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2019/10/31

花の名前の漢字を紹介!一文字や三文字・かっこいい漢字・名付けに使える名前も解説

意識していなくても、子供の頃からお花は身近な存在ですよね。
道ばたに咲いている花、花屋さんの花、特別なときの花束など、目にする機会は様々です。

そんなお花ですが、どれだけ名前を知っているでしょうか?
また子供につける名前に、漢字の意味だけでなく花の名前を使いたいという方も多いですよね。

ここでは沢山の花の名前だけでなく、子供の名前にも使える花の名前の漢字を紹介します。

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漢字一文字の花の名前

漢字1字の花

まずは、漢字一文字の花の名前を紹介します。
みなさんは、どれだけ知っている漢字がありますか?

桜(さくら)

1つ目に紹介する花の名前の漢字は、日本人が大好きな桜
毎年開花宣言をニュースでも行うなど、咲くのが待ち遠しい花の1つでもありますよね。

薄ピンクの色合いは、女性だけでなく男性でも見るのが楽しくなる。
皆さんも見つけると、つい写メを取りたくなるという方は多いのではないでしょうか。

またお花見という文化があるくらい、桜は「見る」ということに重点を置かれている花ですね。

藤(ふじ)

2つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
桜が終わると、次に訪れるのが紫の色合いですよね。

藤も古来より日本人が好きな花の1つですね。
公園などにも藤棚として、咲いていることも多い藤の花は身近でもあります。

桜とは違い、初夏の太陽などを浴びて綺麗な紫を見せる。
暑さを避けつつも、立派な藤棚を見に行くという方も多いのではないでしょうか。

椿(つばき)

3つ目に紹介する花の名前の漢字は、椿です。
冬の花の1つでもある、椿は生け垣としても使われていたことでより身近にある花の1つですよね。

咲く花の種類が少ない冬に、鮮やかな赤やピンクで咲く椿は記憶に残りやすいとも言えます。
葉っぱの濃い緑とは対照的に、大きく鮮やかに咲く椿は咲くまでの課程も楽しいですよね。

ついつい、蕾から咲くまで毎日のように眺めてしまう、という方も。

桃(もも)

4つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
桜の花にも似ている、桃の花。

意外と花の写真だけでは、桜か桃かを見抜けない、という方も多いですよね。
特徴は、桃色と言う言葉があるように、濃いピンクであることです。

また桃の節句という言葉があるように、桜より先に春の訪れを告げる花でもありますね。

梅(うめ)

5つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
梅の花も桜と似ている花であり、同時期に咲く花ですよね。

また日本古来より、「松竹梅」等という言葉があるように生活に身近な漢字ですね。
梅の花は、1つの節に1つしか花が咲かないため、桜や桃よりも少し寂しい印象を与えます。

しかしその花が咲いた後には梅の実になるため、昔は家の庭に植えてある、という方も多かった花の1つですね。

菊(きく)

6つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
菊は秋から冬にかけては咲く花が、一番多く栽培されていますが実は1年中、咲く品種があるのも特徴です。

菊と聞いて思い浮かべるのは、食用の物や仏花として使用されるものでしょうか。
見るだけではなく、実用的に使うことが多いのも菊の特徴かもしれませんね。

蘭(らん)

7つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
蘭は世界中に咲く花の1つで、品種は1500種以上あると言われています。

また観賞用として価値が高い物も多く、華やかな印象を与えます。
その印象が強いことから、お祝いの席に添えられることが多いですよね。

蘭の花は品種によっても、名前が変わることも多く、胡蝶蘭やカトレアなど違う呼び名もあります。

蓮(れん、はす)

8つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
池に浮かぶ姿が美しい、蓮の花は水生植物といい水があるところで育つ植物ですね。

独特の花が美しく、その佇まいから仏教では「極楽浄土に咲く花」として日本だけでなく仏教国では親しまれる花です。
またベトナムなどでは、国花として飲用する物もありますよ。

