うっとうしい(うっとおしい)の意味
そもそも、「うっおうしい」という表記は日本語として間違いです。
別の項目で詳しくご紹介しますが、正しくは「うっとうしい」と書きます。
「うっとうしい(鬱陶しい)」とは、心が晴れ晴れしていなかったり、気分が重苦しいことを指します。
そこから、邪魔になってうるさいこと、煩わしいことを指すようになりました。
晴れない梅雨空だったり、伸びた髪の毛を邪魔だと思う時に使うことがありますね。
あまり良い意味ではなく、目の前に問題がある時に使う言葉です。
うっとうしい(うっとおしい)彼氏や旦那の特徴5選
それでは、思わずうっとうしいと思ってしまう彼氏や旦那の特徴をご紹介しましょう。
- メールやLINEの返事が遅いと不機嫌になる人は鬱陶しい(うっとおしい)
- 束縛する人は鬱陶しい(うっとおしい)
- 価値観を押し付けてくる人は鬱陶しい(うっとおしい)
- こちらの気持ちを汲んでくれない人は鬱陶しい(うっとおしい)
- 人目を気にせずイチャイチャしようとする人は鬱陶しい(うっとおしい)
①:メールやLINEの返事が遅いと不機嫌になる人は鬱陶しい(うっとおしい)
今は電話のみならず、メールやLINEのメッセージなど、色々な方法で連絡を取り合えるようになりました。
メールやLINEの良いところは、自分の都合が良いタイミングで見て、返信が出来ること。
返信を催促されたり、遅いことで不機嫌になる男性に対して、うっとうしいと思う人が多くいます。
特にお互い社会人だと、仕事や家のことなどでメールの返信が遅くなることもあるかと思います。
そんな時に「大丈夫?」と心配するのではなく、遅いことに不満を言われたら、思わずうっとうしいと感じてしまいますね。
②:束縛する人は鬱陶しい(うっとおしい)
メールやLINEの返事が遅いことを越えて、誰と一緒なのか、どこに行くのか等を逐一報告しなければならない時に、相手のことをうっとうしいと感じます。
加えて、デートの予定を断ると怒りを顕にしたり、自分以外の人付き合いを制限しようとすると、うっとうしいと思う気持ちが加速して、相手のことを信じられなくなりますね。
束縛が窮屈だと感じたら、早急に話し合いをしたいところです。
③:価値観を押し付けてくる人は鬱陶しい(うっとおしい)
物事に対して、あなたが「こう思う」と言ったことを全否定されたり、間違いを指摘して逆ギレされたりするとうっとうしいですね。
自分が絶対に正しい、そう思っている男性を、女性はうっとうしいと感じます。
相手の話を聞いてくれない、聞けない男性は、それだけで評価が下がってしまいます。
④:こちらの気持ちを汲んでくれない人は鬱陶しい(うっとおしい)
仕事で疲れているから1人で休ませてほしい時など、1人になりたいことがあると思います。
そんな時、相手に事情を訴えても話を聞いてくれなかったり、無理やり連れ出されたりすると、うっとうしいと感じます。
「自分がこうしたいから」と、是が非でも我を通そうとする男性は、女性の心が離れてしまいますね。
⑤:人目を気にせずイチャイチャしようとする人は鬱陶しい(うっとおしい)
街中や人前でいきなりスキンシップをとろうとしてきたりする男性を、女性はうっとうしいと感じることがあります。
2人が同じ価値観であれば、話は別ですが…やはり公衆の面前でイチャイチャすることに、抵抗がある女性は多いですよ。
細かいことを相手とすり合わせて、いつまでも仲良くいたいですね。
うっとうしい(うっとおしい)女性の特徴5選
それでは次に、うっとうしいと思われる女性の特徴を見ていきましょう。
- 自己顕示欲が強い人は鬱陶しい(うっとおしい)
- 人によって態度を変える人は鬱陶しい(うっとおしい)
- 何にでも記念日を設定する人は鬱陶しい(うっとおしい)
- メールやLINEの返信が遅いと怒る人は鬱陶しい(うっとおしい)
- SNSに熱中しすぎている人は鬱陶しい(うっとおしい)
①:自己顕示欲が強い人は鬱陶しい(うっとおしい)
とにかく自分大好き、自分が一番だと強く思っている女性は、人の意見を聞かないことも多く、我が強くて鬱陶しいと思われてしまいます。
男性に褒めてほしくて頑張るのは素敵なことです。
しかし、髪を切ったり、化粧品を変えたり…そういった変化に気づかない彼に対して怒ってしまうと逆効果。
自分を必要以上に卑下する必要はありませんので、適度な落としどころを見つけたいですね。
②:人によって態度を変える人は鬱陶しい(うっとおしい)
例えば、男性の前と女性の前で態度を変えたり、上司には猫をかぶって部下をイビる…など、相手によって接する態度を変える人は、異性でなくても鬱陶しいと感じます。
勿論、人同士には相性があると思いますが…そこは大人として、スマートに対応出来る女性のほうが、素敵に見えますよ。
③:何にでも記念日を設定する人は鬱陶しい(うっとおしい)
女性の中には、2人の記念日を大切にする人がいます。
付き合った日、結婚した日…など、年に数回程度であれば、まだ可愛いかもしれません。
