レジンの型とは
まず、レジン型とはレジンを固めるためのシリコン製の型のことを言います。
レジンは液体状になっているため、型を使わないと立体的な作品になりません。
レジン型のほとんどがシリコン製、これは硬化したレジンが取り出しやすくするためです。
最近ではレジンを使った作品を作る人も多くなり、100円ショップでもレジン型が売られています。
レジン型があれば、同じカタチを量産できるだけでなく、統一した作品を作りやすくなります。
型を使わなくても、ミール皿を使用する作り方もありますが、立体作品を作るにはレジン型が必要になってきます。
レジン型の作り方アイデア例
アクセサリーやキーホルダーなどさまざまなアイテムを作ることができるレジン。
レジン液を形作るにはレジン型が必須です。
市販されているレジン型もいいですが、身近なものを型に利用した作り方もあります。
アイデア実例①:お菓子
レジン型にお菓子を利用した作り方があります。一時期本物のお菓子をレジンでコーティングした作品がありましたが、こちらは変色や腐敗など危険性があるのでNG。
しかしレジン型として利用する作り方ならおすすめ。特にキャンディなどは特徴的なカタチを使うことで、レジンでも同じタイプの作品が作れます。
お菓子をレジン型にする作り方は、型取り用のシリコンゴムにかたどるだけ。
中身を使っても、包み紙ごと使ってもきれいなレジン型になります。
アイデア実例②:ピック
お弁当を彩るアイテムとして使われているピックもおすすめ。
レジン型の作り方はお菓子同様に型取り用のシリコンゴムに押し付けるだけ。
100円ショップでも購入可能で、動物や植物、乗り物などのレジン型を簡単にできる作り方です。
種類豊富に揃っているので、ちょっと違うレジン型が欲しいときに使ってみてください。
アイデア実例③:天然石
レジンで宝石のような作品を作るなら天然石。
ジュエル型の専用型もありますが、好みのサイズやカタチがないことも。
それなら天然石を使ったレジン型にの作り方もおすすめです。
作り方は天然石を型取り用のシリコンゴムに押し付けます。
本格的な形状にしたいときにも利用できます。
天然石がない場合は理想に近い普通の石やおもちゃの宝石を使う作り方も。
アイデア実例④:鍵
チャームでポピュラーな鍵も、元となる鍵があれば作り方も簡単。
普通の鍵よりもインテリア雑貨などにあるレトロな雰囲気の鍵がおすすめです。
小さなサイズにしたいときは、100円ショップやハンドメイド雑貨にあるチャームを使う作り方がいいでしょう。
鍵のシリコン型の作り方も型取り用シリコンゴムなどに押し付けるだけなので、量産も楽にできます。
アイデア実例⑤:チャーム
鍵以外に普通のチャームをレジン型に使えます。
カバンに付いているお気に入りのチャームを利用したり、捨ててしまうようなチャームを再利用する作り方も。
飽きてしまったアクセサリーも、レジンでチャームを作り直すことで、リメイク作品として使えるようになります。
チャームだけ気に入らない、というときもレジンで別のチャームを作れば新たなデザインとして楽しめます。
アイデア実例⑥:パスタ
食品であるパスタもレジン型の作り方に最適。
使用するバスタは細長いタイプのものではなく、ショートパスタ。
ショートパスタのひとつであるリボン状になったファルファッレや貝殻のカタチをしたコンキリエ、車輪のようなルオーテなどが適しています。
キャラクターをかたどったパスタもおすすめ。
レジン型の作り方は型取り用のシリコンゴムを使うだけ。
特にファルファッレはクリスマスリースやフォトフレームなどにも使われるもので、レジン型に使うだけでなく直接レジンを塗ってアクセサリーにする作り方もあります。
アイデア実例⑦:ストロー
ストローを切り取って花びらのレジン型にする作り方もあります。
花びら型の作り方は太めのストローを花びら状にカット。
切り取ったストローの内側に薄くレジンを塗れば立体的な花びらができあがります。
