割れたファンデーションの直し方を動画で解説
今回ご紹介する動画は、割れてしまったファンデーションを化粧水を使って復活させるというものです。家にあるもので挑戦できるのが嬉しいですね。
動画内で説明されている手順をご説明します。
- サランラップと普段使っている化粧水を用意する。
- 割れてしまったファンデーションをさらに砕く。
- 化粧水を砕いたファンデーションに足す。
- よくなじませる。
- ケースに戻す。
- 冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
1. サランラップと普段使っている化粧水を用意する。
まずは、サランラップと普段使っている化粧水を用意します。化粧水は普段使っているもので構いません。
2. 割れてしまったファンデーションをさらに砕く。
そして、割れてしまったファンデーションをラップの上に出し、さらに砕きます。このときに、ラップをケチらず大きめにカットして使ってください。
小さいラップを使ってファンデーションを砕くと、細かくなった粉が溢れてしまい、後片付けが大変になってしまうためです。
3. 化粧水を砕いたファンデーションに足す。
用意しておいた化粧水を砕いたファンデーションに垂らします。動画内では、4、5滴垂らしたと言っていました。
化粧水を入れすぎてしまうと、水っぽくなり失敗してしまいます。一滴入れるごとに確認して、慎重に進めてください。
4. よくなじませる。
足した化粧水と砕いたファンデーションがしっかりと合わさるように、揉むようにしてなじませていきます。強く揉みすぎると、ラップが破けてしまうので注意してください。
5. ケースに戻す。
化粧水と合わせてしっとりしたファンデーションを、元々入っていたケースに戻します。この時に、ラップは一緒に戻しません。
ファンデーションのみをケースに戻したら、上からラップをかぶせて、表面が平らになるように押し広げます。
6. 冷蔵庫で2時間ほど冷やし固める。
見た目が割れる前のファンデーションのように戻ったら、冷蔵庫に入れて2時間ほど待ちます。2時間経ってから、確認し、しっかりと固まっていたら完成です。
割れたファンデーションの直し方(少し割れてしまった場合)
割れたファンデーションを直す時に用意するもの
- サランラップ
- 割れてしまったファンデーション
- 化粧水
割れたファンデーションを直す手順①:割れ目に化粧水を垂らす。
この方法は、ファンデーションに軽くヒビが入ってしまったり、少し割れてしまったときのみに有効です。ファンデーションが粉々になってしまった場合の対処法は、この後に書いているので、そちらを参考にしてください。
まずは、ファンデーションが割れていくつかに分かれてしまっている場合は、しっかりケースに元通りに戻してください。その後、ファンデーションの割れ目に化粧水を数滴たらします。
このときに、垂らしすぎないことがポイントです。化粧水を垂らしすぎてしまうと、もう修正のしようが無くなってしまうので、注意してください。
化粧水のボトルから直に垂らすと、出しすぎてしまうのが不安な方は、綿棒に化粧水を染み込ませて、それで割れ目に塗る方法をおすすめします。
割れたファンデーションを直す手順②:化粧水が染み込むのを待つ。
少し時間をおいて、先ほど垂らした化粧水が割れたファンデーションに染み込んでいくのを待ちます。
割れたファンデーションを直す手順③:押し固める。
化粧水が完全に染み込んだら、ラップをファンデーションの上にかぶせます。そして、手で割れ目を押して、しっかりと固めていきます。
ここで水分が足りないようだったら、手順①からやり直してみてください。目安としては、ヒビが無くなるまで押し固めます。
割れ目が見えなくなったら、表面が均等で平らになるように整えて完成です。
割れたファンデーションの直し方(粉々になってしまった場合)
軽くヒビが入ってしまう程度にファンデーションが割れるだけでもショックなのに、粉々になってしまったら、もう心はボロボロになってしまいますよね。それが高いファンデーションだと尚更です。
しかし、ファンデーションを元の姿に近い状態まで戻すことができるんです!その方法をご紹介していきます。
とっても簡単なので、ファンデーションが粉々に割れてしまっても、どうか悲しまないでください。
割れたファンデーションを直す:用意するもの
- サランラップ
- チャックのついた袋
- 綿棒
- ハサミ
- 化粧水
割れたファンデーションを直す手順①:割れたファンデーションをチャックのついた袋に入れる。
まずは、粉々に割れてしまったファンデーションをチャックが付いているビニール袋にいれます。この後、チャックがしっかりしまっていないとファンデーションが溢れ出て、後片付けが大変になるので、特に気を付けて袋の口を閉じます。
割れたファンデーションを直す手順②:ファンデーションをさらに粉々にする。
割れたファンデーションをビニール袋に入れたら、袋の上から手で押し潰すようにして、さらにファンデーションを粉々にします。この時に、ビニール袋の上から強く力を加えすぎると、袋が破けてしまう可能性があるので気を付けてください。