茜(あかね)

9つ目に紹介する花の名前の漢字は、です。
茜色、と言う言葉の方が有名な漢字ですが、実は花の名前でもあります。

ツル科の植物のためか、葉っぱやツルなどが目に付き、花は小さくこじんまりとしています。
そのためか山地だけでなく、野原等でも咲くのですが、花のイメージがないですよね。

では茜色、と言う言葉はどこから来るのでしょうか。
実は茜の根を煮出して、染色すると鮮やかな赤色になることに由来していますよ。

苺(いちご)

10個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
フルーツとして、花ではなく実の方が身近な存在ですよね。

苺狩りなどに行ったことがある方は見たことあるかと思いますが、実の色に反して真っ白で小ぶりな花を咲かせます。
ちなみに苺はフルーツの感覚ですが、分類的には野菜の仲間ですよ。

菫(すみれ)

11個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
濃い紫色が綺麗な色が印象的な、小ぶりで可愛い花ですよね。

また新元号の令和が発表されたときに、慶祝カラーとして桜や梅と一緒に菫が選ばれていましたね。
このことからもわかるように、昔から日本人が好きな色の1つです。

また野草として、道ばたでもよく咲いていることから、意識していなくても身近に咲いている、と言う花の1つでもありますね。

薺(なずな)

12個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
これは他の花と違い、名前だけでは聞いたことがない、という方も多いはず。

別名、ペンペン草や三味線草と言われ、原っぱなど草地ではよく生えている花です。
この植物は春の七草の1つとして、民間薬の1つでもあったんですよ。

李(すもも)

13個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
この漢字もあまりにも果実が一般的なので、花の印象が薄いかもしれませんね。

花の時期としては春に咲くため、他の花と一緒に実は見ているという方も多いかもしれませんね。
李とは桃と名前が似ていますが、種類としては別物になります。

李はバラ科にあたり、花を見ると桃とは似ていないことが分かりますね。

梨(なし)

14個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
梨も苺や梅、李などの漢字と同様、花の印象より果実の印象が強いですね。

梨の花は、とても綺麗な白い花を咲かせること、1週間ほどで散ってしまうことから桜と似ている部分があります。
また咲く時期も春ということもあり、梨畑では桜並木と見間違うほど見事に花が咲き誇りますよ。

葵(あおい)

15個目に紹介する花の名前の漢字は、です。
この漢字は、漢字としてはよく見るかもしれませんが、花の印象はあまりないかもしれませんね。

葵という名前は、実は1つの花を指しているわけではありません。
アオイ科という植物の総称で、タチアオイやフタバアオイなどの植物を指しています。

また葵は家紋にも図案化されていますが、その葵はフタバアオイなどを参考にしていますよ。

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漢字二文字の花の名前

漢字2字の花

次に2つの漢字で指す、花の名前を紹介しますね。
どれくらい知っている漢字がありますか?

朝顔(あさがお)

1個目に紹介する花の名前の漢字は、朝顔です。
夏の時期になると朝に見ることが出来る花として、あまりにも有名ですね。

夏休みの宿題として、子供の頃に栽培を押したことがあるという方も多いのではないのでしょうか。
花の色も紫や赤紫、白など見ていても楽しいのが特徴ですね。

この特徴は、江戸時代より品種改良が盛んに行われていた証だそうですよ。

菖蒲(あやめ)

2個目に紹介する花の名前の漢字は、菖蒲です。
菖蒲は山野に咲く花として、5月頃に見頃を迎える花です。

山野に咲く、と記載しましたが、普通の庭などでも育つので植えたことがあるという方も。
また北海道から九州までと分布も広いので、菖蒲が見事に咲き誇る公園、というのも全国にあるのも特徴です。

酢橘(すだち)