複数組み合わせれば、リアルな花を作ることも可能。
作り方の難易度が少し高めですが、中級者なら意外とすんなり作れます。
短く輪切りにしたストローを潰してひし形にしたものにレジンを塗って組み合わせた作り方は、蝶やデフォルメされた花になります。
アイデア実例⑧:クリアファイル
レジン型の作り方でクリアファイルを使う方法もありますが、こちらは型というよりもクリアファイルにレジン液を垂らして厚みのない半円を作る方法です。
おはじきのようなレジンの作り方に利用して、別のカタチのレジンやチャームと組み合わせたりすることでオリジナリティある作品ができます。
シンプルな形状なので色を付けたり、ビーズやネイルシールとの相性も抜群。
アイデア実例⑨:ボタン
手芸用品店にあるボタンを使ったレジン型の作り方も。
シンプルなボタンの型や個性的なボタンなど、種類の多さではかなりのもの。
インテリア雑貨としてのボタンなら個性的なカタチが揃っているので、作り方次第では自分だけのアイテムに。
レジン型にするなら真ん中に穴が空いていないタイプがおすすめです。
ボタンそのもののカタチにしたい場合はシンプルなボタンがおすすめ。
アイデア実例⑩:貝殻
旅行などで拾ってきた貝殻もレジン型に使えます。
自然な螺旋などの模様がリアルな作品としておすすめ。
使用する貝殻はボリュームのあるタイプではなく、厚さのないものが作り方も簡単。
巻き貝のようなレジン型の作り方は、型取り用のシリコンゴムなどで覆ったあと、半分にカットして取り出します。
レジンを硬化させたあとに、くっつければ本格的な貝殻モチーフに。
貝殻はインテリア雑貨として売られているものもあり、レジン型の作り方としても手軽なタイプ。
レジン型の材料は100均でも買える
レジンはUVライトや太陽光を使って手軽に硬化できる作り方はハンドメイド作家にも人気。
色々な型を使って好きなカタチにハンドメイドできます。
身近にあるアイテム使ったレジン型の作り方だけでなく、100均で購入することもできます。
最近では作り方のアイデアも多くハンドメイドでレジンを使う人も増え、レジン型の材料も簡単に入手できるように。
100均で購入できるレジン型の材料はチョコや氷、グミのシリコン型。
他にも粘土やクッキー型、型取り用のシリコンゴムなどもあります。
自作しても作り方は簡単ですが、面倒なときは購入する手段もおすすめ。
レジン型の作り方3タイプ
レジン型は身近なもので作ることができますが、作り方には3タイプあります。
どの作り方も基本的には原型となるものが必要になることが前提ですが、原型自体は身近にあるものを使ったり、粘土や石膏で自作する作り方もあります。
- おゆまるで型取り
- グルーガンで覆う
- 粘土状シリコンゴムを使う
レジン型タイプ①:おゆまるで型取り
レジン型の作り方でもっともポピュラーなものがおゆまると呼ばれる樹脂粘土です。
おゆまるはお湯に入れて温めると柔らかくなり、冷えてくれば硬化します。
この性質を利用したレジン型の作り方をご紹介します。
おゆまるを使ったレジン型の作り方は、型取り用の原型となるものが必要になります。
作り方は温めて柔らかくなったおゆまるに原型となるものを押し付けて、固まったらできあがり。
片面だけ平らになるので、表面に凹凸のあるレジン作品にする作り方は左右の型を作ってくっつける方法になります。
レジン型タイプ②:グルーガンで覆う
レジン型の作り方でグルーガンを使う方法があります。
グルーガンは100円ショップで購入可能、ホットボンドと言われるものでスティック状になった樹脂を温めて使うものです。
樹脂はレジン型にするにはかなり適した素材なので、レジン型を自作するにもおすすめです。
グルーガンは手軽に型取りでき、レジン型としての精度も高め。
すでにグルーガンを所持しているならレジン型の簡単な作り方があります。
細かい部分の型取りもきれいにできます。
球体などの立体作品には不向き、片面だけのレジン型におすすめ。
