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2019/06/27

「頭が下がります」の意味や使い方を徹底解説!英語や言い換え表現など様々紹介

「頭が下がります」という言葉は誉め言葉として使われますね。
ビジネスシーンだけでなく日常会話でもよく使われます。

あなたがもし誰かに「頭が下がります」といわれたら、自分の仕事などを認めてもらったようにうれしい気持ちになるのではないでしょうか?
しかし目上の方やあまり親しくない方にでも使えるのでしょうか?

「頭が下がります」の正しい使い方ご紹介しましょう。

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「頭が下がります」は敬服の意味

慣用句として考える

「頭が下がります」という言葉は、ひとまとまりとして使う慣用句の一つです。
基本的な意味として、文字通りの頭を下げるということもありますが、それだけではありません。

慣用句として使われる場合、お辞儀をするという行為ではなく、相手への感心・敬服の気持ちを含んでいます。
「立派だ」「素晴らしい」「尊敬する」などの誉め言葉として使われる表現方法です。

具体的には、相手が何かよい行いをしたことに対して、感心や尊敬する気持ちを表現した言葉として使います。
では「頭が下がります」はどんな時にどのように使うのでしょうか?

また注意すべきことはあるのでしょうか?
使い方や注意点などをご紹介しましょう。

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「頭が下がります」の使い方5選

会話 女性

「頭が下がります」という言葉を実際どんな風に使うのかご紹介しましょう

  1. 「関係者の心温まる配慮に頭が下がります」
  2. 「彼女のやさしさと努力には頭が下がります」
  3. 「わずかな時間で解決してくれて、本当に頭が下がる思いです」
  4. 「異国ながらなの女の勇気と信念に頭が下がります」
  5. 「彼の生み出す発想力と行動力に頭が下がる思いです」

「頭が下がります」の例文①:「担当者の方々の徹夜の復旧作業には頭が下がる」

仕事とはいえ大変な苦労に対する尊敬を表現している「頭が下がります」
そのおかげで自分も含め使用可能になることへの感謝の思いから出る言葉として使われています。

「頭が下がります」の例文②:「彼女のやさしさと努力には頭が下がります」

その人の物事に対する姿勢を尊敬し敬意の意味で使われた言葉。
こういう姿勢もその方の人格を表していてそれも含めて尊敬し感服しているという表現となりますね。

「頭が下がります」の例文③:「わずかな時間で解決してくれて頭が下がる思いです。」

被災などの現場でその方自身も大変な思いをされている中、作業をされている方の立派な行動に対する感謝の思いを表現しています。
相手の苦労をたたえる表現として話す側の暖かさを感じる言葉ですね。

「頭が下がります」の例文④:「異国ながら彼女の勇気と信念に頭が下がる」

信念に生きる、信念を貫く行動をたたえる言葉として使われています。
また、自身への学びの言葉としても表現されています。

行動そのものを評価するというよりも相手の思いがダイレクトに伝わったことを表現できますね。

「頭が下がります」の例文⑤:「彼の作り出す発想とその行動力に頭が下がる思いです」

努力によって成果を収めた彼をたたえる言葉として使われています。
常識を覆すのはどんなことでも信念と不屈の行動力が必要なものでしょう。

誰でもが成し遂げられることでないその行動力に感服する思いとしての表現です。
成果そのものより相手の信念をたたえ、なかなかまねできない素晴らしいことだという尊敬の念も含まれています。

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「頭が下がります」使用時の注意3選

頭が下がる使用の注意点

  1. 目上の人には使わない
  2. 繰り返し使わない
  3. 類似語や「頭があがらない」などの違いをよく理解し使う。

「頭が下がります」の注意①:目上の人には使わない

「頭が下がります」は目上の人に使用しないようにします。
「頭が下がる」には感心する、尊敬するといった意味を含むため、目上の人を「ほめる」という表現になってしまうので適切ではありません。

人によっては嫌味と思われる場合があるため、失礼のないよう自分より目下や同等の人に使うようにしましょう。
相手に尊敬の念を表すには「学ばせていただきます」などを使うようにしましょう。

目上の人のことを、第三者に話すときには「頭が下がります」と話すことはできます。
例えば「部長の皆さんへの配慮には本当に頭が下がります」という説明として使うことは可能です。

「頭が下がります」の注意②:繰り返し使わない

「頭が下がります」は何度も繰り返し使うものではありません
相手への尊敬の心を伝えるのですが、何回も使うことでかえって印象を悪くする場合もあります。

この場合はほかの表現を使って気持ちを伝えればよいでしょう。
類義語には、「感服する」や「脱帽する」などがありますので、同じ意味の違う表現を取り入れながら相手の方へ気持ちを伝えましょう。

「頭が下がります」の注意③:「頭があがらない」など似た表現に違いをよく理解する。

頭が下がります」と「頭が上がらない」は、行動的には同じ内容に思いがちですが、意味合いは全く違います。
間違えやすい表現ですので意味をよく知って尊敬や感謝を表したい場合は使わないようにしましょう。

後からご紹介する類似語や「頭が上がらない」の違いを理解しながらPTOに合わせて使っていきましょう。

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「頭が下がります」の敬語表現3選

頭が下がるの敬語を使う

  1. 敬服する
  2. 感銘を受ける
  3. 感動・感謝する

「頭が下がります」の敬語①:敬服する

敬服する」は文字通り尊敬・感服の両方の思いを意味しています。
尊敬の念を抱いて従うことを意味します。

また「感服する」も同じ意味ですが、「感服」はその人の技や行動に深く感動し、敬意を払う意味に対し、「敬服」は日常的にその方の性格や態度に対し感心や尊敬をすることなので、敬語表現としては「敬服する」が適しています。
例えば「教授のご熱心な研究態度に敬服いたしております」と使います。