しかし、「付き合って◯ヶ月記念日」「初めて◯◯した記念日」など、月に何度となく記念日があると、鬱陶しいと感じる男性が増えるようです。
男性が忘れていることで、不機嫌になる女性もまた、鬱陶しいと思われることがありますよ。
④:メールやLINEの返信が遅いと怒る人は鬱陶しい(うっとおしい)
これは男性側でもありましたが、やはり、メールやLINEの返信が遅いことに対して不機嫌になる女性は、鬱陶しいと思われてしまいます。
相手には相手の都合もありますので、怒るより先に相手の体調を気遣ってみたり、頑張っている相手を褒めてあげると、貴女の株が上がる…かも、しれません。
男性によっては「忙しいときに連絡してこないで」というタイプもいますので、相手の特徴を見極めて行動しましょう。
⑤:SNSに熱中しすぎている人は鬱陶しい(うっとおしい)
今はInstagramが流行しており、写真写りが良い、いわゆる「インスタばえ」するスポットや食べ物が大人気です。
彼氏とのデートの最中に、写真に夢中になってしまったり、反応を気にしてスマートフォンばかり見ていると、鬱陶しいと思われてしまいますよ。
折角の2人でいる時間を、しっかり楽しんでくださいね。
うっとうしい(うっとおしい)人の心理5選
他の人から「鬱陶しい」と思われてしまう人は、どんな心理なのでしょうか。
色々な思いがあるとは思いますが、その中の特徴的な5つを上げてみました。
- 悪気はない
- 自分が鬱陶しいとは思っていない
- ストレス発散
- 構ってほしいと思っている
- 思考がネガティブ
①:悪気はない
こちらが鬱陶しいと思っていても、相手は「あなたのためだから!!」と、本気で思っていることがあります。
悪気がない分、断りづらかったり、拒絶するのも申し訳なくなるんですけど…鬱陶しいと感じてしまいますね。
例えば「今日は忙しいから」と行って遠ざけようとしても、「じゃあ、明日また話すね!!」というように、どこまでも自分に対してプラスに捉えることがあります。
相手の表情や雰囲気で察することが出来ない人は、ウザいと思われていることに気付けません。
②:自分が鬱陶しい(うっとおしい)とは思っていない
上で書いたことと重複する内容もありますが、人によっては自分が相手にウザいと思われていることに気づかず、突っ走ってしまうことがあります。
そういう人は、自分が相手に鬱陶しいと思われているなんて、微塵も思っていません。
1番目と少し重複しますが、誰かのために頑張る自分が大好きなことが多いようです。
そういうお節介は、自分がやってほしいことと乖離しているため、鬱陶しいと感じてしまうことが多いようです。
③:ストレス発散
その人自身のい苛立ちを発散するために、わざと鬱陶しく絡んでくる人がいます。
そういう人は、相手が嫌がる顔を見ることでストレス発散になるんです。
大人げないと思われるかもしれませんが、世の中には稀にそういう人がいます。
自分からはあまり近づきたくないですね。
④:構ってほしいと思っている
相手に構ってほしくて何かとちょっかいを出してくる、こちらの都合を気にしない人は、とても鬱陶しいですね。
自分の欲求を満たしたいためにちょっかいを出してくるので、相手はスッキリしますがこっちはイライラしてしまいます。
LINEやメールをすぐに返してほしいと要求する人は、こういう心理なのかもしれません。
⑤:思考がネガティブ
これまでは積極的な鬱陶しい人の心理をあげてきましたが、中には「どうせ私なんて……」と、何に対してもネガティブになってしまう人もいます。
こちらがどれだけ励ましても、「でも…」と、ネガティブな発想ばかりになる人を、鬱陶しいと感じることがあります。
1人で鬱々と沈むだけでなく、周囲に不平不満を撒き散らしたり、かまってちゃんになったりするので、鬱陶しいと思われてしまいます。
SNSでうっとうしい(うっとおしい)人の上手な対処法5選
Twitterやフェイスブック、インスタグラムなどのSNSで、鬱陶しい人に絡まれてしまったら、どう対応すればいいのでしょうか。
明日は我が身、誰にでも起こる可能性がありますので、詳しく見ていきましょう。
- 「そういう人なんだ」と割り切る
- 少し上から眺めてみる
- 傍観者になる
- はっきり伝える
- SNSから遠ざかる
①:「そういう人なんだ」と割り切る
鬱陶しい人の価値観を変えるのは、とても難しいことです。
ましてや相手が「自分は正しい!!」と強く思っていたら、こちらの話を聞く前に絡んでくるかもしれません。
仕事や学校など、SNS以外でもその人とどうしても付き合っていかなければならない時は、「そういう価値観の人なんだ」と、割り切って考えてみてください。
あの人は自分と価値観が違う人なんだと思ったら、鬱陶しい発言も「しょうがないな」と聞き流すことが出来るようになるかも。
②:少し上から眺めてみる
同じく、SNSでミュートやブロックが出来ない人に粘着されてしまったら、物事を俯瞰で眺めるようにしてみてください。