グルーガンを利用したレジン型の作り方は、型取るものを温めておくと失敗が少なくなります。
レジン型タイプ③:粘土状シリコンゴムを使う
おゆまると似たタイプのレジン型の作り方で粘土状のシリコンゴムを利用する作り方もあります。
おゆまるよりも弾性と流動性が高いものが多く、レジン型に最適。
レジン型に使用される粘土状のシリコンゴムは、ふたつの材料を混ぜ込んで使うタイプがポピュラー。
作り方によっては初心者には難易度が高い場合もあります。
シリコンゴムは100円ショップでも購入可能。
シリコンゴムを使ったレジン型の作り方は、混ぜ合わせたシリコンゴムに原型を型取りすれば完成です。
レジン型の作り方
レジン型の作り方は簡単なので、初心者にもおすすめ。
欲しい型が見つからない場合は原型を作ったり身近なものを使った作り方もいいでしょう。
作り方によっては自作したほうがローコスト。
レジン型の作り方で一番ポピュラーなおゆまる(樹脂粘土)を使った作り方をご紹介します。
おゆまるは色付きもありますが、レジン型にする場合はできるだけ透け感のあるカラーを選びましょう。
- お湯につける
- 型取り
- 冷ます
レジン型の作り方①:お湯につける
おゆまるを使用するレジン型の作り方ですが、おゆまるは最初棒状のカタマリになっているので、まずは形成しやすいように柔らかくします。
おゆまるでレジン型にする作り方は、まず柔らかくするために80度以上の熱湯につけること。
耐熱容器にお湯を入れてそこにおゆまるをつけますが、浮いてくるとしっかり温まらないので、割り箸などで押さえておきましょう。
2~3分ほどで柔らかくなり、火傷に気をつけて箸やトングなどで取り出します。
お湯が早く冷めてしまうとちゃんと柔らかくならないので、できるだけ熱を逃さないような容器にお湯を入れるのが作り方のポイントです。
レジン型の作り方②:型取り
おゆまるが柔らかくなったら型取りですが、お湯から取り出したあとは水分をしっかり拭き取ります。
水分がある状態でレジン型にすると、レジンがきれいに硬化しない場合も。
また、水気を拭き取るときはクッキングペーパーがおすすめ。
タオルやハンカチを使うとおゆまるに繊維がついて、レジンで固めたときに繊維が付着してしまいます。
しっかりと水気を拭き取ったら固まらないうちに原型となるものを押し付けます。
原型は型取りたい箇所までしっかりアトを付けるように。
作り方のポイントは押し込みすぎておゆまるの底に穴が空かないように注意することです。
レジン型の作り方③:冷ます
原型を押し込んでしばらくすればおゆまるが硬化されます。
おゆまるの外側を触ってみて固まっていればOK。
時間短縮のために冷蔵庫に入れたり氷を当てて冷却すると、硬くなって取り出しにくくなります。
おゆまるを使ったレジン型の作り方では自然に冷ますほうがベスト。
おゆまるが硬化したことを確認したら原型を取り外します。
これでレジン型のできあがり。
立体的なレジン型の作り方、例えば球体のレジン型を作る場合は半分ずつ型取りして、レジンを硬化させたあとにくっつける作り方があります。
市販のおすすめレジン型
レジン型の作り方を参考に、好きなサイズやカタチを自作するのもいいですが、市販されているレジン型も使いやすくて便利です。
レジン初心者から上級者まで幅広い人におすすめしたいレジン型をご紹介します。
作り方でも記述したように、レジン型はシリコン素材が使いやすく、市販されているもののほとんどがシリコンモールド。
- 半球型
- 球体
- アルファベット
- 宝石型
- フラワー
- アニマル
- ダイソーのシリコンモールド・ラウンド
- ダイソーのシリコンモールド・アンティーク
- ダイソーのシリコンモールド・ミニ
- セリアのシリコンシート
おすすめレジン型①:半球型
レジン作家の多くが利用する半球のレジン型。
レジン専用のシリコンモールドで、半球のままでも組み合わせて球体を作ることも可能。
半球形で球体にする作り方は、半球のレジンをを2つ作ってくっつけるだけ。
