お弁当の詰め方アイデア例
では、みなさんはどのようにお弁当を詰めているのでしょうか?
以下のお弁当の詰め方アイデア例を10個ご紹介していきます。
お弁当詰め方アイデア①:大葉で仕切りを作る
コンビニなどのお弁当でもよく見かけるバラン。
バランは食材が混ざらないように仕切りとしてお弁当に入っています。
しかし、バランをあえて用意するのは億劫であり、最終的にゴミになってしまいます。
そこで、バランの代わりに大葉を用いて仕切りとして活用しています。
大葉は彩りや味のアクセントにもなりお弁当を華やかにしてくれます。
食べることも出来るため、ゴミが出ることがありません。
お弁当詰め方アイデア②:お弁当箱を丼のように詰める
海鮮や焼き肉といったご飯に合う具材を、ご飯の上にのせるだけの詰め方。
しかし、適当にのせるだけではなく、見た目のよさも重視します。
彩り豊かに食材の向きを揃えて配置しています。
丼にのせるかのように詰めるとおかずが少なくても食べ応えのあるお弁当を作ることができます。
お弁当詰め方アイデア③:麺を巻いて詰める
適当に麺を詰めるとだらしない印象になってしまいます。
また、時間がたつと麺どうしが固まってしまって食べにくくなってしまいます。
そのため、小さな固まりつくってキレイに巻いて詰めることで見た目も美しくかつ食べやすくなります。
2~4つほどの巻いてある麺が詰めてあると見た目も可愛らしくなりますね。
お弁当詰め方アイデア④:スナップエンドウの豆を見せる詰め方
スナップエンドウをそのまま詰めるのではなく、半分にして中の豆が見えるように詰めています。
そうすることで、丸い豆がキレイに並んでいて可愛らしくなります。
また、茹でたスナップエンドウなので、色鮮やかな緑色がお弁当に加わり、華やかなお弁当になります。
お弁当詰め方アイデア⑤:スティックパンを使用したサンドイッチ
スーパーなどで10本一袋などで売られているスティックパンの真ん中を縦に切り込みをいれて、具材を挟んだお弁当です。
ホットドック用のパンに比べて細くて小さいため、お弁当の中に詰めやすくなります。
また、小さなお子さまでも食べやすいサイズなので幼稚園のお弁当におすすめです。
キレイに並んでいて配置されているため、食材がキレイに見えます。
お弁当詰め方アイデア⑥:ごはんで高低差を埋める詰め方
ごはんを片側にだけ詰めるのではなく、おかずを詰める部分にも少しだけごはんを入れています。
おかずとごはんの高さに差がでないようにあえてごはんを入れることでキレイに仕上げています。
また、詰めるおかずの種類が少ない場合にもご飯を下に敷くことでスペースの活用ができ、蓋開けたときにボリューム感のあるお弁当に見せることができます。
お弁当詰め方アイデア⑦:左右対称に並べる詰め方
プルコギ部分の野菜を左右対称に並べていてとてもキレイです。
混ぜて詰めるのではなくて、あえて具材をそれぞれ配置することで見た目が華やかで美味しそうに見えます。
真ん中にお肉を持ってくることでよりお肉に注目でき食欲が沸きます。
お弁当詰め方アイデア⑧:縦のラインを揃える詰め方
おかずやごはんがキレイに縦に並ぶことで見た目がとてもキレイに仕上がります。
また豚巻きの断面を見せるように並べることでより縦のラインが強調され華やかな詰め方ができます。
また、花の形になっているのが可愛らしいですよね。
野菜の飾り切りも詰めているため、ふたを開けたときの楽しさが嬉しいです。
細長い形のお弁当におすすめです。
お弁当詰め方アイデア⑨:おにぎりをバラバラに配置する詰め方
よくあるお弁当の詰め方はごはんを寄せたりおにぎりを寄せたりと、同じ具材はまとめて配置する詰め方をします。
しかし、3つのおにぎりをジグザグに配置することでいろんなところにおにぎりがあるワクワク感が楽しめます。
お弁当詰め方アイデア⑩:いなり寿司の詰め方
お弁当に詰めるものはおにぎりだけではありません。
ちらし寿司やいなり寿司もお弁当に詰めて楽しむこともできます。
そのときに、いなり寿司をそのまま詰めるのではなく、逆さまにしてごはんが見えるようにする詰め方があります。
その上に錦糸卵をのせると華やかに仕上がりますね。
そのまま詰めると少し渋いお弁当になりがちですが、逆さまにして卵などの色を添えてあげるだけでポップな可愛らしいお弁当に仕上がります。
お弁当の基本の詰め方4カ条
では、お弁当の詰め方はどうしたらいいのでしょうか?