割れたファンデーションを直す手順③:化粧水を垂らす。
特別な化粧水を用意する必要はありません。普段使っているもので十分です。
化粧水を数滴たらします。ここで垂らしすぎると、その後修正のしようがないので注意してください。
一滴ずつ化粧水を割れたファンデーションに足していくことをおすすめします。その都度確認して、このあと押し固めるのにちょうどいい固さにしてください。
割れたファンデーションを直す手順④:ケースに戻す。
ハサミで、砕いたファンデーションの入っている袋の角を少し切ります。その隙間から、元々ファンデーションが入っていたケースに戻します。
小さい隙間から砕いたファンデーションをケースに戻すことで、より綺麗に無駄がなく入れることができます。そうすると、作業をしているスペースも汚しにくくなり、とても便利です。
割れたファンデーションを直す手順⑤:ファンデーションを押し固める。
砕いたファンデーションを元々入っていたケースに戻したら、ラップを上にかぶせます。そして、ラップの上から手で強めに押して、固めていきます。
ある程度固まったら、次は平らにならすことを意識して、押し広げます。手だとうまく平らにできないという人は、ペットボトルのフタなどを使うのがおすすめです。
ある程度平らになったら、綿棒を用意します。そして、ファンデーションの縁を綿棒を使って押し固めていきます。
こうすることで、壊れにくいファンデーションが出来上がります。気になる人は、最後に綿棒で溢れてしまったファンデーションをふき取ってください。
割れたファンデーションを直す手順⑥:冷蔵庫で冷やし固める。
最後に、冷蔵庫にファンデーションを入れて、冷やし固めます。時間は、大体2時間が目安ですが、それ以上かかることもあるので、こまめにチェックしてみてください。
割れたファンデーションをルースパウダーに変身させる
どうせ割れてしまったのなら、元々粉状のファンデーションのであるルースパウダーにしてしまえ!という方法です。プレストタイプのファンデーションに戻すために、押し固める作業が面倒という方には、こちらをおすすめします。
粉が固められているプレストタイプのファンデーションと比べると、ルースパウダーはふんわりとしたナチュラルなメイクに仕上がります。「ファンデーションをプレストタイプからルースパウダーに変えたら、お肌の透明感がアップした」という声もあるので、試してみる価値は大いにあります。
ファンデーションが割れてしまったのを機に、ルースパウダーを試してみませんか?
割れたファンデーションをルースパウダーに:用意するもの
- チャックが付いたビニール袋
- ルースパウダー用の容器
- ハサミ
- スプーン
- 新聞紙
割れたファンデーションをルースパウダーにする①:割れてしまったファンデーションをチャック付きのビニール袋に入れる。
まず初めに、新聞紙を広げます。その上で作業をすると、飛び散ったファンデーションの掃除や後片付けがぐっと楽になります。
次に、粉々に割れてしまったファンデーションを、チャック付きのビニール袋に入れます。入れ終わったら、チャックがしっかり閉まっているか確認してください。
チャックが閉まっていないと、粉々になったファンデーションが飛び散ってしまい、大変なことになります。念のために、袋に穴が開いていないかも確認するとよいでしょう。
割れたファンデーションをルースパウダーにする②:ファンデーションをさらに細かく砕く。
チャック付きのビニール袋に入れたファンデーションを、さらに細かく砕いていきます。このときに、手を使ってもできますが、スプーンを使うと、より細かく、均一に砕くことができます。
ルースパウダーは、粉状のファンデーションなので、ベビーパウダーのような状態になるまで押しつぶして砕いてください。このときに力を強く入れすぎると、チャック付きのビニール袋が破けてしまうので注意してください。
割れたファンデーションをルースパウダーにする③:ルースパウダー専用の容器に入れる。
ルースパウダー用の容器を用意したら、砕いたファンデーションの入ったチャック付きビニール袋の角をハサミで切ります。その切ったところから、少しづつ慎重に専用ケースに砕いたファンデーションを移します。
このときに、ハサミで角を大きく切りすぎると、ファンデーションがすべてきれいに容器に入らないことがあるので、注意してください。すべてのファンデーションを入れ終わったら、容器のふたをして、完成です。
割れたファンデーションをクリームファンデーションに変身させる
クリームファンデーションは、リキッドファンデーションと比べると、保湿効果が高いのが特徴です。カバー力に優れているので、しっかりとメイクしたい方にもおすすめできるタイプのファンデーションです。
しっかりメイクしたいけれど、乾燥が気になるという方は、一度クリームタイプのファンデーションを試してみてください。きっと気に入っていただけるでしょう。
せっかく買ったプレストタイプのファンデーションが割れてしまったのはショックですが、思い切ってクリームファンデーションに変身させてみませんか?とても簡単なので、気軽にトライしてみてください。