口に出してしまうと嫌味っぽくなるので、あくまでも心の中だけで。
相手と同じ立場になるのではなく、一歩離れた場所から物事を見つめるように心がけてみてくださいね。
③:傍観者になる
鬱陶しい人は、構ってくれる人を探しています。
そのため、傍観者になって必要最低限のことをスルーしていくと、最初はしつこいかもしれませんが、段々頻度が減ってくることが予想出来ます。
こちらの平穏を守るためには、情報を遮断することも必要。
いつまでもしつこかったら、共通の知人に相談したり、良識を欠いたような発言をして傷ついたら、そのやり取りをスクリーンショットで保存して、然るべき機関に相談するのも方法です。
④:はっきり伝える
これは相手を選ぶ対処法かもしれませんが、相手にハッキリと、自分がこう思っていると伝える方法です。
相手が自分の行動を迷惑だと思っていない人であれば、はっきり伝えることで気がついて、分かってくれるかもしれません。
ただし、これは場合によっては逆上させてしまう可能性があります。
相手がどういったタイプなのかを見極めて、的確に使えば効果が絶大です。
⑤:SNSから遠ざかる
上記の対応だけではどうにもならない時、自分の心を守る一番の方法は、SNSから遠ざかることです。
Twitterで別アカウントを作ったりするのも良いかもしれませんが、一度SNSから離れてみることで、見えなかったことに気づけるかもしれません。
SNSは楽しいですが、相手の反応を気にしすぎると自分が息苦しくなってしまうことがあります。
現実と程よく使い分けるように心がけてみてくださいね。
うっとうしい(うっとおしい)人との上手な付き合い方5選
SNS上だけでなく、実際に鬱陶しい人と付き合わなければならない時に、上手に付き合っていくコツをご紹介します。
- 出来るだけ一定の距離を保つ
- とりあえず一度は認めてみる
- 話を適度に聞き流す
- はっきり伝える
- 割り切る
①:出来るだけ一定の距離を保つ
自分が鬱陶しいと思っている人と仕事などで付き合わなければならないときは、私生活に関する会話をしない、など、一定のルールを決めて接するようにしてみましょう。
此処から先には踏み込ませない、そんなボーダーラインを決めておけば、本当に不快な思いはしないで済むのではないでしょうか。
②:とりあえず一度は認めてみる
鬱陶しい人の中には、自分が否定されることで攻撃的になる人もいます。
そんな人の場合は、一度何かを認めてみて「敵ではない」ことを知らせてみましょう。
自分を認めてほしくて鬱陶しくなっている人もいるので、そういうタイプの人に効果的です。
③:話を適度に聞き流す
鬱陶しい人はとにかく話を聞いてほしくて、一方的に喋りかけてくることがあります。
そういう人は同じ話を繰り返したり、明らかに誇張していることもあるので、話を真剣に聞いているとこっちが疲れてしまいます。
2人で話をしているときは難しいかもしれませんが、複数人で話をしているときは、適度に聞き流すことも出来るかと。
全て無視をするとひんしゅくを買って逆効果になることも多いので、何度か話を聞いて、相手のタイプを掴んできたら聞き流してみましょう。
④:はっきり伝える
SNSの時と同じように、迷惑だと伝えることで自分の意思表示をして、相手に自分の気持ちやスタンスを伝える方法です。
相手を選びますが、自分もスッキリ出来る方法です。
⑤:割り切る
触らぬ神に祟りなし、と、言いますが、「この人はもうしょうがない」と割り切って接する方法です。
人を変えるのは難しいので、自分のスタンスを変えて対応すると、案外、心が楽になりますよ。
ただし、我慢や抑制は逆効果です。
「うっとおしい」は間違い
最初にも記載しましたが、「うっとおしい」という表記は間違い。
正しくは「うっとうしい」です。
そのため、「うっとおしい」と書いて漢字変換しようとしても、間違っているので変換してくれません。
迷ったらパソコンやスマートフォンに入力してみて、漢字に変換出来るかどうか試してみることをオススメします。
人付き合いが上手になる本
人付き合いをより円滑に、ストレスなく進めるために参考にしたい本をご紹介します。
敏感すぎるあなたが人付き合いで疲れない方法
人にばかり気を遣って、我慢して、窮屈に感じていませんか?
現代に生きづらさを感じている人に読んでほしい1冊です。
人付き合いはしんどいけれど、家族や地域、仕事や学校など、どうしても付きまとうもの。
考え方を少し変えることで気持ちが楽になる、その切り替え方を教えてくれる本です。
うっとうしい(うっとおしい)人とそれなりに付き合っていくために
鬱陶しい人とは関わらないのが一番かもしれませんが、そうも言っていられないもの。
相手の心理や対処法を知っておくことで、何よりも自分を守ることが出来ます。
協調性は必要ですが、我慢しすぎは心身の健康に悪いもの。
我慢しない日々を過ごすために、悩んだ時の参考にしてくださいね。