100均おすすめの釣りアイテム16選
100均に釣竿があるのを知っていましたか?
セリアのレジャーコーナーやダイソーの中型店や大型店には釣りコーナーがありそこに100均の釣竿や100均の釣具が売られています。
釣れるの?と思う方もいるかもしれませんが100均の釣竿や釣具でもちゃんと釣れます。
今回は初心者向けのから釣りマニアに人気のおすすめ100均釣りアイテム全16点をご紹介します。
100均のおすすめ釣りアイテム1:釣竿
シンプルな竹の釣竿ですが仕掛け(針、糸、ウキ、オモリ)のセットになっています。
この釣竿とエサがあれば簡単な川釣りや海釣り、堤防からの釣りなど十分釣りを楽しむことができます。
釣竿は組み立て式になっていて、
- 2つの竿をつなぎ合わせる(約2mくらいの長さになる)
- 仕掛け(針、糸、ウキ、オモリ)を竿の先に結びつける
- 針先にエサを付けて、魚のいそうなところに投げる
この3ステップで釣りができます。
ただし、釣竿に糸をつけただけ「のべ竿」なので遠くまで投げることはできません。
テトラポットや堤防から糸を垂らして届く範囲内で魚のいるポイントを狙いましょう。
100均のおすすめ釣りアイテム2:釣り糸道糸
「釣り糸」は1.5号と2号の2種類があり、それぞれ200mです。
これは「道糸」と言って、釣竿の先端から針先近くまでに使用する釣り糸です。
想定していたより大きい魚がかかったり岩に絡まったりして糸が切れることが多いので、数個用意しておくといいでしょう。
100均のおすすめ釣りアイテム3:釣り糸ハリス用
釣りでは「道糸」と「ハリス」という糸を2つ使います。
竿先から道糸を結び、途中から糸を「ハリス」に付け替えます。
ハリスは道糸よりも細いものを使うのが基本で、釣り針に近い部分で使う釣り糸と考えておくと分かりやすいでしょう。
魚の歯に触れて切れてしまったり、擦れて切れたりするので元から強さや伸びが良く作られていたり、魚の種類によって様々な特徴を持ったものが売られています。
釣り具アイテムでも結構値段がするものなのでこれも100均で売られているのは驚きですが、安いからといって強度がないということはありません。
魚が食いついたとき竿を伝ってエサを食べていることがわかるのを「あたり」と言いますが、「あたり」も感じやすく品質としては申し分ありません。
こちらも根掛かりして切れたり、絡まったりするので予備で数個用意しておきましょう。
100均のおすすめ釣りアイテム4:クーラーボックス
こちらは150円商品になりますが、釣った魚を持ち帰るときはクーラーボックスがあると便利です。
350mlのビール缶が6本ピッタリ入るぐらいのサイズで売られているクーラーボックスです。
氷か保冷剤を入れて魚が腐るのを防ぎます。
釣りに行く前にクーラーボックスに飲み物を入れておくと、用途としては一石二鳥。
フリーザーバッグに釣った魚を入れて持ち帰れば、クーラーボックスを汚さずに保冷できます。
ふたと持ち手が付いていてバケツよりも使いやすいので、あると便利なアイテムです。
100均のおすすめ釣りアイテム5:サビキ仕掛け
「サビキ仕掛け」と言うのは釣りの仕掛けの一つで、釣竿の先端にマキエを詰めるカゴと疑似針がたくさんついたものです。
マキエのカゴの中に「オキアミ」というエサを詰めて海へ投入すると、海の中でエサが拡散しそのエサにアジやイワシなどの小魚が集まってくると言う仕組みです。
針は5カ所付いていてサイズは7号、ハリス糸1号、幹糸2号で釣る魚サイズの目安は15cm以上です。
それ以下だと針のサイズが大きすぎて、魚の口に入らないこともあるようです。
絡まって切れたり、根掛かりをすることもあるので数セット予備を用意しておくといいでしょう。
堤防からアジ、サバ、イワシ、サッパ、コノシロなどの小魚が釣れます。
群れに当たれば入れ食い間違いなしで、とくに釣りのテクニックをあまり必要としないので釣り初心者やお子さまが楽しむには持ってこいアイテムです。
「家族連れで釣りに出かける」ときや「エサに触れない」などのビギナーの方はこのサビキ仕掛けをおすすめします。
100均のおすすめ釣りアイテム6:浮き・蛍光玉
「浮き釣り」で使う浮きが5個入りで100円です。
セットに入っている浮きゴムを道糸に通し、狙いたい深さのところにで浮きゴムをセットし、そこに浮きを挿して使います。
浮きを海に入れると潮の流れる方向や速さが分かります。
ポリカン浮きはアタリが分かりやすく、竿に魚が食いついたらクイクイと浮きが引くのでそれを手がかり魚を釣り上げます。
店舗によって置いている蛍光浮きのサイズは違い、4号、5号、8号のほか蛍光の丸浮き以外にもさまざまな種類の浮きがあります。
こちらも色々なサイズのものを何個か用意しておくとよいでしょう。