3個目に紹介する花の名前の漢字は、酢橘です。
酢橘は緑の小さめの果実の印象が強いですよね。

酢橘は、5月から6月頃に綺麗な白い花を咲かせるので、緑の葉っぱとのコントラストがとても綺麗です。
また果実の酢橘は独特の香りがしますよね。

実は花も果実の酢橘と同じ香りがするので、見た目だけでなく香りでも楽しめる花ですよ。

桔梗(ききょう)

4個目に紹介する花の名前の漢字は、桔梗です。
桔梗の花は、綺麗な5つの角がある星形で、見た目が可愛いですよね。

実は桔梗は、万葉集の中で秋の七草と歌われるくらい、日本古来よりある花の1つです。
色は紫が有名ですが、白や桃色などもありますよ。

ただしそんな桔梗ですが、絶滅危惧種になっています。
ぜひ未来に残すために、大切にしていきたいですね。

秋桜(こすもす)

5個目に紹介する花の名前の漢字は、秋桜です。
秋になると咲く花の1つで、咲き誇る風景は、桜と同じく季節を象徴しますね。

ピンクが有名ですが、白や濃い紅色などもありますので観賞用としても人気の品種です。
ただし秋桜の歴史は浅く、明治時代に伝来してから広まったとされています。

芝桜(しばざくら)

6個目に紹介する花の名前の漢字は、芝桜です。
4月から5月頃に咲き誇る芝桜は、桜の開花のようにニュースで毎年のように見かけますよね。

ピンクが一面に広がる様はとても美しく、富士山とのコントラストはとても有名です。
色合いや花の形が桜に似ていること方、芝桜と名付けられていますが、桜の一種ではありません。

品種としては、ハナシノブ科というツツジの仲間にあたるんですよ。

芍薬(しゃくやく)

7個目に紹介する花の名前の漢字は、芍薬です。
芍薬という花の名前は、どちらかと言えば、美女の形容として使われる言葉として聞く方が多いかもしれませんね。

ボタン科の一種で、一重や八重咲きなど種類が多いのが特徴の1つです。
また花はコロンと丸みを帯びていることや、花が咲くと華やかな印象があることから、園芸としても人気ですね。

霞草(かすみそう)

8個目に紹介する花の名前の漢字は、霞草です。
小さな小ぶりな花が沢山咲くかすみ草は、花束などに豪華に見えるように添えられることが多いですよね。

一年草として年中咲くこともあり、切り花として仏花としても人気です。
また最近では、ドライフラワーなどの人気に推され、加工されることでも人気の花ですよね。

一部では品薄状態になることもあるそうですよ。

水仙(すいせん)

9個目に紹介する花の名前の漢字は、水仙です。
黄色のラッパのような花が特徴的な水仙は、園芸としても人気ですね。

水仙は球根植物のため、子供の頃に観察のために育てたことがある、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
また日本の気候と相性が良く、日本全国に分布していることも特徴ですね。

睡蓮(すいれん)

10個目に紹介する花の名前の漢字は、睡蓮です。
水辺に咲く花の1つで、水面に花と葉っぱが浮いている様は綺麗ですよね。

睡蓮は他の花とは異なり、ヒツジグサという1種類のみが自生しているそうです。
また朝から咲く花ではなく、午後から咲く花であるため、これも他の花とは一線を画すかもしれませんね。

鈴蘭(すずらん)

11個目に紹介する花の名前の漢字は、鈴蘭です。
コロンと丸い形が可愛い鈴蘭の花は、見た目から観賞用として人気ですよね。

北海道などの高地に生息しており、外国ではドイツなどに生息しています。
日本では観賞用が一般的ですが、フランスでは鈴蘭の花を花嫁さんに贈る、という習慣があるそうですよ。

土筆(つくし)

12個目に紹介する花の名前の漢字は、土筆です。
花の名前の漢字なのに、土筆なんておかしい、と思いますよね。

確かに土筆は花を咲かせることはないですし、種も作らない植物です。
土筆は胞子を飛ばして、子孫を作る植物なのでよく見かける土筆そのものが花と言えます。

また土筆には花言葉もあり、“向上心”や“努力”というそうですよ。

躑躅(つつじ)