以下の基本のお弁当の詰め方を4カ条でご紹介します。
ごはんを詰める
メインのおかずを詰める
サブおかずを詰める
小さな彩りのあるものを詰める
お弁当詰め方4カ条①:ごはんを詰める
お弁当のなかで最も分量の多いごはんを先に詰めていきましょう。
ごはんを詰めるときはほかほかのものを詰めます。
お弁当の傷みを防ぐため、おかずを作っている間にごはんを詰めて冷ましておきましょう。
また、お弁当に入れるごはんはお弁当箱のおよそ2/3を埋めると出来上がりがキレイになります。
仕切り板を使ってごはんを詰めてもいいですが、仕切り板がない場合はごはんを少し傾斜をつけるとおかずも詰めやすくなります。
お弁当詰め方4カ条②:メインのおかずを詰める
メインのおかずはお弁当の中でも存在感があり大きいため、先に場所を確保しておく必要があります。
ごはんをななめに詰めた上に置いていくとごはんに味がしみておいしくなります。
大葉やレタスなどの上に置くと自然と華やかさも加わり見た目がよくなります。
お弁当詰め方4カ条③:サブのおかずを詰める
卵焼きや野菜炒めなどのおかずはメインの隣に詰めるとよいでしょう。
また、サブのおかずのなかでもポテトサラダやゴマ和えなど形を変えやすいものはその次に詰めると隙間を埋めやすくなります。
大→中→小の順番でおかずを詰めていくことをおすすめします。
カップなどを使いおかずが広がらないように工夫するのも大切です。
お弁当詰め方4カ条④:小さな彩りのあるものを詰める
お弁当には彩りが大事です。
そこでよく使われるのが、ミニトマトや梅干しです。
よく赤い食材をお弁当に入れるのを忘れてしまいがちです。
そのため、お弁当を作る週はミニトマトをストックしておくとよいでしょう。
そのままのせたり、半分に切ったりするだけでよいので楽チンです。
お弁当を美味しそうに見せる詰め方のコツ
では、美味しそうに見えるお弁当はどのようなものなのでしょうか?
以下のお弁当を美味しそうに見せる詰め方を4つご紹介します。
- 彩りを豊かにする
- 高低差をつける
- 小物を使う
- 切り方を工夫する
お弁当詰め方のコツ①:彩りを豊かにする
お弁当を美味しそうに見せる彩りは、緑・黄・赤の色です。
この3食がキレイに配置しているとお弁当が華やかになり、美味しそうに見えます。
緑は野菜炒めやほうれん草のゴマ和えなどのおかずを詰めたり、仕切りとして大葉やレタスを用いることで完成します。
次に黄色はメインのおかずで使われることが多いです。
見た目は茶色ですが、唐揚げや豚のしょうが焼きなども黄色の分類にカウントします。
また、卵焼きやポテトサラダなども黄色として使われます。
最後に赤色です。
トマトや梅干しを活用することが多いです。
また、ご飯の上にゆかりを振りかけるだけで華やかなお弁当に仕上がります。
お弁当詰め方のコツ②:高低差をつける
卵焼きを積み重ねたり、おかずの下にごはんを敷いて高さを調節したりして、高低差をつけます。
そうすることで、お弁当に立体感が生まれ動きがあるお弁当に仕上がります。
ちくわを斜めに切ってキュウリやチーズなどを詰めたものを置くことでも立体感が出やすくなります。
また、色が重ならないように配置をすることで、のっぺり感がなくなり動きが出て来ます。
お弁当詰め方のコツ③:小物を使う
食材だけでお弁当を詰めるのもいいですが、カップやピックを使うことでお弁当に色が入り、おしゃれで楽しいお弁当ができます。
最近ではシリコン製のカップも売られており、使用後は洗ってもう一度使うことが出来ます。
カップのサイズも様々あるため、お弁当の大きさに合わせて使うこともできます。
ピックは動物柄や花柄など子供も喜ぶようなものがたくさんあります。
ウインナーや卵焼きなどに刺して、食べやすくなります。
お弁当詰め方のコツ④:切り方を工夫する
食材の切り方を少しアレンジするだけで見た目が華やかになりオシャレなお弁当に仕上がります。
よく切り方のアレンジとしてあげられるのが、タコさんウインナーです。
ウインナーはお弁当に入れることの多い食材です。
お子様にも人気で、わくわくするお弁当になりますね。
そのほかにもカニやいもむしなどさまざまな切り方でアレンジをすることが出来ます。
また、人参を花の形にしたり、ゆで卵をひよこのように見立てたりと可愛らしいお弁当を作ることが出来ます。
時間があるときに野菜を飾り切りを作り置きし、冷凍保存しておくことで朝簡単に使用することが出来ます。
お弁当箱の形別の上手な詰め方
お弁当箱の形はたくさんあります。
