唇を噛む人の深層心理6選
唇を噛む人はどんな気持ちなのでしょうか?
深層心理をご紹介します。
- 緊張している
- 腹が立っている
- 何か考えている
- 悔しくてたまらない
- 言葉を選ぶ
- 暇だ
唇を噛む人の心理①:緊張している
日常生活の中で緊張する場面はいくつもありますよね。
緊張している時に、唇を噛みます。
学校の発表会や、会社の会議、好きな人や尊敬する人を前にした時など・・・。
強く唇を噛んでいたという記憶はありませんか?。
緊張すると、緊張を他人に見せたくないと思い、唇を噛みます。
過度な緊張は、自分で抑えることが難しいです。
唇を噛むことで、緊張がおさまる人もいれば、おさまらない人もいます。
緊張がおさまる、おさまらないにかかわらず、唇を噛むことは無意識的な動作といえます。
唇を噛む人の心理②:腹が立っている
人は、腹が立つとを噛みます。
腹が立ってどうしようもない時、またその怒りを外に発散する方法が他にない時に唇を噛みます。
唇を噛むと、痛いですよね?
その痛みによって、自分の怒りを制御、コントロールしているのです。
噛む強さも自分でコントロールできます。
噛む力が強いほど、その人は怒りのレベルが高いことになります。
唇を噛む人の心理③:何か考えている
勉強や仕事など物事を考える機会は沢山あります。
でも、24時間ずっと考えていることはできません。
ご飯を食べたり、家事をしたり、仕事に出かけたり、子育てをしたりしています。
その中で、良い方法を模索したり、何かを参考にして何かに生かすということをして、生活が発展してきたのです。
その土台に”考える”という行為があります。
ふと立ち止まって考える時に唇を噛むという行動につながります。
唇を噛むことで、冷静さを取り戻すことができます。
唇を噛む人の心理④:悔しくてたまらない
勝負に負けた時、それが突然に分かった時などはすぐに悔しさを外に出せないことがあります。
悔しさを外に見せたくない時、こっそり唇を噛んで、自分を抑制するのです。
悔し涙は制御できないかもしれませんが、唇を噛むことでむやみに自分を傷つけなくなります。
唇を噛むことで、過度に取り乱したりすることを防ぐことができます。
唇を噛む人の心理⑤:言葉を選ぶ
唇を噛むことで、相手に伝える言葉を選ぶ時間を作ることができます。
不用意な言葉で人を傷つけてしまった・・という経験は誰でもあるのではないでしょうか。
唇を噛むことで、一呼吸おいて話すことができます。
思わず言ってしまった言葉で相手を傷つけないよう、言葉を選ぶことが大切です。
唇を噛む人の心理⑥:暇だ
暇な時に唇を噛みます。
唇を噛むことで、脳に刺激が伝わり、行動を起こすきっかけになります。
学校の授業中などで、先生の話はうまく頭に入ってこない時に唇を噛むと、話を理解しやすくなります。
大人も唇を噛むという行為を通して自分の体を動かしているのです。
唇を噛む身体的原因5選
唇を噛んでしまうのには身体的な要因があることもあります。
唇を噛んでいる人の身体的要因を紹介します。
- トイレを我慢している
- 体を頑丈にしようとしている
- 運動能力が発達している
- 視線が安定しない
- 全身の力が不足している
唇を噛む原因①:トイレを我慢している
トイレに行きたくなった時、すぐにトイレに行かずに我慢している場合、唇を噛んで気を紛らわしているのです。
唇に刺激を与えることによって、少しでもトイレに行く時間を遅くしようとしています。
唇を噛む原因②:体を防御しようとしている
防御反応が働いた時、体全体を硬くしようとして唇を噛みながら、体全体に力を入れます。
例えば、格闘技で相手の攻撃を防御する時に、自然に唇の上下を押しつけている選手がいます。
唇は刺激に弱い場所でもあり、唇自体を防御するためでもありますが、それによって体全体を盾のように意識することができます。
筋肉の静的運動も高まり、コンタクトスポーツなどを行うことができます。
唇を噛む原因③:運動能力が発達している
スポーツ選手や、体育会系の部活を行っている学生は運動能力が発達しています。
スポーツは心理戦でもあり、頭を使います。
また勝敗にも左右されますので、負けて悔しいと感じた時に唇を噛みます。
これは、自分の体の運動能力や筋肉が発達しているため、体を酷使しながら感情も感じることができるからなのです。