割れたファンデーションをクリームファンデーションに:用意するもの
- チャック付きのビニール袋
- トレー
- つまようじ
- 割れたファンデーション
- ニベア
クリームファンデーションにする手順①:割れたファンデーションをさらに砕く。
割れてしまったファンデーションを、チャック付きのビニール袋に入れます。ビニールの上から、ファンデーションを押しつぶしてさらに細かく砕いてパウダー状にしていきます。
もちろん、指を使って割れたファンデーションを砕いていっても良いですが、ここでスプーンを使うとより細かく、均一に砕くことができます。注意点としては、ビニール袋の上から強く力を加えすぎると、破けてしまうことがあるということです。
力加減には注意して進めてください。
クリームファンデーションにする手順②:トレーに砕いたファンデーションを出す。
細かくファンデーションを砕き終えたら、トレーを用意します。このトレーの上でファンデーションとニベアを混ぜていきます。
トレーは、お皿でもなんでも大丈夫です。つまようじを使って混ぜるので、発泡スチロールなどの柔らかい素材のものより、プラスチックや陶器などの固いものの使用をおすすめします。
まず、トレーの上に砕いたファンデーションを出します。そのときに、ビニール袋の下の部分をハサミで切って、その隙間から出すとやりやすいです。
クリームファンデーションにする手順③:ファンデーションとニベアを混ぜる。
適量のファンデーションをトレーに出したら、ニベアもファンデーションの上に出します。割合は、ファンデーションとニベアが1:1になることを目安にしてください。
次に、つまようじで砕いたファンデーションとニベアを混ぜていきます。混ぜながら、ファンデーションやニベアを足して、お好みの固さに調節してください。
一気にたくさんの量のクリームファンデーションを作ってしまうと、楽ではありますが、衛生的によくありません。ニベアとファンデーションを混ぜた状態で長時間放置すると、雑菌が繁殖しやすいです。
面倒ではありますが、その都度クリームファンデーションを作ることをおすすめします。
割れたファンデーションをオリジナルに:色味を加える
割れてしまったファンデーションに色味を加えて、チークに変身させることができます。割れてしまったから、もうファンデーションとしては使いたくないという方や、ファンデーションよりチークの方が欲しいという方にはおすすめです。
手順は、割れてしまったファンデーションを固めて直すときとほとんど変わらないので、気軽に挑戦できます。ぜひお試しください。
あくまでも、割れてしまったファンデーションを無駄にしないための方法ですので、販売されているチークのような高発色は見込めないことを、あらかじめご了承ください。ほんのり色づく、ナチュラルなチークが出来上がります。
割れたファンデーションをオリジナルにする手順①:粉々になったファンデーションをさらに砕く。
チャック付きのビニール袋に、割れてしまったファンデーションを入れます。そして、さらに細かく砕いていきます。
このときに、スプーンを使うとより細かく、そして均一に砕くことができるのでおすすめです。強く押しすぎるとビニール袋が破ける原因になるので、注意してください。
割れたファンデーションをオリジナルにする手順②:手持ちのチークを少し加える。
普段使っているチークを少し削り、砕いたファンデーションが入っているチャック付きのビニール袋に入れます。よく混ぜ合わせて、お好みの色になるよう、調節してください。
いくつかチークを持っている方は、異なる色のチークを混ぜて、オリジナルの色を作ることもできます。ピンク系のチークだと可愛らしい印象に、オレンジ系はヘルシーな印象、パープル系は透明感がアップする印象に仕上がります。
ぜひ、ご参考にしてみてください。
割れたファンデーションをオリジナルにする手順③:化粧水を加えて、押し固める。
チークを加えてお好みの色合いに仕上がったら、ビニール袋に化粧水を足していきます。このときに、化粧水を入れすぎるとびちゃびちゃになってしまい、後戻りできなくなるので注意してください。
一滴ずつ加えて、様子を見ていくことをおすすめします。一滴加えるたびに、よく揉んで、袋の中のファンデーションとチークと混ぜ合わせてください。
丁度よいテクスチャーに仕上がったら、いよいよケースに戻して、押し固めていきます。まずは、チャック付きのビニール袋の下の角をハサミで切ります。
そこから、元々ファンデーションが入っていた容器に向かって、押し出すように、ビニールの中身を移していきます。完全に移し終えたら、上にラップをかぶせて、均一に平らになるよう、ならします。
指だとうまくできないという方は、ペットボトルのキャップなどの平らなものを使ってみてください。きれいに平らにできたら、冷蔵庫に2時間ほど入れて、冷やし固めたら完成です。
割れたファンデーションをクッションファンデーションに
割れてしまったファンデーションを、今流行りのクッションファンデーションに変身させることもできるんです!今まで通り、作り方も複雑なことは一切ありません!