丁寧にバリをとってレジンで組み合わせればなめらかな球体になります。
複数のサイズがあるので、好きな大きさのレジンを作れます。
半透明でレジンを硬化させやすく、柔らかい素材が硬化したあとも取り出しやすくなっています。
同じ半球であっても、作り方や中に入れるパーツで色々な作品ができます。
おすすめレジン型②:球体
半球型で球体にしなくても、ひとつのレジン型で球体になる作り方もあります。
市販レジン型は柔らかいのが特徴なので、球体でも取り出し可能。
レジン上級者であれば作り方の難易度は高いものの空洞タイプの球体も作れます。
上部にレジン液を流し込む部分があり、どうしても平らになってしまう部分ができますが、球体型でレジンを作ったあとにきれいな丸にする作り方もあります。
きれいな球体にする作り方は、レジン液を硬化させ取り出したあと、平らになっている箇所にレジンを少しずつ流し込みます。
パーツを付けるときはこの平面を埋めずに活かす作り方も。
おすすめレジン型③:アルファベット
ネームキーホルダーやチャーム、デコパーツにおすすめのアルファベット型もあります。
アルファベット型を自作しようとしても何度が高く、失敗することも多いので市販の型を使うのがおすすめ。
球体や半球よりも少し複雑な型もあるので作り方にコツがあります。
レジン液を流すときは中央から爪楊枝などの細いもので広げるようにするといいでしょう。
取り出すときも細い部分が折れないように、硬化したレジンの端から少しずつ持ち上げます。
出来上がったレジンを複数くっつけた作り方もあります。
おすすめレジン型④:宝石型
透明感のある特徴を活かしたレジン作品を作るとき、宝石のようなものが作れる型。
ピラミッド型や正方形、ダイヤモンドなど複数のレジン型がセットになったタイプです。
大きめサイズで、存在感のあるレジン作品を作りたい人におすすめ。
出来上がった作品は約6センチ四方になります。
インテリア雑貨に最適で、ドライフラワーやラメなどと組み合わせた作り方がおすすめです。
100円ショップでは購入しにくいサイズが人気。
おすすめレジン型⑤:フラワー
ポップでかわいいレジン作りにぴったりの型で、デザインの異なるフラワーが12種類あります。
チャームやアクセサリーのパーツにもおすすめ。
仕上がりサイズは4センチ前後。
型が不透明なので、レジン型として使用する場合は一度に硬化させず、複数回に分けて硬化するほうがきれいにできます。
作り方として底が埋まるぐらいにレジン液を入れて硬化、次に半分ほど入れて、と繰り返すといいでしょう。
UVライトに入らないときはひとつずつカットすればOKです。
おすすめレジン型⑥:アニマル
かわいいアニマルモチーフのレジン型。
薄型でチャームやピンバッジ、ピアスなどのアクセサリーパーツに使えます。
猫やくま、うさぎなどの種類があり、同じ型でもアイデア次第でさまざまな表情が作れます。
サイズは8種類、使用する作品によって使い分けるといいでしょう。
硬化したレジンが取り出しにくい場合は、端からゆっくり剥がすようにします。
あらかじめシリコンスプレーを吹きかけておくときれいに取れます。
半透明で薄型なので、硬化も早く初心者にもおすすめです。
おすすめレジン型⑦:ダイソーのシリコンモールド・ラウンド
100円ショップのダイソーにある半球型も人気です。
手軽にレジンを始めたい初心者にもおすすめで、幅広い作品作りに向いている型。
薄めの半球体なので、ふたつ合わせてもきれいな球体にはなりませんが、アクセサリーモチーフやチャームなどに使用されます。
厚さがないので取り出しやすく、100円ショップでも十分に利用できる型になっています。
カラーリングやパーツ、ラメなどを入れることによって色々なレジン作品を作ることが可能。
おすすめレジン型⑧:ダイソーのシリコンモールド・アンティーク
レジン初心者におすすめのレジン型。自作する作り方では難しい香水や塔、切手などのカタチが揃っています。