13個目に紹介する花の名前の漢字は、躑躅です。
ツツジは画数も多く、初めて見た漢字という方も多いですよね。

しかしツツジと聞けば、濃いピンクの花を思い浮かべますよね。
ツツジの花は春先に身頃を迎え、一斉に咲くため道路脇などにも見事に咲き誇る場所があることが多いのも特徴です。

また子供の頃に、ツツジの花の蜜を吸ったことがある、という方もいらっしゃいますよね。
しかし、実は多くの種には毒成分が含まれることが、今は分かっています。

お子さんに「昔はね」と教えたくなる気持ちはありますが、ぐっと我慢しましょうね。

撫子(なでしこ)

14個目に紹介する花の名前の漢字は、撫子です。
撫子は秋の七草の1つで、名前が可愛らしいことから子供につけられることも多い漢字ですよね。

撫子は日本では江戸時代から親しまれていることから、昔からある花、と言う印象もありますよね。
実はヨーロッパでは15世紀頃から栽培されており、世界的にも歴史がある花と言えます。

薔薇(ばら)

15個目に紹介する花の名前の漢字は、薔薇です。
薔薇は見た目の美しさから、バラ園など園芸として品種改良がとても行われた花の1つですね。

薔薇の印象はヨーロッパの印象が強いですが、中近東などでも広く栽培されており世界的に多種多様な品種があります。
しかし北半球には広く栽培されている薔薇ですが、南半球には自生していないそうですよ。

牡丹(ぼたん)

16個目に紹介する花の名前の漢字は、牡丹です。
牡丹は、上でも紹介した芍薬と同じく、美しい人を形容する言葉として有名ですね。

牡丹は「花の王」と称されるような高貴な花として、昔は高嶺の花の1つだったようです。
今では品種改良されており、春に咲く物や冬に咲く物など、季節問わず咲くようになっているのも特徴ですね。

<下に続く>

漢字三文字の花の名前

漢字3字の花

次は、漢字3文字で表す花の名前の漢字です。
10個紹介しますが、全て読めるでしょうか。

紫陽花(あじさい)

1個目に紹介する花の名前の漢字は、紫陽花です。
6月の梅雨の時期が近づくと咲く花として、雨とのコントラストが綺麗な花ですよね。

紫陽花は青や紫、ピンクなど同じ株でも土の酸性度によって色が変わる、として学生時代に実験などで使ったこともありますよね。
紫陽花は花が咲き始めから終わりまで、色が変化していく様が綺麗な花ですよね。

色が変わることもあり、毎日のように見ていても飽きない花としても人気です。

勿忘草(わすれなぐさ)

2個目に紹介する花の名前の漢字は、勿忘草です。
名前がとても印象的な花として、花の印象より名前の印象が先行しているかもしれませんね。

勿忘草は綺麗なブルーの花が春先に咲き、小さな花が固まって咲くのがとても可愛らしい花です。
名前の由来としては、中世ドイツの悲恋物語から明治時代に、この名前になったと言われています。

蓮華草(れんげそう)

3個目に紹介する花の名前の漢字は、蓮華草です。
蓮華草、と言う言葉よりも、レンゲの花という法が身近かもしれませんね。

綺麗な赤紫色の花が咲き、レンゲ畑は春の風物詩とも言われていました。
またハチミツの源にもなることでも知られていますね。

男郎花(おとこえし)

4個目に紹介する花の名前の漢字は、男郎花です。
男郎花は、なかなか聞かない花かもしれません。

夏から秋にかけて、白く小さな花が丸く咲くのが特徴で、日本全国に分布している花です。
草地でも日当たりの良いとこなら簡単に生育することから、意識していないだけで実はよく見かける花でもありますよ。

向日葵(ひまわり)

5個目に紹介する花の名前の漢字は、向日葵です。
太陽に向かって真っ直ぐに咲くひまわりは、夏を強く印象づける花ですよね。

向日葵は食用にもなりひまわりの種や油としても活用されています。
また復興活動にも使われ、東日本大震災の時には福島などにひまわり畑を作る動きなどで話題にもなりましたね。