負ける悔しさを味わえるのはスポーツを行っている人の特権であり、運動が行えるからこそ、色んな感情を味わい、唇を噛むという行動につながるのです。
唇を噛む原因④:視線が安定しない
視力が悪かったり、視力のピントがあわない時、唇を噛んで視力のピントを合わせようとします。
また目に力が入った時、唇を噛んで目に入った力を緩ませようとします。
唇の方に力を入れて、目の方を緩くするのです。
また普段意識しない唇に力を入れることによって、顔の筋肉に刺激を与えて、バランスを整える効果が期待できます。
物を斜めに見るくせのある人は、一度唇を噛んで物をまっすぐに見るように心がけてみてください。
唇を噛む原因⑤:全身の力が不足している
筋肉が少なかったり、虚弱体質であったりすると、全身になかなか力が入りません。
手は握力として鍛えることができます。
顔の筋肉も唇を噛んだり、顎を動かすことによって鍛えることができます。
ストレッチ効果も期待できます。
体に何かしらの力や負荷をかけたい時に唇を噛むという行動につながります。
唇を噛む精神的原因5選
唇を噛む精神的原因を紹介します。
- 安心感を求めている
- 可愛くみせたい
- 気持ちを楽にしたい
- いじけている
- 子どもっぽい
唇を噛む原因①:安心感を求めている
唇は、人の体の中でも特にやわらかい部分です。
弱く噛むことで唇の感触を感じられ、安心感や落ち着きを取り戻すことができます。
唇が乾いていると、効果は少ないですが、唾液がしっかりついていれば、効果は大きいと考えられます。
唇を噛む原因②:可愛くみせたい
写真やプリクラなどをとる時に、自分を可愛く見せるために唇を噛みます。
口角が上がっていると怒っているように見えてしまいます。
上唇を噛むと、そうした表情のとんがりがなくなり、やわらかい表情になる可能性があります。
唇を噛む原因③:気持ちを楽にしたい
日常生活では色々な感情を味わいます。
子どもや学生は、生理的欲求との葛藤や、勉強の悩みがあります。
社会人になれば、人間関係や仕事の悩みが増えていきます。
1人暮らしをしていて、一見、自立しているようにみえても、精神的に孤独であったり、悩みを内に抱えてしまうケースがあります。
気持ちを鎮めたいという時に唇を噛みます。
唇を噛む原因④:いじけている
何か失敗した時に精神的にダメージを受けて唇を噛みます。
子どもによく見られたり、大人でも精神的に弱かったりすると、唇を噛みます。
人前で分かるようにやる場合は、誰かに気持ちを分かってほしいと思っているのかもしれませ
ん。
唇を噛む原因⑤:子どもっぽい
精神年齢が低いとよく唇を噛みます。
自分の体で遊んでいるのかもしれません。
唇を舐めすぎて、真っ赤になっている子どもを見かけます。
大人でも唇を噛むことで童心にかえり、頭の切り替えができるのです。
癖以外で唇を噛む理由5選
癖以外にも唇を噛む原因があります。
- 唇を潤したい
- 仕事で失敗した
- きちんとしているように見せたい
- 変顔したい
- 痛みに耐える
癖以外で唇を噛む理由①:唇を潤したい
乾燥している時期は、気づかないうちに唇がかさかさになっています。
リップクリームなどを持っていない時は、唇を噛んで少しでも乾燥してしまった唇を潤そうとします。
癖以外で唇を噛む理由②:仕事で失敗した
仕事中でミスをしてしまったという時に唇を噛みます。
これはぶつけようのない悔やみです。
ドアを殴ったり、机を倒したりして大げさに怒りを表現してしまうと、周りの人に迷惑をかけてしまいます。
唇を噛むくらいであれば、誰にも迷惑をかけることなく悔やむことができます。
癖以外で唇を噛む理由③:きちんとしているように見せたい
唇を噛むことで自分をきちんとみせようとしているのです。
実際にきちんと見えなくても、本人は他人にきちんとみせようとしています。
誠意や気持ちが重視される場面や職場などでは、そういった光景が見られるかもしれません。
癖以外で唇を噛む理由④:変顔をしたい
唇を噛むと容易に変顔になります。
普通の写真では分かりづらいかもしれませんが、プリクラやスマホの写真なら分かりやすいです。
癖以外で唇を噛む理由⑤:痛みに耐える
例えば、大きなケガの手術や治療の時、傷口を消毒する時、ハチにさされた時など生活の中で痛みに耐える場面は沢山ありますよね?