100均のおすすめ釣りアイテム7:ジグロック
100均り釣りコーナーに豊富に取り揃えているのがルアー(疑似餌)です。
このジグロックというアイテムは表面がキラキラしていて魚が本物の魚と間違えて食いついてくれるというルアーです。
重さは18g,28g、40gの3種類あります。
カラーにもバリエーションも豊富で入荷されたらすぐになくなってしまってしまうほど100均の釣りコーナー中では人気商品です。
ジグロックは中心付近に重心があるセンターバランスなので、沈んでいく「フォール」という動きがひらひら沈むのが特徴です。
糸のテンションを全くかけずにルアーの重さだけで落ちていくこ「フリーフォール」といい、海面についてから勝手に海底まで落ちていく状態のときに魚が食いつきやすいと言われています。
魚がいる場所ではアイテム5で紹介した「サビキ仕掛け用」の先端のカゴを取り外して、そこにジグロックをつけて投げると魚が食いつくこともあるようです。
フックの先端の鋭さがまばらで、ばらつきが激しく返しが弱い針もあるため、そういう針は付け替えが必要になります。
ジグロックは塗装がはげやすいのでネイル用のトップコートなどで塗装を保護するといいでしょう。
100均のおすすめ釣りアイテム8:ジグベイト
ジグロックと似ているルアー「ジグベイト」です。
重さは18g、28g、40gの3種類あり、カラーバリエーションは豊富にあります。
後ろに重心があるため遠くまで投げやすく、リールの低速巻き、高速巻きどちらでも安定した泳ぎをするので初心者でも扱いやすいルアーです。
泳ぐときに振幅の大きい振動運動(ウォブリングアクション)をします。
海面に投げたまま巻かずに沈ませる(フリーフォールする)と、後方から落ちていきます。
ジグロックとの簡単な違いはジグロックは沈みに向いたフォール主体の釣り、ジグベイトは巻き主体の釣りに適しています。
100均のおすすめ釣りアイテム9:ワーム
100均の釣具アイテムでも大人気商品の「ワーム」。
ミミズやザリガニ、小魚に似せて作られている疑似餌をワームと言います。
ラバーや合成樹脂で作られていることが多くやわらかくてゴムのような手触りで、主にバス釣りで使うルアーの種類です。
ワームには針がついていないため、ワーム針(フック)をつけて使います。
狙う魚や状況に合わせて使うフックの種類や付け方、おもりの種類や付け方など仕掛け(リグ)を変えます。
ワームにはミミズやイモ虫の形をした体にしっぽが付いたようなグラブやカーリーテールなど色々な種類のワームがあります。
100均のおすすめ釣りアイテム10:ワーム針
ワームにつける専用針です。
サイズも数種類あって、釣りたい魚の種類に合わせて選びます。
ワームとともに切れてしまうことが多いため、たくさん買っておくといいでしょう。
使うときはワームにワーム針を通して準備します。
ワームから少し針先がでるようにワームの先端からワーム針を入れて針を出し、腹部に入れて針先を出します。
100均のおすすめ釣りアイテム11:ミノーモンスター
「ミノーモンスター」はバス釣り用のプラスチック製のルアーです。
水に沈んでいくシンキングタイプと水面に浮かぶフローティングタイプの2種があり、それぞれサイズが3種の計6種類があります。
バス釣り用なのでそこそこにテクニックが必要になってきますが、いろんな釣場で釣れたという情報も多い人気商品です。
100均のおすすめ釣りアイテム12:スピナーベイト
「スピナーベイト」はフリンジのような束になっていて、濁っている水の中でも目立つような派手な色使いが特徴です。
100均のスピナーベイトは作りがやや雑で束になっているスカートの部分がくっついていたりちぎれていることもありますが、きちんとヒットします。
ブレードの回転も悪い場合は交換するなど、改造するなどテクニックが必要になります。
スピナーベイトはバスフィッシングには欠かせないルアーですので、うまく使いこなせば大きなバスがヒットすることも多いです。
100均のおすすめ釣りアイテム13:クランクベイト
丸身をおびたボディが特徴的で基本的には巻く動作でアクションを起こすルアーが「クランクベイト」です。
こちらもバス釣り用で大きさや丸っこいわりにはタイトな泳ぎ方です。
振れ幅は狭めですが、根掛かりをしてルアーをなくしてしまうことも多いので100均のアイテムとしては上場の出来栄えです。
100均のおすすめ釣りアイテム14:エギスパート
「エギスパート」はイカ釣り用の疑似餌です。
疑似餌を「エギ」といいイカ釣りのことを「エギング」と言います。
手軽に釣りができる漁港や堤防、磯場、砂浜までさまざまな場所で釣ることがでるのでエギングは今人気釣りです。
ダイソーには2.5号、3号、3.5号の3種類がありカラーバリエーションも豊富にあります。