お弁当箱の形に合わせたそれぞれの上手な詰め方を5つご紹介します。
- 丸型
- 小判型
- 長方形
- 細長型
- 二段
お弁当箱のかたち①:丸型
丸型のお弁当はお花をイメージして詰めるとキレイに仕上がります。
ごはんをそのまま詰めてもよいのですが、丸のおにぎりにすることで、お弁当箱の丸型とマッチしてオシャレにみえます。
真ん中にカップを置いて盛り付けるとバランスがとりやすくなります。
お弁当箱のかたち②:小判型
インスタグラムなどでオシャレに見えるとして曲げわっぱのお弁当が人気です。
その曲げわっぱのな多くあるのが小判型のお弁当です。
ごはんとおかずを分けて配置しやすい形のお弁当です。
ごはんに傾斜をつけておかずを配置するとキレイに仕上がります。
また、おにぎりや麺類のお弁当でもおすすめの形です。
お弁当箱のかたち③:長方形
大きなおかずをメインとしてドンと置くことが出来る形です。
唐揚げや鮭の塩焼きなどのおかずを真ん中に配置する詰め方もおすすめです。
また、長方形だと角があるためおかずを詰めやすくなります。
お弁当箱のかたち④:細長型
細長い形をしたお弁当はあまりおかずが入りません。
しっかりとしたお弁当にするためには、ごはんの割合を多くするか二段の細長型のお弁当をおすすめします。
細長いため、幅が小さく大きいおかずをそのまま詰めるのは難しいことが多いです。
大きいおかずは小さく切って詰めるようにしてください。
お弁当箱のかたち⑤:二段
二段のお弁当になるとたっぷりとごはんを食べることができます。
おかずとごはんを別々の段に分ける詰め方ができます。
たっぷりとごはんやおかずを詰めるスペースがあるため、その分のおかずを作るのは大変です。
しかし、アレンジ方法はたくさんあるため、お弁当作りを楽しむことができます。
オムライスやサンドイッチなど内容別の上手な詰め方
お弁当にはおにぎりだけでなく、サンドイッチやオムライスなどさまざまなものがあります。
そこで、オムライスなどの内容別の上手な詰め方を5つご紹介します。
- オムライス
- サンドイッチ
- ハンバーグ
- エビフライ
- おにぎり
上手な詰め方①:オムライス
オムライスはお子さまから大人までみんなに人気の料理です。
しかし、オムライスは存在感が強くお弁当に詰めるのは少し大変そうなイメージがあります。
そんなときは、まずはじめにオムライスから配置することでキレイに仕上がります。
空いたスペースに小さなおかずを詰めるとオムライスがズレにくくなります。
上手な詰め方②:サンドイッチ
サンドイッチと他のおかずをくっつけてしまうと味が染みてぐちゃぐちゃになってしまいます。
そのため、サンドイッチだけのお弁当箱を用意するのがよいでしょう。
お弁当箱のサイズにあわせてぴったりと切っておく詰め方をおすすめします。
また、サンドイッチの断面を見せるようにするとキレイに仕上がります。
上手な詰め方③:ハンバーグ
ハンバーグはお弁当のおかずのなかでも人気があります。
また、形が小判型なのでお弁当に配置しやすいおかずでもあります。
縦に並べるのではなく、少し斜めにしてハンバーグの面を見せるようにする詰め方がキレイにみえます。
ごはんに傾斜をつけてそこに寝かせるようにハンバーグを置くと自然と見た目がよくなります。
ハンバーグを小さめに作り、ひとつのお弁当箱に2~3個詰めるのがおすすめです。
上手な詰め方④:エビフライ
エビフライは縦長のおかずになります。
そのため、お弁当箱のスペースを取ってしまいます。
エビフライはメインのおかずになるため、ごはんをついだら置くようにしましょう。
先に場所を確保しておくと配置に困らずに置けます。
また、長いエビフライの場合は半分に切って尻尾部分ではない方を下に敷きその上に尻尾部分をのせる詰め方もあります。
そうすることで、お弁当のスペースが少なくて済みます。
そして、高さが出るためお弁当に動きが出て見た目が華やかになります。
上手な詰め方⑤:おにぎり
おにぎりはさまざまな形のものがあります。
丸型や小判型、三角などお弁当の大きさによって変えることができます。
おにぎりの場所や形によってお弁当の印象も変わってきます。
また、ごはんに混ぜる具材によっても変わってきます。
白いおにぎりでもよいですが、鮭フレークやゆかりなど色のあるものを混ぜて握るとお弁当が美味しく見えます。
おにぎりはごはんなので、一番最初に詰みましょう。
しっかりと場所を固定してからメインやサブのおかずを配置する詰め方をしていきましょう。
お弁当箱の選び方のポイント
では、お弁当箱はどのように選べばよいのでしょうか?