すると思いっきり、強力な力で唇を噛みます。
予防接種なども心当たるのではないでしょうか。
我慢する時に唇を噛みます。
大人の唇を噛む癖を直す方法5選
大人になってからでも唇を噛むくせを直すポイントを紹介します。
- 欠点、短所を克服する
- 積極的に会話する
- ガムを噛む
- 顔のバランスを整える
- 香りのあるリップクリームを塗る
- 唇のケアを怠らない
- 悔やみ癖を直す
- 新たな趣味を見つける
大人の唇を噛む癖直し方①:欠点、短所を克服する
精神的に弱かったり、甘え癖があったりすると唇を噛みます。
ですから、精神を鍛えたり、自分に厳しくすることで唇を噛むことを直すことが期待できます。
心の中で自分を鼓舞したり、強い気持ちを持つことで安易に唇を噛むことはなくなります。
武道など精神を鍛えられる運動やスポーツを行うこともお勧めします。
実際に精神を鍛えるために武道を始められる方は多いです。
お子さんが多いですが、大人の方にもお勧めです。
大人の唇を噛む癖直し方②:積極的に会話する
他の人といろいろな会話することで、唇を噛む時間をなくすことができます。
口角が鍛えられ、脳も活性化します。
マイナス思考や考えすぎることがなくなり、唇を噛むことが少なくなります。
女性がよくしゃべるのは、ストレス解消も含まれているのです。
仕事や家事のストレスを会話することで発散しています。
無口で過ごすと無意識に唇を噛みます。
家族や友達となるべくたくさん話すことをお勧めします。
大人の唇を噛む癖直し方③:ガムを噛む
その結果脳が活性化し、ストレスを抑えることができます。
唇を噛んでストレスをなくすより、ガムを噛んでストレスをなくす方がいいという方にお勧めです。
大人の唇を噛む癖直し方④:顔のバランスを整える
顔のバランスが偏っていたり、姿勢がよくなかったりすると、無意識に唇を噛みます。
顔に違和感を感じていたり、正しい姿勢に直そうとするからです。
そうならないために普段から正しい姿勢を意識して顔まわりをすっきりさせることが大切です。
歯並びが良くない人にもお勧めです。
大人の唇を噛む癖直し方⑤:香りのあるリップクリームを塗る
香りつきのリップクリームを塗ると、唇を噛みにくくなります。
リップクリームは人工的に作られた物なので、口の中に入れたくない方が多いです。
くせを早く直したい方には香りつきのリップクリームを塗ることをお勧めします。
食べ物系のリップクリームはあまりお勧めしません。
大人の唇を噛む癖直し方⑥:唇のケアを怠らない
唇も大人のファッションポイントになります。
プロのモデルやスポーツ選手は自分の体や顔をすごく大切にします。
唇を自分のアピールポイントであると意識することで、むやみに唇を噛むことがなくなります。
まずは自分の唇の良いところを見つけたり、好きになる努力をしてみてください。
少しずつ自分の唇をいたわったり、大切にするようになります。
また彼氏に「私の唇、好き?」と確認してみてもいいかもしれません。
大人の唇を噛む癖直し方⑦:悔やみ癖を直す
失敗してすぐ悔やんでしまう人は、唇を噛みます。
失敗してもあまり悔みすぎず、ある程度開き直ることも必要です。
誰にでも失敗はありますし、あまり自己嫌悪になりすぎる必要はありません。
社会人になると、仕事での失敗は必ずあります。
失敗を引きずるよりは、次に失敗しないために行動していくことが大切です。
大人の唇を噛む癖直し方⑧:新たな趣味を見つける
暇な時間があると唇を噛みます。
趣味や習い事に打ち込むことで、唇を噛む時間をなくすことが期待できます。
頭を使ったり、考えるような趣味よりも、頭を使わない趣味の方をお勧めします。
難しい作業より、簡単な作業の方がいいです。
美しい物を見たり、感受性を刺激するような作業も良いです。
自分の好きなことをすることをお勧めします。
深層心理が分かる本
人の様々なしぐさの動機や見解が書かれています。
動作には全て意味があり、その意味を詳しく知ることで、人間の行動についても深く知ることができます。
人間観察が好きな人や、相手の気持ちを探りたいという方にお勧めです。
職場では多くの人と接するため、相手がどういう人か分からないのが普通です。
少しでもコミュニケーションをとりたい方や相手に迷惑をかけたくない方、同僚と仲良くなりたい方にも読んでほしいです。
日常生活と唇を噛むこと
唇を噛むことは、いい面も悪い面もあります。
人間は五感を使うことで、自分をコントロールしています。
唇を噛む行為も少し似ています。
唇を噛むことで自分の感情を抑えたり、表現したりします。
状況によって唇を噛む原因は様々です。
自分の状況に合わせてみてください。
今まで気がつかなかった自分のくせや性格などを知るチャンスです。
なぜ唇を噛んでしまうのかを理解すれば、直すことができます。
また相手が唇を噛んでいたら、何かの感情を抱いている可能性があります。
相手を知るということもできます。
唇を噛んでしまう人の気持ちを察したり、その人への接し方を考えることがつながります。
自分の対応次第で相手の感情も変わると分かれば、人間関係やコミュニケーションを円滑にしていくきっかけをつかめるでしょう。
自分に対しての警報という意味でも、唇を噛むくせがないか、一度意識して確認しましょう。
もし心当たりがあれば、直すことをお勧めします。
くせになると、大事な場面で出てしまったり、なかなか直すことができなくなります。
原因がわかれば、解決方法も見えていきます。
くせを直したい方は参考にしてみてください。
唇を噛むという行動に興味がある方もぜひ読んでみてください。