特に香水のビンをかたどったものは見栄えが良く、ラメを散りばめたりチャームを入れるだけで素敵な作品に仕上がります。
また、レジン初心者にありがちな気泡も、香水のビンならあまり気になりません。
ダイソー以外でも香水ビンのカタチをしたレジン型があります。
メーカーによって少しずつ形状が異なるので、お気に入りのカタチを見つけてみてください。
おすすめレジン型⑨:ダイソーのシリコンモールド・ミニ
小さなパーツや組み合わせに最適な小さなサイズのレジン型。
市販のレジン型ではサイズが大きいけど、自作するには作り方が難しい、というときにおすすめです。
スクエア型やハート、月、葉っぱなどのカタチがあり、型全体のサイズはわずか3センチ。
3ミリや4ミリのキューブ型がアクセサリーのワンポイントパーツにおすすめです。
小さなサイズのレジンはキラキラした宝石のような作品作りにも。
おすすめレジン型⑩:セリアのシリコンシート
100円ショップのセリアから発売されているシリコンシートもかなりの人気。
厚さわずか3ミリという極薄型で、ステンドグラス風の作品ができます。
厚みがない型はレジン液を流すときに爪楊枝などを使うときれいに端まで行き届かせることが可能。
シートタイプのレジン型は自作するには作り方が難しく、市販されている型を利用するほうがおすすめ。
種類はアルファベットや数字、羽など数十種類あるようです。
レジン型に代用できるアイテム
レジン型が身近にあるものを使った作り方がありますが、レジン型以外に代用できるアイテムもあります。
本来レジン型として使わないものでも、素材や声質によっては利用できます。
- チョコ型
- クッキー型
- 市販タブレット菓子容器
- 製氷皿
- シリコンマット
- ゼリーカップ
- グミ型
- 粘土用の型
- 市販グミの容器
- ストロー
レジン型代用品①:チョコ型
レジン型の作り方で、専用型以外を使うもっともポピュラーなものがチョコ型になります。
シリコン製のチョコ型はレジン型にもぴったり。
キャラクターや小さなサイズなど種類も多く、チョコ型を使用した作り方は専用のレジン型と同じなので初心者にもおすすめ。
チョコ型を使った作り方なら薄いものや立体作品も簡単です。
レジン型代用品②:クッキー型
型抜きクッキーに使うクッキー型もレジン型に利用できます。
クッキー型もチョコ型同様に種類が多くなっています。
作り方は簡単ですが、底がないのでマスキングテープを貼ったり、シリコンマットを敷いて使います。
ステンレス製やプラスチック製の型がほとんどなので、レジン型としては若干抜けにくいデメリットも。
クッキー型でレジン型を作るときは、シリコンスプレーを振ると硬化あとに取り出しやすくなります。
レジン型代用品③:市販タブレット菓子容器
市販されているお菓子。タブレット菓子の容器を使った作り方もあります。特に多く利用されているのが、明治から発売されているハイレモンやヨーグレット。
特徴のある容器がレジン型に使えます。
特に水の動きである波紋を表す作品におすすめ。
作り方は容器をレジンに軽く押し付けるだけ。簡単に水の動きを表現できます。
容器自体をレジン型として使用すれば模様のついたドロップのようなカタチになります。
レジン型代用品④:製氷皿
色々なカタチの氷が作れる製氷皿もレジン型の作り方に使用できます。
製氷皿はシリコン製のものを使います。
こちらもチョコ型などと同様に、レジンがくっつきにくく外しやすい代用品となります。
製氷皿はサイズが大きいものが多く、紫外線で硬化させるときはそのままでもいいですが、UVランプ使用の場合はひとつずつ切り離して使ったほうが便利です。
また、底が深いタイプの製氷皿は一度に硬化させてしまうときちんと固まらないので、レジン液を複数回重ねて順番に硬化させるといいでしょう。
レジン型代用品⑤:シリコンマット
レジン液の作り方でシリコンマットを使う方法があります。