以下のお弁当箱の選び方のポイントを4つご紹介します。
- お弁当箱のサイズをチェック
- お弁当箱の素材をチェック
- お弁当箱の形状をチェック
- お弁当箱の機能をチェック
お弁当箱の選び方のポイント①:お弁当箱のサイズをチェック
お弁当箱にはサイズが様々あります。
小さいお子さまから大人の方まで使うことがあるお弁当箱なので、自分のサイズに合わせたお弁当箱を選ぶことがポイントになります。
いつも食べている感覚で、このくらいの量かなと選ぶことができます。
そして、自分の身長・体重などから自分に必要なエネルギー量がきちんととれるお弁当のサイズを選ぶことも大事です。
20代から30代の男性は1食あたりおよそ885kcal必要になります。
そのため、大体900mlのサイズのお弁当箱がちょうどよいでしょう
同じ年代の女性の場合、1食あたりおよそ680kcal必要になります。
そのため、大体600mlのサイズのお弁当箱がちょうどよいでしょう。
働いている場所など環境によって数字は異なりますが、こういった基準でサイズを決めることもできます。
お弁当箱の選び方のポイント②:お弁当箱の素材をチェック
お弁当箱の素材でみかけるのが、アルミ・ステンレス素材やプラスチック素材です。
電子レンジにかけて食べるかどうかや保温機能が必要かどうかなど選ぶ視点はたくさんあります。
また、インスタグラムで人気なのが曲げわっぱといった木の素材でできたお弁当箱です。
この素材は洗った後にきちんと乾燥させてあげないといえなかったり、他の素材に比べて値段が高いといった難点があります。
しかし、昔からある素材だけあり、殺菌効果や保温効果に優れています。
お弁当箱の選び方のポイント③:お弁当箱の形状をチェック
お弁当箱の形状によっておかずの詰め方が変わってきます。
たくさん食べたいかたは二段のお弁当箱にしたり、鞄にいれて持ち運びしたい方はスリムな細長型を選ぶとよいでしょう。
おにぎりだけが詰めるおにぎり型のお弁当やどんぶり形状のお弁当箱など種類がたくさんあるため、いろいろな形のお弁当箱を揃えるのも楽しいかもしれませんね。
お弁当箱の選び方のポイント④:お弁当箱の機能をチェック
お弁当箱を選ぶ際に、重視するのが機能の面ではないでしょうか?
保温効果があるお弁当やスープか入れられるお弁当箱など機能も様々です。
いま人気な機能が真空に出来るお弁当箱です。
お弁当は夏場など特に傷みやすくて心配になります。
しかし、真空にすることで酸素が遮断され細菌が増殖しにくくなります。
また、熱いままおかずを入れることもできるのもありがたいですよね。
おすすめのお弁当本
忙しい朝を少しでも楽になるようにと工夫されたお弁当のレシピ本です。
お弁当作りに必要な道具などものっていて、これからお弁当作りを始めようと思っているかたにもおすすめです。
冷凍保存の方法や詰め方などさまざまな情報が載っています。
冷蔵庫にあるもので簡単にはパパっと作れるお弁当のレシピ本です。
レシピの数が200種類ととても豊富でどれも真似してみたくなるものばかりです。
簡単に作っていても見た目はとてもきれいで詰め方も参考になります。
お弁当の詰め方をマスターしたら
お弁当の詰め方をマスターしたら、キレイにオシャレに詰めることが出来るようになります。
見た目がいい詰め方のお弁当となるとお弁当の蓋を開ける瞬間が楽しみになりますよね。
お弁当の詰め方はさまざまあり、パズルのように埋めていくことに楽しさを感じられます。
忙しい朝に作ることの多いお弁当なので、苦にならないように冷凍食品などを使用して楽しみながら作ってみてくださいね!