エギは1つ1000円程度するルアーで根掛かりしてそのままなくなってしまったり、噛まれて傷んでしまうことが多いためコスパのいい100均のエギスパートは100均 釣具の中でもおすすめアイテムです。
また同じコーナーには「エギカバー」というエギのしっぽを保護するケースも売られています。
痒いところに手が届く100均ならではの品揃えです。
100均のおすすめ釣りアイテム15:はり外し
「はり外し」は、魚にかかった針を外すための必須アイテムです。
魚が針を飲み込んでしまった、魚が小さすぎてつまむのが難しいときにはり外しが重宝します。
はり外しの先端に針をかけてフック回転させながらを外します。
のどの奥に入ってしまった時は、後ろのCの部分に針をかけて取ります。
100均のおすすめ釣りアイテム16:スナップ
「スナップ」は道糸とルアーを接続するために使う金具のことです。
スナップがない場合は直接ルアーと糸を結ぶことになるため、スナップをつけておくと仕掛けを手軽に交換できます。
エギやジグを使って釣りを楽しみたいという人は、あると便利なアイテムです。
スナップにルアーの先端をかけたら、ルアーを回転させながらスナップに通して使います。
100均釣竿の自作アイデア
100均の竿は竹でできていてしなりが少なめ、堤防や川や池など糸が水面に届く距離で釣る簡単な「のべ竿」スタイルがおすすめですが、中には100均釣竿を改造したり、100均縛りで釣り楽しんでいる人もいるのでご紹介します。
こちらは100均釣竿を改造して糸が遠くへ投げられるようリールを取り付けた動画です。
まず、釣竿の数カ所に針金で丸くガイドの代用品を作ってテープで固定します。
手持ちの竿を分解して、糸を巻くための「リール」を接着剤で取り付けます。
リールを取りつければ、あとはガイドに糸を通すだけで遠投型の釣竿の完成です。
通常の釣りのようにルアーをつけて釣りを試していますが、普通に大きなバスが釣れていました。
この改造した100均 釣竿に100均 釣具で大人気のワームを使ってバスが釣れるか試している動画です。
釣りのテクニックも必要だと思いますが、面白いほど食いついてくるので見ているだけでも楽しいです。
魚に磁石がついている100均のおもちゃの釣竿を改造して、本格的な釣りをする人もいました。
このおもちゃの釣竿にはリールがついていてきちんと糸が巻ける構造になっています。
それを分解してたこ糸のような糸を取り外し、そこに本物の釣り糸を巻いて元に戻し、ガイドに糸を通して普通の釣竿として使えるように改造しました。
おもちゃの釣竿といって侮るなかれ、カワハギが大量に釣れていました。
もちろんおもちゃなので耐久性も考慮して小魚しか狙うことはできませんが、たくさん釣れるのであれば子どもといく「休日の釣り」にはもってこいです。
こちらの動画は100均の釣具を使わずに、オール100均商品で自作の釣竿を作るという動画です。
ウレタン棒に裁縫用の糸をつけて、おもしを置物で代用し、針は安全ピン、エサはチョコあんぱんでオール100均 釣竿を作りました。
安全ピンをペンチでフック状に曲げて作ったのでかかりが甘く途中で逃してしまいましたが、一応魚は食いつきました。
アイデア次第で釣りを楽しむことができるようです。
おすすめの100均釣り関連本
釣りは専門用語が多く初心者には理解しにくい説明も多いです。
必要な釣具を知ることで、100均の釣具で代用できるものもわかってくるでしょう。
ここではビギナー向けのわかりやすくて手に取りやすい釣りの本をご紹介します。
小学校中学年以上向けの釣り入門書の決定版です。
使用するのは100均 釣竿と同じリールのない「のべ竿」の使い方ともうひとつ「リール竿」を使った竿の2本のみ。
お金をかけずに釣りを始められるだけでなく、海・淡水のさまざまなフィールドで釣れるアジ、テナガエビ、ニジマス、メバルなど食べておいしい魚の40種類の釣り方を紹介しています。
釣りを始めたその日から釣れるように使う竿と対象とする魚ごとに釣り方を解説。
また大人に人気のエギング、さらに小学生でもできるアユのエサ釣り、砂浜で爽快に楽しめる渚釣りなど、親子で釣りを始めたい人に読んで欲しい1冊です。
リーズナブルに楽しむ100均アイテムを使った釣りのまとめ
釣りはテクニックやそれに見合った道具を求められがちですが「ただ釣りを楽しみたい」という目的であれば、100均の釣竿や100均の釣具でも十分釣りをエンジョイすることができます。
また釣具を改造することでより性能をアップさせたり、アイデア次第で使い道の幅がぐんと広がります。
とくにルアーは単価も高いので、100均の釣具をうまく使いこなして釣りライフを充実させてみてはいかがでしょうか。