燕子花(かきつばた)

6個目に紹介する花の名前の漢字は、燕子花です。
燕子花はアヤメ科の一種で、5月から6月頃に咲く花ですね。

濃い紫色がとても綺麗ですが、菖蒲などともよく似ているのも特徴です。
燕子花は愛知県の県花にも指定されており、伊勢物語にも出てくる昔からある花ですね。

金魚草(きんぎょそう)

7個目に紹介する花の名前の漢字は、金魚草です。
名前がとても可愛らしい金魚草ですが、名前の由来は花にあります。

オオバコ科のため真っ直ぐと伸びた茎に、金魚のように小さな花を咲かせることが由来と言われています。
花の色も豊富で、赤やピンク、白や黄色など鮮やかな色が多いのが特徴ですね。

金木犀(きんもくせい)

8個目に紹介する花の名前の漢字は、金木犀です。
秋に咲く花として、濃い黄色はとても印象的ですよね。

また金木犀は甘い強い香りが特徴で、エッセンシャルオイルなどにも加工されています。
また中国などでは、お茶にも加工されており食用としても広く利用されています。

蒲公英(たんぽぽ)

9個目に紹介する花の名前の漢字は、蒲公英です。
タンポポの黄色い花は春を連想させ、ほとんどの方は綿帽子で遊んだことがあるのではないでしょうか。

また生命力がとても強い花で、アスファルトなどからも突き破って自生します。
このことから都会でも、道ばたなどで普通に見かけることが出来る花の1つですね。

花水木(はなみずき)

10個目に紹介する花の名前の漢字は、花水木です。
花水木は花の印象よりも、歌に使われたため木としての印象が強い花ですね。

花水木は日本ではあまり見かけませんが、アメリカなどでは桜前線のように、ハナミズキ前線として季節を象徴するものでもあります。
白や薄いピンクの花を咲かせることも、桜に似ていますね。

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漢字四文字以上の花の名前

漢字4字の花

漢字4文字の花の名前を紹介しますね。
少し変わっている物が多いですが、その珍しさから意外と知っているかも?

虞美人草(ぐびじんそう)

1個目に紹介する花の名前の漢字は、虞美人草です。
虞美人草、という名前が印象的ですが、花を知らないという方も多いはず。

この花は別名、ヒナゲシとも言われ、秋頃に咲く花です。
赤や白、オレンジなどで4枚の花びらで咲きますが、すごく華奢な印象を受ける花です。

日に透かすと薄い和紙で造ったかのように見えるのが特徴でもありますよ。

蚊帳吊草(かやつりぐさ)

2個目に紹介する花の名前の漢字は、蚊帳吊草です。
蚊帳吊草は、名前は聞き慣れないかもしれませんが、道ばたなどで生えているため、1度は見たことがあるはず。

なお名前の由来は、昔、蚊帳をつったかのように四角形を作る遊びをしていたことに基づく説がありますよ。

松葉牡丹(まつばぼたん)

3個目に紹介する花の名前の漢字は、松葉牡丹です。
松葉牡丹は、アルゼンチンやブラジル等に分布する花の1つです。

高温と乾燥にとても強い花のため、あまり世話の必要が無いというのが特徴です。
また咲くととても綺麗な花を咲かせることもあり、観賞用として世話が苦手な方でも育てやすいですね。

なお牡丹と名前に入っていますが、実は関係はないので、注意が必要ですね。

月下美人(げっかびじん)

4個目に紹介する花の名前の漢字は、月下美人です。
この月下美人という花も、名前があまりにも有名ですね。

月下美人という名前が先行しているためか、1年に1回しか咲かない、満月の夜のみ咲く、などという言い伝えがあります。
しかしこれらの多くは間違いであることが分かっているそうです。