とっても簡単に作れるので、まずはクッションファンデーションを試してみたいという方や、クッションファンデーションが好きな方は、ぜひトライしてみてください。
しかし、こちらの方法は使い切ったクッションファンデーションの容器をお持ちの方のみ、お試しいただけます。注意してください。
クッションファンデーションにする手順①:割れたファンデーションをさらに砕く。
チャック付きのビニール袋に、割れてしまったファンデーションを入れて、上からプレスしてさらに細かく砕いていきます。
クッションファンデーションにする手順②:化粧水を足す。
粉々にファンデーションが砕けたら、同じビニール袋のなかに化粧水を入れます。今回作るのはクッションファンデーションなので、かなり水っぽくなるまで、化粧水を入れて大丈夫です。
逆にあまり化粧水を入れずに、固いテクスチャーのまま仕上げてしまうと、実際にメイクをするときに使いづらくなってしまうので注意してください。
クッションファンデーションにする手順③:使い終わった容器に移す。
丁度いいテクスチャーのファンデーションが出来上がったら、今まで同様に、ビニール袋の下をハサミで切って、そこから中身を容器に移していきます。今回は、容器のスポンジ部分に、徐々に染み込ませていく感じです。
焦らずに、ゆっくりと染み込ませることで、失敗しにくくなります。
ファンデーションを割れないようにするため
ここまで、ファンデーションが割れてしまったときの対処法を一気にご紹介してきました。ですが、本来ならば、割れないことが一番です。
せっかく買ったファンデーションやお気に入りのファンデーションは、長く使いたいですよね。さらに、ファンデーションは他の化粧品と比べると高価である場合が多いのでなおさらです。
次は、ファンデーションを割れないようにする工夫を3点、ご紹介します。ぜひご参考にしてください。
ファンデーションが割れないようにする①: デジカメケースに入れる。
デジカメケースには、中に入っているものを守るために衝撃吸収材が使用されていることが多いです。その衝撃吸収材が、万が一落としてしまったときに、ファンデーションが割れてしまうのを防いでくれます。
ファンデーションが割れないようにする②: コットンをはさむ。
ファンデーションの上にコットンを置いた状態で、ケースを閉じて持ち運ぶと、ファンデーションが割れにくくなります。安価で気軽に試せる方法なので、おすすめです。
ファンデーションが割れないようにする③: クッションファンデーションを選ぶ。
クッションファンデーションは、液体状なので割れる心配がありません。もちろん、持ち運び可能なので、お直し用のファンデーションとしてもご使用していただけます。
おすすめファンデーションコンパクト
ファンデーションと一口に言っても、たくさんあってどれを選んでいいか分からなくなってしまいますよね。そこで、おすすめファンデーションコンパクトをご紹介します。
どれを買おうか迷っている方は、ぜひご参考にしてください!
キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー
こちらのファンデーションは、プチプラなのにハイクオリティーと大人気のアイテムです。モデルの藤田ニコルさんも愛用しています。
マキアージュ ドラマティックパウダリー UV
カバー力があるのに崩れにくいと、評判のファンデーションです。UVかっと効果もあるので、夏におすすめのファンデーションと言えます。
割れたファンデーションでも大丈夫!
ファンデーションを割ってしまっても、なんとか復活させる方法はあります。お気に入りのファンデーションこそ、割れてしまったとしても長く使っていただきたいです。