シリコンマットをレジンで使うとき、基本的に底パーツのないフレームを使用するときに、下に敷いて使うもの。
しかし100円ショップで購入できるシリコンマットには表面が平らではなく、凹凸になったものがあります。
その凹凸を利用してレジン型として使う作り方があります。
ひし形や六角形の凹凸部分にレジン液を入れて硬化させれば、アイデア次第で色々な作品が作れます。
レジン型代用品⑥:ゼリーカップ
小さなサイズのひとくちゼリーのカップもレジン型になります。
透明感のあるレジンは見た目もゼリーそっくりに作ることができます。
プラスチック製なので、取り出すときは容器をハサミやカッターでカットするといいでしょう。
シリコンスプレーを吹きかければ取り出しやすくなります。
ゼリーの作り方のコツは容器の8分目までレジン液を入れること。
満タン入れると容器をハサミでカットしにくくなります。
ゼリー以外に底部分にだけレジン液を入れて、チャームの台座にしたり花形のアクセサリーにすることも可能。
レジン型代用品⑦:グミ型
100円ショップで購入できるシリコン製のグミ型もレジン型におすすめです。
チョコ型や製氷皿同様にレジン型ができる作り方ですが、グミ型は小さいサイズのものが多く、細かいパーツを作るときに便利です。
ヘアピンやピアスなど、小さなパーツにおすすめ。
深さもちょうどよく、レジンにもぴったり。
シリコン製のものは不透明なので、浅いものでも硬化には時間をかけたほうがきれいに固まります。
また、取り出したときに裏面がベタつくことがあるのでもう一度紫外線を当てるといいでしょう。
レジン型代用品⑧:粘土用の型
レジンに繊細な模様を取り入れたいときは粘土や石膏用の型がおすすめですが、若干他のレジン型の作り方よりも難易度が高くなります。
粘土や石膏用の型は、プラスチック製のものが多め。
取り出しやすさを考えて、あらかじめシリコンスプレーを吹きかけておきましょう。
また、一度にレジン液を入れずに複数回に分けて硬化させます。
底が抜けているので、シリコンマットやマスキングテープを貼って使用します。
レジン型代用品⑨:市販グミの容器
レジン型に代用できるのはタブレット菓子の容器だけではありません。
グミの容器もレジン型として使えます。
特に人気なのが不二家から発売されているアンパンマングミ。
色々な種類があり、登場キャラクターたちをかたどったレジン作品ができます。
透明感のあるレジンを使用することで、本物のグミそっくりなパーツが作れます。
レジン型代用品⑩:ストロー
円柱のパーツを作るのにおすすめなのがストローです。
ストローの底をマスキングテープで留めて、レジン液を複数回に分けて硬化させるとスティック状のアクセサリーも簡単に作れます。
レジン液のなかにビーズやラメ、ネイル用パーツを入れても可愛いアクセサリーやチャームに。
取り出すときはストローをカッターで切ればOK。
おすすめのレジンキット
レジン型を自分で型取りすると作り方や市販のレジン型、代用品など色々ありますが、レジン作品を作るためにおすすめのレジンキットもあります。
レジンキットはレジン初心者に嬉しい必要アイテムが揃って、作り方用冊子で手軽に始められます。
レジンを始める人におすすめのスターターキット。
ピアスやキーホルダー、チャームなどを作るための素材から空枠、レジン液UVライトがすべてセットになっています。
レジン作品を作るための素材だけでなく穴を空けるためのピンバイスや金具取り付け用のラジオペンチなどの工具もあります。
こちらもレジン初心者に嬉しいスターターキットとなっています。
アクセサリーパーツが充実、背景シートやシリコンシート付きで作り方冊子を見ながら作成できます。
市販型や自作でレジンを楽しむ
レジンはハンドメイド初心者にも挑戦できるもの。
レジン型は市販や自作など人それぞれですが、自作しても作り方はあまり難しくないので、市販レジン型から自作する人も多め。
レジン型の作り方を参考に、オリジナリティ溢れる型を作るのもおすすめです。