夜の間に咲き朝には、萎んでしまうことや3ヶ月程度、間が開かないと2回目が咲かないことから希少性が高まったのかもしれませんね。

染井吉野(そめいよしの)

5個目に紹介する花の名前の漢字は、染井吉野です。
染井吉野は桜の一種として、とても有名ですね。

この染井吉野は、江戸時代に品種改良されたことから生まれた品種で、その育成されたのが染井村という集落だったことに由来しているそうです。
今では桜の代表的な品種にもなっていますね。

<下に続く>

かっこいい花の名前の漢字

花の姿形は綺麗で美しかったり、可愛らしかったりしますよね。
ここでは花の形、よりも名前に重点を置いて、カッコイイ名前の花を紹介します。

竜胆(りんどう)

1個目に紹介する花の名前の漢字は、竜胆です。
秋に青紫色の釣り鐘の形をした花を咲かせるリンドウ。

水辺を好むため昔は、水田やため池などの側に咲いていましたが、昨今は開発の関係もあり見かける機会が少なくなりましたね。
この竜胆は、漢字に竜という字が使われていることから、カッコイイ印象を受けますが花言葉も素敵です。

花言葉には「勝利」や「正義感」などがあるため、男の子に人気かもしれませんね。

紫苑(しおん)

2個目に紹介する花の名前の漢字は、紫苑です。
キク科の一種である紫苑は、薄紫の花を秋に咲かせます。

観賞用としてよく栽培をされており、花の見た目から紫苑という名前が付いているそうですよ。

極楽鳥花(ごくらくちょうか)

3個目に紹介する花の名前の漢字は、極楽鳥花です。
名前から優美な印象を受けますが、実は花が美しいのではなく、葉が美しいとして栽培されていることが多いのが特徴です。

また名前の由来は、花が鳥の頭のような形に見えること、だそうですよ。

風船蔓(ふうせんかずら)

4個目に紹介する花の名前の漢字は、風船蔓です。
フウセンカズラも極楽鳥花と同じく、花を愛でるというよりは果実を見て楽しむ植物です。

風船上の果実が可愛らしく、種もハート型に見えることも特徴です。
よく成長すると、とても涼しげな印象を受けることから、壁面緑化にも使われていますよ。

山茶花(さざんか)

5個目に紹介する花の名前の漢字は、山茶花です。
山茶花は童謡に登場することもあり、冬の印象がある花ですよね。

花は濃いピンクが印象的ですが、実は野生の物は白が基本。
生け垣などによく使われますよね。

<下に続く>

子供の名前に花など植物の漢字を取り入れるときの注意点

子供の名前の注意点

花の名前を使うことで、花言葉なども意味を持たせたい、という方もいらっしゃるかもしれません。
しかし名前は一生物ですので、注意点をよく踏まえて考えてくださいね。

  1. 漢字の部首
  2. 水の漢字
  3. 音のイメージ
  4. 木の漢字
  5. 語尾
  6. 濁点
  7. キラキラネーム

注意点①:漢字の部首

注意点の1つ目は、漢字の部首についてです。
花の名前にばかり気を取られていて、漢字に悪いイメージを持つ物が含まれている、と言う場合があります。

確かに呼び名や花のイメージは大切ですが、部分的にでも悪い物は除いておきたいですよね。
有名なところだと、「撫子」という感じは、「無」という部首が含まれていますので、名前にはオススメできませんよ。

注意点②:水の漢字

注意点の2つ目は、水の漢字についてです。
こちらも1つ目と同じく、漢字の音ではなく、文字が持つ意味についてですね。

水は「水に流す」という言葉が連想されることから、あまり子供の名前には向かないとされています。
また水辺に咲く花もこのことを連想させることから、避ける傾向にありますよ。

例えば、睡蓮や水仙など、花はとても綺麗で好きな花に上げる方もいらっしゃいますよね。
これらは水を連想させる花、として避けることをオススメしますよ。

注意点③:音のイメージ

注意点の3つ目は、音のイメージについてです。
名前は書くことも多いですが、やはり呼ぶ、呼ばれることが多い物ですよね。

漢字のイメージや画数などに気を取られているときに、一呼吸置いて呼び名に目を向けてみましょう。
その呼び名は、違う漢字を当てはめることができる、ということはありませんか?