「頭が下がります」の敬語②:感銘を受ける

相手の言動に対し深い感動を覚えた時には「感銘を受けました」という表現が適しています。
「感銘」とは心に深く残るほどの感動のことを意味しています。

「感銘を受ける」単体は敬語ではありませんが目上の人にも使える表現です。
ただし「感銘」という言葉自体は敬語表現ではないため、目上の方に離す場合は「感銘を受けました」と伝えるようするとよいでしょう。

「課長の細やかな心使いに感銘を受けました」などという表現です。
目上の方に対して深く感動し心に刻まれたという思いを伝えるときに適しています。

「頭が下がります」の敬語③:感動・感謝する

感動・感謝」は心の状態を素直に表した言葉です。
丁寧語にして使用することで目上の方にでもきちんと気持ちを伝えることができます。

例えば「社長の細やかな配慮には感動いたします。本当にありがとうございます」
という形で使うことで自分の心にも刻まれるほどありがたいという気持ちが伝わりますね。

難しい言い回しでないため、女性が使うと柔らかく優しく表現できるので良い印象をあたえるのではないでしょうか。

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「頭が下がります」の英語表現3選

英語表現をつかう

  1. take my hat off to
  2. respect
  3. to admire greatly

「頭が下がります」の英文①:take my hat off to

I take my hat off to him for his effort.
この分の意味は「彼の努力に頭が下がる」

文字通り「帽子を脱ぐ」という表現になり、「脱帽する」「感謝する」という意味で使われます。
日本語と同じ表現をするという点が面白いですね!

「頭が下がります」の英文②:respect

「respect」は「尊敬する」「敬意を払う」などの意味で使われます。
「敬う」「称賛する」などにも使われビジネスシーンなどでは使いやすい英語表現といえます。

I respect him for what hi did.
この分の意味は「彼の成し遂げたことを尊敬する」となります

「頭が下がります」の英文③:to admire

「to admire 」は「称賛する」「敬服する」「恐れ入る」「感心する」などの意味があります。
頭を下げるの類語といえるでしょう。

「~as〇〇」と表現し〇〇として尊敬する。などと使う場合もあります。

I feel so grateful that I bow my head.
この分の意味は「あまりのありがたさに頭が下がる」となります

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「頭が下がります」の言い換え表現3選

頭が下がるの言いかえを考える

  1. 恐れ入る
  2. 感服する
  3. 脱帽する

「頭が下がります」の言い換え①:恐れ入る

「頭が下がる」という言葉には相手に対する尊敬の気持ちが含まれています。
恐れ入る」という言葉には相手の素晴らしい点に到底およばない。負けたよ。という意味合いが込められています。

目上の人に対する場合、「恐縮です」という意味合いで使われる場合もあります。
あまり多用すると嫌味に思われることもあるため注意が必要です。

「君の仕事に対する姿勢には頭が下がるよ」と「君の仕事に対する姿勢には恐れ入るよ」
と言い換えることができます。

「頭が下がります」の言い換え②:感服する

感服する」は深く心に感じて尊敬・敬意との気持ちを抱くことを意味します。
相手が技術や仕事などの行動に対し深く感じ、尊重の気持ちを表現する場合に使われます。

あまり目上の人に使う言葉としては失礼に感じる方もおられるかもしれませんので、同僚や目下の人に使った方が無難です。
「自分を貫く彼の勇気には頭が下がる」を「自分を貫く彼の有機には感服する」と言い換えることができます。

「頭が下がります」の言い換え③:脱帽

脱帽」は「この人にはかなわない」「参った」「恐れ入りました」という気持ちが込められた表現です。
ただし、目上の人には使うべきではありません。

誉め言葉として使う場合は目下の人に対して使いましょう。
「彼の知識の多さには頭が下がる」を「彼の知識の多さには脱帽する」と言い換えることができます。

<下に続く>

「頭が下がります」と「頭が上がらない」の違い

2つの違い

「頭が下がる」という表現と「頭が上がらない」は同じような意味を持つように思われがちですが、実際は異なる意味を持ちます。
どのように違うのでしょうか?間違った使い方をしないように解説しておきましょう。

頭が上がらない」は「相手に迷惑をかけたり、力に圧倒されることで対等にふるまうことができないこと」という意味です。
つまり、「頭が上がらない」は相手に対し何か負い目を感じるときに用いる表現方法です。

◎「頭が下がる」 尊敬・感謝
◎「頭が上がらない」 負い目を感じる

例えば
「君はどんな状況でも努力をしていて頭が下がります」
「君にお金を借りているので頭が上がりません」

と、いう使い方例になります。

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「一つひとつ丁寧にかかれているのでわかりやすかった」

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ビジネスも日常も上手な言葉でスマートに

頭が下がるのまとめ

ビジネスシーンや日常会話で、使いやすい「頭が下がります」。
相手の良いところを最大にたたえ、自分の思いを伝えるにはピッタリな言葉です。

なかなかほめることが上手にできない方も、一言で相手へのインパクト大の効果的な「頭が下がります」。
使い方を上手に知って、いろいろなシーンで使えそうです。

第三者に話すときもその人の人柄や個性を表現するにも良いイメージを作り出せそうです。
「毎日仕事・子育て、家事もやりこなす奥さんには頭が下がります。」なんてご主人が言ってくれたら、うれしいですよね!

上手に使ってスマートな生活を送りましょう!

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