは禁物

加熱調理していても、牡蠣の食べすぎは禁物です。
先程の「貝毒」は、食べる量が多くなるほど危険性が高まります。

貝毒の含有量は牡蠣によって差がありますが、一般的には5個以上食べることで下痢などの症状が引き起こされる可能性が高まるといわれています。
妊婦さんが牡蠣を食べるときは、3個以内にしておくと安心です。

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妊婦におすすめの牡蠣レシピ4選

妊婦牡蠣レシピ

栄養価が高い牡蠣をおいしく食べたいと思っている妊婦さんもいますよね。
生牡蠣ではなく、十分に加熱をすれば大丈夫なので、妊婦さんが食べても大丈夫なおすすめレシピご紹介します。

  1. 焼きご飯
  2. カキフライ
  3. 鍋・煮込み
  4. バターソテー

①:牡蠣ご飯

牡蠣と一緒に炊き込むご飯は牡蠣の旨みや香りがしっかり感じられて絶品です。
ご飯と一緒に炊くのでしっかり火も通っているため、妊婦さんでも安心して食べることができます。

②:カキフライ

サクサクとした食感がおいしいカキフライは、揚げることで十分加熱されているので妊婦さんでも安心して食べることのできるメニューの1つです。

ただし、レストランなどで出されるカキフライは牡蠣のトロリとした食感を残すためにレアに仕上げられていて中心部までしっかり加熱されていないこともあります。

しっかり火が通っていないカキフライだと、食中毒の原因となるノロウイルスが牡蠣の中に残っている危険があるので妊婦さんは注意してくださいね。

③:鍋・煮込み

鍋物のやクリーム煮などの煮込み料理はしっかり加熱されているので妊婦さんでも安心して食べることができます。
牡蠣のとろっとした食感や味わいは煮込むことで減ってしまいますが、出汁がしっかり出るので料理全体で牡蠣の旨味を味わえます。

妊婦さんには一番おすすめな食べ方です。

④:バターソテー

焼いて加熱する牡蠣メニューで人気がなのはバター焼きですよね。
シンプルな調理法ですが、牡蠣の素材の風味も存分に楽しめます。

ただ、中心までしっかり加熱されているかは見た目で判断しづらいので、妊婦さんが食べるときは切って火通りを確認した方が安心です。

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妊婦が牡蠣にあたった時の正しい対処法3選

妊婦牡蠣あたる

気を付けていても牡蠣にあたる可能性はゼロではないので対処法を知っておきましょう。
妊婦さんや老人、幼児など免疫力が低下している人や体調によっても症状が長引く事があるので要注意です。

  1. 水分をたくさん摂る
  2. 市販の下痢止めを飲まない
  3. 病院を受診

①:水分をたくさん摂る

細菌やウィルスが原因の食中毒は体から毒素を全て出さないと症状がおさまりません。
症状として嘔吐や下痢が出ることが多いですが、なかでも下痢は、有害物質や病原体を体外に排出するための”生体防御機能”なので出すものはしっかり出すのがポイントです。

そして、それ以上に大切なのが水分摂取。
嘔吐下痢になると体の水分を大量に出してしまうので、脱水症状になる可能性もあります。

しっかり水分を摂りながら、安静にしておくのが一番です。

②:市販の下痢止めを飲まない

下痢が酷いと体力的にもツラいので、なんとか収めようと下痢止めを飲んでしまうとウイルスが体外に排出するのが遅れて症状が更に長引いてしまう可能性があるのでやめましょう。
特に、妊婦さんは市販の薬を飲むことは危険です。

下痢止めだけでなく、妊娠中には控えるように記載のある市販薬はたくさんあるので自己判断で飲むことは絶対にしないでください。

③:病院を受診

牡蠣を食べた後に、下痢や腹痛などの症状が出たら、迷わず病院を受診しましょう。
そんなに深刻じゃないから大丈夫と思っても妊婦さんは用心するのに越したことはありません。

病院を受診するときは、いつ・どこで・どんな調理法の牡蠣を食べたかなどを詳しく説明するようにしてくださいね。
妊娠週数に関係なく、妊婦だということは忘れずに伝えましょう。

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妊婦が牡蠣にあたった場合の影響3選

妊婦牡蠣影響

妊婦さんが牡蠣にあたった場合、どのような影響がでるのでしょうか。

  1. 切迫早産・流産の危険性
  2. 脱水症状
  3. 精神的不安

①:切迫早産・流産の危険性

妊婦さんでなくても、牡蠣であたってしまったときの主な症状はひどい下痢や嘔吐です。
妊婦さんは下痢や嘔吐などの症状によって子宮収縮が引き起こされ、切迫早産や切迫流産の危険性が高まる可能性があります。

②:脱水症状

下痢や嘔吐などの症状が続くと食事が取れなくなるだけでなく、脱水症状になる可能性もあります。

妊婦さんは赤ちゃんに栄養を届けるためにしっかりと食事と水分を取る必要があるため、牡蠣にあたって妊婦さんが食事が取れなくなることで赤ちゃんへの栄養もストップしてしまうということになります。

③:精神的不安

妊婦さんが牡蠣にあたってしまったら、ほとんどの妊婦さんは病院を受診するはずです。

適切な処置を受けることで症状は改善していきますが、しばらく体調不良で食事を取れなかったことや自分が牡蠣を食べたことで起きたことが赤ちゃんへの負担になってしまったかもしれないことなどを思って精神的に不安になることもあります。

これは、牡蠣を食べてあたったことだけに限らず、ほとんどの妊婦さんが少しの体調不良や体重・血圧などの変化にも敏感になってしまうものです。

下痢や嘔吐などで脱水症状や切迫早産などの危険はありますが、牡蠣自体が赤ちゃんの発育・発達に悪い影響を与えることはないので安心してくださいね。

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授乳中も生牡蠣は控える

授乳中牡蠣

牡蠣を食べて食中毒になっても母乳への影響はないと言われています。
ただ、妊婦さんの時はお腹にいる赤ちゃんも生まれてくると毎日24時間お世話をしなくてはいけません。

生牡蠣はやはり食中毒のリスクが高いので、妊婦さんだけでなく、授乳中も母乳ではなく毎日のお世話に影響が出るので控えたほうが無難です。

<下に続く>

妊活におすすめのサプリ

はぐくみ葉酸
4480円

葉酸・20種類のビタミン・・ミネラルが配合されていて、妊活中のママのカラダにも妊婦さんとお腹の赤ちゃんにも必要な栄養素が入っています。
全て野菜から絞り出した自然なものなので安心して飲めるサプリメントです。

食事ですべての栄養を満たすことは難しいので、妊活中・妊娠中・授乳中はストレスなく摂れるサプリメントを取り入れましょう。

<下に続く>

妊婦さんはおすすめの栄養素がたっぷりつまった牡蠣を食べよう

妊婦牡蠣まとめ
妊婦さんは食べていいモノ、控えたほうが良いモノなどの情報が山ほどあって大変ですよね。
体に良いものを食べたいけどたくさんは食べれないという妊婦さんも多いと思います。

牡蠣はしっかり火を通せば1日3個で妊婦さんに必要な栄養素をしっかり摂ることができる万能食材です。
妊婦さんだけでなく、妊活中には夫婦で食べてほしいおすすめの栄養が牡蠣にはたくさんつまっているので食べてみてください。

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