例えば、蓮という漢字を使って、「美蓮」という名前をつけた場合、みれん=未練という言葉を連想させます。
未練と言う言葉には、あまり良い印象はありませんよね。

注意点④:木の漢字

注意点の4つ目は、木の漢字についてです。
木はイメージ的には、どっしりと根を張ることや枝を広げることなどから、良い印象がありますよね。

しかし枯れて、落ちる、と言う印象もあることから、名前には不向きなようです。
桜や椿など、どれも可愛い印象を受ける物ですが、一長一短ということですね。

注意点⑤:語尾

注意点の5つ目は、語尾についてです。
名前をつける際に縁起が良くない、とされているのが「ん」で終わる名前です。

あくまで迷信と言ってしまうことも出来ますが、後家相といって避けられる事があるそうです。
後家相とは、死別や離婚を意味する言葉だそう。

もし気にされる方は、気をつけてくださいね。

注意点⑥:濁点

注意点の6つ目は、濁点についてです。
濁点についても、語尾と同じく後家相を意味するそうです。

杏や苺など、濁点が付いている漢字で可愛い名前は多いですよね。
女の子につけたくなる気持ちはありますが、濁点は「人生が濁る」とも言われ、避けられています。

注意点⑦:キラキラネーム

注意点の7つ目は、キラキラネームについてです。
これは流行の中でも一長一短で、よく話題にも上がりますよね。

花の名前の漢字でも、カッコイイ、可愛い等の印象でつけることもあります。
しかしインパクトはあるものの、花の漢字は一般的に読めないというものも多くあります。

ここでも紹介した中で、花は知っているけど漢字では読めない、というものもありましたよね。
そんな漢字を子供の名前につける、というのは少し考えた方が良いかもしれませんね。

<下に続く>

男の子にも使える花の名前10選

男の子の名前

花の名前は女の子の物、というわけではありません。
男の子でもカッコイイ印象を与える名前を紹介しますね。

  1. 紫陽花
  2. 向日葵
  3. 紫苑
  4. 竜胆
  5. 石蕗

男の子にも使える花の名前①:葵

花の名前1つ目は、です。
すっと真っ直ぐに成長する様がとても綺麗で、また華やかな花を咲かせる葵。

その様から花言葉も「気高く威厳に満ちている」「野心」「豊かな実り」が上げられるそうです。
葵を使った名前としては、葵の一文字もよく使われますが、他の漢字を組み合わせて、「あおと」や「あおば」などが人気だそうですよ。

男の子にも使える花の名前②:杏

花の名前2つ目は、です。
杏という名前は、女の子の印象が強いかもしれませんね。

しかし他の漢字と組み合わせれば、男の子の名前でも十分に使うことが出来ますよ。
「杏平(きょうへい)」や「杏也(きょうや)」などはいかがでしょうか。

杏は薬として使われていたこともあり、人助けが出来る人になる、などの意味を込めて名前に使われるそうですよ。

男の子にも使える花の名前③:菊

花の名前3つ目は、です。
菊は秋の花として、高貴な花としての印象から人気の漢字です。

高潔や高尚などの意味も持つことから、美しい人に育って欲しいという意味を込めてつけるそう。
組み合わせとしては、例えば「菊人(きくと)」や「菊央(きくお)」などがありますよ。

男の子にも使える花の名前④:紫陽花

花の名前4つ目は、紫陽花です。
紫陽花は、花も人気ですが、実は名前にも人気の漢字の1つです。

紫陽花には、辛抱強さを意味することから、忍耐力のある人間に育って欲しい、と言う意味を込めてつけられるそうですね。
紫陽花は、この「紫陽花」とそのまま名前につけて、呼び方を変える方法と、「紫」等の漢字を一文字使う方法などがありますよ。

男の子にも使える花の名前⑤:向日葵

花の名前5つ目は、向日葵です。
向日葵は、夏を象徴するような花として、夏生まれの子供につける名前として人気ですね。

また花言葉としても、崇拝や愛慕などがあり、気品溢れるような人間に、との意味が込められます。
さらに向日葵の花の印象から、周囲を明るく照らせるような人になって欲しい、という意味もありますね。

向日葵はそのままの漢字で使うこともありますし、「日葵(はるき)」と呼び名を変えて使うこともあるそうですよ。

男の子にも使える花の名前⑥:紫苑

花の名前6つ目は、紫苑です。
この漢字は、上でカッコイイ漢字でも紹介をしましたね。

紫苑は花の印象からか、柔らかい、優しい印象を与える名前として使われます。
男の子に使う場合は、中性的な上品な印象をつけたい場合によく使用されますね。

紫苑と言う名前も人気ですが、“紫”という漢字を使って、「紫季(しき)」などもありますね。

男の子にも使える花の名前⑦:竜胆

花の名前7つ目は、竜胆です。
リンドウも紫苑と同じく、カッコイイ漢字として紹介しましたね。

リンドウには花言葉に「正義」「誠実」を意味することから、男の子にピッタリですよね。

男の子にも使える花の名前⑧:藤

花の名前8つ目は、です。
藤は咲く時期が概ね決まっていることもあり、6月頃に生まれた子にはよく付けられる漢字の1つですね。

花の意味としても「優しさ」や「歓迎」などがあり、名前にもピッタリです。
思いやりのある人になって欲しい、人との縁に恵まれるように、などの想いを込めて、男の子にも女の子にも人気の漢字ですね。

男の子にも使える花の名前⑨:皐

花の名前9つ目は、です。
皐(コウ)は旧暦の五月を表す、皐月(さつき)を意味することから5月生まれのお子さんに付けられる事が多い漢字ですね。

また皐という言葉には、稲作を始めることから「神に捧げる稲」という、意味もあるそうです。
このことから縁起を担ぐ意味もありますね。

皐を使った名前としては、「皐希(こうき)」「皐太(こうた)」などがあるそうですよ。

男の子にも使える花の名前⑩:石蕗

花の名前10個目は、石蕗です。
ツワブキは、一年中、葉を茂らせることから「謙虚」「困難に負けない」などの花言葉を持ちます。

また「先を見通す力」という意味もあり、「冷静に先を見通して、困難に打ち勝って欲しい」などの想いを込められますよね。
そんな意味とは反して、名前は少し珍しい物が多いです。

例えば「蕗人(ふきと)」や「深蕗(みぶき)」など、一見では読めない名前になりますね。

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おすすめの漢字知識本

ちょっと自慢したくなる! 難読漢字の豆知識
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漢字は、日本人にとっては切っても切れない存在ではありますが、なかなか読めない漢字が多いのも事実ですよね。
また昨今は、パソコンやスマホの普及で、その傾向は特に多いとも言えます。

しかし難しい漢字をサラッと読めたら、仕事でもちょっとしたことわざなどを使えたらかっこいいですよね。
ぜひこの本で、ちょっと自慢が出来るような漢字を学んでみませんか

学ぶ、と言っても楽しく勉強できるような工夫がされていますので、肩肘張らずに取り組むことが出来ますよ。

<下に続く>

花の名前の漢字を上手に使って

花の漢字を使って

見た目にも美しい花は多くありますが、その名前の漢字を知らない、読めないと言うことは往々にしてありますよね。
カタカナ表記でも良いですが、日本の文化として意味が込められている漢字でも知っておきたいですよね。

また子供の名前を考えるときに、漢字の持つ意味や呼び方にもこだわりたいですが、花言葉を使うことも素敵ですよ。
ぜひ花の名前の漢字を上手く使って、素敵な名前を考えてみてくださいね。

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